一つ!白狼は、相変わらず日常を過ごしていた!
二つ!夜になった時に、創世者から異変について聞かされた!
そして三つ!異変を解決する為、白狼は夜空へ飛び立った!
夜空を飛び続けて20分ほど。あたりは黄緑色で溢れていた。
「蛍か。綺麗だな。」
『うむ。なかなかに華やかだな。こんな夜でなければ、ゆっくり見たかったのだが。』
俺は少しだけ見ながら突き進む。と、そこに。
「蟲たちの為に!リグルー…キィィィィックッ!」
一人の少女がライダーキックをかまそうと襲ってきた。
「【盾符 ドラゴンシールド】!」
俺は慌てることなく盾を"創り,,、少女の蹴りを防ぐ。
しかし、威力は殺せても、その勢いまでは殺せない。俺は蹴りを受け止めつつ押される。
「く…うっ…」
俺はなんとか盾の角度をずらし、少女の蹴りをしのぐ。
「っとと。やるね。私はリグル!リグル・ナイトバグ。蛍の妖怪さ!」
「いきなりなんだってんだ?俺はこの夜を、そしてあの月を終わらせなければならないんだが?」
と、すこし睨みつけつつ問う。
「私は、ただ君を倒したいだけさ。希望。君を倒せば、蟲達の地位は格段に上がる。」
「…悪いが、それをやらせるわけにはいかんな。」
「どうして?やっぱり、蟲は弱いから?」
すこし、悲しげな表情を浮かべるリグル。俺は。
「誰もそんなこと言ってねえだろ。〈一寸の虫にも五分の魂〉ってな。俺はどんなに小さな命であろうと、甘く見たりしない。」
「ほんと…?」
「ここで嘘をつく理由がねぇだろうが。俺と君は初対面。君の事を何も知らないのに、君を陥れて、俺になんの得がある?」
俺が思っている事を言うと、リグルは笑って、
「そう…だね。うん。君を信じる。えっと…」
そういえば、名前を教えてなかったな、と、俺は。
「白狼。夜月白狼だ。」
「うん。ありがと白狼!」
どうやら、リグルの不安は払拭されたようだ。
「…で、だ。この異変について、何か知ってる事はないか?」
「うーん、ごめん。あんまり知らないや。月がおかしいってのはわかるんだけど…」
どうやらリグルは知らないらしい。ま、あわよくばってかんじだし、別にいいけど。
「そっか。わかった。ありがとな。」
「うん。頑張ってね!白狼!」
リグルからエールをもらい、俺は再び探索を始める。ふと、人里のことを思い出す。
「……まあ、みんな外に出てる、と言う事は無いだろうし…」
と、独り言を言っていても、体は正直で、人里へ向かっていた。
俺の目は、あまり周りが見えなくなっていた。心理的にも、物理的にも。
「この歌は…一体…?」
聞こえてくる、なかなかに綺麗な歌声。しかし、今聞こえてくるのはどこかおかしい。つまり。
「あー…また能力者か…」
つまりは、そういうことだった。
はい。一面を平和的解決?です。果たして白狼はこの異変を夜が明ける時間になる前に解決できるのでしょうか?
はあ?鳥目だあ?知らんな。どんな状態からでも勝ってやるよ。どうせだったら照らしてやる!極限まで明るくなあ!
次回、東方希望録
光は音よりも早い。常識だな。
さあ、ショータイムだ!
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