東方希望録   作:紡ぎ手@異人

59 / 77
遅れて申し訳ないっす。
調べると、萃夢想は永夜抄の前っぽいですね。
萃夢想は春の異変っぽいです。ですが、もう永夜抄はやってしまったので、ここでは夏らへんの異変となります。
あ、マギレコ、始めました。

酒は、飲むものでありながら、たまにいや、よく人を飲み込む。今回は、それは巫女に当てはまるようだ。
東方希望録、始まります。


酒飲む鬼

一応、俺は未成年である。で、なんでこんな当たり前のことを言っているか、というと。

「あによ白狼?あたしの勧める酒が飲めないってぇの?」

「…えぇと。」

タチの悪い霊夢(酔っ払い)に絡まれているからである。

俺は未成年であるため、酒を飲むことは出来ない。故に、飲んだことなどあるはずもない。

「霊夢、俺、酒飲んだことないんだが…」

「そう?ならいい機会じゃないのー。グイッといっちゃいなさいって。美味しいわよ?」

「いや、その…飲めない年齢なんだよ。」

なにそれ、と霊夢がつぶやき、さらに酒を煽る。

そういえば、霊夢は何歳なのだろうか。人間だから、100を超えていてこの容姿ではないのだろうが。

そんな事を考えつつ、俺は夜の博麗神社にて、かれこれ3回目の宴会に参加していた。

そう。一昨日から1日も欠かさずに、だ。

はっきり言って異常だ。この前四季折々の花が一斉に咲くという異変があったばかりだが、またもや新たな異変、というわけらしい。

「霊夢?もう気づいてるんじゃないのか?これは異変だって。」

俺がそう言うと、霊夢は、

「んあ?らんのこと?」

「うっわあこりゃひでぇや!」

まるで話にならなかった。しかし、この状況が異常なのは事実。なにか大きな力も感じていた。

「この幻想郷で、一体なにが起きてやがる…?」

俺はまだ、全容はつかめないでいた。次の宴会まであと三日。それまでに、どうにかしないと。

とりあえず、これは一体なんなのか。そして、元凶は誰なのか。なにが目的なのか。その辺りをはっきりさせなければ。

「悪い霊夢。ちょっち急用を思い出したから、ここで失敬!」

「ああ!?逃がさないわよ!【霊符 夢想封印】!」

突如、霊夢は酔った勢いのまま、俺に弾幕を放ってきた。

「いいっ!?【盾符 ドラゴンシールド】っ!」

咄嗟にドラゴンシールドを"創って,,防ぐものの、この時の霊夢は酔っていて加減をしておらず、割とすぐにシールドが壊れてしまう。

「くっ!やろうってか!?【鏡符 龍騎】!」

適当に"創った,,鏡にカードデッキをかざす。すると腰にベルトが装着される。

「変身!」

デッキをベルトにセットする。すると鏡像が体に重なり、俺は仮面ライダー龍騎に変身していた。

「っしゃっ!行くぞ!」

(ソードベント)

デッキからカードをドラグバイザーに読み込ませ、ドラグセイバーを召喚する。

「お!?皆ー!霊夢と白狼が戦うってよー!」

「見ものだ見ものだーっ!」

「ったく、見世物じゃねえっつの!はあっ!」

大きく飛び上がり、霊夢に斬りかかる。

まったく。ほんとはこんなことしてる場合じゃねえのに!

 

 

 

 

 

 

「いやあ、ほんと、見ものだねぇ。()()()()?」

瓢箪を片手に、神社の屋根上で、鬼は見ていた。




…はい。こうして萃夢想は始まります。

萃まる妖気。夢。欲望。
終わらない宴会。
それなら、有終の美ってやつを咲かせてやる!
次回、東方希望録。
巫女と鬼と。
さあ、ショータイムだ!

感想、評価、お待ちしてます!ではでは!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。