1つ!白狼は春雪異変を終え、日常を楽しんでいた!
2つ!白狼が依頼を受け、人里で教師をすることになった!
そして3つ!里の人間がチルノを痛めつけているのを見た白狼は人間を攻撃してしまった!
『白狼…お主…』
「ああ。わかってるよ。殺しちゃいねえ。スペカを使ったし。」
紅き館、紅魔館。そこにある自室で、俺は寝ていた。
『いや。お主は間違ったことはしておらん。いたずらをしたあのチルノとやらも悪いが、だからと言って暴力を働いたあやつにも、非はある。』
「でも、俺がやりすぎたのは事実だ。」
時間が近いため、俺は学生服に着替える。そして、翼を"創り,,、人里へと飛んだ。
人里。
「君が、夜月白狼君だね。」
青い服を着た女性が俺を見つけてそう言った。俺は里の人達に囲まれていた。
その目は、憎悪の目。まあ、里の人間を襲ったのだ。当然だろう。…で、この人が…
「上白沢慧音、寺子屋の先生をやっている。」
この前まで風邪をひいていた人。
「君には悪いが、尋問をさせてもらう。」
そう言う慧音の目にも、少しながら憎悪が混じっていた。そんな視線の檻の中にいる俺は、
(ああ。やっぱ人間は
と、今の状況を見て思っていた。
「ああ。わかった。」
俺はあっさり尋問を受ける。その様子に、慧音は小さく驚く。
(…?こいつはなんでこうも素直なんだ…?)
しかし、それは顔には出さず、俺への質問を繰り出す。
それに俺は正直に、速やかに答えていく。で、最後に。
「君は、あの寺子屋に戻りたいかい?」
と、慧音は問うた。だが、再び俺は速やかに答えた。
「いえ?そんなことはありませんけど?そもそも依頼は貴女が治るまででしたし、問題を起こした俺は、この里にすら入ってはいけないぐらいの危険人物になったはずですからね。」
と、ケロリと答える。その様子に、慧音は。
「なっ…!?君は教師が望みではなかったのか!?」
「ええ。まあ、夢ですけど、問題を起こしておいてなんの罰も無しにのうのうと夢を叶えるような図々しすぎる心は持ってませんよ。」
そんな言葉に慧音は、
「君の年齢でそれは…辛すぎる…一体、何があったらそんな性格に…」
「それは、紫に聞いてください。あいつなら、なんでも答えてくれるはずですから。」
と、それだけいってここを出る。そして向かうは寺子屋。
人間たちが俺の前に並び、竹槍を向けてくる。
(【音符 ビートストライク】)
自分の声に重みを"創り,,、
「退け。」
この一言で、人たちはザッ!!と道を開ける。さながらモーセだ。
そして俺は、寺子屋に向かう。最後の、授業をするために。でもま、その前に。
「みんな、すまない。」
子供達に事情を説明し、俺は寺子屋を去った。俺は晴れて、依頼を解決したわけだ。これで、めでたくハッピーエンド…で、終わるわけがなかった。
はい。ってなわけで弁明回。しかし許されない。
で、責任とって、白狼は教師、やめちゃったわけです。いやー、人里のルールって、厳しいっすね!
ある日、それは突然起こった。終わらない夜。偽りの月。またもや開かれる一夜限りの狂乱。今度は竹林の中へと、白狼の戦いは激化する!
次回、東方希望録、
始まりの夜に
さあ、ショータイムだ!
感想、評価、お待ちしてます!ではでは!