一つ!夜が明けぬ異変、月がおかしい異変の同時発生に、創世者が気づいた!
二つ!白狼はフランにも影響が出ると考え、すぐに解決することにした!
そして三つ!少女、リグルと出会い、繋がりを得た!
気づいた時には、手遅れだった。視界が狭い。かろうじて数メートル先の弾幕が見えるか見えないか、というほどに、視界が狭くなっていた。
「ふふ…私の歌を聞いたら、鳥目になるのよ。もうあなたは鳥籠の中。」
「お前がこの鳥目の原因か!ちっ…厄介な!」
苦しい声を上げる。こうしていても、弾幕の手が緩む事は無い。
「あはははっ!」
「くっそ!だったら、これだ!【力炎剣 パワーフレイムソード】!」
パワーソードを"創り,,、それに炎を灯す。
「続けていくぜ!【剣撃符 絶力炎破】!」
剣を逆手に持ち、あの闇を操る少女の時と同じように、剣を乱暴に振るう。ゴオオオッ!
「なっ!?きゃ!?な、なんて滅茶苦茶な…」
「はっはぁ!鳥目ってのは暗いから見えねえんだろ?だったら物を燃やしゃいいんだよ。その明かりで、テメェの位置はわかる!」
そう。音はもちろん速い。秒速300メートル程だったか。だが、光の速さは桁が違う。1秒で地球を7周半するのだ。その速さをもってすれば、今の敵の位置を知ることなど造作もない。
「捉えた。もう逃さない。【剣撃符 絶力炎斬】!」
「う、嘘…私が、こんな…」
俺が再び剣を振りかぶり、少女へ切りかかった。
「うあああああっ!」
「きゃあああっ!」
俺の剣は、間違うことなく少女の小柄な体躯を捉え、少女の体は燃えていない木に当たり、気を失った。
それと同時に、俺の視界も戻った。
「……ふぅいー。…また今度、遊んでやるよ。だから、とりあえず今回は、俺の勝ちだ。」
俺はそう少女に言い残し、また、止まったままの夜空へ飛び立った。
俺は、希望。
フランの為だけの、希望。それ以外の奴らの希望にはなり得ない。今まで、俺は誰も彼もを救おうとした。助けようとした。それが、俺の唯一出来ることだと思って。でも。そんなのは、思い上がりも甚だしかったのだ。本当の意味で救えたのはほぼほぼなく。只々。俺は俺に依存する人間を増やしただけ。そのことに気づいたのは、もうとっくに何もかも終わってしまった後だった。だから。今度は、失敗しないように。
「そうだ。俺は、俺には全ては救えない。だからこそ、救えるものを100パー救うんだ!」
差し当たっては、この異変だが、少し、気になることがあった…らしい。らしい、というのは、俺は別に見る気は無かったのだが、体はそっちに行っていた。そう、人里に。
だが。
「…は?」
その、そこにあるはずの人里は、影も形も無くなっていた。そう、消えた。
書いてる途中から内容が無くなって…結局こうなりました。素直にもう少しみすちーとの弾幕ごっこ長くしたらよかったのに…
跡形もなく消えた人里。一体これは?
そして突きつけられる俺の将来の夢。
認めるしかない…のか。
次回、東方希望録。
歴史って、勝者の記録だろ?
さあ、ショータイムだ!
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