遊戯王~友と絆と愛とそして……~   作:瑞田高光

27 / 28
すっかりお久しぶりになってしまいましたね……1年ぶりでしたかね、確か……

デュエルパートは書いてはいたのですが、調整がうまく捗らなかった上に七人目の方が書くのが楽しくてついつい後回しになってしまいました……

が、今日ようやく調節が終わったので投稿にまでこぎつけました。

続きも調整するだけですので、GW中に投稿出来ればよいな、と思っております。


制裁デュエル(準備編part2)

満side

 

「先攻は僕だね。ドローッ!」

 

 TP(ターンプレイヤー)の順番はランダム機能の結果……(遊介→)龍騎→俺→燐平→遊介となり、遊介のターンから攻撃が出来る。

 墓地と除外ゾーン、フィールドは共有で、LPは2人で8000を共有。伏せたカードはTPが使用する設定だ。

(※作者がTFシリーズを持ってないので、こんな感じで進めます。ご了承ください。)

 

「僕は手札から“電池メン-単1型”を守備表示で召喚するよ!」

 

電池メン-単1型DEF1900

 

 龍騎は【電池メン】か……電池メンの必殺技の“漏電(ショートサーキット)”には気を付けないとね。

 

「僕は魔法カード“二重召喚”を発動。その効果で得た召喚権でモンスターをセット。カードを1枚伏せてターンエンド」

 

龍騎(TP)&燐平LP8000

手札

龍騎:2

燐平:5

電池メン-単1型DEF1900

???(龍騎)

伏せカード(龍騎)

 

 って事は燐平は雷族のサポート系のデッキかな? とりあえず、俺の手札はそれなりに良さげだし最初っからフルスロットルで行くか。……にしても、二重召喚なんて珍しいもの入れてるんだな。

 

「俺のターン、ドロー!」

 

 うん、悪くない引きだ。

 

「相手の場にモンスターが存在し、こちらの場にモンスターが存在しない時、手札から“太陽の神官”は特殊召喚出来る!」

 

太陽の神官ATK1000

 

「うわ……嫌な予感するんだけど?」

 

 龍騎は既にデッキの内容を把握したらしく、苦笑いしていた。まぁ、半上級モンスター結構多目に入れてるし……仕方ないかな?

 

「更に“赤蟻アスカトル”を召喚!」

 

赤蟻アスカトルATK700

 

「だよねぇ……」

 

「うわっ……なるほど、それなら確かにタッグに向いてるよな」

 

 燐平も分かったみたいだ。

 

「ま、見ての通り俺のデッキは【インティ・クイラ】さ。レベル5の太陽の神官にレベル3の赤蟻アスカトルをチューニング!

 

真紅に燃える太陽龍よ、その力でもって、すべてを燃やせ!

 

 シンクロ召喚! 現れよ、“太陽龍インティ”!!」

 

太陽龍インティATK3000

 

「いきなりの3000打点はキッツイって……」

 

 確かに、龍騎のデッキの【電池メン】はパターンに填まるまでは火力に難があるからなぁ……暴走で単3を出せれば問題ないけど、それでも3000が最高だからねぇ…………有能な除去カードが揃ってるから話は別なんだけど……

 

「まぁ、まだバトル出来ねぇし……カードを2枚伏せてターンエンドかな」

 

満(TP)&遊介LP8000

手札

満:2

遊介:5

太陽龍インティATK3000

伏せカード(満)

伏せカード(満)

 

TP交代

龍騎→燐平

 

「うっし、俺のターンだなっ……ドローッ!!」

 

 デッキからカードを引いた燐平は少し悩み始めた……あまり手札がよく無いのか…………?

 

「(伏せカードはコレだし、手札にはモンスターがあまり居ないから微妙だな……)俺はモンスターをセット。さらにカードを2枚セットして、永続魔法“エレキュア”を発動。ターンを終えるぜ」

 

龍騎&燐平(TP)

手札

龍騎:2

燐平:2

電池メン-単1型DEF1900

???(龍騎)

???(燐平)

エレキュア

伏せカード(龍騎)

伏せカード(燐平)

伏せカード(燐平)

 

 

TP交代

満→遊介

 

 う~ん……エレキュアが見えてるって事は燐平のデッキは【エレキ】…………かな? 一応、雷族だった筈だしサポートカードは共有出来るけど……まだ分かんないな。

 

「俺のターンから攻撃出来たな。俺のターン、ドロー!」

 

 そして次のTPである遊介がデッキからカードをドローする。そしてこちらをチラリと見た……それに頷き返すと、遊介は俺の伏せたカードを発動させた。ちなみにこれは相手のエンドフェイズ発動でも良かったけど……正直、遊介の手札の内容が分からなかったから遊介の判断に任せることにした。

 

「スタンバイフェイズに、満が伏せたリバースカードオープン。“リミット・リバース”! 墓地の攻撃力1000以下のモンスターを蘇生させる」

 

「っ……させないっ! リミット・リバースにチェーンしてリバースカードオープン、“サイクロン”! リミット・リバースを破壊する!」

 

 燐平が蘇生を阻止しようとしてきたが……それは通さない、絶対に。

 

「ならサイクロンにチェーン。永続罠“宮廷のしきたり”! このカード以外の永続罠の破壊を防ぐ」

 

 俺のデッキの罠カードは蘇生系永続罠が殆どなもんだからそれを守るという意味で重要な罠だから入れてある。必要無くなればドローに使えば良いだけだし。

 

「っ……もう防ぐカードは無いよ…………!」

 

 どうやら、チェーン合戦は打ち止めのようだ。魔法・罠妨害罠は今のところは特に仕込まれて無いようだ。

 

「んじゃ、宮廷のしきたりで破壊から免れたリミリバの効果で太陽の神官を特殊召喚する!」

 

太陽の神官ATK1000

 

 遊介は迷わず太陽の神官を蘇生した……つまりは手札にチューナーがいるという判断で良いのかな?

 

「(手札に特殊召喚できるレベル5や通常召喚できるチューナーは居ないけど、この手札なら出来ない事はない)……そして、俺は手札から魔法カード“愚かな埋葬”を発動して、デッキから“スーパイ”を埋葬する」

 

 俺は「どうした」と呟いた……何せ、迷わず太陽の神官蘇生を選んだものだから手札にはチューナーモンスターがいるものだと思っていたらだ。だが、次に遊介の取った行動は……

 

「俺は太陽の神官をリリースして……“サルベージ・ウォリアー”をアドバンス召喚!」

 

サルベージ・ウォリアーATK1900

 

 俺の予想の斜め上だった。そう言えば、アイツは「案外使えるかも」と言って入れていたな……まさかここで活躍するとは思いもしなかったが。ピン指しだし。

 

「サルベージ・ウォリアーの効果発動! 墓地のチューナー……スーパイを特殊召喚するよ!」

 

「うっ……特に無い…………」

 

スーパイDEF100

 

 ここにも妨害は無い、か……伏せられている罠は奈落系の線は切っても良さげか?

 まぁ、相手の罠が何にせよ……スーパイがここで出てくるって事はアイツが考えているのは当然…………

 

「俺はレベル5、サルベージ・ウォリアーに、レベル1のスーパイをチューニング!

 

太陽を司る龍と共に並び立て、月を司る龍よ!

 

シンクロ召喚! “月影龍 クイラ”!」

 

月影龍 クイラATK2500

 

 このタイミングで俺たちのデッキのエース達が現れたのはとても良いと思う。片方がやられようとも、もう片方が場に残るからね。ついでに複数いると更に良いんだが、それは高望みし過ぎかな……ちなみに遊介のデッキは【レベル6&8軸シンクロ】となってて、俺のデッキに比べてチューナーの方が多目に入ってる。俺はレベル5の半上級モンスターを少し多目に入れているから丁度良かったりする。だから流れとしては……

俺が速攻シンクロ→蘇生系永続罠と宮廷のしきたりを伏せて遊介にターンを回す→遊介が俺の伏せカードを利用してシンクロ召喚をする

というのがこのデッキのパターンだ。

 俺のデッキみたいに速効性は無いけど、遊介らしい堅実な動きに特化したデッキ構成になっている。

 

「……(あの伏せカードは燐平の事だし攻撃反応除外罠……“次元幽閉”とかかな? 結構アイツは攻撃反応系罠を除外関連にすること多いし……可能性はあるよね)」

 

 遊介はただジッと龍騎と燐平の場にある伏せカードを見ていた。

 

「(一方の龍騎は攻撃反応系罠はバトルフェイズを終わらせるものを好む。可能性として一番大きいのが“攻撃の無力化”とかかな。後は“和睦の使者”も考えれる。手札に“バトルフェーダー”とか“速攻のかかし”持ってたら使うだろうし……使わせれるなら使わせたい…………それに、龍騎のデッキと燐平のデッキコンセプトが違うなら!)バトル。インティで、龍騎のセットしたモンスターを攻撃っ! コロナ・バースト!!」

 

 少し悩んだ結果、遊介は龍騎のセットしたモンスターへ攻撃を敢行。確かに、龍騎のデッキのリクルーターなら燐平のデッキに対象モンスターが入ってない可能性があるし……いい判断だ。そして裏返ったモンスターは…………!?

 

エレキトンボDEF100

 

 エレキモンスターのリクルーター!?

 

「へへっ、エレキトンボが戦闘破壊された時、エレキと名の付いたモンスターを特殊召喚するよ。……と言っても今のTPは燐平だから燐平のデッキからだね」

 

「おう! 俺はデッキから新たなエレキトンボを守備表示で特殊召喚するぜ!」

 

エレキトンボDEF100

 

 してやられたな。確かに雷族デッキだから無理なく入れれるし、墓地も共有だから後で好きなモンスターを回収できる……これは燐平のデッキにも幾分か電池メンがいると思って良いかな?

 

「っ……なら、単1型に攻撃っ!」

 

 クイラの攻撃は単1型に無事にヒットして単1型は消えた……けど、リクルーターはまだ生きてるし、伏せモンスターも残ってる……厄介だ。

 

「……カードを伏せてターン終了だ」

 

 バトルを終えると、そのままカードを伏せてターンを終えた。

 

満&遊介(TP)

手札

満:2

遊介:2

太陽龍 インティATK3000

月影龍 クイラATK2500

伏せカード(遊介)

伏せカード(遊介)

リミット・リバース(対象不在)

宮廷のしきたり

 

TP交代

燐平→龍騎

 

「僕のターンだね、ドロー!」

 

 そして龍騎のターンとなり、カードを1枚引いた。

 

「……僕はセットしていたモンスター…………“電池メン-ボタン型”を反転召喚!」

 

電池メン-ボタン型 ATK100

 

「ッ……やっぱりボタン型か…………」

 

 俺は思わず小さく舌打ちをしてしまった。何故なら、とてつもなく嫌な予感がしたからだ。

 

「んじゃ、リバース効果を使うよ。デッキから……“電池メン-単3型”を特殊召喚! 単3型は僕らの場のすべての単3型が同じ表示形式の時にその表示形式時の数値が僕らの場の単3型の数×1000となるよ」

 

電池メン-単3型 ATK???→1000

 

 あぁ……嫌な予感する。

 

「更に速攻魔法“地獄の暴走召喚”発動! 攻撃力は1000だから適応されるよ!」

 

 やっぱりか!! 遊介、どうする……?

 

「……それにチェーンしてリバースカード、オープン! 永続罠リミット・リバース! これで墓地から太陽の神官を蘇生する!」

 

「あっちゃあ……やっぱりあるんだ…………仕方ない。コチラはチェーンは無いよ」

 

 ひとまず、相手にのみ効果が及ぶ事は防げたか……そして、リミット・リバースから処理がされていく。

 

太陽の神官 ATK1000

 

「んじゃ、俺はデッキから2体の太陽の神官を守備表示で特殊召喚する。そして残った太陽の神官を墓地に送るぜ」

 

太陽の神官 DEF2000×2

 

「それじゃ、僕もデッキから単3型を2体攻撃表示で出すよ。当然、全員攻撃表示だから火力も上がるよ」

 

電池メン-単1型 ATK???→3000×3

 

「そして……魔法カード“漏電”!」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。