東方希望録   作:紡ぎ手@異人

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始まりは、小さな忠誠心だった。庭師として、主人を支えるものになると。だから、私は…

東方希望録、始まります。


The wheel fate is turning. level1.action!

冥界に入り、俺は入ったすぐのところでプリズムリバー姉妹と別れ、冥界の探索を開始する。はずだったのだが。

ヒュンッ!

「っ!うおあっ!?」

刀の言ってな一閃が飛んで来た。俺はそれを身を引くことでかわし、犯人を見据える。

俺と同じ、銀髪の少女だつた。緑色の服を着て、刀を持っていた。側には人魂っぽいのまでいる。

「あっぶねぇ。よく奇襲されるよ。まったく。んで?君は?」

俺は少し不機嫌になり、少女に問う。一応、パワーソードのカードを用意して。

「魂魄…妖夢。貴方の春度…頂きます。」

「成る程。君が集めているってわけか!」

こうして、戦いが。

「行きます。【幽鬼剣 妖童餓鬼の断食】。」

「くっ!やるしかないか!【力剣符 パワーソード】!」

ガキィンッ!…始まった。

 

 

 

 

 

 

 

「やあああっ!」

妖夢が素早く左右に動き、そこで何もない空間を斬り、その軌跡からウロコの形をした弾が飛んでくる。

「っ!【剣撃符 絶力破】!」

こちらも負けじと衝撃波で弾を打ち消す。風が強く発生する。

「っ…厄介な力。警戒すべきはその力強さ、ですか。」

「ま、少し乱暴なのは否めないけど。行くぞ!【剣撃符 絶力斬】!」

大きく構え、上から剣を振り下ろす。

「ッ!!」

ガキィンッ!ズズンッ!

「く…重い…なんて力…」

「まるで俺がゴリラみてぇな言い方だなあ、おい。」

咄嗟に二刀を以って防ぐ妖夢。しかし、その勢いまでは防ぎきれず、地に膝をつけてしまう。

「く…【符の壱 二重の苦輪】…!」

妖夢が新しいスペカを使う。すると虚空からもう一人の、いや、妖夢の幻影が刀を以って斬りかかってきた。

「それは本物と同じように斬られたらダメージを負いますよ!」

成る程。このままにしていたら幻影妖夢に斬られ、かといって幻影妖夢の攻撃に反応すれば、本体に攻撃される可能性が高い。であれば……

「二つ同時に受ければいいだけの話。【双符 ツインストライク】。」

スペルカードをパワーソードに溶け込ませる。するともう片方の手にパワーソードが()()()()現れる。

「なっ…!?」

ガキィンッ!幻影妖夢の一撃を、もう一本のパワーソードで受け止める。

「二刀流…っ!」

「おうともさ。ま、達人とまではいかなくても、それなりのことは出来るぜ?」

そういって、俺は。

「ああ。それと。()()()。妖夢。【力剣符 パワーフレイムソード】。【剣撃符 絶力双破】。」

剣に炎を灯し、離れた妖夢に向かって、ゴウッ!と衝撃波ならぬ炎撃破を飛ばす。

「ぐ、あああっ!」

ギリギリで刀で受けたものの、力を表す一撃はそう軽いものではない。妖夢は吹き飛ばされ、壁に打ち付けられた。

「かはっ……」

「悪いな。異変を終わらせるためには、なりふり構ってられないんだ。」

俺は、救わなきゃならないから。こんな狂乱は、終わらせるって。レティと、アリスと、レミリアと。そう誓ったから。

心の中でそう叫び、俺は先へ進む。その時、俺は気づいた。

「ん?あれは…」

長い階段を登り終えた時に目の前に広がっていたのは、大きな大きな桜の木。花はまだ開いておらず、つぼみまでしかついていない。

「アレに…春度が集まっているのか…?じゃあ、元凶の目的は…」

雪は止まり、風も凪いだ。後はもう。ゆっくりでも、とけていくだけである。




はい。というわけで一応五面突破です。次は遂に六面。白狼の心にある氷を、今回の異変で白狼は溶かすことは出来るのだろうか?



遂に判明した元凶。誓いを守るため、全てを救うため、白狼の最後の戦いが始まる。…前の、ちょっとした前座。
次回、東方希望録。
The wheel fate is turning. level2,action!
さあ、ショータイムだ!

感想、評価、お待ちしてます!ではでは!
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