ロードランは今日も平和です   作:ヨイヤサ・リングマスター

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 予約投稿を試してみましたが、使いづらいですね。

 とりあえずこれにて一応の完結です。

 「一応」というのは以前投稿していたときがここで終わっていたからなんですが、移転ついでに新連載っぽく続きを書くのもいいかな? と思っているからです。

 せっかくアルトリウスやマヌスも出たことですし、平和的でバトルがないダークソウルも新鮮でいいかもしれんませんね♪



第五話:かぼたん、冒険はまだまだこれから!

 第五話:かぼたん、冒険はまだまだこれから!

 

 

 呪われたロードランの地に来て一ヶ月。

 

 流石にこれだけの時間が経てば、この地での生活にも慣れてくるわけだが、<かぼたん>はまだ、『火継ぎの祭祀場』にいたのだった。

 

 

「で、私は言ったんですよ。

 『あなたを避け目に案内しましょう』って。

 そうしたら来るわ来るわ♪

 元々、色の無い霧の中に足を踏み入れようとする人たちは、どこか英雄願望がある方が多いんですけどね。

 私が誘うと誘われるがままにホイホイやって来てくれるから人を集めるのは簡単でしたよ」

 

 

「ほぇ〜、流石は先輩。マジぱねぇッスね〜。

 私ももっと早くに自分らしく生きることを始めていれば牢に閉じ込められることもなかったかもしれないんスね……」

 

 

「まぁ、そうなるわけですけど。

 それだと私とあなたは出会えなかったかもしれませんよ。

 それともし、これから先、この地で観光客を集めようと思うなら、薄暗い場所で囁くように言えば大抵の人は来てくれますよ」

 

 

 <かぼたん>がアナスタシアに教えているのは強きソウルを持つ者の召喚方法。

 

 彼らソウルを求める者は往々にして女性に弱い。

 

 その召喚対象が女性だったとしても、暗闇を一人で歩き続けている中、同性すらも引き付ける魅惑の火防女ボイスを聞けばホイホイやってくると言うもの。

 

 そうした連中を呼び寄せる腕に関しては<かぼたん>の経験に勝る者はいない。

 

 ただまぁ、その召喚した勇者が強いかどうかは目をつぶる必要があるのだが……。

 

 

「このロードランの地では行われていないようですけど、私が以前、住んでいた楔の神殿では、やってきた人たちの稼いできたソウルを火防女である私がソウルレベルのアップを担当していたんですよ」

 

 

「確かにこっちの火防女はエスト瓶の強化しか仕事ないッスからねぇ〜。

 あ、でも一だけ、従者契約を結べる半裸のちっぱい火防女がいるみたいッスよ。

 その子は従者になった連中から人間性と引き換えに呪術を教えたりで信者を増やしまくっているとか……」

 

 

「ほら、やっぱりアナスタシアはこんな場所で留まっているから他の火防女の子に先を行かれるのですよ。

 火防女であるまえに、一人の女として自分を第一に考えないと駄目ですよ。これは経験談です!」

 

 

 <かぼたん>は自分を第一に考えないばかりに周りに流されて生きてきてしまった。

 

 そこから学んだ唯一のことが自分に正直に生きるというものなのだろう。

 

 幸せそうだから良しとしよう!

 

 

「さぁ、私がこの地に来てもう一ヶ月も経ちましたが、そろそ旅立ちの時です!

 まだ見ぬ冒険を求めて北か南か東か西にでも行きましょう!」

 

 

「ウッス! <かぼたん>先輩に付いていくッス!」

 

 

 こうして、ついに<かぼたん>は呪われた地ロードランでの冒険を開始することとなった。

 

 誰にも縛られず、自分の望むままに生きるために。

 

 <かぼたん>の冒険はまだまだこれからだ!

 

 

 〜完〜

 

 

 

 




 散々死にまくって、それでも死ぬことのできなかった<かぼたん>はついに自分自身の意思でソウルを燃やせる生き方を見つけ、冒険をするのだった……、そんな話でした。

 今新しく執筆中の話は少しばかり内容がこってり系なので、その前に軽くてジャンプ打ち切り作品みたいなオチの話が書きたいという気持ちから書いたこの作品でしたがお楽しみいただけたでしょうか?

 かぼたんほど可愛い子なんてこの世のどんな作品を探してもいるわきゃねぇ!
 そう断言出来ますね!

 それとこの作品において、火防女たちは「ひもネット」という火防女たち独自の情報伝達技術を確立しており、アノール・ロンドやクラーグの巣とも連絡が可能だったりします。

 その辺についてまた書いていくのもいいかもしれませんね。
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