仮面ライダー555 汎神の帝王記   作:加減不可能

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第1章 激動の帝王
1-1 天翔ける帝


「賢二~、今週の財政論のノート見せてくれよ~」

「また飲み会オールで授業バックレかよ、しょうがねえ奴だな」

 

涼しい風がキャンパスを流れ行く慶城大学の敷地には今日も多くの学生がやって来ていた。この大学には海外から多くの留学生を取り込む支援制度等もあるため、様々な国籍を持つ学生が大学内で交錯するのは衆知の事だ。国、髪の色、肌の色といった事を気にするのはナンセンス。多様なバックボーンを持つ学生達が互いにコミュニケーションをとるのは当たり前の光景である。

大学側が掲げる環境活動の一環として、キャンパス内に1本でも多くの木を植える事を行ってきたせいか、キャンパス内には緑の木々が生い茂っている。

そんな緑溢れるキャンパスで、ある二人の男子学生が日常通りのやり取りをしていた。

片方は飲み会の疲れを引きずった、振る舞いや言動にどこか元気がない茶髪の青年。これといって特徴はない。もう片方は端麗な容姿にキリッとした目つきが特徴の、マッシュチックにセットされた黒髪をひっさげている、高身長の青年だ。そんな彼は右手に持っている青いノートを目の前の二日酔いの青年に渡す。

悪いな~と、軽い口調でノートを受け取った青年は背負っていた黒のリュックサックへと入れ込む。

ノートのやり取りも学生の間ではよくあることだ。

 

「いやあ、いつもお世話になっております!」

「お世話にならない日が来ることを祈るばかりだよ。出席とらない授業だからってちったあ出てくれよな晴人」

「頑張りまーす!」

 

えへへーと右手で後頭部をなでながら全力で笑顔でごまかす姿を賢二は何度見てきたのだろう。ほぼ毎日このやり取りがある気がする。賢二ははあとため息を吐いてコバルトブルーのスキニージーンズの両前ポッケに両手を突っ込み、じゃあなとそこから去ろうとしていた。

 

「あ、そうだ、学食いって飯食おうぜ~」

「悪い、この後ステファニーとラーメン五郎食いに行く約束があるんだ」

「おー。彼女とラーメンデートってかあ!?いいなあ、パツキン美女の彼女~。リア充爆ぜろ~!」

「だから、ただの幼馴染だっつの。じゃあ、本当に行くからなー」

「おうー。彼女待たせるのも悪いからねえ。そうそう、オルフェノクには気をつけるんだぞ~!」

「だから彼女じゃねえって。それに晴人その都市伝説好きだよな。いくらツイーターに『怪物』の写メが晒されてるからって本当かどうか分からねえじゃん。変に注目を集めたいが為に着ぐるみ用意してやってんじゃねえの?愉快犯だよ愉快犯。コンビニの冷蔵ケースに入った写メをアップした『バカーター』を忘れたか?」

「賢二はロマンがねえなあ。近頃になって『アンノウン』を名乗る装甲を着けた白と黒の二人の戦士が怪物退治を活発的に行ってるとかっていううわさもあって盛り上がってるってのに!」

「はいはい、なんて面白そうな特撮ドラマだこと。じゃあ、本当にステファニー待たせると悪いから、先行くぞ~」

「おう、じゃあな~。今度何か奢るよーん」

 

からかいの絶えない晴人と別れた賢二は待ち合わせ場所である慶城大学の正門へと向かった。

今日の風は本当に涼しい。季節が夏に移り変わろうとしているこの時期は、厚着をしている人を見かける事はあまりない。多くの建物を緑が囲むキャンパスを歩く事数分、正門の前に一人の女性が立っているのが見えてきた。正門は当然ながら多くの生徒が出入りするところだが、その中でも彼女は極めて存在感を放っていた。美しい艶はそのままに、ウェーブのかかったセミロングの金髪が、涼しい風に煽られて揺れている。顔もきれいに整っているが、服装はアメコミヒーロードラマの蝙蝠のような怪人がホラーチックに描かれた黒のTシャツをインナーに、白のパーカーを羽織っている、ボトムズは彼女の長い美脚を存分に周囲に見せつけるかのごとくコバルトブルーのスキニージーンズといったところだ。靴はスポーツブランドの白色のスニーカーで、ラフと言えばラフな格好だ。慶城大学は世間一般では華やかでオシャレな服装をした大学生が多いという認識だ。その中でもラフな格好で目立つという事は、彼女の身体全体が美しいということだろう。そんな彼女がある男を視界に入れると、少し不機嫌な表情を露わにする。賢二だ。賢二はそそくさと申し訳程度の急ぎ足で彼女の元へと向かう。

校門の前に二人の美男美女。目立たないはずは無く、通りかかる人ほぼ全員が彼らをチラ見する。特に深く考える事もなければ、彼らは『華やか同士お似合いの良い』カップルで、女性はさぞかし強かで優しく、相手側もそれ相応の対応が出来る紳士と思う事だろう。

彼女と賢二の距離がなくなる。そして不機嫌な彼女が開口一番に発した言葉が、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“Hey, this shit guy, you. Do you know how long I was waiting for you? 10 minutes! What a fuckin’ dude!(おいこのクソ野郎。てめぇ私がどんくらい待ってやったと思ってんのよ? 10分よ!? ファッ○ン愚か者めが!)”

 

である。彼女は自身の持つルックスと全く相反して『口』があまりにも汚かった。

 

 

 

 

 

 

 

「小の方~、ニンニク入れますか?」

「全マシで」

「大豚ダブルの方は?」

「ゼンマシデオネガイシマス」

 

ここは慶城大学から歩いて3分も満たない所にあるラーメン五郎。赤を基調とした厨房と向かい合わせのカウンターテーブルに座る二人の男女、ステファニーと賢二は、ラーメン五郎の特徴の一つである無料トッピングのコールをしていた。店主がコール通りの盛り付けを終えると、カウンター上に大きなどんぶりがドンと良い音を立てて置かれる。賢二の注文した小ラーメンはゆでられたもやしとキャベツが塔を成して盛り付けられている、しょうゆ味の背油も振り掛けられていて、アクセントの役割を担う刻みニンニクがいい匂いを作り出している、スープの色は濃い茶色で見ているだけでもお腹いっぱいになりそうなラーメンだ。対してステファニーがオーダーしたラーメンは、無料トッピングのベースは賢二と変わらないのだが、賢二の器よりも一回り大きく、麺の量、チャーシューの数は圧倒的にステファニーの方が多い。男よりも女の方が大食いをするという画が出来上がっている。だが、どちらも器を少しでもどこかへ傾けるとスープがこぼれてしまいそうだ。二人とも慎重にカウンターの上の器を自分のテーブルへと降ろす。

 

「いただきます」

「イタダキマス」

 

二人は同じタイミングで豪快に盛られたもやしとキャベツの山を口の中に収めていった。

 

『本当にラーメン五郎は飽きないわね。何か『クスリ』でも入っているのかしら』

『さあな。ただ、毎回思うんだけど、よく大豚ダブルを平気な顔して食えるよな』

『これぐらい食べなきゃやってらんないっての。『戦い』もあるしね』

『エネルギー効率わっる』

 

経つ事10分、二人とも早いペースでもう完食と言うところまで来ていた。二人のどんぶりの中は、初めの重量級ラーメンの面影は無く、空に近かった。

ラーメン五郎はカウンター席しかなく、その席数は10も満たない。 ラーメンを作るのにも時間がかかってか店内の回転率は非常に悪い。しかしながら、ネット上の口コミ等の効果で平日の昼時も行列の絶えない名店となっていた。その為、あまり遅く食べていると次の人がつっかえてしまうという状況であった。この状況でも二人は喋りながら食べてもあまり時間がかからないという余裕ぷりを見せていた。二人が日本語を使う事はあまりなく、ほとんどを英語で意思疎通を図っている。狭いラーメン五郎の店内には日本語と英語が飛び交っていた。

 

『そうそう、『俺たちの事』、さっそく噂になってるらしい』

『あちゃ~、じゃあバレないように一層努力しないと~』

 

この会話がどんな中身であるのかは当人達しか知る由が無かった。

ステファニーは賢二と比べてそこまで深く考えている事も無く、淡々とティッシュで口周りを拭いていた。楽観的だなあと考えながらも左横に座っているステファニーを見て賢二も口周りをティッシュで拭きはじめた。

噂というものはすぐに広まるものだ。時は2016年。インターネットが極めて発達したこの時代では多くの人がSNSというツールを使って日々を送っている。『情報化社会』の名の下に、世界中の人々が色々な情報を調べ上げる事が出来る環境が出来ている。その為、現実における立ち振る舞いには気を付けないと、SNS等を通じてそれが他者に知れ渡ってしまう危険性が常に介在する。特に友人や、仕事先の上司等、「知られたくない他人」にそういった情報が行き渡ってしまっては何かしらの形で損害を被る事になるだろう。だが、SNS等は悪い面ばかり持つのではない。災害の時には積極的にSNSを利用した情報発信がなされてきたし、行方不明の人を探すのにもSNSが使われる時代だ。便利な物にはメリットとデメリットが共存するものの最たる例となっているだろう。

こうして、この時代の人々はネットと隣り合わせの生活を送っていた。賢二とステファニーの横に座っていた人も、自分の注文したラーメンが来るまでスマートフォンをいじっていた。

 

「ごちそうさまです」

「ゴチソウサマデス」

 

二人は笑顔で確認し合った後、どんぶりをカウンター上に上げ、テーブルを備え付けのふきんできれいにした後、同時に店を後にした。

 

 

 

 

時刻は夜10時過ぎ。少し風が肌寒さを際立たせる外気。夜空を見上げれば、雲一つなく、満月の輝きを拝む事が出来る。

森林公園の一角。残業終わりのサラリーマンやランニングに興じる人たちが行き来しているが、その数は少ない。

夜遅くに一人で外にいる事の危険性は義務教育の一角を成す小学校低学年の時に嫌というほど教え込まれているだろう。

そんな夜遅くの森林公園を一人の女性が歩いていた。彼女の服装は白のジャケットをベースにしたオフィスカジュアルの服装であった。残業が長引いたのか顔には疲労の二文字が垣間見えていた。彼女は早く自宅へ戻ろうと早足で歩いていた。そんな時だった。

彼女の目の前に横から一人の黒のフードをかぶった女性が走りながら割り込んできた。彼女はオフィスカジュアルの服装の女の方を振り向いた。

 

「あら、明美じゃない。いきなり現れて何? 私に何か用? 私は疲れてるから、仕事の話なら明日にして」

 

オフィスカジュアルの女は明美という女を蔑むような視線を送った後、無視してそのまま帰路へ再びつこうとしたのだが、

 

「私はあなたの操り人形じゃない。お前に明日なんか来させないようにしてやる!」

 

明美は突如として激昂し始める。彼女は両手の拳を握りしめ、目の前のオフィスカジュアルの女を殺してやると言わんばかりに睨みつける。

しばらくすると、彼女の顔に、『何かの生物の紋様』が浮かび始め、気が付けば彼女は人間の面影など一切ない、『灰色の人型のゴキブリを模した怪物』へと変身していた。

頭の上部分から生えている二本の柔軟な触覚が特徴で、体型は比較的スリム。背中の部分には羽を思わせるような部位も生えている。

後ろで起こっている異変を察知したのか、オフィスカジュアルの女性は後ろを振り向く。彼女の表情は驚愕したものへと変わり、命の危険を反射的に感じ取った彼女は走ってその場から逃げようとする。

 

「きゃあああああああああああ! 来ないで!」

「逃げられると思うな!」

 

ゴキブリは空を飛ぶことはないが、滑空は出来る。その上移動スピードは速い。

怪物と化した明美の身体能力は飛躍的に向上し、ゴキブリ型という事もあってかあっという間に明美の右手はオフィスカジュアルの女の右肩を掴んでいた。

そして明美はオフィスカジュアルの女を羽交い絞めにすると、両手の平を彼女の耳元へしっかりあてた。

 

「私はアンタの事が気に入らなかったのよ! お局ってそんなに偉いの!? ええ!?」

「悪かった! 悪かったわ! 今までアナタにしてきた事全て謝るから! 許して! どうか命だけは!」

 

オフィスカジュアルの女がじたばたと揺れて必死に抵抗するもむなしく、怪物と化した明美はびくともしない。

 

「今からアナタを殺してあげるわ!」

「やめてぇぇぇ! 許してぇぇぇ! 死にたくないよぉぉぉぉ……ァ……」

「声がでけぇんだよ! うっせぇ! 死ねェ!」

 

オフィスカジュアルの女の両耳にあてられた怪物の両手のひらから無数の小型のゴキブリが群れを成して出てくる。その無数の小型のゴキブリはオフィスカジュアルの耳の穴にゾロゾロと入っていき、心臓部分に到達すると無数のゴキブリたちは心臓を餌と認識したのか続々と蝕んでいき、『餌付け』が終わるとオフィスカジュアルの女は灰とも砂とも何ともいえないものになっていき、跡形もなく地面にサーという音を立てて崩れ落ちていった。

 

「あははははは! ざまあみろクソブス阿婆擦れ女ァ! これでうざったらしいお局は一人殺してやったわ! あっ、記念に写メ取らなきゃ! 次は命令だけは一丁前で仕事は大してしてないあのクソお局を……」

 

明美という女はもはや人間ではなくなっていた。殺害現場を笑顔で手持ちのスマホで写メを撮る彼女には狂気しか感じられない。

怪物の力をただ振るい、自分の気に食わない人々を抹殺することばかりが先行する化け物と化していた。

明美は最初の一人を抹殺出来た事で悦に浸っていた。だがその時間も束の間だった。

明美は怪人と化したことで五感が人間の時よりも研ぎ澄まされているような感覚になっていた。オフィスカジュアルの女性の最後の命乞いも人間の時に聞こえていた音声の音量より大きく聞こえていた。

そのせいか遥か遠くにいる複数の足音も近くでしているかのように聞こえてしまう。だが、一つの足音だけが何故か明美の方向にむかって徐々に大きくなってきていた。明美はその異変に気付いたのかその足音のする方向に目を配る。

近づいてくるたび、ジャキ、ジャキ、と何かの金属音のようなものも聞こえてくるようになっていた。そして暗い森からようやく姿が現れてくるとなった時、明美は恐れおののいた。全身鳥肌が立ち、身体が突如として震えはじめた。

怪物の目に映ったものとは、ピンクに近い紫色の光を放つ、青文字でΨ型に区切られた仮面、全身は白を基調とした装甲で所々にコバルトブルーのラインが張り巡らされている、胴体は左右非対称、心臓部には仮面から発行される色と同じ色である紫色のコアのようなものが埋め込まれている、背中の部分にはジェット噴射型とも見えるリュック型の飛行ユニットが搭載された、一人の長身スリム体型の戦士の姿であった。

 

「白の……、処刑人……? 本当にいたなんて……」

『ネット上ではそう呼ばれているみたいだけど、あまり気に入らないわ。私は『アンノウン』、この日本でアナタのようなクソなオルフェノクをこらしめる自警団の一人。東京中心だけど。クソなあなたには特別に私の本当の名を教えてあげる。アンタの死に際でね! だからさっさとくたばりな!』

 

白の処刑人と呼ばれた戦士から発せられる音声は加工が施されていた。よくあるニュースの女性に対するインタビューにおいて音声を隠す際に使われる、『甲高い気の抜けた声』と言えばいいだろうか。その加工された声で汚い言葉を英語で散々吐いたと思うと、白の処刑人はバックパック型の飛行ユニットをショルダーにあるスイッチを押して起動させると勢いよく噴出口から勢いよくジェットが吹き出し、ゴキブリの怪人目がけて突進する。ゴキブリの怪人は猛スピードで突進されると、勢いよく吹っ飛んで行った。ゴキブリが地面に着いた時には大きなクレーターが出来ていた。

 

 

Ready

 

白の処刑人は綺麗に両足を地面に着地させるとすかさず右手でベルトにはめ込まれていた、ガラパゴス携帯端末にセットされている自分の仮面のデザインのメモリーチップのようなものを抜き取り、飛行ユニットにセットすると携帯端末から電子音声が発せられた。

そしてショルダーにある取っ手の部分を両手で勢いよく引き抜くとトンファー型の武器が現れ出でる。自身のアーマーのラインと同様、コバルトブルーカラーである。

 

『お局お局うっせぇんだよクソ女。職場でお局によるいじめで恨んで殺しましたってところかしら? 底が浅ぇんだよな』

『アナタに何が分かるってのよ!』

『何も分かるわけないでしょ? だけどこれだけは言える。 アンタは罪を犯したの。 ヒトの心を捨てたアナタに、明日は巡ってこない……。ハァァッ!』

 

明美は英語で自身の心の叫びを白の処刑人にあげたが白の処刑人は心を動かされることをなく手持ちのトンファーでゴキブリのオルフェノクに殴打を続けた。

 

「ガァァァッ!」

 

ゴキブリのオルフェノクには先程までの勢いはない。ただただ白の処刑人に蹂躙される画である。反撃を所々で試みるも、自分の動くスピード以上に高速で動く白の処刑人にはそのボディに触れる事すら許されなかった。

左右上下からなぶられるになぶられ続けた明美は地面に倒れ伏す。再度立ち上がって白の処刑人を真正面に捉えるが、白の処刑人は追撃を加える気配はなかった。トンファーを握りしめたまま棒立ちである。好機と思ったのか明美は、そのまま白の処刑人に再度襲い掛かる。だが、現実は非常である。

 

“Check”

 

Exceed Charge

 

白の処刑人は加工された声でそうつぶやくと、携帯端末がそれを感知して、携帯端末から音声が発せられた。携帯端末から青いラインを通じて人体において血液が体内を流れるかのように光がトンファーを持つ両腕へ、そしてトンファーへと流れ込む。

 

“As I noticed you in advance, I’ll tell you what my name is. My name is Ψ(Psyga)

But it is no use understanding my name. I kill you! Nightmare 666(事前に知らせた通りに、私の本当の『名前』を教えてあげる。私の名前は『サイガ』。だけど、名前を知ったところで無駄のようね。あなたはここで死ぬのだから! 『ナイトメア666(ナイトメアトリプルシックス)』)”

 

そう再び呟くと、飛行ユニットを駆使して高速で目の前のゴキブリのオルフェノクに急接近し、ちょうどいい間合いで常人には視認出来ない速さでトンファーをゴキブリのオルフェノクのボディ全体に連続で殴打していく。その回数666回、には到達する事はなく、100回目の殴打でΨの青文字がゴキブリのボディに浮かび上がると青い炎を立ててボディが燃えていき、最終的には灰と化して地面に崩れ落ちていった。

 

“What a dude……(なんて愚かな……)”

 

ハァとため息をついた白の処刑人は、二人の亡骸を見て数秒間静止した後、その場を後にした。

 

 

 

 

(“I wish I had been here more earier……”)

 

 

 

 

『ニュースです。昨夜、大手外資系製薬会社の社員2名が失踪した事件で、警察は周辺関係者に事情聴取をしている模様です。失踪した社員は二人とも女性で、一人が宮田 和子(みやた かずこ)さん35歳、もう一人が松本 明美(まつもと あけみ)さん25歳で、二人の間の関係等、詳しく調べていく予定で……』




オーガは次回出します。

必殺技名を言ったのは、『ダブル』を参考に

『天帝』と『冥帝』の設定は『遊戯王』を参考にしていますね。(そういった意味での多重クロスです)

サイガのトンファーを使った必殺技にかんしては、後に出す設定集にも載せる予定ですが、『6秒間に『最大で』666回、フォトンブラッド満タンのトンファーで相手全身を殴打する』という技です。なんて虐待おばs……お姉さん。

サイガの必殺技を出す際、サイガフォンのENTERキーを押さずにCheckの一言でエクシードチャージが出来たのは、『仮にサイガとオーガがデルタを参考にして作られたものであるならばデルタ特有の便利な機能が備わっていてもおかしくはない』という私の解釈を反映したものです。

ステファニーはテイラー・○ウィフトをはじめとする金髪の美人の外人をモデルと一応しています。
特に彼女に関しては美人だと思いますし、歌も個人的に好みですね。


たっくん等の原作キャラとの交わりは後でです。
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