コードギアス 反逆のお家再興記   作:みなみZ

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8話

姉さんや、ルルーシュにナナリー達と再会してから三日の日時が経った。

 

 

僕は今、軍が用意した自分の部屋に居る。

今僕が着ている服は、普段着ているラウンズの軍服でもなければ、私服でもない。

私立アッシュフォード学園の制服だ。

 

 

そう。

今日から僕はアッシュフォード学園の生徒となり、学園へと通う事になるのだ。

 

 

つまり僕は今日から性春の…もとい、青春の学園生活を送る事になるのだ!

うっひょー!嬉しさのあまりに、トリプルアクセルをかましちゃいそうな勢いだ!今の僕なら四回転だって夢じゃない!

 

 

今思えば、僕の今までの学校生活は地獄のようなものであった…。

女ッ気が微塵たりとも感じさせない男だらけの集団生活であり、しかも其処は魑魅怨霊の如く、ホモたちが満開している世界!

そして、僕はホモたちに狙われる哀れな子羊!何度尻を狙われた事か…思い出したくも無い。

僕の学校生活は常に貞操を奪われないために奔放したといっても過言ではない。

なんちゅー青春時代じゃ。

マジで泣ける。

 

 

しかし神は、こんな哀れな僕を見捨ててはいなかった…。

 

 

なんと軍人になってから、学園に通うチャンスがきたのだ!

しかも唯の学園ではない。

なんと男女共学!男女共学だ!男女共学なんだよォォォ!

 

 

来る日も来るも、戦場でデスコメしていた僕に神様は、学園という楽園で、甘酸っぱい青春を送りなさい。という神の享受じゃ!

やるぜェ!僕はやってやるぜェェェ!

彼女居ない暦 = 生まれた年月という悪の方程式をぶった切ってやる!

絶対に彼女を作ってやる!

こう、なんか彼女と運命の出会いを果たし、知り合いになる僕達。

初めてのデートを体験し、初々しい関係から徐々に親しくなる僕達。

そして遊園地のデートで、夕日に包まれる遊園地を観覧車から見下ろしながら、意を決し告白する僕。

僕の告白に、頬を染めながら頷きを持ってして返答する彼女。恋人同士になる僕達。

そして愛し合って毎日裸エプロンだ!

 

 

ぐふ。ぐふふ…。

おっと、いかんいかん。

つい妄想が先走ってしまった。反省。

よーし!この妄想を現実のものにする為に、アッシュフォード学園に登校だ!

 

 

いざ行かん!我らが理想郷へ!

アクア・アッシュフォード!推して参る!

 

 

 

改めて気合を込めた僕は、足音高らかに部屋から飛び出し、学園へと行くのであった。

僕の未来への道筋へと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アクア・アッシュフォードです。

宜しくお願いします」

 

 

学園へと一直線に向った僕は、僕の担任となる教師に案内され、自分が過ごす事になるクラスへと連れて行かれた。

そして転校生恒例の自己紹介をしている所です。

僕の視界の先には、数多くのクラスメイト達。

その中には、ルルーシュや、ユーフェミア殿下にサポートを頼まれた、枢木スザクの姿がある。

あの後に、ユーフェミア殿下から、枢木スザクの資料や写真を見せてもらっていたのだ。

美形でちょっと…いや、かなりむかついたのは僕だけの秘密だ。

 

 

 

「えー。

アッシュフォード卿は、軍務も兼ねている為に毎日学校に来れるという訳では無いが、卿は普通の学生として過ごしたいとおっしゃられている。

皆、仲良く頼むぞ」

 

 

僕の自己紹介に、クラスメイト達はざわめきを持ってして僕を迎えてくれた。

にしてもざわめき過ぎじゃない?

担任の話が生徒のざわめきで聞こえていないくらいだ。

 

 

は!?もしや三日前に、僕がコスプレ全開の格好で学校へ来たのが知れ渡っているのか!?

んで、その本人のコスプレ野郎がクラスメイトとしてやって来たって驚いているのか!?

NO!とってもNO!な展開じゃこりゃ!

いきなり先行き不安な展開じゃねえか!こりゃ!

枢木スザクのサポートをするどころか、僕にサポートが欲しい状況じゃ!

 

 

そして何故か知らないが、何故か一人、痛いくらいに視線を向けてくる女生徒がいるし。

赤毛でとっても萌え萌えな少女なのだか、怖いくらいに真剣に僕を見つめ続けている。

その視線にタジタジだ。

僕何かしただろうか?謎だ…。

 

 

「では…アッシュフォード卿。

そこの空いている席にお座りください」

 

 

とても生徒にかける言葉ではない、担任の言葉に一つ頷いて、示された席に歩む。

席に着く間、クラスの全ての視線が僕に突き刺さっているのを感じる。なんちゅーか…そんなに見つめないで欲しい。

 

 

そんなこんなで、朝のHRが終わり、そのまま授業へと突入するのであった。

 

 

 

そして授業が終わり、休み時間となっても僕はクラスメイト達と交流が出来ないで居た。

席に座る僕を皆、遠目から腫れ物を見るような視線で僕の事を見つめてくるのだ!

普通転校生が来たら、休み時間は、転校生の机をクラスメイトが囲んで話しかけるのではないのか!?

なんちゅーかもう心細いっす!学校生活ってこんなに孤独だったのか!

あまりの心細さに泣いてしまいそうだ。

 

 

神様!お願いします!誰か僕に愛の手を差し伸べてください!

できれば女子で!

そして出来るならば、その女子が萌えっ子であってくれェェェ!

 

 

「アクア」

 

 

神は僕の願いを半分だけ叶えてくれた。

僕に差し伸べられた、愛の手の持ち主は、萌えっ子ではなく、義兄さん…もとい、ルルーシュであった。

当然萌えっ子ではない。男だ。

ルルーシュの事を、萌えっ子と認識できた時、僕は死ぬ時であろう。

 

 

う、嬉しいけど…何か嬉しくねぇ…何だ?この複雑な心境は…。

 

 

 

「アクア。

中々大変な学園生活になりそうだな」

 

 

僕が複雑な心境を抱えている事を露知らず、ルルーシュは僕に話しかけてきた。

 

 

「ああ。

なんだか皆僕に遠慮している見たいなんだが…何でかな?」

 

 

「それは仕方が無いだろう。

何しろお前は有名人なのだからな」

 

 

有名人!?

やっぱり以前にコスプレで学校に来たことが世間に知れ渡っていたのか!

ギャーーース!

僕の性春の学園生活にいきなりの障害が発生したよ!

何とかしなければ、未だ見ない僕の彼女とのストロベリーな甘ーい性活が始まる前に、終わってしまう!何とかしなければァァァ!

 

 

「それよりも、アクア

お前は生徒会に入るんだろ?」

 

 

苦悩する僕をまたしても露知らずルルーシュは尋ねてきた。

 

 

「ああ。

今日から生徒会に入る事になったよ」

 

 

この私立アッシュフォード学園の生徒は何かしらの部活に入らなければいけない。

生徒会も部活動と認められている為、生徒会に入ると、部活に入らなくてもいいのだ。

それに生徒会には姉さんやルルーシュにナナリー。

そしてサポート対象でもある枢木スザクもいるのだ。

これは入るしかないであろう。

 

 

 

 

決して姉さんの

 

『可愛い子いっぱい居るわよぉ~』

 

という言葉にホイホイ釣られた訳ではない。

 

うん。決して釣られたわけではないはずだ。

…多分。

 

 

 

 

 

「そうか。

このクラスには生徒会の役員が多いからな。

放課後に会うことになると思うが、先に紹介しておくよ」

 

 

 

ルルーシュは遠巻きに見ていたクラスメイト達の中から、一部の生徒達を手招きして呼んだ。

 

 

そして僕の前に並ぶ事になる五人の男女達。

 

 

「ほら、シャーリー」

 

 

「う、うん、ルル。

は、初めまして!アッシュフォード…ううん、アクア君!

私はシャーリー・フェネット。

宜しくね!」

 

 

ルルーシュの言葉に、一人の少女が最初は少し戸惑いながらも、後で吹っ切れたように挨拶をしてきた。

 

 

「こちらこそ宜しく。

シャーリーさん」

 

 

腰まである長い髪に、可愛らしい顔立ち。明るく元気いっぱいといった感じで、十分萌えのクラスに達している少女だ。

 

 

うんうん。いいねぇ。

とってもいいねぇ。

姉さん!GJ!とってもGJ!

姉さんが可愛い子いっぱい居るって言ってたから、期待半分、恐れ半分で待ってたけど、十分に期待に応えてくれる少女だよ!

 

 

「アクア君ったら、やだ。

クラスメイトなんだから、シャーリーでいいわよ」

 

 

「それじゃ、僕もアクアでいいよ。

シャーリー」

 

 

「うん!

じゃあ改めて宜しくね!アクア」

 

 

「宜しく。

シャーリー」

 

 

何?このストロベリーな会話は?

くっはー!

今まで、ゴッツイ軍人と、ただすっぱい会話ばかりしていた僕が、女学生とこんな甘酸っぱい会話をする時が来るとわ!

すっぱいと甘酸っぱい!ただ甘が付いただけなのに、なんちゅー破壊力じゃァ!

もう萌え死してもいいぜ!

素晴らしい!アッシュフォード学園万歳!でも作った爺は死ね!

 

 

「それじゃあ次は…」

 

 

「はいはいはい!

俺が行くぜ、ルルーシュ」

 

 

ルルーシュの言葉を遮るように、一人の男子生徒が片腕を威勢良く上げながら、声を発してきた。

 

「よ!

俺の名前はリヴァル。

リヴァル・カレデモンドだ。

宜しくな!アクア」

 

 

「ああ。

宜しく頼むよ。

リヴァル」

 

 

リヴァルは人懐っこい笑顔を浮かべながら、僕に気さくに挨拶をしてきた。

 

 

何故か知らないが、僕の第六感が告げていた。

この男は女性からは、いい友達で終わる人物だと。

 

 

僕の第六感のお告げによりリヴァルに対する僕の好感度は一気に上昇気流だ。

お互いに強く生きようじゃないか…リヴァル。

僕は恋人を作るけどね。ああ。絶対作ってやるよ。男じゃなくて女の恋人をね。

 

 

「ところでアクア君。

ちょいと聞きたいことがあるんだけど…いいかな?」

 

 

「え…うん。

いいよ」

 

 

僕に尋ねたい事があると言った、リヴァルは真面目な顔で、僕の肩を両手でガシッと掴んできた。

 

 

な、何だろうか…?

 

 

困惑する僕をそのままに、リヴァルは僕の顔に自らの顔を近づけてくる。

僕の心が激しくエマージェンシーを発する。

久しぶりのエマージェンシーを感じてしまった。

 

 

え゛?

 

 

こ、これはもしや!?

不意打ちで貞操の危機!?

 

 

ぎゃーーす!

まさかこんな所にホモが居るとわ!

 

 

ルルーシュ!ヘルプミー!

 

 

お前の尻合いだろ!?

助けてくれェェェー!

 

 

不意打ちに訪れた尻薔薇空間に、士官学校時代に培った、対ホモ撃退術を繰り広げる事すら忘れた僕に、リヴァルは真剣な顔つきで僕の顔に自らの顔を近づけていった。

僕のくちびるが汚される時が遂に来たということか。

泣きたい。

泣きたい所か死にたい。

死にたい所か殺したい。リヴァルを。

 

 

ごめん…アーニャタン。

君に捧げる予定だった、僕の唇は今、一匹の淫獣に蹂躙される事になる…。

ごめんよ…ナナリー。

尻は…尻だけは死守するから。

でも君はこんな僕を君は受け入れてくれるだろうか…。

 

 

心の中で僕と縁が深い、二人のロリ萌えっ子に謝罪をする中、リヴァルはその口を開いてきた。

 

 

「アクア…お前、ミレイ会長の弟って本当か?」

 

 

「は?」

 

 

なんですと?

 

 

僕の気の抜けた返答にリヴァルは苛立ったようにもう一度同じ質問をしてきた。

 

 

「だから!三年の生徒会長!

ミレイ・アッシュフォードの弟かって訊いてんだよ!」

 

 

予想していた強制ボーイズラブからは、かけ離れた展開に面食らい、言葉を出せずに居ると、リヴァルは興奮してきたかのように、僕の肩を掴みながら、前後に揺らしてきた。物凄い勢いだ。

擬音で表すならズッコンバッコン!…じゃなくてガックン!ガックン!って感じだ。

 

 

ちょ!?前後に揺らしすぎ!

こんなピストン運動止めてください!

あと、男とピストン運動なんて、考えただけで吐き気がこみ上げてきた!

いや、これは単純に酔ってきているのか?

どうでもいいけど、ピストン止めて!

 

 

「あ、ああ。

ミレイは僕の姉だけど…」

 

 

前後に激しくシェイクされながらも、何とか答える。

しかし僕がミレイ姉さんの弟だから何だと言うのだろうか?

そして本当にお願いだからピストン運動止めてください。

男とピストン運動なんて、考えただけで死にたくなります。

 

 

「本当か!?本当に姉弟なのか!?

義理の姉弟とか、実は婚約者とかってオチとかじゃ無いのか!?」

 

 

僕の言葉に、更に勢いを増して行くピストン運動。

リヴァルの勢いは止まる事を知らずに、その勢いを増していく。

だれかこの暴走機関車ブーマスを止めてくれ。

お願いしますから。

 

 

 

「あ、ああ…多分」

 

 

「多分ってなんじゃァァァー!

実の姉弟じゃ無いってことかァァァ!?」

 

 

戸惑いながら言った僕の言葉に、リヴァルは遂には、僕の襟元を掴みながら、前後にピストンシェイクしてきた。首元が地味に絞まっている。

そのあまりの勢いに、もう走馬灯が見えてくるレベルだ。

リヴァルさん。もう勘弁してください。

僕のライフは0です。

何だか知らないけど、そのお怒りをお静めになってください。

アクアと言う、オタクの星が消えてしまいます。

 

 

「いや、実の姉です!

確実に血が繋がった姉弟です!

同じ母親の股座から生まれてきましたァァ!」

 

 

だから何だかよくわからないけど、もう勘弁してください。

何だか、脳裏に綺麗な河が浮かんできた。

もしかして三途の川ってやつっすか。

そして河の向うには、何故かルーベンの爺さんが手を振っていた。

すっげぇ笑顔で手を振っていた。改めて殺意が沸いた。

キラッ☆って感じで笑ってた。しかもポーズもキラッ☆だった。物凄く殺意が沸いて来た。

おいおい。僕の脳しっかりしてくれ。

まだ爺さんは死んでねえよ。僕が殺す予定だけど。

 

 

「そ、そうか…。

それならいいんだ…」

 

 

脳内で改めて爺さんに対する殺意を再確認した所で、リヴァルは僕の言葉にようやく納得してくれたのか、一つ安堵の溜息を吐くと、僕の襟元から手を離してきた。

ようやく、男からの地獄のピストン運動から解放される僕。

 

 

しかし、何だったのだろうか?

僕とミレイ姉さんが実の姉弟で無いと、何か困るのであろうか?

 

 

僕の探る視線に、リヴァルは一つ咳払いをしてから、この言葉を言ってきた。

 

 

「まあ、今後とも宜しくな!

あ、俺の事はお義兄さんって、呼んでくれても良いからな!」

 

 

 

……………何だか、ルルーシュが僕に義兄さんと、呼ばれるのを嫌がる理由が解った気がした。

ごめんよ、ルルーシュ。

今度から心の中でだけ、義兄さんと呼んで上げるから。

 

 

 

 

「あー……えっと。

じゃ、じゃあ、次はスザクだな!」

 

 

「あ、う、うん!」

 

 

リヴァルの謎の奇行により、微妙な空気となった事を察知した、ルルーシュが、間を取り繕うように、僕のサポート対象である、枢木スザクに自己紹介を促す。

その言葉に、スザクはどもりながら返事をして、こちらに敬礼してきた。

 

 

「自分は特別派遣嚮導技術部所属、枢木スザク准尉であります!

お会いできて光栄です!アッシュフォード卿!」

 

 

凄く堅苦しい挨拶であった。

とても同級生にいう言葉じゃねえよ。こりゃ。

 

 

「……枢木准尉」

 

 

「はっ!何でありましょうか?

アッシュフォード卿」

 

 

僕の呼びかけに、やはりスザクは堅苦しく応えて来る。

 

 

「僕は今唯の学生として、この場に居るんだ。

だから君も軍の事は忘れて、唯の一学生として僕に接してくれ。

僕の事は気軽にアクアでいいよ。

僕も君の事をスザクと呼びたいしね」

 

 

そうして貰わないと僕が物凄く困る。

 

 

だってそうだろう?

事情を知らない一般生徒から見てみれば、勝手に自分を階級持ちと、カッコつけている、痛いミリタリーごっこだ。

そんなミリタリーごっこに付き合わされたんじゃ、女子生徒が寄ってこねえよ!

唯でさえ、コスプレ全開の姿で学校に来たことが知れ渡っていると言うのに、これ以上僕のストロベリーな学園性活を脅かす要因はごめんだ!

 

 

だからスザク君。

お願いですから、僕と接する時に、そんな態度は止めてください。

僕以外の人間には別にいいけど。

 

 

「…わかりました。

宜しくお願いします。

アクア」

 

 

名前は呼び捨てになったけど、まだ幾分硬い口調で、スザクは僕の提案に同意してくれた。

どうやら、生真面目な性格のようだ。

 

 

だが、サポートする身としては、サポート対象が生真面目で困る事はあるまい。

うむ。スザク君。あんまり問題起こさないでね。

特にホモ関係の問題は。

もし君がジノと同じく、そっち方面の人間なら、僕は全力で君の傍から離れなければいけないのだよ。

これ、悲しいけど戦争なのよ。

貞操を賭けた。

 

 

「よし。

それじゃあ次はニーナ」

 

 

「う、うん。

久しぶりだね。アクア君。

私の事…憶えてる?」

 

 

「勿論だよ。

久しぶりだね。ニーナ」

 

 

「う、うん。

久しぶり…アクア君」

 

 

黒髪の癖毛に、眼鏡を掛けた少女が僕にオドオドと言葉を掛けて来る。

スザクの次に僕に挨拶をしてきたのは、僕のもう一人の幼馴染であるニーナ・アインシュタインだ。

 

 

「なんだなんだ?

アクアとニーナは知り合いなのか?」

 

 

「僕と姉さんとニーナは親付き合いの幼馴染だからね。

昔からの知り合いというやつさ」

 

 

リヴァルの疑問に僕は簡潔に答える。

 

 

ニーナ・アインシュタイン。

 

アインシュタイン家は僕達アッシュフォード家と深い繋がりを持っている。

マリアンヌ皇妃がまだ、存命していた時、僕達アッシュフォード家は第三世代KMF―――ガニメデの開発を行っていた。

そこで、開発スタッフの中心となった人物がニーナの祖父であったのだ。

お互いの祖父の繋がりで僕達は幼い頃に何度か遊んだ事があった。

 

 

でも昔と受ける感じが少し変わっている。

まあ、あれから7年以上も時間が経ってるし、ニーナも変わるもんだよな。

 

 

しかしニーナは僕の知り合いの中では貴重な眼鏡っ子だ。

眼鏡っ子萌えを十二分に堪能しようではないか。

眼鏡っ子!萌え!

 

 

「最後は、カレンだな」

 

 

「あ…うん。

私はカレン。

カレン・シュッタットフェルト…です。

宜しくお願いね」

 

 

ルルーシュの促しに、赤毛の少女が僕に挨拶をしてきた。

 

 

儚げな雰囲気をもった少女だ。

勿論萌えた。

 

 

うーん。いいねぇ。

とってもいいねぇ。凄くいいねぇ。

シャーリーは元気いっぱいな健康美と言った感じだが、この少女はその逆の儚げな雰囲気を醸し出す、深窓のご令嬢といった感じですよ!

どっちも甲乙付けがたい萌え少女ですよ!

ぐっはー!こいつは生徒会活動が楽しみだ!

もう、ぐふふ笑いが止まりませんよ!旦那!

 

 

「初めまして。

アクア・アッシュフォードです。

こちらこそ宜しく」

 

 

心の萌えを押さえ、表面上紳士に接する僕は中々に素敵だ。

ジェントルアクアと呼んでくれても構わない、ジェントルメンぶりだ。

もう、僕と言う存在が紳士だね。

 

 

でも何故か紳士な僕の言葉を聞いたカレンは、一瞬悲しそうな顔を見せた気がした。

 

 

な、何だ!?この萌えっ子の反応は!

僕何かやっちゃった!?ただ挨拶しただけだよね!?

最近の若い子達は異性に挨拶しただけで、セクハラとかになるのか!?

は!?そういえば、僕がクラスに入ったとき、この子すっげぇ僕の事ガン見してたよ!

な、何かあるのか!?僕と彼女には!?何かあるんすか!?ゴッド!?

 

 

「うん…。

宜しくね、アクア君」

 

 

葛藤する僕を他所に、カレンは直ぐに表情を儚げな令嬢の顔に戻り、儚げに僕に微笑んでくれた。

僕の気のせいだったのだろうか。

うーん。でもとりあえず萌えるわ。

難しい事は忘れて、今はこの特A級の萌え少女に萌えておこう。

その方が幸せだ。

 

 

 

と言うわけで、改めまして。

 

 

カレン萌え!儚げ萌え!

そしてシャーリー萌え!健康美萌え!

んでもってニーナも萌え!眼鏡っ子萌え!

さらにはナナリー萌え!幼女萌え!

最後に姉さん萌え!実姉萌え!…って駄目じゃァァ!姉さんに萌えちゃ駄目じゃァァ!

 

 

おいィィィ!つい乗りで生徒会役員全員に萌えてしまったが、何実の姉に萌えてんじゃァァ!

アクアよ!三日前の悲劇を忘れたのか!?あの全僕が泣いた、黒歴史を忘れたと言うのかァァ!?アクアよォォォ!

姉に反応して、フルチャージをかました愚息に死にたくなった僕を忘れたと言うのかァァァ!?

 

 

忘れる事無かれ!アクアよ!

 

あの時、僕の体に押し付けられた、けしからんおっぱいの感触。

 

あれは麻薬と一緒だ。

 

あれはいけない物だ。

 

あんないけない物が、もにょんと僕の体に押し付けられたのだ。

 

こう、もにょんと!もにょにょんと!

 

もにょもにょもにょんと!

 

……………もう、萌えるしかありませんな…て、はァ!?

 

 

 

何僕は姉さんに萌えるのを、納得してるんだよ!?

納得しちゃ駄目だろ!納得しちゃったらもう畜生道一直線だよ!

萌えるなァ!姉さんに萌えちゃだめなんだよォ!

でも客観的に考えると、萌えたい気持ちが十二分に理解出来ちゃうんだよぉ!

何だ!?この矛盾は!?

二つの相反した思いが僕を悩ませる!

自らの弟をこんなにも悩ませるなんて、我が姉ながら、何と貴女は罪深い女なのだ。ミレイ姉さん。

 

 

 

「これで、このクラスにいる生徒会のメンバーは全員だ。

あとは他の生徒会のメンバーは、会長とナナリーの二人で、計八人だな。

何かと騒がしい奴らだが、宜しく頼むぞ。アクア」

 

 

インモラルに苦悩する僕を他所に、ルルーシュは締めの言葉を紡いでいた。

 

 

そしてここで、休み時間を終えるチャイムが鳴り響く。

 

 

そんなこんなで、生徒会の役員との初対面はインモラルに幕を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、もう皆はアクアと、顔合わせは済ませてあるのよね?」

 

 

「ええ、会長。

何てったって、同じクラスなんですから」

 

 

時間は過ぎ、場所は変わり、ここは生徒会室である。

あれから何だかんだで、時間が過ぎて現在は生徒達が大喜びとなる放課後。

 

 

僕はルルーシュ達の案内で、今後僕が活動する事になる、生徒会室に来ているのだ。

やっぱり案内があるといいね。初めて来た時みたいに迷わないで済むから。

 

 

今この生徒会室に居る人物は、僕の姉であるミレイに、ルルーシュやナナリー。

そしてシャーリーにカレン、ニーナとスザクにリヴァル。

つまりは生徒会全員が勢ぞろいと言う事だ。

 

 

「はーい。

皆、注もーく!

この生徒会に新しい役員が加わる事になりました!

私の弟のアクア・アッシュフォードよ!皆仲良くしてやってね!」

 

 

姉さんが僕の肩を抱きながら、僕の紹介をしてくる。

あの…姉さん。

紹介をしてくれるのはとても嬉しいのですが…おぱーいがむにゅっと当たってます。

また、インモラルで悩んでしまいます。

そしてリヴァルさん。

これは姉弟の純粋なスキンシップです。多分。

そこに邪な思いはありません。きっと。

だからそんな嫉妬に満ちた視線で僕を貫かないで下さい。

 

 

「アクアは、スザク君と同じで、軍関係の仕事があるから、生徒会には頻繁には来れないかも知れないから、宜しくね」

 

 

その言葉に僕はスザクの方に視線を向ける。

 

 

この生徒会に来る前に、既にスザクと二人っきりで話しはしてある。

念のために言っておくが、二人っきりと言っても、そこに恋愛感情は勿論無い。

あったら、僕はこのアッシュフォード学園から立ち去らなければならない。

 

 

スザクと話した結果、スザクがKMFのパイロットをしていると言う事を隠し、技術班所属と話している事が解った。

ブリタニア軍の人間としても、その方が都合がいい。

ナンバーズが最新機のKMFに乗っていると言い触らされるのは、軍としては容認できる事ではない。

スザクが生徒会の人間に技術班と言っているのは、ルルーシュ達を心配させない為で在るとはいえ、軍側としては、都合がいいのであった。

 

 

というか、僕が技術班に行きてェ。

命の危険が高い、ナイトメアのパイロットなんてもうやりたく無いっす。

軍が辞められないなら、せめて、まだ安全な後方勤務に異動したい。

異動したいんだけどなぁ。あの皇帝が聞いてくれるはずが無い。

もう、何で僕はナイトオブラウンズなんかに成ってしまったのであろうか?

運命が憎い。

 

 

その後、生徒会の役員としての確認事項を話し合い、それからは談笑といった感じで、話をしていった。

 

 

しかし姉さんの話を聞いてると、かなり姉さんははっちゃけちゃってるみたいだ。

理事長の孫であり、生徒会長という立場をフル活用して、様々なお祭り騒ぎを起こしているらしい。

 

 

流石は、親戚一同に、確実にルーベンの爺の血を引いていると、親戚一同に容認された性格は伊達じゃないぜ。

 

 

 

「ほーんと。

アクアも、もうちょっと早く、学園に転入していたら、男女逆転祭りが楽しめたのに」

 

 

姉さんが心底残念そうに呟く。

 

 

男女逆転祭り。

 

 

その名の通り、男が女となり、女が男となるという奇妙な祭りだ。

主催者は言わずとも姉さんである。

というか、姉さん、アンタはっちゃけ過ぎです。マジで。

 

 

よかった…。

本当に、男女逆転祭りが行われた後に、編入してきて本当によかった…。

 

 

男が女の格好をする。女装をする。

考えただけで吐き気が込み上げてくるわ!なんだかしらんけど、ボケ!

 

 

ましてや、自分が女装するなんて、考えただけで、気持ち悪い。

皆は誤解しているかもしれないけど、僕はナイーブな性格なんだよ?打たれ弱いんだよ?

そんな僕が女装するなんてしたら、衝動で自殺するかもしれないよ。

切れやすい衝動の十台なんだよ?僕は。

ラウンズが自殺という、前代未聞の事件を起こすのかもしれないのだよ。

 

 

でも、逆の女子が男子の格好をした姿は見てみたかった。

 

 

可憐な萌えっ子が、その身を男装の姿へと身を変じる。

これは、新たな萌えの挑戦ではないだろうか?

しかもこの生徒会役員の女子達は、素晴らしい萌えの要素を持っている。

そう、無限の萌えの可能性を。

 

 

そんなインフィニティなMOEを持つ少女たちが、醸し出す、妖しくも優雅な男装。

気分は宝塚歌劇団を見に来た観客だ。

僕としては帝国歌劇団の方が見て見たい気がするけど。

 

 

うーむ…。

 

そう考えて見ると、僕はもしかしたらとてつもなく、貴重な体験を見逃したのかもしれない…。

新世代の萌えの探求者を自称する僕がこの有様でいいのだろうか?

悩む年頃だ。

うむー。

 

 

いや、好奇心猫を殺すという言葉を忘れるな!アクアよ!

確かに、女子の男装と言う新たな萌えを垣間見えなかったのは、萌えの歴史に残る失態だ。

しかし、萌えを追求したばかりに、男の女装と言う、生涯のトラウマを背負う事になる。

 

 

忘れるな。アクアよ。

イカロスは太陽に近づき過ぎた為に、神の怒りを買い、空から堕ちたと言う事を。

 

 

シャーリーが出してくれた、紅茶を啜りながら、僕は結論付ける。

 

 

流石は僕だ。

萌えに対する、飽くなき探究心。

そして時には、その探究心を抑える自重心。

我ながら、惚れ惚れする萌えに対する、心構えだ。

 

 

自画自賛を終えた僕は、紅茶―――アールグレイを口に含んでいく。

 

 

うーん、マンダム。

これぞ、正しく優雅な午後のティータイム。

優雅を愛し、ジェントルメンな僕に相応しい午後の時間だ。

 

 

「そうだ!

アクアだけ、逆転祭りを堪能してないのは可哀想よね!

今度、ナイトオブセブン歓迎会を開いて、アクアにはそこで女装してもらいましょう!」

 

 

「ぶぽぉ!?」

 

「うぉぉ!?

汚ったねぇ!アクア!」

 

 

姉さんの爆弾発言に、僕は華麗にアールグレイを噴き出した。

優雅な午後のティータイムが唐突に終わりを告げてしまった。

 

 

は、鼻から、アールグレイが!?

 

 

地味に痛む、鼻を押さえながら、咳き込む。

僕の対面の席に座っていたリヴァルが悲鳴を上げていた。

めんごめんご。

 

 

「げほっげほ!す、すまない、リヴァル。

いや、それよりも姉さん!何言ってるだ!?」

 

 

僕の泣きが入った質問に、姉さんは良くぞ聞いてくれましたと言わんばかりに、胸を張る。

そしてそれに呼応して、揺れるおぱーい。

み、見ちゃ駄目だ!

でも見てしまう。

理性と本能が一致しない年頃。

自殺したくなってきた。

 

 

「アクアだけ体験してないってのは、不公平だからねぇ。

我ら生徒会は仲間はずれは許しません!

我ら生まれた時は違えども、死すべき時は同じと願わん!って奴よ」

 

 

本当に自信満々に言ってきやがった。

いや、姉さん!言葉は素晴らしいんですけど、それに付き合わされる僕の身になってください!

この場合、仲間はずれ大いに結構です!仲間はずれにしてやってください!

 

 

百歩譲って、まだ男女逆転祭りなら、我慢できる!

まだ、女装と言う生涯の十字架を背負っても尚、得られるものがあるのだから、まだいい!

 

 

しかし僕一人が、女装ってドンだけ酷な罰ゲームなんだよォォォ!

何も得られるものが無いよ!つーか!女装したという生涯の重い十字架を背負う道しか、ないじゃ無いか!

勘弁してくれェェ!姉さん!

でもこのゴーイングマイウェイな、姉さんが僕の話を聞いてくれると思わない!

 

 

誰か…誰か味方を探すんだ!僕の援護をしてくれる味方を!

 

 

僕は必死の思いで生徒会の皆を見渡す。

 

 

ルルーシュ、ナナリー、ニーナ、カレン、スザク、シャーリー、リヴァル。

 

 

この中で、姉さんを説得してくれそうなのは…。

 

 

よし!君に決めた!

頼む!ルルーシュゥゥゥゥ!この状況を打開してくれェェェェ!

 

 

僕は生徒会役員の中で、一番僕に同情するような顔をしていた、ルルーシュに懇願の視線を激しく飛ばす。

もう、バチバチ!って火花が飛ぶくらいに熱い視線を飛ばす。

 

 

僕が、この中でルルーシュを選んだのは、僕に同情をしていた事もあるが、なによりもルルーシュの口先の上手さだ。

こいつは昔っから口先は凄かった。得意の口八丁で、姉さんを説得してくれるはずだ。

それにルルーシュは何だかんだで、姉さんとの付き合いは、僕の次に長い。

元婚約者でも在るし、姉さんの扱いも大分慣れているはずだろう。

ナナリー関係では唯の暴走するシスコンだが、こういった時は口下手な僕よりも、遥かに頼りになるはずだ!

 

 

だからルルーシュ!ヘルプミー!マジでヘルプミー!

お義兄さま!未来の義弟の危機を救ってくれェェェい!

 

 

僕の哀願の視線は確かにルルーシュに通じた。

ルルーシュは任せろと言わんばかりの、自信に満ちた表情で、僕の方に視線を向けながら一つ頷いてきた。

なんと頼もしい。今ならルルーシュに抱かれてもいい気がしてきた。

 

 

ル、ルルーシュ…!

流石は、未来の兄弟コンビ!

僕達には通じ合うものが在るんだね!

もし僕が女の子だったら、結婚を申し込んでいるかもしれないよ!

いや、やっぱりやだ!

冷静に考えたら、気持ち悪くて仕方が無い!

とにかくルルーシュ乙!

 

 

「会長。

その件で少し話があるのですが」

 

 

「なあに?

ルルーシュ」

 

 

我らが希望の星、ルルーシュ義兄さまは毅然とした態度で、ミレイ姉さんに向き合い、話しを始める。

カッコよすぎる。今のルルーシュになら、抱かれてもいいと思ってきた。

 

 

行け!僕らのヒーロー!ルルーシュ!

悪の手先の姉さんを撃破するのだ!

 

 

 

 

「会長、アクアもこんなに嫌がっているんですし、この件は」

 

 

「アクアさんが女の子に成っちゃうんですかぁ。

楽しそうですね!お兄様!」

 

 

「やるしかありませんね。会長!」

 

 

 

 

 

 

ルルーシュは希望の星等ではなかった。

死兆星だった。しかも特大過ぎる死兆星であった。

ルルーシュなんかスザクに犯られちまえばいいのに。

 

 

 

ルルーシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!

このシスコンがあァァァァァァァァァ!!!

 

 

何がてめぇ!やるしかありませんね!だよ!

唯単に、ナナリーの言葉に、賛同しただけだろうが!このシスコン野朗がァァァァァ!

どんだけお前はシスコンッぷりに磨きが掛かってんだよォォ!

シスコンにも程がありすぎる!ちょっとお前は、妹離れしなさいよ!

畜生ォォォォォ!なんだかとっても畜生ォォォォォォ!

絶望した!このシス馬鹿には心底絶望した!

絶望先生並に絶望したちゃったよ!

ルルーシュの馬鹿!とっても馬鹿!

ルルーシュなんてリヴァルやスザクに犯られちゃえばいいんだ!

腐女子が大喜び間違いなしだ!でも僕はそんな光景見ても、全然喜べないけどなァ!

 

 

 

「よーし!

副会長の承認も取れた事だし!

ナイトオブセブン歓迎会は、女装大会で決っ定!」

 

 

絶望する僕を更に絶望の淵へと叩き込む姉さんの言葉。

 

 

それに無邪気に拍手をして喜ぶナナリー。

そんなナナリーを見てこれまた嬉しそうなルルーシュ。

殺意が沸いて来る。

他の役員も勢いに流されて戸惑い気味に拍手している。

誰も反対してくれない。

僕の人生オワタ。

 

 

神は今死んだ。

そして僕も歓迎会の日に死ぬ。

女装姿で死ぬ。

末代までの恥だ。

普通に今死にたくなってきた。

もうキルミー。

 

 

 

 

「あと、あんたら三人も女装するのよ」

 

 

 

ここでルルーシュに対する、反逆の狼煙となる言葉が姉さんの口から飛び出てきた。

その言葉に驚愕するルルーシュとリヴァル。

特にルルーシュは声も出ないほど驚いている。

 

 

ルルーシュざまあWWW

 

 

「うぇ!?

何で!?会長!」

 

「はぁ。

僕は別にいいですよ」

 

驚愕するリヴァルの声に、気の抜けた声で同意するスザクの声。

スザク。別にいいんだ。

その言葉に吃驚だよ。

実は女装が趣味とか、そういうやばい趣味を持っているのか?

 

 

リヴァルの言葉に、当然といった顔つきで、姉さんは答えてきた。

 

 

「だって女装大会だもん」

 

 

 

 

 

 

かくしてナイトオブセブン歓迎会は、女装大会という事に決まった。

 

参加が確定している四人の内、二人はめっちゃくちゃめっちゃくちゃ嫌がっているような歓迎会。

しかも当事者たる僕が嫌がっていると言う、めちゃくちゃな歓迎会となるのであった。

 

 

 

夕日が涙にしみるぜ。

あれ?何だろう?

夕日がしみてしみて涙が止まらない。

止まってくれない。

お願いだから止まってくれ涙。

 

お願いだから…。

 

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