おくれてすみません。
高校受験だったもので。
それでは、どうぞ。
八雲 紫(やくも ゆかり)と名乗る少女から、幻想郷とは何かを聞き、その情報を整理した。
①、幻想郷は、忘れられた者たちが集うばしょである。
②、幻想郷に来ることを幻想入りといい、その方法は三種類ある。
1、忘れられる。
2、自力で結界を越える。
3、紫に連れて来られる。
とまあこんなところだ。幻想入りの方法のうち、最後だけはあんまり許容できなかったが。
「つまり俺は、お前の能力で連れてこられたわけか。」
「ええ。そうよ?」
紫は特に悪びれることもなくさらりと言う。
「まあ、あんまり言及するようなことでもないから、どうでもいいけど、一つ聞かせてくれ。」
「なにかしら?」
俺が幻想入りの方法を聞いたときから思っていたこと。
「なぜおれなんだ?」
「・・・どういう意味かしら?」
「言葉通りの意味だよ。別に俺じゃなくても、能力を隠しながら生活している奴もいただろ?その中で、なんで俺を選んだのかってことだよ。」
そう。この幻想郷には、多くの能力者がいることはきいている。だが、そいつらが全員幻想入りしてきたのであれば、俺のいた、元の世界にもまだ能力者がいたはずだ。その数多の能力者たちの中で、なぜ俺が選ばれたのかが知りたかったのだ。その問いの答えは、紫の口からは語られず、これから起こることが証明した。
「それは・・・・」
紫が俺の問いに答えようとしたその瞬間。
「!?」
空が、紅色に塗りつぶされた。赤ではなく、紅。
「これは一体・・・」
「貴方のさっきの問いの答えがこれよ。」
紫が空を見る。
「この幻想郷ではね、ときどきだけど、無法者が来るときがあるのよ。で、その無法者は、ここを荒らそうとするのよ。私はそれを”異変,,とよんでいるわ。」
俺は紫のその言葉で察した。
「俺にその”異変,,とやらの解決をたのみたい・・・と?」
「ええ、そういうこと。」
あっていたらしい。でもまあ、そういうことならいいさ。
「わかった。その依頼、受けよう。」
「いいの?」
「元の世界の中で、俺が一番適任だとお前は考えたんだろ?なら、俺がやらなきゃダメだろ。」
我ながら変な理屈だと思う。だけど、俺が動く理由としては、充分だ。
「…まかせるわ。ただ、この世界にも、ちゃんとした決闘方法があるわ。貴方にも守ってもらうわ。」
そういって、紫はこの世界の決闘方法、”スペルカードシステム,,を説明した。
少女(?)説明中...
「と、こんなところね。」
「おう。わかった。」
「それじゃ、がんばってね。」
「ああ。ちょっくら、この狂乱を終わらせてくる。」
そういって、俺は新しく”創った,,スペルカード(以降、スぺカ)を使った。
【翼符 ドラゴンウイング。】
竜の翼を”創り,,、空へ飛んだ。
はい。というわけで次回から紅霧異変編です。
そこのラストには、この作品のメインヒロインが登場します。さあ、白狼はちゃんと異変を解決できるのでしょうか?
感想等、お待ちしています。