魔法少女リリカルなのはties   作:ハルハルharuharu

19 / 174
第十九話

 

 初めて聞くプレシアの声は少し低く、こんな激情にまみれていても、高い知性を感じさせた。

『お前は……なぜ私の邪魔をする!?』

 なぜ、か。

 思わず失笑が漏れる。

「別に、ご大層な理念でお前の邪魔をしているつもりは無いよ」

 正式な管理局員ではないし、次元世界の平和だの、俺の手には余る。

「俺の家族と、その周辺を守ろうと思ったら……結果的に、お前の邪魔をするようになった、っていうだけの話だ」

『ふざけるな……!! そんな下らない理由で!!』

「ふぅん……それじゃあ、お前にはあるんだろうな? 下らなく無い理由が」

 今のプレシアは、冷静さを欠いている。もしかしたら、目的を聞き出すことができるかもしれない。

「お前、あんな危険なものを集めて何をしようとしてる?」

『そんなこと、お前には「まぁ、最も」

 間髪入れず、その言葉を遮る。

「お前には何も出来やしないけどな。お前の手元には、たった九つしか無いんだから」

 通信の向こうで、ギリッ、と歯を食いしばるような音がした。

『寄越しなさい……!!』

「嫌だね」

 誰がお前みたいなキチガイに渡すか。

 

『それは、私たちに……私とアリシアに必要なのよ!!』

 

アリシア?

「それは、誰だ?」

 ……プレシアが、ああまでしてジュエルシードに執着する理由。それが、『アリシア』らしい。人名っぽいけど……

『あああああああ!!』

 その質問には、答えが返ってこなかった。何かが砕けるような音と共に、通信が切れてしまった。

「……悪い、クロノ。お前ほど上手くは出来なかった」

 これは、本来なら執務官(警察官と検察官と弁護士を混ぜたような職業)であるクロノの出番だったのだろう。ついでしゃばってしまった。

「いや、十分だ。よくやってくれた」

 労ってはくれるが、引き出せた情報は一つだけ。『アリシア』という名前。

「誰なんだろうな、アリシアって」

 プレシアの大事な人……うーん、想像付かない。

そういえば、クロノは犯人のプロフィールに目を通していたんだっけか。

「クロノ、知ってるか」

「……まぁ、な」

 何故か、クロノは言葉を濁す。

「……?」

 何か、言いづらい事情でもあるのだろうか。

 そこに、いつものごとく明るいながら、色濃く疲労を感じさせるエイミィの通信が入ってきた。

『秀人君。転送ポートの準備、OKだよ!』

「……ま、戻るか」

 アルフの傷も、止血しか出来ていないし……

「なのは達は?」

『もうアースラに回収済み』

 勝敗は……まぁ、聞くまでも無いか。

「…………戻ったら、話そう」

 クロノは、考えた末にそう言った。

「頼むぞ……よいしょっと」

 盛大にいびきをかいて眠るユーノを背負う。

「ふあぁぁ……」

俺も、さすがに眠いな……戻ったら、どこかで寝よう。

 

◆ ◆ ◆ ◆

 

「アルフ……アルフッ……!!」

 フェイトは、アースラの廊下を全力で疾走していた。とはいえ、疲労が抜けるまでまだしばらく掛かるらしく、へろへろと覚束ない足取りだった。

 あまりにも危なっかしいので、私が手を引き、先導していた。

「走らなくてもいいってば……今、手術してるらしいから」

 手術とはいっても、そこまで大仰なものではないらしい。せいぜい、臓器などに損傷が無いかどうかをスキャンし、問題なければ腹部の傷を縫合するだけで終わるそうだ。

 秀人さんによって無理やり摘出された魔力結晶。あれは、本当にただ『仕込まれて』いただけであって、臓器などに『埋め込まれて』いたわけではなかったのが、幸いだった。   

もし臓器など……心臓に癒着していたなら、万事休すだったけれど……なぜプレシアがそうしなかったのかは、今のところ分かっていない。

 そして、手術室の前まで来る。私にはミッドチルダの文字は読めないが、扉の上でランプが点っているところを見ると、今もまだ手術が行われているらしい。

「ぐ~……ぐ~……」

「……ふが」

そこに設置されていたベンチで、秀人さんとユーノくんが、いびきをかいて眠っていた。その傍らには、くしゃくしゃに乱れたタオルケットが落ちている。どうやら、ズリ落ち

てしまったらしい。

疲労の度合いで言えば、私達より遙かに高いのだから仕方ないのかもしれない。

「もう……カゼ引くよ、二人とも」

 ふたりにタオルケットを掛け直す。

秀人さんの首に掛かったままのレイジングハートが明滅し、私に声をかけた。

『二人とも、単純に魔力切れ・体力切れです。一日も寝れば、回復するでしょう』

「そっか」

 私達の勝負には、最初から最後まで、一切の邪魔が入らなかった。私が完全に消耗し切り……ジュエルシードを奪うには、絶好の機会だったにも関わらず。

「また……助けられちゃったね」

 ありがとう、二人とも。

 と、感傷に浸る私の視界の隅で、金色の髪の毛が、ふらふら、ふらふらと……

「う~…………う~…………」

 フェイトが、手術室の前をうろうろと行ったり来たりしている。

行って、ちらっ。手術中(たぶん)を示すランプを見上げる。来て、ちらっ。また見上げる。うろうろ。ちらちら。

「少し落ち着きなよ」

 ぴたっと立ち止まり……

「だって、アルフが……アルフがぁ……」

 泣きそう……というより、泣く寸前みたいな顔で、振り返った。

「はぁ~……」

 手の掛かる子……

「こっちおいで」

 袖を引っ張り、無理やり私の横に座らせる。

「リンディさんの話、聞いたでしょ? 命に別状は無いって」

 戻ってきた時、最初にその説明を一緒に受けていたはずだけど……多分、心配で頭が一杯一杯になってたんだろう。

「でも、おなかに穴が開いたって……」

「だから、それを今塞いでいるの」

 ゆっくり、言い含める。多少なりとも冷静さを取り戻したのか、もじもじ動くのをやめ、大人しくなった。

 

「ボク……アルフに、何度も酷いことしちゃったんだ」

 懺悔するように、珍しく、自分から話し始めた。

「頭、ぶったり……髪の毛、ひっぱったり……それで、血が出たこともあって」

「それは、どうして?」

 大体、想像できる。会って間もない頃のフェイトなら、多分…… 

「ボクの言うこと聞かなかったから、って」

 はぁ……やっぱり。アルフ、苦労してたんだね。

「アルフは、いつもボクのために言ってくれてたのに」

 ぎゅっと固められた手に、自分の手を重ねる。

「フェイト、あなたは、どうすればいいと思う?」

「ボク、は……」

 以前のフェイトだったら、多分、考えない。

でも、今のフェイトなら…… 

「……謝らないと」

 顔を上げたフェイトは。

 

「ボクは、アルフに謝らないといけないんだ」

 

 きっぱりと、強い意志を目に宿していた。

「……うん」

 ほら……やっぱりフェイトは、ちゃんとこういうことを考えられる子なんだ。

フェイトは本来、とても優しい子だったんだろう。もし、本当に性根が悪なのであれば、アルフといえども、見放していたに違いない。その優しさを歪めたのは……実の母親である、プレシアだ。

娘を利用し、悪事に加担させる母親なんて……そんなの、母親なんて言えるのだろうか?

 私は、フェイトの手前、なんとか怒りを飲み込んだ。

「そうだね……ちゃんと、謝ろう」

 よくできました。そんな感じで、フェイトの頭を抱き寄せる。

「ん……」

 安心したように、身体を預けてきた。その目蓋が、少しずつ、下りてくる。

「疲れたでしょ? 寝てもいいよ」

 頭を撫でてやると、僅かに頬を緩ませ……

「…………」

 返事は無く。フェイトは、私にもたれかかりながら、寝息を立て始めた。

「ふあああぁ……」

 静かになった途端、大きな欠伸が出てしまった。

 う……私も、そろそろ限界かも……

 でも、手術中のランプは、まだ点いたままだ。

ちゃんと起きてないと。ちゃんと、起きて……

 

◆ ◆ ◆ ◆

 

 艦長室にいたリンディは、アルフの手術が完了したと報せを受け、手術室に足を運んでいた。途中、クロノとエイミィも合流し、廊下に差し掛かったのだが……

「あらあら」

 設置されたベンチに、折り重なるようにして、四人が眠っていた。

「……はぁ。仕方の無い」

 だがクロノも、無理に起こそうとはしない。

「アルフの麻酔が切れるまで、まだ数時間ある。それまで、寝かせてやるか」

 初対面の頃と比べれば、随分と丸くなったものである。

 なのはをリンディが、フェイトをエイミィが。そして、秀人とユーノをクロノが、それぞれ仮眠室に運ぶ。

「クロノ、あなたも睡眠を取りなさい」

「いえ、魔力は空ですが、まだ動けますので」

 必要書類の作成など、事務仕事はできる……と言いたいのだろう。

「有事に備えなさい。命令よ、クロノ」

 いつ何時、プレシアの襲撃があるのか分からない以上、いつでも戦闘に移れるようにしておくべきだ、とリンディは言う。

「事務は、全てが終わった後にすればいいわ」

「…………了解しました、艦長」

 クロノは、それで納得した。

「はい、クロノくんの分のベッドメイク終了~」

 こうなることを見越してか、ちゃっかり準備を済ませていたエイミィが振り返る。その目の下に、色濃い隈があることをクロノは見逃さなかった。

「エイミィはいいのか? キミもほぼ徹夜だろう」

 直接の戦闘に参加はしていなくとも、隔離空間の設置・監修に加え、戦闘中のオペレート、ジャミングの解消と、前線に次いで激務だったのがエイミィだ。

「んー、私は、クロノくん達が起きてから、交代で寝させてもらうよ」

 からからと笑い……一転して、悪戯を思いついた子供の笑顔を浮かべる。

「それとも、一緒に寝てあげようか?」

 エイミィとしては、鉄面皮のクロノが狼狽する様でも見たかったのだろうが……

「いや、結構だ。三時間で交代しよう」

 顔色一つ変えず、即効で断られた。

「…………」

 すげなくされたエイミィが、少し悲しそうな顔でリンディを見る。

「…………」ふるふる。

 リンディは無言で、首を横に振った。

「…………クロノくんの朴念仁~!!」

 エイミィは、そんなことを叫びながらばたばたと駆けていった。

「なるほど、まだ大丈夫みたいだな」

 クロノは、もそもそと毛布を被りながら、そう結論付けた。

その、あまりにも鈍感な息子に、亡き夫であるクライド・ハラオウンを……そして、自身の苦労を重ねる。

(……頑張りなさい、エイミィ)

 リンディは、将来は娘となるであろうエイミィに、深く同情するのであった。

 

◆ ◆ ◆ ◆

 

 ぼんやりと、昔の夢を見ていた。

『アリシア、ごめんなさいね』

 目の前には、最愛の母。

玄関先で、身支度を整えた母親が、『アリシア』に謝っている。

『少し、慌しくなってしまって……しばらく、帰れそうに無いの』

 それに対し、アリシアは……きっと、寂しそうな笑顔で、母親を見送っていたのだろう。

『大丈夫だよ! わたし、ちゃんと一人でお留守番できるもん!』

 本当は、寂しくて堪らないのだろう。その内心では、「行かないで」と今にも泣きそうだった。それでも、母親のことが大好きだから……我慢して、見送るのだ。

『それじゃあ、行ってくるわね』

 母親も、本当は一緒にいてあげたいのだろう。何度も何度も振り返り、アリシアの姿を目に焼き付けようとしている。

『ママ!』

 アリシアの本音が、一瞬だけ顔を覗かせ、母親を呼び止めた。

 だが、寂しいという本音が顔に出たのは一瞬。

『誕生日プレゼント、早く頂戴ね!』

 そして、母親の姿が見えなくなるまで、ずっと手を振り続けて……

 

「……誕生日、プレゼント?」

 フェイトは、馴染みの無いベッドの中で目を覚ました。

 自分が母親にねだったものとは、なんだったのか。以前であれば、『面倒くさい』とそれ以上の思考を停止していたのだが……今日は、なぜか気になってしまった。

(思い出せ、思い出せ……!)

 頭の中を必死に掘り返し、記憶を遡る。

 

自分と友達になりたいとか言う、変な子に会った。

リニスが姿を消した。

アルフを拾った。

 

その前は……

 

――ズキンッ!!

 

「ぎっ……!!」

 突然、針を差し込まれたかのような激痛が頭に走る。

「あ……」

 その痛みが過ぎ去った後に、見たことの無い記憶が脳裏に蘇った。

 

――自宅のテラス。地平線まで見渡せる、お気に入りの場所

 

(あ、れ? ボク、こんなの、知らない……)

 知らないのに、知っている。その違和感に、吐きそうになる。

 

――母の勤める研究所がよく見え、帰りが遅いときは、いつもここから……

 

(知らない、知らない……!!)

 それは、記憶の奥底に封印されていた悪夢。

 

――その日、大きな地震があり、研究所を中心に光の柱が立ち上った

 

 陽光のような暖かさなど微塵も感じさせない、全てを焼き尽くす、破滅の光。

「やだ……やだぁ……!!」

 思い出したくない。なのに、頭は思い出す。思い出してしまう。

 

――その光は、あっという間に広がり、自宅にまで届いて

 

 逃げる間もなかった。

それは、母親が有事に備え張っていたバリアをあっさりと貫き……

 

――からだが、ひかりにのみこまれた

 

「うわあああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

 

フェイトは、記憶の中で恐怖を思い出し、絶叫した。

「……!? フェイト、どうしたの!?」

 なのはが飛び起きる。

「嫌ぁ! 嫌あああああああああああああ!!」

「フェイト! ……フェイト!!」

 なのはの必死の呼びかけにも答えず、頭を抱え、のた打ち回る。

「おい、何だ!?」

 秀人とユーノまで起き出してきた。

「わ、わからない! いきなり……!」

「ユーノ、医務官のオッサン呼んで来い! 俺はクロノを呼ぶ!」

「わかった!」

 念話を使おうにも、艦内は厳重なプロテクトが掛かっていて使えない。携帯端末も持っていない二人は、人を呼びに走った。

 

「あああああ!!」

 

――がりっ! 

 

「い……った!」

 フェイトが振り回した手が、なのはの顔を引っかいた。頬から、じわりと血が滲む。

「フェイト! 落ち着いて!」

 なのはが何度呼びかけても、フェイトはただ叫び、暴れる。

 

 医務官が鎮静剤を注入し、ようやく収まったのだが……

「あの、こんなことしなくても……」

 頬にガーゼを張ったなのはが、辛そうにソレを見る。

「……僕だって、やりたくてやっているわけじゃない」

 クロノが、憮然と腕を組む。

 

――フェイトの両手は、頑丈な手枷で拘束されていた。

 

「でも!」「なのは」

 言い募るなのはを制したのは、秀人だった。

「秀人さん……」

「フェイトが起きて、また暴れだして……大怪我したらどうする?」

 誇張では無い。感情の暴走によってリミッターが外れた身体は、その耐久力の限界を簡単に超えてしまう。特に、フェイトのような少女なら、尚更だ。

「かわいそうだっていうのは、俺も同意見。でも、これもフェイトのためなんだ」

 しゃがみ、目線の高さを合わせ、なのはを説得する。

「フェイトが落ち着いたら、ちゃんと外すから。な?」

「…………わかった」

 なのはは、渋々頷いた。

 

 フェイトの隣のベッドには、手術を終えたアルフが寝かせられていた。丁度、麻酔が切れ、目を覚ます頃だ。

「アルフ」

 秀人が声を掛けると、その目が、ゆっくりと見開かれた。

「……あぁ、アンタか」

「調子はどうだ?」

「悪くないよ。まだ動けないけど」

 と、横のベッドに眠るフェイトを見つけた。

 だが、取り乱したりも、慌てたりもしない。

「……フェイト、負けちゃったんだね」

 まだ身体を起こすことはできないようで、ふぅ、と息をついた。

「アンタか? それとも、そっちの子か?」

「あの……私」

 なのはが、おずおずと挙手する。

 アルフは、なのはをじっと見つめ、

「……ありがとう。フェイトを負かしてくれて」

 何故かなのはに感謝した。

「え? ……なんで?」

「フェイトは、ずっと追い詰められてたから」

 

強くなければならない。

 

負けてはいけない。

 

――全ては、母のために。

 

 半ば洗脳のように、それはフェイトの頭に刷り込まれていた。

 幼い頃より甘えも許されず、ただ母親のために力を蓄え続けてきた。

 人格が歪んでも、なんらおかしくはない、異常な生活環境だ。

 そして、それを止められる者が少なすぎたことも、要因の一つだろう。

 養育係であったリニスがいなくなってからは、それが更に顕著になり……結果が、なのはに出会う直前のフェイトだ。

 他者を痛めつけることに何ら痛痒を感じず……むしろ、それを見て笑うような残忍な性格に変貌してしまっていた。

「フェイトは一度、誰かにキッチリ負けておくべきだったんだ」

 フェイトには、必要だったのだろう。

 

……文字通り、性根を叩き直してくれる誰かが。

 

「あの、アルフ?」

「何だい?」

「フェイト、言ってたよ。『アルフに謝りたい』って」

「…………そうかい。

……少し、疲れた。もう少し寝かせてくれ」

 アルフはそれだけ言い、また目を閉じた。

 

――ピピピッ……

 

クロノの携帯端末が鳴る。 

「全員、艦長から呼び出しだ」

 四人は、ぞろぞろと連れ立って移動する。

 

「単刀直入に申し上げます」

 呼び出された先の艦長室。そこで、秀人、なのは、ユーノ、クロノの四人は、一列に並んで説明を受けていた。

「先日の戦闘の際、転送魔法から座標を逆算した結果……」

 秀人によってジャミングされ、何度も繰り返された転送魔法。冷静さを欠いていたプレシアの隙を突き、とうとう……

 

「プレシア・テスタロッサの拠点が、判明しました」

 

 全員の背筋が緊張で伸びる。

 とうとう、この時が来た、と。

「突入は、二日後になります。それまで、魔力と体力の回復に努めなさい」

「二日後?」

 なのはが首をかしげる。

 リンディは、ふっと表情を緩め、笑みを形作った。

「というわけで、明日は休暇です。ご家族や友人と、ゆっくり過ごしなさい」

「でも……」

 どうにも、フェイトが心配らしい。

 ぽん、とその頭に手が置かれる。秀人だ。

「僕と秀人が残るよ。フェイトとアルフのことは、心配しないで」

 ユーノが言い、それに秀人が続ける。

「恭也とかに、ちゃんと経過報告してこい」

 後ろ髪を引かれる思いのなのだったが、

「そんな辛気臭い顔してたら、起きたフェイトが心配するぞ?」

「ううう……わかった」

 その言葉に、なんとか納得した。

 

 

そして、なのはは一日の短い休暇を過ごすことになるのだが……

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。