作者の妄想大戦k      作:kanaumi

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作者の知識不足で間違いが有るかもしれません。間違いは気がついたら直します。


第12話 その後ダンナーベースにて

 以前の擬態獣襲来から一週間が経った。幸せの日に襲来した巨大擬態獣は新たな力を手にしたゴーダンナーの一撃によって海に沈んだ。統率個体が沈んだ事によってなのか、あれだけ止まらなかった擬態獣の群れは我先にとダンナーベースから離れて行った。その様子に少しの疑問が残る結果になったが、ダンナーベースに平和が戻ったのには変わりはない。海岸沿いが少し削れた位で環境への影響は最小限だったのも嬉しい報告だった。そして、もう一つ嬉しい事があった。それは、俺達に新たな仲間が加わった事だ。

 

 あの時の戦線に突如として現れたピンクの機体、ネオオクサーに乗っていた猿渡さんの妻の葵杏奈さんが正式にダンナーベースの一員として戦う事になったのだ。杏奈さんの参加には色々と意見が出て、否定的な意見も多く出ていた。その筆頭は、猿渡さんだった。それに続く様に、静流さん等も否定的な意見を言っていた。場は発言力の強い猿渡さん達の意見に流れかけていた。それにしかし、そこに待ったをかけたのは葵所長であった。所長の意見は親と言う立場から娘の姿を見て感じた物だった。この場で一番彼女と長く、そして近くで見てきた所長の意見は否定的だった場を一気にイーブンまで持って行った。さらに本人の強い意志によって、場は肯定派に傾いた。少なくなった否定派で最初に折れたのは筆頭だった猿渡さんだった。どう考えたのかは伺い知れないが、杏奈さんのこれからの努力に期待と言う形に落ち着いたようだ。猿渡さんとしては辞めさせたいが、杏奈の意志も否定したくない、そんな気持ちもあったかも知れない。紆余曲折あったが、めでたく杏奈さんはダンナーベースの一員に迎えられた。

 そこから、さらに一週間が過ぎた頃の話だ。

 

ーダンナーベース・格納庫ー

「おいっ、ミストー!!オーブからの補給物資の確認は終わったか!?」

「えーっと、はいっ!!確認終了しました!!」

「なら、次は3番と5番の工具入れをマジンガーZの辺りに持って行け!」

「はいっ!!」

 

 休む暇もなく、ただひたすらに走っていた。始めるは単なる手伝いだった。レヴリアスの調整の合間に手伝う程度の。しかし、いつの間にか、馬車馬の様に働いている。何故なんだろうか。一応、俺はオーブからの派遣のはず何だけども。それともアスハ代表から言われてるのだろうか?今日、街に遊びに出かけたボス達に恨みの念を送る。

 

「よいしょっと!ふー、こうも重たい物ばっかりだと、結構体に来る物があるな。」

「そおっスね、腰とかに来るんできついんッスよね。」

「でも、長くやってると慣れるもんッスよ!」

「あー、ですよね…。」

 

 朝からの労働で大部体が辛くなってこぼれた言葉を、近くで作業していた二人が反応するも、帰って来たのは何とも頼りない物だった。

 

「それよりもッス!ミストさん、貴方のレヴリアスの点検と整備に早く取り掛かるッスよ!今ここにある機体の中で一番不明瞭な所が多くて時間が掛かるッスからね!」

「そうッスよ!終わらないとおやっさんに怒られるッス!」

「えっ?手伝ってくれるんですか?」

「当たり前ッス!ミストさんにはこっちの仕事を手伝って貰っているんスから、こっちが手伝うのも当然ッス!」

「って、おやっさんに言われてるッス!」

「ありがとうございます!とっても助かります!」

 

 お二人のご厚意に甘えて、俺はレヴリアスの整備に取り掛かった。っと、言っても俺が出来るのはマニュアル通りの動作確認位で、専門的な事はお二人にお任せ状態だった。オーブにいた時も、専門的な事は他の人に頼んでいた。…そう言えば、マリューさんが偶に診てくれていたな。まあ、そういう事なのでお二人に手伝って頂くのはとても助かっていた。

 

「………よし、異常なしっと。」

「おーい、ミストさーん!ちょっといいッスか?」

「あっはーい!何かありましたかー!?」

 

 コックピットから這い出ると、レヴリアスの足元で森本さんがこちらに手を振っていた。

「どうかしましたか?」

「このレヴリアスの携行武器のステアードなんスけど、この前の戦闘でか、歯こぼれが見受けられたッス。今は応急処置でなんとかしますが、打ち直すなりを考えたのか方が良いッスね。」

「歯こぼれ、ですか…。」

「ただ、特殊金属みたいな感じ何で、今、ダンナーベースの資材では無理ッスね。…後、これはおやっさんが言っていた事なんですが、大空魔竜のサコン先生に相談したらって言っていたッス。まあ、どうするかはお任せするッス。」

「サコン先生……考えて置きます。ありがとうございます。」

「お礼はおやっさんに言ってくださいッス!それでは。」

 

 歯こぼれ、今まで気にした事が無かったな。整備を自分でしてこなかったってのも有るんだろうけど、…サコン先生か、相談してみようか。

 

 

 

 

ーダンナーベース・食堂ー

「ウッシ!甲児、どっちが多く食えるか勝負だ!」

「オッシャァ!受けて立つぜ!」

「ちょっと、光司、貴方病み上がりなのよ!?」

「甲児君も食べ過ぎは良くないわよ。」

「静流さん、こんぐらい大丈夫です!」

「さやかさんも心配しなくても余裕だぜ!」

「だから心配なのよ。」

「おう、兜に鉄也!このボス様も参戦してやるぜ!」

「ボス〜勝ってっこないっすよ!」

「ボス〜辞めときましょう?」

「うるせぇ、うるせぇ!俺様が行けるって言ってんだから行けんだよ!」

「Okッスよ!俺は負けないッスからね!」

「俺も負けないぜ!」

「ハッ!勝つのは俺様だぜ!」

 

「まったく、何が彼らをそうさせるのかしら。」

「そうですね、元気があるのは良いことなんですけどね…。」

「それでまた倒れたらわけないのよね。」

「今ここにまとめてくれる人がいれば良かったのに。」

「そうね、頼れそうな人は此処にはいないわね。」

「猿渡さんは杏奈ちゃんの元に行ってるから本当にいないわね。」

「……そうね。」

 

「ボス、降参は早い方が良いんじゃないか?」

「へっ、俺様を舐めてもらっちゃあ困るな。兜こそリタイアしても良いだぜ?」

「へっ、ぬかせ、まだまだ行けるさ。」

「二人共手が止まってるッスよ。あっちはもう6杯目ッスよ!」

「うまいっす!」

「何!負けてたまるか、ボス食うぞ!!」

「おう、あいつには負けねーぞ!!」

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