なので1日1話ができなくなるかも…
人には光が必要だ。それがどんなに小さくても。それが偽りのものであっても。生きるための光は、皆に平等に在るべきだ。だから俺は、今回の異変の罪を全部かっさらってでも、真実の月を取り戻す。
東方希望録、始まります。
鬱蒼とした竹林の奥深くに、その建物はあった。
立て札には、「永遠亭」と書かれていた。ここから、大きな霊力を感じる。
「どうやら、ここがアタリのようだな。」
『そのようだ。しかし、大丈夫か?白狼?』
俺の声に、創世者が問う。
「え?何が?」
『霊力だ。もう3時間も時間を"創って,,いるのだぞ?もう限界なのでは無いか?一度出直すというのも…』
「いいや。大丈夫だ。大体、あんたが言ったんだぜ?こんな異変、今夜中にって。」
俺は力なく笑い、さらに目に霊力を込める。
『しかし、それでお主が倒れでもしたら元も子もないであろうが!』
「そうなる前に、この異変を終わらせりゃ何てことねえよ!」
そう強く言い放って、俺は永遠亭の戸を開けた。その瞬間、視界が爆ぜた。
「ぐ、おおおおっ!?」
ゴロゴロと転がる自分の体。俺は直ぐ立ち上がろうとするも、足に力が入らない。
「ぐ…ち…」
一本のパワーソードを"創り,,、地に突き刺す。それを杖に立ち上がる。
「くっそ…」
『白狼…お主、やはり限界が…』
「うっせえ。黙って見てろ。俺は、異変を終わらせるんだ。困ってんだよ。人間じゃなくても、ここに生きる妖怪たちが!フランだって!今頃気付いて、きっと困ってる!そんなの許容出来るかよ!何人かの身勝手な欲望で、何人もの人が理不尽な目に遭うのを!だからやるんだ!俺が!終わらせる!」
俺の決意。それを聞いて、創世者は、
(白狼…やはり近づいている!我の危惧するものになりかけている…白狼…お主の守る対象は、どんどん増えておるのだぞ?このままでは…潰れてしまう。)
創世者の心配を他所に、俺は傷を癒す為に能力を行使する。
「はぁ…はぁ…はぁ…く、【
クリエイト・コンディション。その名の通り、状態を"創造,,する。これで、傷は治った。だが、消費した霊力と、疲れは治せない。
「くっ…こんなんで…俺の足を、止められると思うなよ!っ【力剣符 パワーソード】!」
俺は大きく吠え、剣を手に再び永遠亭に突撃した。そこには大量の妖精達がいた。壁のように立ちはだかってくる。
「どけ!【剣撃符 絶力剛破】!」
直後、永遠亭の入り口はふっとんだ。
「っ…はぁはぁ…」
『白狼!無茶をしおって!そんな霊力量で"剛,,の技を使うなど…』
「うっせえって。なりふり構ってらんねえんだよ。」
カラカラと剣をひきづり、俺は永遠亭の内部に潜入した。
入ってから、どれほど経っただろうか。景色が歪んで見える。あっちへフラフラ、こっちへふらふらを繰り返している。
「とーう!ここはこの因幡てゐが守る!ここは通さないよー!」
「あ"?」
「ひっ!?」
突然出てきた中ボスらしきものも、一瞥しただけでスタン。ま、こんなものだ。
「寝てろ。起こしたくもねぇ。【剣撃符 絶力破】。」
もはや作業的なまでに乱暴に放った絶力破で、てゐは吹っ飛び、壁に頭を打ち付け、気絶した。
「…行くか。」
さして気にせず、俺は先へ進む…ときに。
「止まりなさい。剣を置いて、両手を挙げなさい。」
…どうやら、また新たな能力者の登場らしい。
はい。5面中ボス戦までをお届けしました。だんだんと白狼が壊れていきます。…と言っても、日常での白狼は本当に素なので、ずっと日常ならば何の問題もないのです。そう、日常ならば、ね。
何とか永遠亭内部に潜入した白狼。そこに待ち構えていたのは…うさ耳つけたブレザー少女?よく分からんが、押し通る!
次回、東方希望録
紅き瞳…サングラス…うっ頭が…
さあ、バイオテロを防ごうか!(嘘)
感想、評価、お待ちしてます!ではでは!