正也「はあ… はあ… なんつー威力だよこれ…」
昼下がりのトラック泊地の廊下。
人気のない静かな廊下に潮の香り漂うそよ風が駆け巡る。 そんな廊下で…
正也「明石さんから聞いていたけど、まさかこれほど不幸を呼び込むのか。 いや、それとも本当に扶桑さんと山城ってこれだけ不幸体質なのか…?」
ウチことトラック泊地提督、中峰正也は一人ボロボロの姿で体を引きずりながら歩いていた。
海軍の提督を象徴する白の軍服はあちこちに焼け跡と焦げ目がついており、帽子の下の髪の毛はボサボサ。
それでもウチは入渠ドックの隣にある医務室に向かうべく、フラフラと前に進んでいた。
事の発端は朝の執務室。
明石「はい中峰さん。 ご注文の品、お待ちどうさま」
正也「どうも明石さん。 わざわざ届けてもらってすみません」
明石「いえいえ。 かわいい後輩のためですし、これぐらいなんてことないですよ」
そこにはウチと、佐世保鎮守府の提督でありウチと同じ適合者である、工作艦『明石』こと赤羽栞中佐がいた。
ウチは「たはは…」と苦笑しながら明石さんが持ってきてくれた品物を受け取る。 それはウチの艦隊にいる二人の艦娘、航空戦艦『扶桑』と『山城』を模した手作り感溢れる人形だった。
ウチの気のせいかと思っていたのだが、最近扶桑さんと山城に頻繁に災難が訪れる。
朝食の乗ったトレーを持ってテーブルに座ろうとしたら、足を滑らせたり他の艦娘にぶつかって朝食を落とす。
執務作業中に書類整理しようと書類をテーブルに置いたら、突然突風が吹いて書類を吹き飛ばされてしまう。
この前なんか演習中加賀さんと蒼龍が放った艦載機が突然失速し、たまたま演習場の近くを通りかかった秘書艦の山城に直撃しそうになったこともある。 もっとも、そのときウチも一緒にいたので山城に当たる直前、ウチが艦載機を弾き飛ばしどうにか事なきを得たのだが…
神原さんに相談してみた所、この年は二人にとって天中殺かもしれない。 と話してくれた。
曰く、艦娘たちも人間と同じように運気の良し悪しがあるらしい。
特に自ら不幸だと嘆く山城には運の悪さが顕著にでてしまうらしく、それがこのような災難を呼び込んでいるとのこと。
ただ天中殺で運気が極端に悪くなるのは数日だけなのだが、その分二人にはこれでもかと言わんばかりの災難に見舞われることになる。
何か方法がないかウチが神原さんに尋ねると、お勧めはできないが一つ方法があるとのことで、ウチは早速その方法を実行することにしたのだった。
明石「神原さんから聞いているとは思いますけど、二人分の運を肩代わりするということはそれだけ大変な災難に見舞われるということです。 危なくなったらすぐにその人形を捨てること。 分かりましたね?」
正也「ええ、分かってます」
ウチは真剣な顔で警告する明石さんから人形を受け取ると、しっかりと懐にしまいこんだ。
神原さんが教えてくれた方法。
それは天中殺が去るまで、誰かが二人の不運を代わりに受けるというものであった。
明石さんが用意してくれた人形は妖精の技術を使った二人の運を受ける身代わり人形のようなもので、今回のために明石さんが急拵えで作ってくれたものだ。
だが、この身代わり人形だけでは二人の不運を受けきることはできない。
そこでウチ自身が受けきれない分の不運を肩代わりすることにしたのだ。
その結果、ウチは朝からすさまじい災難に見舞われることとなった。
人形を受け取った次の日の朝、ウチはいつものように朝食を受け取り食事にしようと長椅子に腰掛けたとき、突然腰掛けた部分が壊れウチは背中から派手に床に打ち付けられた。 おまけに転んだ先には朝食を取りに来た龍驤がおり、仰向けに倒れたウチの頭は彼女の足元にあったわけで…
龍驤「な、何覗いとるんやこのスケベ!!」
といわれ彼女に顔面を踏みつけられたり、あるときは執務中に必要な資料を取りに資料庫にやってきて、本棚に入っていたバインダーを取ろうとするが…
正也「…あれ? 抜けない…」
棚にぴっちり入ってるためかなかなか抜けず、ウチは力任せに引き抜こうとしたところ、
正也「ん… うおわ――――!!」
バインダーの入った本棚が傾き倒れてきて危うく本棚の下敷きになりそうになったり、またあるときは中央建物の廊下を通りかかったとき…
正也「んっ? なんか聞こえるな」
ヒュルルルルという空気の抜けるような音。
ウチは周囲を見渡すが、別段変わった様子もなく廊下にはウチ意外誰もいない。
どういうことだと一人首をかしげていると…
ズドオオオオオオオオン
突然ウチの背後からすさまじい爆風が飛んできて、ウチは熱風にあおられながら廊下を転げ回った。
何が起きたか理解できず一人目を回すウチ。 そして、外では
比叡「ヒ、ヒエー! 撃つ方向間違えた――――!!」
榛名「て、提督ー! 大丈夫ですか――――!?」
演習場で模擬実戦を行っていた比叡と榛名が青ざめた顔でウチのいる中央建物に大声で呼びかけていた。
どうやらさっきの音は比叡が間違えて放った砲弾のものらしく、それがウチのいる中央建物の窓に飛び込み爆発したようだったのだ。
そして今に至る。
ウチは爆風でボロボロになった体を引きずり、どうにか目的地である医務室に向かっている。
多少ふらつきながらも周囲への警戒は怠らない。 今のウチはどんな災難が起きてもおかしくない身だからだ。
正也「慎重に… 慎重に… 後もうちょっとで工廠にたどり着くからな」
そうして一歩、また一歩と歩みを進めているときだった。
ビュオオオオオオオ!!
突然ウチを襲う突風。 進んでいる方向とは逆方向に流れる風がウチの行く手を阻んでくる。
正也「うわっぷ、これもお守りの効果か? だが、こんな事ではウチはやられんぞ!!」
ウチは踏ん張りながらもどうにか工廠へ向かおうとする。
だが、向かってくるのは突風だけではなかった。
突然向こうから聞こえた何かが崩れ落ちる音。
一体何の音だとウチが正面を見ると、
正也「な、なんじゃこりゃあ!?」
そこにはウチ目掛けて一斉に転がってくる無数のドラム缶。
どうやら、さっきの音はドラム缶の山が突風であおられ崩れ落ちる音だったのだ。
正也「ええい、ドラム缶が転がってくるとかドンキーコングかよ!? くっそー、負けてたまるか――!!」
ウチはドラム缶に向かって駆け出すと、テンポよく転がってきたドラム缶を飛び越えていく。
なんか本当にドンキーコングのマリオになった気分だが、そんなのんきに考えている場合ではない。
一個、また一個と飛び越え、どうにかウチはドラム缶の襲撃をやり過ごすことに成功した。
正也「よし、どうにかやり過ごせたな。 今のうちに早く医務室へ行かねば!」
そういって、全速力で工廠へ駆けるウチ。 しかし、そんなウチを呼び止める人物が工廠から出てきた。
「あっ、提督。 ちょうど良かったです」
工廠から現れたのは、漣の姉妹艦であり元ブラック鎮守府に所属していた艦娘、駆逐艦潮だった。
彼女の手には新品の爆雷が収まっている。 おそらく、新しく開発した物だな。
潮「これ、見てください。 私が作ったんですよー♪」
そういいながら嬉しそうにこっちに駆け寄ってくる潮。 だが、対してウチは言葉では言い表せないが何か嫌な予感がぬぐえなかった。
そして、奇しくもその予感は的中する。
潮「あっ… きゃあっ!」
両手がふさがっていたせいでバランスを保てなかった潮は、地面にけっつまずきそのまま転んでしまう。 そして、潮の持っていた爆雷は彼女の手を離れ放物線を描くようにして進む先、すなわちウチ目掛けて飛来してきた。
正也「うわったぁ!!」
咄嗟にウチは身をひねり爆雷を回避。 どうにか直撃を免れる事ができた。
爆雷は地面に落ちると衝撃で爆発。 ウチがさっきまでいた場所に小さな穴を開けたのであった。
ウチは胸をなでおろしていると、潮が申し訳なさそうにウチの元にやってきた。 どこか泣きそうな顔で、潮はウチに話しかける。
潮「あの… す、すみません! せっかく作った爆雷を台無しにしちゃった挙句、提督にもご迷惑をかけてしまって…」
正也「ウチはこのとおり無事だからさ、そんなに謝らないでくれ。 潮こそ怪我してないか?」
潮「えっ? あっ、はい… 私は大丈夫です」
正也「なら良かった。 次は走って転ばないよう気をつけてな」
そういってウチは潮の頭を軽くぽんぽんと叩くと、その場を後にしていった。
内心潮の事が心配だったが、今のウチはどんな災難が起きるか分からない身。 早くここを去るのが一番だ。
やっとの思いで工廠にたどり着き、ウチはすぐに隣にある医務室へ行こうとしたとき、
「司令、ここにいましたか」
突然背後からウチを呼ぶ声。
振り向くと、そこにはさきほど演習場で誤射してしまった人物、戦艦比叡の姿があった。
彼女は両手に大きな寸胴を持っており、中身は蓋がかぶさっているので見えない。
比叡「さっきは誤射してしまいすみません。 お詫びにこれ食べて元気出してください」
正也「ああ、ありがとう。 ところで、これは一体何なの?」
ウチは比叡に断って、寸胴の蓋を取り中身を覗いて見る。 そこには…
正也「……。 何、これ…?」
寸胴の中にはまがまがしい色をしたどろどろの物体が大量に入っていた。
正直、自分でもこれをどう表現すればいいのか分からない。 ただ今見た物をありのまま表現するとそう言うしかなかったのだ。 少なくとも食べ物には見えない。
顔が強張っているウチとは対照的に、比叡は満面の笑みでウチの質問に答えてくれた。
比叡「比叡特製カレーです。 スタミナのつく物たくさん入れましたので、一口食べればすぐ元気になります!」
それはギャグで言っているのか?
どっからどう見てもカレーと呼べる要素が微塵もない。 色は毒々しいし、匂いは悪臭しかしてこないし、こんなのカレーじゃなくてただのダークマターじゃねえか!
正也「あの… ウチ、できればここで傷の手当をしてほしいんだけど」
比叡「そんなの、私のカレーを食べればすぐによくなりますよ。 さっ、気合・入れて・どうぞっ♪」
正也「
即座にダッシュでこの場を逃げ出す。 あんなの食わされたら命がいくつあってもたりないわ!!
比叡「あっ、待ってくださいよ司令―――!!」
比叡もウチを追って走り出すが、さすがに大量の
正也「ゼーハーゼーハー… な、なんとか振り切ったか…」
ウチは息も絶え絶えになりながら、その場で膝に手を置く。
逃げてきた場所は工廠とは正反対にある艦娘寮の近く。 正面玄関に面した場所だった。
結局傷の手当もできないうえ、比叡から逃げるのにエネルギーを消耗したので見も心もボロボロの状態。 さすがに少し休まなければ体が持たない。
腰を下ろし、ここで少し休もうとしたとき、
雪風「あっ、しれえ♪ どうしたんですか、そんなとこに座り込んで」
正面玄関から現れた一人の艦娘、駆逐艦雪風だった。
雪風は年相応の無邪気な笑みを浮かべながらコチラに駆け寄ってくる。
さっきの潮の件もあったし、ウチは「走ると危ないぞ」と注意を促そうとしたとき、
ビュオオオオオオオオ!!
工廠に向かおうとしてたときと同じ、突然の突風。
そして、次にウチの視界に飛び込んできたのは、とんでもない光景だった。
寮の上階、窓脇においてあった植木鉢の一つが風に飛ばされ落下してきたのだ。 それも、雪風目掛けて真っ逆さまに…
正也「ぐっ!? ウチじゃ埒が明かないから周りを狙う気か!!」
どうやら二人の不運はウチが災難にあわないことに業を煮やし、ウチの周りに災難を振りまこうとしてきたのだ。
ウチは急いで駆け出し跳躍。 空中で艤装の槍を出すとそのまま植木鉢を弾き飛ばした。 砲撃で破壊する事もできたが、そうしたら下にいる雪風に砲弾の破片が当たる危険があったので、こうして直接弾くのが一番安全な方法だった。
どうにか災厄を回避する事ができたが、その事で気が抜けたせいか
正也「よしっ、何とか雪風には当たらなかったな… うわった!?」
着地のときよろめいてしまいすっ転んでしまった。
雪風もウチを心配して来ようとしたとき、ウチの近くに転がっていたある物に気付く。
雪風「っ? しれえ、何ですかこれ?」
正也「えっ、どうし…った!?」
雪風が拾った物。 それはしっかり懐にしまっていたはずの人形だった。
きっと、さっきすっ転んだとき落としてしまったものだ。
そうとは知らず人形をまじまじと見つめる雪風。
正也「雪風っ! すぐにそれを捨てろ、早くっ!!」
雪風「ふぇっ!? ど、どうしたんですかしれえ…!」
正也「いいから早く捨ててくれ! このままじゃお前にも不幸が…!!」
必死に捨ててくれと叫ぶウチ。 そんなウチに怯えを隠せない雪風。
まずい、このまま持っていたら雪風にも不幸が…!!
…?
何も…起きない…?
いまだに雪風は怯えた表情でウチを見ている。 人形をしっかり持ったまま。
しかし、雪風には何の災厄も起きない。 これは一体…?
とりあえず、雪風に落ち着いてもらうため、ウチはこの人形の事を雪風に話した。
正也「えっと… 突然おどかしてごめんな雪風。 実は、その人形は危険な物だからすぐ離せって言ったんだよ」
雪風「この人形が危険? どういうことですかしれえ…?」
正也「それは明石さんが作ってくれた人形で、モデルとなってる扶桑さんと山城の不運を受けてくれる物なんだ。 ただ、二人の不運が強すぎて人形じゃ受けきれないぶんの不運が持ってる人にまで及んでしまうから、すぐ離すよういったんだよ」
雪風「そうだったんですか。 しれえが突然怖い顔で叫んできたから、雪風びっくりしちゃいました」
正也「そ、それについてはほんとすまんかった…。 でも、どうして雪風には何も起きないんだ?」
ウチは首をかしげていると、雪風はとなりから突然こういってきた。
雪風「きっと、幸運の女神様が雪風を守ってくれてるんですよ」
正也「それって、雪風の幸運が二人の不運を相殺しているって事か…?」
普通では考えられない…けど、雪風は史実でもいくつもの奇跡が起きて生き延びた幸運艦。 現に艦娘となった今でも雪風の幸運は健在だ。 そう考えれば二人の不運が相殺されるのも頷ける。
と、なるとここは…
正也「雪風っ!」
雪風「はいっ、しれえ!」
正也「雪風を今日一日臨時秘書艦に任命する。 引き受けてくれるか?」
雪風「分かりました。 雪風、しれえのために頑張ってお手伝いします!」
こうして、ウチは雪風を臨時秘書艦にすることで災厄をやり過ごす事にした。
どうやら、雪風の幸運は本物らしく彼女が傍にいる間は何事もなく、無事に夜を迎える事ができたのであった。
時刻はフタヒトマルマル。
外はすっかり暗くなり、出撃していた扶桑さんたちにも、人形を持っていたウチにも何の被害もなく過ごすことができた。
正也「雪風、今日は一日ありがとうな。 お風呂入ってご飯食べたら、今日はよく休むんだぞ」
雪風「はいっ! 雪風もしれえのお役に立てて嬉しいです」
ウチは、今回の功労者である雪風にお礼を言うと、今日はもう遅いから入渠して休むよう促す。
雪風が去っていったのを確認して、ウチも執務室に戻ろうとしたとき足元に落ちてる物に気づく。
正也「あれっ? これって雪風の双眼鏡じゃないか。 忘れていったんか、あいつ」
やれやれ、とウチは双眼鏡を拾うと雪風の元に届けに行った。
確か雪風が向かったのは入渠ドック。 いわば女湯だ。
男であるウチが入れば即憲兵さんは免れないだろうが、今の時間なら入渠している艦娘はいないはず。 さっき出撃から戻ってきたメンバーはさっき入渠を済ませたばかりだし、他に修理が必要な艦娘もいない。
最悪、脱衣所に双眼鏡を置いて急いで去ればいい。
ウチは入渠ドックの手前にある脱衣所へ雪風を呼びかける。
正也「おーい雪風。 双眼鏡忘れ…て…」
脱衣所にいたのは雪風ともう一人。
黒い長髪に和風美人の言葉が似合う整った顔立ちの女性。 それは…
正也「アイエエエエエ! フソウサン!? フソウサンナンデ!?」
扶桑「て、提督っ!? なぜこちらへ…!?」
そこにはこれから入渠ドックに行こうとしていたのか、上着を脱ぎ半裸姿になった戦艦扶桑さんの姿があった。
お互いどうしてこうなったのか困惑していると、脇からひょっこり出てきた雪風が訳を話してくれた。
雪風「あっ、しれえ。 実はさっき扶桑さんと会いまして、良かったら一緒にお風呂に行きませんか? って雪風がお誘いしたんです」
正也「ああ… なるほど、そういうことね…」
雪風「しれえこそどうしたんですか? もしかして、しれえも一緒にお風呂入りたかったんですか?」
正也「ちがーう! ウチはただお前の忘れ物を届けに来ただけだー!!」
ウチは必死になりながら雪風に違うと説明する。 だが、雪風の言葉に反応した者が約一名…
扶桑「……。 提督、そういうことでしたらもっと早く言っていただければ良かったのに」
正也「えっ…? あの、扶桑さん…?」
扶桑「でしたら、ぜひ提督もどうぞ。 三人でゆっくり汗を流しましょう」
正也「いや、違うからね! そういう下心とか全くないからね! あの、ちょっと!? そんな引っ張らないで! お風呂場連れてかないでー!!」
扶桑「うふふ… そんなに恥ずかしがらなくていいんですよ、提督。 雪風ちゃんも、提督と一緒にお風呂入りたいですよね?」
雪風「わーい♪ しれえと一緒にお風呂、楽しみです♪」
正也「ゆ、雪風ー! 喜んでないで止めてー!!」
ゆ、油断していた…
天中殺が納まるのは今日という日が終わるまで。 つまりあと3時間は災厄がかかる恐れがあった事を…
果たしてこれも一種の災厄なのか、それとも単なるラッキースケベなのかは分からない…
ただ確実に言える事は、このままじゃいろんな意味でヤバイ。 という事だけだった…
この後、どうにか必死の抵抗で入渠ドックから逃げ出すことに成功。
二人の天中殺は納まり、ウチもどうにか貞操を守り抜く事はできたのであった。