役目終了と思いきや異世界へ引きずり込まれたそうですよ? 作:問題児愛
『ギフトゲーム名〝
・プレイヤー一覧
逆廻 十六夜
久遠 飛鳥
春日部 耀
万由里
園神 凜祢
園神 凜緒
・〝ノーネーム〟ゲームマスター ジン=ラッセル
・〝ペルセウス〟ゲームマスター ルイオス=ペルセウス
・クリア条件
ホスト側のゲームマスターを打倒。
・敗北条件
プレイヤー側のゲームマスターによる降伏。
プレイヤー側のゲームマスターの失格。
プレイヤー側が上記の勝利条件を満たせなくなった場合。
・舞台詳細・ルール
*ホスト側のゲームマスターは本拠・白亜の宮殿の最奥から出てはならない。
*ホスト側の参加者は最奥に入ってはいけない。
*プレイヤー達はホスト側の(ゲームマスターを除く)人間に
*姿を見られたプレイヤー達は失格となり、ゲームマスターへの挑戦資格を失う。
*失格となったプレイヤーは挑戦資格を失うだけでゲームを続行する事はできる。
・チップ
・〝ノーネーム〟側は以下のチップを賭けます。
・黒ウサギ
・万由里
・園神 凜祢
・園神 凜緒
・〝ペルセウス〟側は以下のチップを賭けます。
・レティシア=ドラクレア
・〝ペルセウス〟の旗印
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗の下、〝ノーネーム〟はギフトゲームに参加します。
〝ペルセウス〟印』
「姿を見られれば失格、か。つまりペルセウスを暗殺しろってことか?」
「それならルイオスも伝説に倣って睡眠中だと言う事になりますよ。流石にそこまで甘くはないと思いますが」
「YES。そのルイオスは最奥で待ち構えているはずデス。それにまずは宮殿の攻略が先でございます。伝説のペルセウスと違い、黒ウサギ達はハデスのギフトを持っておりません。不可視のギフトを持たない黒ウサギ達には綿密な作戦が必要です」
十六夜の呟きにジンが応え、それについて黒ウサギが説明する。
万由里は「あ」と声を発して全員に言った。
「不可視のギフトなら私が持ってる。恐らく自分用だと思うけど」
「!そういや万由里は〝
「ん、わかった」
十六夜の提案に頷く万由里。耀はスッと手を上げて全員に言う。
「じゃあ、私が不可視の敵の相手をする」
「ああ。春日部は鼻が利く。耳も眼もいい。不可視の敵は任せた」
「わかった」
耀の提案に頷く十六夜。黒ウサギは十六夜と万由里を見て言う。
「黒ウサギは審判としてしかゲームに参加することができません。ですからゲームマスターを倒す役割は、十六夜さんと万由里さんにお願いします」
「あら、じゃあ私と凜祢さん、凜緒さんは囮と露払い役なのかしら?」
「悪いなお嬢様。俺も譲ってやりたいのは山々だけど、勝負は勝たなきゃ意味がない。あの野郎の相手はどう考えても俺が適してるし、万が一の時は万由里もいるしな」
「………ふん。いいわ。今回は譲ってあげる。ただし負けたら承知しないから」
「了解」
飛鳥がキッと睨みながら言うと、十六夜は飄々と肩を竦めた。
だが黒ウサギは首を振って否定した。
「残念ですが、必ず勝てるとは限りません。油断しているうちに倒せねば、非常に厳しい戦いになると思います」
「………あの外道、それほどまでに強いの?」
「いえ、ルイオスご自身の力はさほど。問題は彼が所持しているギフトなのです。もし黒ウサギの推測が外れていなければ、彼のギフトは―――」
「隷属させた元・魔王様」
「そう、元・魔王の………え?」
十六夜の補足に黒ウサギは一瞬言葉を失い、十六夜は構わず続けた。
「もしペルセウスの神話通りなら、ゴーゴンの生首がこの世界にあるはずがない。あれは戦神に献上されているはずだからな。それにもかかわらず、奴らは石化のギフトを使っている。―――星座として招かれたのが、箱庭の〝ペルセウス〟。ならさしずめ、奴の首にぶら下がっているのは、アルゴルの悪魔ってところか?」
「………アルゴルの悪魔?」
話についていけず飛鳥・耀・ジン・万由里・凜祢・凜緒は顔を見合わせ、首を傾げた。
しかし黒ウサギだけは驚愕したまま固まり、十六夜に問う。
「十六夜さん………まさか、箱庭の星々の秘密に………?」
「まあな。この前、星を見上げた時に推測して、ルイオスを見た時にほぼ確信した。後は手が空いた時にアルゴルの星を観測して、答えを固めたってところだ。まあ、機材は白夜叉がかしてくれたし、難なく調べる事が出来たぜ」
「ふうん。あんたって意外と賢かったんだ」
「おい、万由里。意外とはどういう意味だコラ」
「え?そのままの意味だけど?」
「へえ?俺に喧嘩売るってんなら相手になるぜ?」
万由里の言葉にやや怒りを籠めて笑う十六夜。
それを凜祢と凜緒が割って入り止める。
「十六夜に万由里ちゃん!喧嘩は駄目だよ」
「いざよいも、まゆりも、なかよくしなきゃだめなんだよ?」
「………そうだね。ごめん、十六夜。あんたが賢いのに驚いて失礼な事を言って」
「おう。分かればいいよ万由里。………仲直りの握手だ」
「………遠慮するわ」
万由里は十六夜の考えを見抜き、握手を拒むと後ずさった。
十六夜はチッ、と舌打ちすると、飛鳥と耀は顔を見合わせてニヤリと笑い―――
「「あああああっと、手が滑った!!」」
「へ?―――フギャ!」
「うおっ!」
―――わざとらしく声を上げて黒ウサギの背中をドンと突き飛ばす。
その結果、吹き飛んだ黒ウサギは十六夜の胸に飛び込むという事態を招く。
「………大丈夫か?黒ウサギ」
「へ?………あ、はい。十六夜さんが受け止めてくださいましたので黒ウサギは平気なのですよ―――ッ!」
「そうか。(いや、しかしこの状況………役得だな!お嬢様に春日部―――超グッジョブ!)」
十六夜と体を密着させているこの状況を恥ずかしく思った黒ウサギは顔とウサ耳を真っ赤にする。
十六夜はこの素敵な状況を作り出してくれた飛鳥と耀に、黒ウサギに気づかれないようにビシッ!と親指を立てて意思表示した。
それに気づいた飛鳥と耀もビシッ!と親指を立てて十六夜と意思疎通する。
万由里は「敵地で何呑気な事してんのよ」と呆れたように呟き、凜祢と凜緒はその光景にニコニコと見つめていた。
万由里はふと思い出したように凜祢と凜緒に視線を向けて、頭を下げ謝った。
「ごめん、凜祢、凜緒。あんたたちまで巻き込んじゃって」
「え?ううん。万由里ちゃんがそうしたように、私も凜緒ちゃんもあの場にいたら同じことをしてたと思うから………気にしてないよ」
「うん。それにね、くろうさぎは、りおたちの………たいせつななかまだよ?みすてたりは、ぜったいにしないよ」
「そう、だね。うん、ありがと二人とも。それと―――これから初の共闘よろしく、凜祢、凜緒」
「うん。こちらこそよろしくお願いします!」
「いっしょに、がんばろうね?まゆり」
「ん」
凜祢・凜緒・万由里は頷き合うと、十六夜が確認を取った。
「さて、お前ら。今から門を蹴破って突撃するのだが」
「はた迷惑なプレイヤーでございますね十六夜さんは!?」
「ヤハハ、扉は壊すもんだろ」
「十六夜………その思考回路はおかしいと思うんだけど」
十六夜の考えにツッコミを入れる黒ウサギと、半眼で返す万由里。
十六夜は肩を竦ませると気を取り直して確認した。
「まあ、それは置いといて。お前ら、心の準備は出来てるか?」
「ちょっと待って。十六夜、少し時間をくれないかな?やりたいことがあるの」
「おう、いいぜ。それで、やりたいことってのはなんだ?」
「うん。それはね―――凜緒ちゃん!」
「うん!ママ!」
凜祢の呼びかけに応えた凜緒は、凜祢の手を繋ぐ。それと同時に凜祢の服装に変化が生じた。
白と青をベースとした神話に登場する女神や聖母マリアを思わせるような神秘的かつ威風堂々としたローブを纏い、ヴェールを羽織った姿が特徴的で頭部には歯車のようなエンブレムがついた霊装に変化した。
そして凜祢と凜緒は口を揃えて、
「―――<
それと同時に二人は霊力を放出させて白亜の宮殿の全体を光に包み込んだ。
凜祢と凜緒は十六夜達の方に向き直った。
「うん、これでよし!終わったから突撃しよっか、みんな」
「待ちな。お前、今さっき何をしたんだ?」
「え?あ、うん。<
「は?」
凜祢の言葉に、素っ頓狂な声を発した十六夜達。それと同時になんてデタラメな力なんだと一同は思った。
記憶がリセットされないのは、ギフトゲームをしたという事象を消さないための箱庭が設けた仕様なのだろう。
「おいおい、とんでもないギフトだな!まさか死者も生き返ったりするのか?」
「うん、そうだよ。記憶以外なら何もかもが元通りになるからね。死んだという事象もなくせるよ」
「な、なんというデタラメ加減ですか!死んだ者を生き返らせられるのは、箱庭の神々であっても特定の神様にしかその力は振るえないのに」
「そうなの?」と首を傾げて問う凜祢。激しく頷く黒ウサギ。それを聞いた十六夜はニヤリと笑った。
「ならなおさら失うには惜しい精霊様だな。ここはサクッとクリアしに行きますか!」
「おー!」
十六夜の音頭の下、〝ノーネーム〟一同は門の中へと突撃するのだった。
ちなみに結局十六夜は門を蹴破ったそうな。
★★★★★★★★★★★★
「東西の階段を封鎖しろ!」
「正面の階段を監視出来る位置につけ!」
「相手は七人、捨て駒の数は限られている!冷静に対処すれば抜かれる事はない!」
「我らの旗印がかかった戦いだ!絶対に負けられんぞ!」
門を蹴破られた音でゲーム開始を悟った〝ペルセウス〟の騎士達は、一斉に行動に移る。
最奥の大広間で玉座に腰かけていたルイオスは既に勝ったつもりでいた。
「このゲームで僕のコミュニティが敗北するなんてありえないね。あー………勝利後の報酬が楽しみだ!」
―――だがルイオスは知らなかった。〝ノーネーム〟のコミュニティには世界屈指の最凶問題児集団に加えて、向こうの世界でも常軌を逸した最強の精霊達がいるということを。
★★★★★★★★★★★★
「ええい、小娘三人に何を手間取っている!」
「不可視のギフトを持つ者は残りのメンバーを探しに行け!ここは我々が押さえるぞ!」
騎士達は発見した飛鳥・凜祢・凜緒に向かって一斉に攻撃をしかけた。
だが飛鳥を守るように前後に凜祢と凜緒が構えており、彼女達の瞳を見た者は次々と倒れていくといった摩訶不思議な現象が起きていた。
「な、あの小娘二人と眼を合わせるな!恐らく精神支配の類いのギフトを所持している可能性がある!」
「やっぱりバレちゃったかあ………いい作戦だと思ったんだけどね」
「あいては、てだればかりだね。ママ、きをつけて」
「うん。凜緒ちゃんも、ね?」
「うん!わかった!」
そんな感じに話していると、騎士達は凜祢や凜緒の真横と背後から強襲をしかけた。
「もらった!」
「いいえ。残念だけれど―――二人には指一本髪の毛一本も触れさせないわ。水樹よ、纏めて吹き飛ばしなさい!」
飛鳥がワインレッドのギフトカードを取り出し掲げると、そこから水流が発生し地上にいる騎士達を洗い流しにかかる。
だが流石というべきか、騎士達は盾で水流を防ぎさらに前進していく―――が、
「………ガッ!?」
「何?―――グッ!?」
流石に水流とは違って高圧縮された水の高速発射や水柱には盾程度では防ぎきれずに吹き飛ばされていく。
ついでに、凜祢と凜緒の瞳を見て楽園へと誘われて眠らされた騎士達は水流によって洗い流されていた。
「チッ、怯むな!一斉にかかれば怖いものなどない!」
「うおおおおお!!」
号令の下、騎士達は再度、一斉攻撃をしかけていき、途中で凜祢と凜緒の瞳を見てしまい脱落する者や、水柱に巻き込まれて脱落する者もいた。
だがそれらを見事掻い潜った騎士達は剣を、槍を凜祢と凜緒に突きつけて突撃した。
「今度こそ、もらった!」
「しまった………ッ!凜祢さん!凜緒さん!」
飛鳥は悲痛の声を上げる。だが肝心の凜祢と凜緒はにこやかに笑っているだけである。
そしてそんな二人を容赦なく騎士達が剣や槍で襲いかかった―――が、
「な、に!?」
「ば、馬鹿な!
そう、これは比喩ではない。剣で斬り裂こうとしても、槍で貫こうとしても、凜祢や凜緒を守る霊装がそれを阻み傷ひとつつけられないのだ。
凜祢達はそれを分かっているからこその余裕の笑みだったのかもしれない。
騎士達は舌打ちをして下がろうとしたが、その際に凜祢と凜緒と眼が合ってしまい楽園へと引き摺り込まれて力なく倒れ落ちた。
辛うじて二人の眼と合わさなかった騎士達も、飛鳥が水樹のギフトを操って発生させた水柱に巻き込まれて倒れる。
「………なら、あの小娘を狙え!奴は人間、隙あらば討ち取れる!」
「「させないよ!」」
「なっ、」
飛鳥に向かって放たれた弓矢は、凜祢と凜緒が霊力を編んで光の障壁を作ることで飛鳥を矢の雨から守る。
呆気に取られた騎士達を、飛鳥は水樹の水流で纏めて一掃し騎士達の瞳を絶望のものに塗り替えていった。
「くっ、た、退避!無駄な戦闘を避けて他の連中を探しに」
「あら、行かせると思うかしら?」
「うん、〝ペルセウス〟の騎士さん達は此処から一歩も出さないよ?」
「かんねんして、りおたちのあいてをしてね?」
退路を水樹の水柱によって塞がれると、飛鳥達に振り返った騎士達は、決死の覚悟で迎え撃つのだった。
★★★★★★★★★★★★
「人が来る。皆は隠れて」
耀は緊張した声で警告すると、〝
獣のように腰を落とした耀は、高性能の五感を持って見えない敵の居場所を突き止め奇襲をしかけた。
「な、なんだ!?―――ガッ!?」
驚愕の声を上げた不可視の騎士の後頭部を激しく強打する耀。不可視の騎士は見えるはずもない自分の居場所がバレたことにわけも分からないまま耀の一撃に倒れた。
万由里が感心する中、兜が取れたことで虚空から騎士の姿を現し、その様子を見て耀が察する。
「この兜が不可視のギフトで間違いなさそう」
「ホレ、御チビ。お前が被っとけ」
「わっ」
十六夜が兜を拾い上げてジンの頭に乗せると、ジンの姿は瞬く間に色をなくして透明化した。
耀はそれを確認して二度三度と頷く。
「やっぱり不可視のギフトがゲーム攻略の鍵になってる。どんなに気をつけたところで姿を見られる可能性は排除できないもの。最奥に続く階段に数人も護衛をつければ、どうやってもクリアは出来ない」
「連中が不可視のギフトを使っているのを限定しているのは、安易に奪われないためだろうな。………なら最低でもあと一つ、贅沢言えば二つ欲しいところだが………」
「なら私と耀の二人で不可視の騎士を叩くから、ジンはその兜を耀に渡して。あと十六夜、あんたはジンと一緒にどこかに隠れといて」
「お、おう。分かったぜ。御チビ」
「はい。二人とも気をつけてください」
「ん、わかった」
万由里が頷くとジンは不可視のギフトを耀に渡して、十六夜とジンは物陰に隠れて息を潜めた。
耀は不可視のギフトを被り万由里と共に残り二つ分の不可視のギフトを手に入れに向かった。
「………私じゃ見えない敵の居場所を突き止められないからお願いね耀」
「うん、わかった。じゃあ見える敵は任せていい?」
「ん、わかった」
頷いてオーロラのギフトカードを取り出し、〝形を持った奇跡〟天使<
万由里は早速騎士達を見つけると、容赦なく<
「何!?―――グハッ!?」
「馬鹿な!もう不可視のギフトを〝名無し〟共が手に―――ギャア!?」
「クソ!撤退―――ガアッ!?」
姿の見えない万由里の一撃に倒れていく騎士達。耀は耳を済ませて不可視の騎士を索敵するが、中々見当たらない。
「………どう、耀。不可視の騎士は見つかった?」
「ううん………飛鳥達が暴れている音や、他の音が大きすぎてちょっと」
「………そう。こうなったら手当たり次第攻撃してみようかな。耀は私の後ろに下がって」
「わかった………けど、万由里は何をするつもりなの?」
「ん―――こうする!」
万由里は<
道中の姿が見える騎士達を巻き込み吹き飛ばしながら飛んでいくその斬撃に耀がポカーンと口を開け呆けていると、
「何!?―――ぬぅ………!?」
最上階へ行ける階段付近で巻き込まれたのか、不可視の騎士とおぼしき苦悶の声が聞こえ、その騎士は吹き飛ばされて壁に当たって亀裂を入れると兜が外れたのか虚空から姿を現した。
耀と万由里はキョトンとした表情でその騎士を見つめて呟く。
「………以外と近くにいたわね」
「うん。物音が一切しなかったから私でもあの騎士は見つけられなかった」
「え?あんたでも分からなかったってことは―――あの騎士が被っていたのは本物?」
「かもしれないね。じゃあ、あの兜を拾って十六夜達と合流して最上階に行こ」
「ん」
万由里達は倒れている騎士の隣に落ちていた兜を拾い上げると、
「な、本物が破られただと!?」
幸運にも不可視の騎士が物音を立てた挙げ句、驚愕の声を上げて倒れている騎士に駆け寄ろうとした。
それを耀は聞き逃すわけもなく、不可視の騎士を強襲し三つ目の兜を手に入れることに成功した。
「やった。これで四人であの変態に挑めるね」
「うん。じゃあ、今度こそ戻ろっか万由里」
「ん」
手に入れた本物の不可視のギフトとレプリカをギフトカードに仕舞い、万由里と耀は十六夜とジンの下へ戻った。
そして万由里達は十六夜とジンと合流して不可視のギフトを渡すと、ルイオスと審判の黒ウサギが待つ最上階へと向かっていった。
次回はルイルイに万由里の裁きが下ります。
万由里VSルイルイ
十六夜VSアルゴール
耀は………黒ウサギとジンの護衛係←
一巻完結できたらいいなと思っております。