扉の先には、玉座があった。とても大きな玉座が。そこに座っていたのは、青色の髪に、薄い赤色のドレス、紅い眼をした少女がいた。少し尖った歯を見せながら、笑っていた。
「来たか、博麗の巫女。白黒の魔法使い。そして今代の創世者。」
少女は、尊大な態度でそう言った。
「だから、何なんだよその創世者って。紫も言ってたけど。俺はそんな大層なやつじゃない。ただの人間だ。」
と、俺が言うと、
「「あんた(お前)のような普通の人間がいてたまるか!」」
と、霊夢と魔理沙に言われてしまった。
「おや、知らないのか。…まあいい。巫女と魔法使いは兎も角、お前は何故私の邪魔をする?お前は幻想入りしたばかりであろう。この異変に関わる必要はなかったはずだが?」
レミリアは問う。俺は。
「関係ないよ。誰が助けを求めていようと、誰かが助けを求めた時点で、それは助けなきゃならない。どういう形であれ、救いは必要なんだよ。」
俺が、一点の迷いなく言い放つと、
「やはり、お前なら…」
レミリアは小さく何かを呟き、
「…いいだろう。そんなに地に這い蹲りたければ、望み通りにしてやる!くるがいい、希望よ!」
レミリアが霊力を解放しつつ言う。ならばと俺も解放しつつ言う。
「希望だ何だ、わけわかんねぇことをうじうじ考えるのも飽きた。もう、考えるのはやめた!【走符 ドライブ】!」
新たなスペルカードを"創り,,、使う。手にはドライブドライバー、そして、赤いミニカー、シフトスピード。
「行くぞ!」
(Ok.Start,your engine!!)
ドライバーを腰に装着。イグニッションキーを回す。そして、シフトカーを変形させ、腕についたシフトブレスにセット。
「変身!」
シフトカーを前に倒す。
(Drive!type,speed!!)
直後、光が体を覆い、彼方からタイヤが一本飛来する。それは俺の肩から腰にかけての部分に嵌る。俺は、仮面ライダードライブ、タイプスピードになっていた。
「さあ、ひとっ走りつき合えよ!」
「もう突っ込まないわ。とにかく、あんたを倒せば異変は終わる。とっととやるわよ魔理沙!」
「おう!最終決戦だぜ!」
「永遠に紅い幼き月、レミリア・スカーレットの力、思い知らせてくれる!」
こうして、紅霧異変さいごの戦いが、始まった。
その頃、紅魔館のとある一室で。
「…………!行かなきゃ。あの人と、アソバなきゃ。」
また一人、希望の元へと導かれ始めた。
此処より、希望は芽生える。全ての悲劇を喜劇に変えろ。絶望も、悲しみも、怒りも。ありとあらゆるマイナスの思いをプラスへ。そのために全てを"壊し、,,、全てを"創れ,,。その血は、その力は。その体は。元よりその為に出来ているのだから。
はい。と言うわけで最後に伏線っぽいものを書いて終わりです。まあ、某運命の詠唱的なアレです。白狼のあり方のようなものです。この先の物語で、白狼の"異常さ,,、というものがわかるようになると思います。
感想、評価お待ちしてます!ではでは!