現代のどこかの街では、噂が具現化すると言う。
街の噂はまだまだ止まぬ。

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宵闇、闇に惑わず

 夕闇に包まれる白銀の幻想郷。

 どこからか妖怪の雄叫びが聞こえたような気がした。

 雪はひたすら降り積もり、先刻起きた時には腰まで達していた。今も雪はとどまることを知らず、天からふわふわ舞い降りる。

 

 今年の冬は遅かった。

 異変などではなく、雪があまり降らなかったのだ。

 久方ぶりの雪との再会に、意気揚々と空中散歩をしていた。

 口笛の音は雪に吸い込まれ、より一層無音の美しさを醸し出している。

 

 しかし、私はあまり冬が好きではないのだ。食糧はすぐ雪に埋れてしまうし、一面真っ白でどこにあったのかも思い出せない。

 一方で利点もある。食糧の長期保存が出来るということ。勿論、一回氷漬けになってるわけだから味も落ちるけど、春に楽しみがあるってのはなかなか良いものだ。

 

 ……だが時々、私のそういう保存食を奪う奴がいるのだ。例えば、今目の前に現れた()()()とか。

 

「がルルるるる……」

 

 獰猛なコイツは妖怪だ。ただ、獣から一歩はみでた程度の。

 

「あんたさあ、私に勝てると思ってるわけ? 春にも()してやったの覚えてないの?」

「…グルるるる……」

 

 格好もほぼ獣みたいな形をしている。底も蓋も知れているというのに、コイツは私を倒そうと躍起になっていた。

 

「……はあ」

 

 ため息と一緒に白い息も出た。

 

「喉を鳴らすだけじゃどうにも成らないよ。かかってきな」

 

 

 

 

 

 

 コイツは春よりはまあ、強くなってはいた。が、その程度。所詮小妖怪は、私に善戦することさえ叶わない。

 一方的な撲滅に、ヤツはうめき声を上げることしか出来なかった。

 

「もう二度と視界に入るなよ」

 

 殺しはしなかったが忠告はした。今度現れたら必ず、と誓ってその場を去った。

 横たわるヤツの体からは血が流れているはずだが、夕陽と同化して見えなかった。

 まったく、妖怪は、向こう見ずである。

 

 

 私は霧の湖に行くことにした。あそこではわかさぎ姫という、それなりに仲良くしてる妖怪と運がよければ会えるからだ。

 到着する頃には落ちた日を追いかけるように、月が顔を出していた。

 

 そしてとりあえず湖の周りを一周してみたが、彼女は見つからない。見つからないから二週目もしようかなと考えている時、とある人物に会った。

 

「わは、チルノか」

「やあ、ルーミア」

「うん。こんな時間にどうしたのだ?」

 

 思わず笑みが零れる。

 チルノは、私の友達だ。友達に会うと、自然に気分が良くなる。

 だけどこんな夜に出歩いている彼女を心配している私もいた。

 

「いや、眠気増やしにね」

「覚まさないんだね」

「明日遊びたいからね」

「じゃあさ、ちょっと雪合戦でもしない」

「昼やったんだけど…」

 

 チルノも含め妖精は、弱い。さっきのヤツみたいな妖怪にさえ、襲われればどうなるか分かったものではない。

 そんな心配をおくびにも出さず、彼女を安全なところに戻す準備を進める。

 

「まあいいか、やる」

「じゃあ一回当たったほうが負けね。よーいスタート」

 

───ピチューン。

 

 能力と妖力を使い、開始と同時に彼女の背中に雪玉を当てた。

 家に帰すには、説得する方法もあるが、気絶させるのが一番手っ取り早い。

 

「あ、れ?」

「ごめんね、チルノ。でもやっぱり夜は危険だからさ、家に帰ってもらうよ」

 

 チルノは、ゆっくりと下の雪へ落下していく。霞む目で必死に私を見る。

 

「大丈夫、家には運んどいてあげるよ」

 

 雪に一・五尺ほど埋まったチルノを見て、掘り起こす労力を思い浮かべた。

 

「……他に方法があったんじゃないかな」

 

 本当に妖怪とは、向こう見ずな生き物である。

 

 

 

 さて私は今、とんでもない事態に巻き込まれている。他でも無い、私が原因の。

 チルノと大妖精の家の前にいるのだが、抱えているこのチルノをどうしようか。

 住居者の許可も取らずに家に入るのはさすがに気が引ける。そのためだけに、おそらく寝てる大妖精をわざわざ起こすのも憚られるし。

 かといってチルノを家の前に放置しておくのもどうだか。

 

 うんうんと唸っていたら、矢張りこれをやるしかない、という物を思いついた。

 

 私は無言でドアを開け、チルノを家の中に放り込んでドアを閉めた。

 

「…………」

 

 ……よし、帰ろう。

 

 

 私の家は森の中にある。一本の大木の上の、ツリーハウス擬きだが結構気に入っている。それこそ寝る時以外ほとんどそこで活動しないため、あまり凝らなくてよいというのも事実だ。

 

 この方向から森に入ったら、傷が入ってる木を目印に進んでいけばよい。

 そうやって、木を辿って数分間歩いた時だ。またヤツが現れた。

 

 傷のある毛むくじゃらな身体は月に照らされ、雪によく映える。

 

「あんたも救えない奴だね」

「………」

 

 無言のソイツは、血走った目で私を睨みつける。そしてただ、立ち尽くす。

 

「ああもう、死にたいみたいだね。いいよ、殺してあげる」

 

 再会してまだ数秒。私は、ヤツの首を掻っ切った。血塗れた手は止まらない。続けて四肢を斬り落とした。

 

「忠告を聞かなかったあんたが悪いんだよ」

 

 極めて冷酷にそう言い放ち、とどめの手刀を心臓に突き刺した。

 それと同時にどこで身体を洗おうか、と考える。面倒だが、近くの川に行くしかあるまい。

 

 ズボッ、と手を引き抜くと、爆風に巻き込まれた。

 

 爆心地はコイツ。防ぐ術が無く数メートル吹き飛ばされる。

 

 その瞬間、あることに気がついた。

 

「くそ、最初からアイツ、死ぬ気だったんだ」

 

 春の敗北がよっぽど屈辱だったのか、死んだ時に爆発する術を会得したのだ。そして今日は私ごと一緒に爆死する心算だったのだろう。

 だが結果は酷い有様。(けしか)けた自分だけが爆ぜ、相手はほぼ無傷。果たしてヤツの無念は何処に行くのか。

 

 刹那の間の思考を他所にやり、受け身して、勢いを殺す。

 

 だが小妖怪にしては良くやった方だろう。……こんなに、私の服を土で汚すなんて。

 

「ふん」

 

 仕返しをするにしてもその対象が無い。立ち上がり、服に着いた土埃をパンパンと叩いて落とし、八つ当たりに木を薙ぎ倒す。

 これで終わりだ、ヤツの事は忘れよう。

 と自分に言い聞かせて、ふと周りを見た。

 

「ん、あれ?」

 

 いつの間にか私は山の斜面に居た。森の中に居たはずなのに。

 

「???」

 

 

 

 数時間探しても私が傷をつけておいた木は見当たらないし、飛び上がってみても家のある大木は見つけられない。

 

「どういうことなの……」

 

 混乱する頭で必死に考えた。死なない程度に。

 しかし考えるだけでは何もわからなかった。取り敢えず、山の麓を目指そう。何か、見慣れた道に辿り着くかもしれない。

 そうやって私は、一人で暗闇の中、下っていくのだった……。

 

 

 *  *  *

 

 

 なにこれ、ルーミアはそう呟いた。

 目に映る景色は、彼女にとって到底有り得ないものだからだ。

 道は硬く舗装され、無機質な住宅が建ち並び、先の光る長い棒で道が照らされている。

 そう、彼女が今来ているのは外の世界───現代なのだ。

 

 そしてルーミアは道を、闇を照らすその光に戦慄した。

 

 夜の光とは彼女にとっては敵でしかなく、同時に闇でさえあった。

 彼女にとっての闇とは、唯々、驚くべき対象でしかなかった。

 ただ、恐れはしない。なぜなら彼女もまた、闇なのだから。

 

 ルーミアは、恐るるに足らずと歩みを再開した。間も無く朝日が顔を出した。

 だが、夜明けに目を細めながら、彼女は少し違和感を感じていた。

 

 何故、人っ子一人見かけないのだ?

 

 この時期の夜明け時刻は、六時三◯分過ぎ。この時間になっても人が全く出歩かないというのは少し不気味である。かといってこの街が無人とはあまり思えない。そう考える、ルーミアであった。

 

 実際、この街に人はちゃんと住んでいる。しかしこの街にはとある決まりがあった。

 

『午後六時から午前七時の間は外を出歩くべからず』

 

 その街では今、オカルトブームだった。老若男女問わずホラーストーリーに耳を傾けた。同時に様々な噂が飛び交い、人々は怖がりながらも、次の噂はなんだろうと毎日楽しみにしていた。

 そんなオカルトブームの真っ只中、ある時を境に事件が多発するようになった。それも、噂の内容を意識したものがほとんどだった。

 

 例えば、噂のひとつに『アクタエさん』というものがある。彼の質問に“はい”と答えなければ、四肢を落とされ喰われるというものだった。この噂と同様に、腕脚の無い死体が街で発見されるようになった。

 

 さらに、『バーク』という噂もある。鋏を持った大男に、夜道を歩いていると後ろから髪をバッサリ切られるのだそう。それもロングヘアーの女性ばかりを狙って。幸いこの事件から死者は出ていない。

 

 そう、この街では噂が具象化し、妖怪となったのだ。

 そんな凄惨な事件が多発し、街は夜間の外出を禁止したため、ルーミアは人を見かけなかったのだ。

 

 彼女は段々と眠くなってきたため、取り敢えず寝ることにした。場所は、人目につかなさそうな路地裏で。

 

 

 *  *  *

 

 

 夕方、私は目覚めた。

 

 起きてすぐの時は人をちらほらと見かけたが、すぐにまたみんな家の中に引っ込んでしまった。

 

 閑散とした街に、私だけ一人ぼっち。何が起こってるのか全く理解できず、街を散歩するくらいしかできなかった。

 

 それにしても、静かなのは良いものだ。静は、闇と引き立て合う。非常に妖怪が活発化するのだ。

 もしかすると、幻想郷にいた頃より調子が少し良いかもしれない。

───さすがの私もここが外の世界だということはうっすらと気付いている。

 

 月光を霞ませるアーケード街。街灯が点滅する住宅街。誰も通らない横断歩道。どれもシャッターの閉まった商店街。寂れた神社。夜灯さえ見えないマンション。

 何処も私にとっては新鮮で、目新しいものばかりだった。

 

 しかし、独特の雰囲気を醸し出す小学校の前を通りかかった時、前方からすらりとした男が向かってくるのが見えた。

 傍らには刀を携えている。黒いコートを着ており、フードを被っているため顔は見えない。

 

 共に歩いて近づき、間が二メートルくらいのところで立ち止まった。

 

「お前は何者だ」「あんた誰?」

 

ほぼ同時。男は少し低めの、しかし凛とした声で問うてきた。

 

「儂はアクタエさん、と呼ばれている」

「私はルーミアだよ」

「妖怪か」

「そうだよ。あんたもね」

「ふむ」

 

 呼ばれている。つまりまだ妖怪に成り立てということが窺える。

 

「どうだい、気分は」

「というと」

「妖怪に成って、さ」

「……よく分からぬ」

「何人()った?」

「十三人。だが最近はあまり殺れていない」

「そうだろうね、こんなんだからね」

「そうだな」

「……」

「……」

 

 無言で、互いの目を睨みつけ合う。

 

「………」

「………」

「…悪いが」

「うん」

「お前と仲良くするつもりは、無い」

「あんたが()()なら私も()()なんだろうね」

「妙な言い方するじゃないか、(わっぱ)め」

「何言ってるの。先輩には敬意をはらうもんだよ、雑魚妖怪!」

 

 腕を両側に伸ばし、指はピンと上に向け、満面の笑みでそう言い放ってやった。

 

「妖怪の肉はどんな味なのか、儂は楽しみだぞ!」

 

 男もフードを後ろに。にやり、その裂けた口をあらわにした。その上、右手を刀にやり、居合斬りの構えをした。

 

「お主、儂に喰われる覚悟はできておるか!?」

「無い!」

 

 殺気は充分。私による屠殺が始まる。

 

 

 

 

「ごちそうさまでした」

 

 おくびが一つ、静かな街に響いた。

 

 これは戦闘中に聞いたことだが、アクタエさんは斬り落とした四肢だけを食べているらしい。

 だから私は、小さな悪戯心で腕と脚だけを食べ残した。こいつが一体どんな気持ちで食べられたのか、想像もつかないことである。

 

 私が立ち去った後には、黒いコートと日本刀と両腕両脚のみが残った。

 

 

 

 

 

 

 ふむ、どうも今日は大漁らしい。あまり食べ過ぎは好きじゃないのだが……。

 

 目の前には、両手に鋭利な鋏を持った、身の丈二・五メートルはある大男が立ちはだかっていた。落ち着いた色の交領襦裙には、まるで黒い刺繍が施されているようだ。

 背景(バック)では街灯がチカチカとなっているから、似合うのなんの。

 

「あんた誰?」

「バークだ。お前は」

「ルーミア」

「…………そんな目で見られても、あまり戦う気は進まないのだが…」

「へえ、珍しいね。何の妖怪?」

「オンナの髪を切っている」

「私これでも女だからね。そういうのは赦せないよ」

「無理矢理だな。まあいい、かかってこい。レディファーストだ」

 

 私の逆鱗のサイズは大きいの。嘘だけど。ただ食べたかっただけ。

 顔に似合わず紳士な妖怪は、見た目通りなかなか骨のあるやつだった。

 

 

 

「ごちそうさま」

 

 バークは最初から負けることが分かっていたみたいだけど、あえて勝負は受けた。何故なら私から逃げることも出来ない事を知っていたからだ。

 

 私の後ろには漢服と二つの鋏と、バークの全身の骨が残された。

 

 

 夜の散歩開始から数刻が経ち、私の腹には妖怪が二匹分収まっていた。さすがにもうこの街に妖怪は居ないと思う。

 安心した私は、公園のベンチに座って噴水を眺めていた。雨にも似たその音は、あたかも安らぎを与えてくれているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 少し、眠っていたのかもしれない。もしくは数分間ぼーっとしていたのかも。どちらにせよ、散歩を続けようか。ついでにそろそろ幻想郷に帰る方法も考えなくては。

 膝をポンと叩き、立ち上がった。

 

 だがそこには、あり得るはずの無い者が居た。爆発四散した筈の、ヤツが居た。

 

「………………」

「……お前、生きてたのか?」

「………殺せ……」

「え?」

 

 コイツ、喋れたのか。というか殺せとはどういうことだ。

 

「……もう沢山なんだよ。お前に負けるのも、見逃されるのも。

 だから、殺してくれ」

 

 心の底から懇願するようなその声は、その気にさせられてしまいそうになるほどの力があった。

 

 コイツが望むのは、勝つか死ぬかのみ。意外とサムライ魂の持ち主なのか。

 

「いいよ」

「そうか、ありがとう」

 

 そう言ってソイツは犬歯を剥き出しにした。笑ってるのか、それって。

 

「ただし、無抵抗なんて妖怪らしくない。最期まで足掻いて魅せな」

 

 一瞬驚いたような雰囲気を出したが、すぐに消し去った。そしてヤツは、私に襲いかかった。

 

 

 実際は数分だったのかもしれない。けどそれは、たった一瞬のように尊くも感じたし、永遠のように充実していた。

 だが矢張り終わりは訪れる。またもや、私の手がヤツの心の臓を貫いた。

 

「ゴふっ…ありがとな…」

「……感謝されながら殺すことがこんなにも気色悪いとはね」

 

 悪態つきながらも腕を引き抜くと、予想は当たっていた。

 

 ヤツの身体が爆発した。

 

 もう二度とくらうものか。まして、わざと爆風に煽られるなぞ考えもしなかったことだ。だが、幻想郷に帰れるかもしれない唯一の手段であるのも確か。

 

 一心に祈る気持ちで爆風に吹き飛ばされた。するとどうだろう、気付くとそこは、雪が深く積もった幻想郷だった。

 しかし猛吹雪ゆえ、視界も良くない。此処が何処であるかさえ分からないのだ。

 暫くここにとどまって様子を見ようかと考えていると、近くの一件の家(気付かなかった)のドアが開いた。

 

「あれ、大ちゃん?」

「ルーミアちゃん!爆発音に驚いて見てみたんだけど……何かあったの?」

「あーうん、まあね」

「? まあいいや。取り敢えず入りなよ」

 

 大ちゃんに手招きされる。特に断る理由も無いし、寒いので家に入った。

 

「……ここって誰の家?」

「ああ、レティさんち」

「れて、れて……ああ、黒幕ね」

「そうそう」

 

 暖かそうに光る暖炉に手をかざしても、全く温まらなかった。あれか、雪女だから熱いのは無理だけど雰囲気は味わいたいとかか。

 

「で、そのレティさんは? あとチルノも?」

「ああ、二人なら違う部屋で寝てるよ」

「……そりゃまたなんで」

「間違えて熱い物を食べちゃって、ピチュったの……」

「あきれた。……で、ペンはどこ?」

「え?何に使うの?」

「もちろん落書きだよ」

 

 肉は定番すぎるから却下。かといって奇を衒いすぎるのもどうか。誰にでも分かるもので、大爆笑できるもの。

 

 考えるだけで血湧き肉躍る。今夜は楽しめそうである。

 

「楽しそうだね、ルーミアちゃん」

 

 飽きれた顔で大ちゃんに見られていた。

 

 

 

 *  *  * 

 

 

 街の近くの山で、爆発が起きた。

 その直後は夜だったため身動きがとれなかったが、午前七時を過ぎると原因を調査するべくチームが出発した。

 だが結果は乏しく、精々近くの木を倒したのは獣だということくらいしか分からなかった。

 

 そこで終わらないのがこの街だ。

 

 調査結果を聞いた誰かが、だったら「爆発のできる獣の妖怪」が居るのではないかと噂を流した。

 斯くしてヤツは生き返ったのであった。

 

 しかしその噂も、以前からあったはずの噂もパタリと止んだ。何故なら、金髪の宵闇妖怪ルーミア───新しい噂に喰われたからだ。

 

 街の噂はまだまだ止まぬ。




読了お疲れ様でした。
過去作「チルノと白い息」と併せて読んで頂けると、より楽しめるかもしれませんよ。

今回の短編で、「(チルノと同じ時系列で)ルーミアが現代入りする」というネタを消化出来ました。めでたしめでたし。

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