ついにめーりん戦。
「【剣撃符 絶力破】ッ!」
パワーソードを逆手に持ち、乱暴に振り回す。その軌跡から衝撃波が飛んでいき、妖精達を落としていく。
「うっわー、見ろよ霊夢。私らの出番ないぜ?」
「うっさい。楽でいいじゃない。」
二人は割と言いたい放題であった。
「ま、見ててもいいけど、ピンチになったら助けてよ?」
と、俺は冗談まじりに言う。魔理沙はそれに笑って、
「おう!任せとけ!」
と言ってくれた。さて、ある程度進むと、紅い館が見えてきた。
「魔理沙、アレか?」
「ああ。アレが私が見た紅い館だぜ。」
地に足をつけ、ドラゴンウィングを消す。
「?あんた、竜じゃなかったのね。」
霊夢が言う。それに俺は苦笑し、
「うん。ご期待に添えず申し訳ないけど、少し特殊な力を持ったただの人間だよ。」
さて。目の前には大きな門。そこに立っているのは黄緑色のチャイナ服をきた女性。
「侵入者か…?」
「まあ、そうだね。この館に、異変の元凶がいるなら、俺たちはそれを止めなきゃならない。」
俺がそう言うと、霊夢は構わずお祓い棒を女性に向け、言った。
「白狼。心配しなくても、ここに異変の元凶はいるわよ。妖気が濃い。これは動かぬ証拠よ。」
「成る程。魔法使いと巫女。異変解決の専門家…お前らが…ッ!ここを通りたくば、この
その闘志は。その覇気は。俺たちの動きを一瞬でも止めるのには、十分だった。
「参る!」
だから、気づかなかった。
ヒュッ!ゴスッ!
「ぁ、が、があああああっ!?」
「「白狼!?」」
女性、美鈴の飛び蹴りが、俺の肋骨をバッキバキにしたのだ。
蹴られた勢いのまま俺は吹っ飛び、近くの木に叩きつけられる。
「ごっぼ…がはっ…ちっくしょうが。いきなりご挨拶だな。」
「お前が一番弱そうだったからな。真っ先に潰すさ。」
「はっ…違いない。」
そういって俺は立ち上がろうとする。が、痛みでうまく立てない。
「無理をするな。手応えで肋骨全てが折れたのがわかる。下手に動けば、助かるものも助からんぞ。」
と、美鈴は吐き捨てる。だが。
「へっ…知るかよ。こんなもん、コレでどうにかなんだよ。」
と、俺は一枚のスペカを"創る,,。
「【走符 ドライブ】。頼むぞ、ドクター。」
ドライブドライバーと、マッドドクターシフトカーを使い、治療する。…ただし。
「ぐっおおおおお!いってえええ!」
とてつもなく、痛い。
「「「!?」」」
三人とも驚き、動きが止まる。その間に、治療が完了する。
「完全復活ってな。さて、反撃開始だ。」
新たなスペカを"創り,,、使う。
「【向符 一方通行】。さァてェ!スクラップの時間だぜェクソ野郎!」
次回、美鈴、予想外の反撃!?