ヒントは…まあ、前回の次回予告のバイオテロ…ですかね。ほら、あいつですよあいつ。サングラス外すと早くなるあいつ!
月。古来より月には不思議な力がある、と信じられてきた。時には、兎が住んでいるとも言われた。しかし現代、その月に人間が降り立ち、そんなのはまやかしと言われた…だが。ここ、幻想郷の月は…
東方希望録、始まります。
からん、と剣を落とす。まあ、背後を取られている以上、どうしようもない。
「貴方は何者です?」
後ろにいる少女が俺に問う。
「…夜月、白狼。夜の月に、白い狼と書く。」
「夜月、白狼…続けて問います。目的は何ですか?」
「この異変を終わらせに。偽りの月を無くし、真実の姿を引っ張り出す。」
「っ!やはり、敵…!」
確認は終わったようだ。であれば。
「そうなるな、さて。どいてもらおうか。」
「っ!!」
後ろで霊力の高まりを感じる。だが、遅い。
「【技槍符 テクニックランス】。」
俺の背後にテクニックランスを"創り,,、振り向いてキャッチ、そのまま振り回す。
「っ!?きゃ!」
その少女は態勢を崩す。
「【槍撃符 絶技槍】。」
これを好機と見た俺は後ろに飛びつつ、槍を投げた。それは寸分たがわず少女を貫き、爆散した。
「……さて、次だ。」
俺は終わったと思い、次に進もうとする。その時、
「何を勝った気でいるんですか?」
と、心底冷ややかな声が聞こえた。
「っ何!?」
その声は、紛れもなく先ほど倒した少女のもの。だが、その声は冷ややかではあるが、しっかりとしている。ダメージを受けていたら、こんな声は出せない。
「まさか!?」
声と共に、倒れているはずの少女の方を向く。が、そこには誰もいない。
「!?な…」
「なぜ、でしょうね。貴方はさっき、私を倒したはずなのに…」
「っ…幻影…か?」
「私にそんな力はありませんよ。ただ、貴方はとっくに
「おい、創世者。」
『……』
「おい!?返事をしろ!…くそ。まさかこっちまで介入されてるとはな。思ったよりやる。こりゃあ、あんまし手加減なんてできねえぞ?」
俺は久しぶりの窮地に、俺自身は気づいていないが、笑っていた。後に、この異変を振り返ったこの時俺と戦った少女、鈴仙・優曇華院・イナバはこう語る。
まるで某タタリのようだった…と。
「ひらけ!【
力を解き放ちつつ、俺は飛ぶ。しかし、視界がグニャグニャと曲がり、真っ直ぐ飛べない。
「くっ…どうなってやがる…!?」
「無駄ですよ。貴方の波長は私が操っている。まともには戦えませんよ。」
「波長…?合わせてやるんなら魔女狩りもできそうだなおい。」
少女はこちらに弾を放ちつつ言う。
「私の能力、"波長を操る程度の能力,,で、貴方の波長を狂わせています。だから、貴方はまともには戦えません。」
「ふーん。だから?」
「…え。」
少女の指摘に、俺は不敵に返す。
「俺はな、もともと自分が普通の人間だなんて思っちゃいねえんだよ。何でも"創れる,,そんな人間が、まともな神経してると思うなよ?」
俺は切れかけている創世眼のスペルに再び霊力を流し、言う。
「てめぇが俺の波長を操って、てめぇがどこにいるかわからなくさせてようが関係ない。あたりを吹っ飛ばせばな。」
「!?な…」
「くらえ、【
直後、今夜で何回目かの爆発があった。
はい。…あれ?うどんげ粘るな。ってか、なんか押してね?って感じのお話です。まあでも実際、白狼消耗してますし、鈴仙は見えないとこから能力に嵌めてますからね。そりゃあ多少は善戦しますよ。
狂える、狂えない。狂った、狂わせた。そんなのどうでもいい。俺はただ、平穏に生きたいだけだから。
次回、東方希望録
揺れた、歪んだ世界。
腹から声出せよ。
感想、評価、お待ちしてます!マジで!ではでは!