IS(インフィニット・ストラトス) 2人目の男性IS操縦者   作:スーパープルコギ

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ちょっと短めに。
まぁ、本当はいつも短めに書きたいんですが、気付くとあの回りくどい説明とかばっかになってて文字数がむしろ増えていってるんですが……


オルコッ党に目覚めました




第19話 日常1

 

 

 

 

─あれ?この感じ……─

 

 

 

 

7月後半。

この時期はIS学園も夏休みが始まる頃。1学期でやるべき事は比較的早く終わっている為、実習が主になってる。

今日もIS実習なんだろうなぁ。

 

「おはよう一夏。今日も……優─シンモラは居ないのか」

 

「おはようラウラ。まだ帰ってきてないよ」

 

臨海学校から帰ってきて優太もといシンモラは学園が全身を治療すると共に検査をするらしく、どこかに連れていかれてしまった。

あれから2週間……学園内には居るらしいけど、元気だろうか。

 

「あら、私の噂?」

 

「おう─って、凄い自然に入ってく……来ますねシンモラ……さん?」

 

「シンモラで良いわよ。ラウラさん、優太の体を心配してくれてありがとうね。もう体は大丈夫よ」

 

「ぉう……うむ……」

 

「まぁ、話し辛いわよね。難しいでしょうけど、楽にして良いわよ?」

 

自然に教室に入ってきたシンモラ……さんが皆と挨拶を交わしながら席につく。

一応優太って扱いだから席は俺の真後ろなんだが……スッゲェ落ち着かねぇ。見た目は所々優太みたいなもんなのに纏う雰囲気が明らかに大人の女性なんだ。だから思わずさん付けになってしまう。

 

「はぁ……ここで皆授業をやるのね……」

 

「ねぇねぇ!シンモラさんって本当に曽我美君のあのISのシンモラなの?」

 

「そうよ。信じられないでしょうけど、私は皆が見ていたあのISのコア人格そのものよ」

 

「って曽我美が思い込んでるだけじゃないの?」

 

「あら?じゃあ証拠として……岸原さん」

 

「何?」

 

シンモラさんが岸原さんを指名する。

 

「岸原さんって毎週4日も訓練機を使って自主訓練してるのね。いつも使う訓練機は管理No.014『打鉄』。他の訓練機よりも少しだけ反応が良いのを知ってるからね?あと乗った後にいつも掃除してくれて“アヤネ”も喜んでるわ。因みにアヤネが言ってたけど、とあるキャラクターの台詞を言いなが─」

 

「あわぁわ!ちょ、何でそれ知ってるの!?」

 

「信じてくれた?」

 

「シンモラさん、アヤネってもしかして─」

 

「そうよ。アヤネはその打鉄の名前。私達は基本的に機体の識別コードでやり取りするんだけど、面倒なのよね。だから、専用機だったらその名前で。量産機なら各々が自分に名前を付けたりするのよ。私達にも人格くらいあるから、人みたいに名前で呼びあうしお話しもするわ」

 

「「「へぇ……」」」

 

「……」

 

集まってきた女子はどうやらシンモラさんが本当にコア人格のそれなのだと納得しつつあるようだ。

無論、その事はあの『銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)』暴走事故から数日後、俺達にも千冬姉から詳しい事情を話された。

 

『曽我美の意識は今無い』

 

一言目がそれだった。

どうやら、優太があの『パラライズ』の操縦者ドナルドさんに孤児院の家族が殺されたと聞かされ、更にはその写真を見せられたせいで『機械融合』と呼ばれるISと操縦者の融合強化システムが暴走を起こしたらしい。

いや……システムは至って正常だった。暴走していたのは優太だ。

そのシステムはかなり操縦者の精神状態や脳波に依存しているらしく、優太の暴走中は大脳新皮質の機能低下……所謂理性がぶっ飛んだ状態にあったらしい。

それにISとの情報共有により優太にシステムが支配され、ただドナルドさんを殺すためだけに己の肉体を破壊しながらも戦い続けていたようだ。

 

「……」

 

ISの人格と対話……今でもそれを簡単に受け入れる事が出来ない。

本当にあのシンモラなのだろうか。優太がそう思い込んでいるだけなのではないのか?尽きぬ疑問が巡る。

 

「ん?どうかしたの?」

 

「─ぁ、いえ、あの……眼、大丈夫なんですか?」

 

「あ、右眼ね。残念だけど見えてないわ。融合の影響でナノマシンが排除されちゃったみたい」

 

「そ、それなのだが……シンモラ─さん……」

 

「シンモラで良いわよ。ところで?」

 

「あ、あぁ……嫁に渡す物だったのだが、これを……」

 

ラウラが何かをゆ……じゃなかった。シンモラさんに渡す。

それはラウラが付けているのと同じ眼帯だ。とは言っても全く同じ物ではなく、右眼用になっていてラウラのそれのミラーリングだ。

 

「あらぁ格好いいじゃない。知ってた?優太が貴女を初めて見たときも眼帯が格好いいって言ってたのよ」

 

「そう……なのか?」

 

「えぇ。勿論私も嬉しいわ。ISにも好みはあるんだけど、私は優太と同じものが好きよ。だからこれも好き」

 

「へぇ……ISにも好き嫌いがあるんだぁ」

 

「そうよ。だから訓練機だろうと扱いが悪いとその内弾かれるかもよ?」

 

確かに訓練機によって動きが少し違うとか、この訓練機は他より反応が良いとか、都市伝説的な話しは良く聞いてたけど……。

 

「兎に角、今日はよろしくね」

 

 

「今日は1対多の状況になった時の対処法を教える。これから夏休みを挟んで2学期にはイベントもある。その時にも使えるやり方だ」

 

俺達が受ける授業の中には生身での護身術等の格闘もある程度教え込まれる。

これから先、専用機を持つことになったときに操縦者がマトモに近接格闘も出来ないんじゃあISが奪われかねないもんな。だからこうしてやるわけだ。

 

「先ずは現役軍人の手本を見せてもらおうか。ボーデヴィッヒ」

 

「はい」

 

「それと織斑」

 

「えー……」

 

「文句があるなら言ってみろ」

 

言ったらラウラのCQC食らう前に千冬姉の一撃で沈んじまう……。

 

「いえ、何も」

 

「待ってください先生。私がやります」

 

「「「おぉー」」」

 

気付くと既に手を挙げているシンモラさん。どうやら俺の代わりに出て手本の受け身を見せてくれるようだ。

義肢が日光を浴びて鈍く鉛色なフレームが光を反射する。いつもの優太で良く見る光景だ。が、ピッチピチで体のラインが良く出たISスーツが大きな胸をこれでもかと主張し、右肩から髪の毛を前に下ろした姿は見ちゃいけないようで視線が泳ぐ。

だってさ、今まで3ヶ月一緒に居た男の体で見馴れていたのに突然女になったら戸惑うだろ?筋肉すげぇなぁって見てたのが急遽借りたISスーツで……うわぁぁぁ!訳わかんねぇよ!

 

「まぁ、良いだろう。後は……凰だな」

 

「はい」

 

2対1……ラウラが鈴とシンモラさんを相手に立ち回るのか。鈴とラウラの実力は良く知ってる。でもシンモラさんはどうなのだろうか?

体は女の子とは言ってもベースが遺伝子強化試験体だから多分強いんじゃないかとは思うけど今じゃ体格も違うし中身も違うからなぁ。多分鈴よりは強いだろうけど。

 

「手段は何でも構わん。今は兎に角曽我美と凰を無力化してみせろ」

 

「曽我美じゃなくてシンモラですっ」

 

「あーはいはい」

 

鈴は割りとシンモラさん相手でもいつもの調子でいる。

凄いなー。

 

「行くぞ……」

 

「てやっ」

 

ラウラが身構えるより少し早く、鈴が飛び出した。

持ち前の俊敏さを活かした飛び膝蹴りだが、ラウラは別段驚いた様子も見せず、鈴の膝を掴んで脚を広げるように外側へ押す。

それにより宙に浮いたまま半回転。そのまま落ちるかと思いきや素早く両手で地面を触り、それを軸にまた半回転すると爪先でラウラの腹をかする。

 

「すげ……」

 

鈴とラウラの攻防はまだ続く。

互いに譲らずという感じだったが、やはり現役軍人のラウラ。鈴とスタミナが全然違っていた。

一瞬で疲れた隙を疲れて反撃を食らい、鑪を踏んだ瞬間に脚を払われて転倒。

 

「流石。やっぱり現役の軍人は違うのね」

 

「見てないでお前もいけ。対多の見本だぞ」

 

「分かりました」

 

今まで特に動きを見せなかったシンモラさんが千冬姉の渇を受けて歩き出す。

寝技に入ろうとしたラウラが即座に警戒し、鈴を離して距離をとる。

 

「……」

 

「やっぱりラウラさんがくれた眼帯ピッタリよ。もし優太に体が戻っても全く問題ないわ。ありがとう」

 

「……」

 

「……それに……可愛い貴女とお揃いなのも嬉しいわ。優太も喜ぶわ」

 

「かっ、可愛─」

 

「~♪」

 

突然お礼を言い始めたかと思うと、ラウラが言われると弱い『可愛い』を使って動揺を誘う。

ラウラがそれに気付いてはっとするが、シンモラさんは既に鼻唄をしながら一瞬でラウラとの距離を詰めていた。

優太と同じだ。義脚のパワーを使って瞬間的に加速。飛び出したら義足を地面に突き刺すようにして無理矢理ブレーキをかけ、土や砂を巻き上げながら一瞬で間合いを詰める遺伝子強化試験体のような強靭な肉体を持つからこそ出来る瞬時加速。

 

「っ!」

 

「人に限らず、生き物の弱点って何か分かる?」

 

「何を─」

 

「ここよ」

 

完全に懐に入られたラウラが膝蹴りをかまそうと体を捻った直後、シンモラさんがチョキの指でラウラの眼を狙った。

そこが生き物の弱点、眼球だ。どんなに強靭な肉体をもつ遺伝子強化試験体であろうが百獣の王だろうが眼球は鍛えようも強くしようもない。

ラウラは脊髄反射で目を瞑ってしまう。

 

「~♪」

 

勿論、本当に眼を突くような事はせず、顔の寸前で指を鳴らすとビクリとラウラの肩が跳ねた。

シンモラさんはそのままラウラの背後に回り込み、左脚に自身の左脚を絡めるようにフック。

 

「こ……これは!?」

 

「ぐぉあっ!」

 

「グレイプヴァイ~ン♪」

 

苦悶の顔に満ちたラウラが決められた技はグレイプヴァイン……つまりコブラツイストだ。

体格差もあってラウラが抜け出せそうな様子はない。周りの女子はプロレスが好きなのか、野太い声を上げて盛り上がっている。鈴は何故か悔しそうだ。

 

「ぅっ……ぐ……」

 

「降参する?」

 

えらく機嫌の良さそうなシンモラさん。ニコニコ顔だが、その技がキマッタ状態でそれは何だが恐い。何だかシャルのたまにあるそれと似ている。

 

「そこまでだ。曽我美、誰が見本を倒せと言った?」

 

「すみません……」

 

「……曽我美。ISを展開しろ。ボーデヴィッヒ、凰、それにオルコットとデュノアもだ」

 

俺と箒以外の専用機持ちが呼ばれて前に出る。

もう各グループに別れるのかと思うと千冬姉がとんでもない事を言い出した。

 

「お前達。曽我美相手に全員でかかれ」

 

「「「「え?」」」」

 

「あら?先生どうしてですか?」

 

「黙ってやれ」

 

「……分かりました。セシリアさん、鈴さん、シャルロットさん、ラウラさん。全力で来て良いわよ」

 

「……っ」

 

また雰囲気が変わった。

笑顔なのにどこか好戦的なオーラを放つシンモラさんが左爪先で地面を2回つつく。優太と同じISの展開ルーティンだ。

全身を光が包み、瞬く間にシンモラさんがシンモラ……さん?を纏っ……ややこしい!

 

「もし4人で私に勝てたら……一夏さんや優太に直接訊けないような事や秘密……教えてあげなくもないですよ。それで満足しないなら、同室の権利をあげても良いわ。勿論、優太は意識が戻って体も戻ったらね」

 

「おい曽我美。勝手にそういうことはするな」

 

「まぁ良いじゃないですか。どうせ私には勝てませんよ」

 

「「「「カッチーン」」」」

 

シンモラさんが小声で何か言ったようで千冬姉に注意を食らう。

何を言われたのか、やる気になった一同はその『どうせ私には勝てませんよ』の一言で更に闘志をたぎらせた。

 

「いくらIS自身だからって傲慢過ぎじゃない?」

 

「随分と自信がおありのようですわね」

 

「望み通り本気を出してやろう」

 

「一切手を抜かないからね」

 

鈴、セシリア、ラウラ、シャルが武装を展開した。

それを見たシンモラさんは嬉しそうに─

 

「ふふ。じゃあ私を見失わないようにね」

 

そう言い、全身の装甲が開いて赤い粒子……特殊ナノマシンを纏った。

 

「あれは!」

 

「これは《ムスペル》。束博士が『紅椿』の製作で余った展開装甲を私に付けたのを改造したものよ。詳しくはまた説明で出すわ。さて……もう一度言うわ。私を見失わないようにね」

 

フッ……と笑うとシンモラさんが虚空に消えた。スピードとかそう言うのではなく、その空間に溶け込むかのように、透明になって消えたのだ。

 

「光学迷彩!?」

 

「今の見てなかった?あのムスペルとか言うナノマシンの応用よ」

 

鈴はそれだけ言って《双天牙月》を構える。索敵センサーを全てアクティブにし、見えないシンモラさんを探す。

 

─周囲30kmにおける敵反応無し。ACS(光学迷彩システム)の可能性大。

 

「駄目!見付からない!」

 

「こちらも熱も音も全部試してみたが手応えがない。完全に消えているか、遠くに行ったか……」

 

「残念。ここよ」

 

「なんっ─」

 

ラウラが仰け反った。すると寸前までラウラの顔があった空間を突然現れたシンモラさんの《レーヴァテイン》が斬る。

ほぼ動物的な反射で回避したラウラは鈴達と隣接している為攻撃はせず、すぐに距離をとった。

 

「ふふ。流石ね」

 

「くっ……」

 

シンモラさんは“あの時”のように《レーギャルン》や《スキーズブラズニル》のようなスラスターが無い状態で空中に逆さまになっている。

見た目こそ真っ黒な状態にはなっていないが、所々ひび割れた装甲から覗く真っ赤に赤熱したようなフレームがえもいわれぬ恐怖を感じさせる。

 

「たぁぁぁっ!」

 

鈴が双天牙月を投げ、セシリアの『ブルー・ティアーズ』がシンモラさんの周りに展開。逃げるスペースを与えない。

だがシンモラさんは笑みを浮かべたまま、レーザーを“捻曲げて”地面を焼く。そして双天牙月は……。

 

「ほっ」

 

「当たっ─」

 

回転しながら飛んできた双天牙月。それはシンモラさんに“当たった”。普通ならそこで双天牙月は弾かれる筈だが、それは回転を止める事なくシンモラさんを“通り抜けてアリーナの壁に激突した”。

 

「はぁ!?何よ今の!」

 

「落ち着いて鈴さん。私は普通に双天牙月の回転に合わせて動いただけよ?」

 

「!」

 

双天牙月の回転は決して遅くなかった。だがこの状態でのシンモラさんのスペックは紅─いや、あの『銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)』ですら圧倒的に凌駕する。格が違う……。

 

「僕を忘れないで欲しいな!」

 

「あら」

 

シャルがなるべく死角から肉薄して左腕から伸びたパイルバンカー《灰色の鱗殻(グレー・スケール)》をシンモラさんの右脇腹につける。

 

「一撃必殺ね?」

 

「一撃じゃ済まさないよ!」

 

余裕綽々なシンモラさんが灰色の鱗殻を脇腹に受ける。

ドンッと爆発と共に飛び出したパイルは即座に引き戻され、リボルバー構造によって2度、3度と連続攻撃が可能。

本来ならあまりの衝撃にアリーナの端まで吹き飛ばされるのだが、今のシンモラさんには全く応えた様子がない。それでもシャルは惜しげもなくそのリーサル・ウェポンを繰り出す。

 

「重量56kgのオスミニル・ドルテ合金……しなやかだし硬いのよね。密度も高いから重たいそれを炸薬で2700km/h、約マッハ2の750m/s^2で打ち出して接触する面積がたったの11.47mm^2だか─」

 

「ごちゃごちゃとうっさいわね!」

 

今度は鈴が背後から両肩の衝撃砲を放つ。

因にだがこの相変わらず不可視の弾丸は空気の密度が変わった事で、漸く「そこなの?」的な感覚で分かるようになる。角度とかも制限無いから強いんだよなぁ。

 

「ぁいたっ」

 

「まだぁ!」

 

「駄目っ!鈴!」

 

「もー。えいっ」

 

 

「─ぁ!?」

 

ゴチンッ!

 

「いってぇ!」

 

「んに"ゃ!」

 

鈴と一夏の頭がぶつかる。

 

「いったぁ……何すん─あれ?一夏?シンモラじゃないの……?」

 

「やっと起きたか……お前さっきシンモラさんにやられてから寝てたんだぞ」

 

「え?」

 

驚いた様子で鈴が辺りを見回す。地面は焦げていたり抉れていたりと戦闘の跡がまだ新しい。そして空ではまだラウラとシャルロットがシンモラを相手に何とか立ち回っていた。

セシリアは鈴が起きる直前に倒されたらしく、離れた所でISが解除されていた。

 

「何であたし……」

 

「シンモラさんのカウンターだよ。シャルがあのパイルバンカーで攻撃しまくってた時の運動エネルギー?か分かんねぇけど、溜めたものを一気に放出したみたいだ。大丈夫か?」

 

「えぇ、まぁ……」

 

(全く歯が立たなかった……)

 

悔しい。そんな思いがどこからか湧いてきた。

 

「……いつか勝ちたい……」

 

「珍しいな。鈴が少年漫画的な台詞言うの」

 

「友情・努力・勝利も捨てたもんじゃないってね。これでも代表候補生として来てるのに、あんな得体の知れない奴に負けるなんて中々こたえるのよ」

 

「そうなのか?」

 

「そうなのよ」

 

コイツ(一夏)には分からないだろうなと思いながら体についた砂を払う。

見上げると呆気なく倒されたシャルロットとラウラが錐揉み落下して地面に墜落した。

それに続いてゆっくりと、ナノマシンの炎を纏いながら不敵な笑みを浮かべたシンモラが降りてくる。

 

「ちょっと遊びすぎちゃったかしら」

 

「あれくらいで丁度良いわよ。本気出されたらソッコで終わるし」

 

「そうね」

 

「……」

 

否定しないのがやや頭に来る。どうやら戦いになると少し傲慢な態度に変わるんだと新たな情報を頭に入れ、一言言った。

 

「……次は勝つわ」

 

「ふふ楽しみね。またいつでも相手になるわよ」

 

変わらない偉そうな態度がどうしてもムカついたが、シンモラの嬉しそうな表情を見た鈴も少し……嬉しかった。

 

(あれ?この感じ……あぁ、そうか。どうやら鈴は……脳筋へと変わりつつあるようだ)

 

元々脳筋じゃね?と自分に疑問しながら2人の様子を見ていた。

 







優太「はい。という事でこれから俺の出番が殆ど無いのでここを占拠しました。このスペースでは本編と関係無いような事を話していくので跳ばしても安心です。因みにシンモラのスリーサイズは上から93・58・88です。数値はテキトーに決めてるんで太ってるのか痩せてるのかも分かってませんのでよろしくぅ!と言うところで本日のゲストは初登場ブルー・ティアーズです」

ブルー・ティアーズ「よ、よろしくお願い致します」

優太「んー。長いから纏めるわ。鍵かっこの前はBTね」

BT「わ、分かりました。こうですね?」

優太「ん。因みに容姿は意外にも黒髪。ブルーな部分はドレスと瞳だけで、騎士のイメージよりは守られるお姫様的な印象」

BT「所で、ここでは何を話せば?」

優太「特にないから適当。質問でも良いよ。あ、そう言えばセシリアってゆかなさんが声優じゃん?毎回聞く度にフルメタのテッサのがイメージ強くてさ。あっちはもうちょっと柔らかい感じな声だったけどな。早くアニメ化情報欲しいわー。動くレーヴァテインをアニメで!スパロボじゃ物足りないです!」

BT「シンモラは何かをモデルにしたとかありますか?」

優太「モデルにしたものとかは無いんだけど、展開装甲とかの描写がどうしてもユニコーンみたいになっちゃうんだよね。レーヴァテインはフルメタ大好きなんでどうしても入れたかったんで、あまりスポットライトの浴びなさそうなシンモラも選びました。スルトがレーヴァテインを使ってたっていう情報も無いし。だから、確実に神話で手にしていたシンモラって訳」

BT「成る程。物凄く痛いモードあったじゃないですか?あれはなんで入れようと?」

優太「元々入れる予定は無かったんだ。9話『襲撃』の時に束さんがこの“システム”って言ってたのを『S.U.R.T.R.』にする予定だったんだけど、急遽変えて、精密狙撃システムってことにしたの」

BT「ではその『S.U.R.T.R.』の意味は?」

優太「『Strengthening Unite fRom Transform fRame』“フレーム変型による機械と操縦者の融合強化”を無理矢理あいうえお文……になってないけどそうした」

BT「成る程。少し戻りますが優太様の声は誰をイメージされてますか?」

優太「いやぁ、特にないよ。主人公は読む人のイメージで最適だと思うんだよね。あ、ティアーズはブリドカットセーラ恵美さんかな」

BT「因みにシンモラは?」

優太「能登麻美子さん。即答です。あのヴォイスがたまりません。なんでも、ウィスパーボイスって言うらしいよ。囁く……フリージングで能登さんがサテライザー先輩に起用されたのは嬉しかったわぁ。近未来SF学園バトルもの大好き」

BT「そうですか。では次回はシュヴァルツェア・レーゲンと甲龍です。原作でコア人格が出てないので好き勝手やらせて頂くようです」

優太「もうペネロペでのナレーションとか最k
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