ベストマッチ!
Are you ready!?
鋼のムーンサルト!
ラビット、タンク!
勝利の法則は決まった。
さあ、東方希望録を始めよう。
「先手必勝!【銃符 ニードルリボルバー】!」
速攻で銃を"創り,,、萃香に向けて発砲する。が、萃香は
「のろいねぇ。」
ひよい、と軽く躱す。
「っ…遠距離からは当たんねえか!だったら!【雷符 ライトニングストライク】、【速符 スピードダガー】、【死符 七夜】!」
体にスピードダガーを溶け込ませ、さらに雷を纏わせ、体を活性化させる。NA◯UTOの千鳥のようなものだ。
そして、手にはナイフ。その柄には、七ツ夜と書かれている。業物のナイフが"創られて,,いた。
「シッ!」
七夜に付随する体術技術で立体的に動き回り、萃香を撹乱しつつナイフで斬りかかる。しかし。
「おっと!ふふん。多少早くなったようだけど、まだまだ、甘いよ!」
萃香がナイフを白刃取り、カウンターでボッ!と出された拳に、俺は気付くものの、体反応しきれず、モロに腹に食らう。
「が…っ!?」
「取り敢えず、飛んできな。」
萃香は腕に少し力を入れ、見た目以上に軽い俺の体を軽々と吹き飛ばした。
「ぐ、あああ!」
そのままの勢いでゴロゴロと地を転がり、数メートル先でようやく止まる。
「ふむ。人間にしては動きはいい。でも私には敵わない。」
「…な…に…?」
「何故かって?簡単さ。私は鬼。でも君はただの人間。どう足掻いたって、肉体的には勝てない!」
萃香が得意そうに語る。ああ。分かってんだよ。
「はっ…」
「?何がおかしいんだい?」
「いいや。あんたのその慢心が、今回の、あんたの敗因だ。」
俺の強がりにしか見えないその言葉に、萃香は腹を抱える。
「くっ…くはははは!いいねぇ。いつみても、啖呵を切る人間を見るのは面白い!さあ、希望よ!超えられるというならやってみろ!ただし、安易に超えられるとは思わぬことだ!」
俺は無言でスペカを"創り,,、使う。丁度今、頭の中に流れ込んできたスペルを。
「【双造 ビルド】!」
俺は、新たなスペルを行使する。俺の手には新たなベルト、ビルドドライバー、そして、赤と青の小さなボトル。
まずはドライバーを腰に装着。
「何をする気だい?」
「まあ見てなって。変身すっから。」
そして、二つのボトル、ラビットフルボトルと、タンクフルボトルを両手で一つずつ持ち、振る。そして、蓋を正面に向け、ドライバーにセット。
(ラビット!タンク!ベストマッチ!)
「…行くぜ。」
ドライバーの横にあるレバーをぐるぐると回す。ボトル内部の液体が上下に動き、ライダーとしての体を
「変身!」
レバーから手を離し、ファイティングポーズをとり両手をグーのまま下ろす。
(鋼のムーンサルト!ラビット、タンク!イェーイ!)
ビルドされたボディが俺の体を挟み、変身が完了する。右手左足にウサギの力、左手右足に戦車の力を宿した戦士、仮面ライダービルドに。
「な…なんだい、そのすがたは…!?」
「さあ、実験を始めようか!」
俺は専用武器、ドリルクラッシャーを手に、萃香へ駆けた。
はい。というわけでビルドのスペカ"創造,,回でした。まあもう2話目も終わりましたし、いいですよね?
新たなライダーへと変身した俺。だけど萃香は俺の想像を超えることをしてきやがった!
はあ!?俺はスーパー戦隊じゃねえっつの!
次回、東方希望録!
(物理的に)大いなる鬼
さあ、ショータイムだ!