親バカなDIOが見たかった、正直すまんかったと思っている(´・ω・`)
今回はヤンデレじゃないんだ‥‥ごめんね(´・ω・`)
DIOの娘がスタンドを使って色々する話だと思います、多分。

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正直すまんかった。


ディオ・ブランドーの娘

枢木(くるるぎ)(みやび)は考える。

私には何か、成すべき大義があるのでは無いのかと。

 

幼き頃より母に育てられ、ある程度裕福な家庭で何一つ不自由する事無く今まで生きてきて、小さな幸せを日々享受するだけの毎日。容姿に恵まれた、才能に恵まれた、家庭にも恵まれた、父は居ないが充分過ぎる程の愛を母より受け取った。父譲りだと言う金色の髪は気に入らないが、母は「とても綺麗」だと嬉しそうに私の髪を撫でる。その光景はどこまでも平穏で、平和そのものだ。

確かにこれは幸福な日常だろう、争いも不孝も無く、ただ母と二人穏やかな日々を送る。

 ある意味それは平々凡々とした一般的な幸せの形だ、悪くない、悪くはないのだ。

 けれど私の中にある【何か】が囁くのだ。

 こんなのは偽りだと、もっと上を目指せる筈、お前には成すべきことがあると。

 そんな疑問を抱いてからは、自分の過ごす日常がどこか色褪せて見えた。自分が自分で無くなったような、過ごす時間全てが無為なモノに思えてくるのだ。

 

 そんな時だ、()()が現れたのは。

 

「……私、疲れているのかしら」

 最初は目を疑った、最近自分でも良く分からない感情を覚える事が多くなったので、遂にストレスで頭がやられたのかと思った。けれどソイツはそんな私の困惑をモノともせずに、悠々と私と向き合った。

 形状は人型、けれどその外見は人間と大きく異なる。

 学校の帰り道、薄暗い街灯に照らされた街中で姿を現したソレの全貌が月明かりによって浮かび上がった。

 全身を覆う金属板、日本の武士の様な甲冑(かっちゅう)姿とも見れるが、その材質は戦車や装甲車を覆う近代的なモノだ。鈍く光を反射するそれらを全身に張り巡らせて、顔面は口元に何か複雑な機構があるだけ。目の部分はつるつるのノーフェイス(目鼻無し)、体全体は何とも形容しがたい武士とも戦隊レンジャーのコスプレとも見て取れる姿だった。

 よく見ればソイツの足は地面に着いておらず、空中浮遊して私の目の前に佇んでいる。もしや妖怪や悪魔の類かと思った私は正常であるだろう、或は私の脳が見せている幻覚か。

「……一度検査を受けた方が良いのかしら」

 特に何をする訳でも無く、ただ只管(ひたすら)に私を見続ける悪魔を見て、私は溜息を吐き出した。

 

「おい」

 

 そんな時だ、背後から声を掛けられたのは。

 人通りの少ない夜の帰り道、住宅街から離れたこの場所は車もあまり通らない。周囲にあるのは駐車場やシャッターの降りた寂れた商店のみ。声のする方へと振り返れば、身長2メートルに迫る巨漢が立っていた。やけに裾の長い改造制服、特徴的なシルエット、色鮮やかなベルトに隆起(りゅうき)した筋肉。

 この圧倒的な存在感に滲み出る威圧感は‥‥。

「確か……空条承太郎さん、でしたか?」

 見覚えがある、確か我が校の誇るプレイボーイの一人で彼が歩けば女子生徒が群がり男の嫉妬の視線が飛ぶ、ある種の見世物と化していた。彼は世間一般で言う不良と言う奴だ、こんな時間に郊外に居ても不思議はない。彼は私に何やら厳しい視線を投げかけているが、彼はどうにも女性嫌いの気があるらしい。

「……テメェは、枢木だったか」

「あら、私の名前をご存知でしたか」

 彼の言葉に私は驚きの表情を浮かべる。学校の有名人に名前を覚えて貰っていた事に驚いたと言うより、女嫌いの承太郎が私の名前を記憶していた事に驚いた。

「苗字が珍しかったからな、それよりも聞きたいのは……テメェの後ろに居るソイツについてだ」

 そして更に驚く事に、彼は私の背後に今尚佇む悪魔が見えていた。これはどうも、私の脳がおかしくなった訳ではなさそうだ。その事に若干の安心を覚えた私は「えぇ」と頷きながら困った様に微笑んだ。

(つい)さっき、私の足元から突然出てきたんです、吃驚(びっくり)でしょう?」

「……テメェ、スタンド使いか」

 スタンド使い。

 その言葉に私は首を傾げる、スタンド使いとは一体なんだろうかと。それを目の前の彼に問おうとした瞬間、何やら不気味な音と共に承太郎の体が分裂した ー ように見えた。

「……それは」

 彼の体が分裂したのではない、承太郎と言う人間の中から人型の【何か】が出現したのだ。それは確かに人の形を(かたど)ってはいるが、明らかに人間とは違う存在だった。

「……妙な動きはするな、テメェが後ろのソイツを動かした瞬間、足を一本()()()羽目になるぜ」

 承太郎の背後に佇む何か、私を指差すソイツは確かにこの場に存在していた。そして私の体に今まで経験したことの無い物理的な重圧が圧し掛かる。それを感じた瞬間、何故だろうか、私の心臓が一際大きく鼓動を鳴らした。湧き上がる感情は恐怖……ではない。

 これは歓喜(よろこび)だ。

 

「……随分、物騒なんですね」

「答えろ、テメェはDIO(ディオ)の手先か」

「……DIO?」

 私が怪訝な顔で聞き返すと、承太郎は舌打ちを一つ「(シラ)を切ってるのか、或は本当に知らねぇのか……」と呟く。私は彼の言葉よりも、先の「DIO」と言う言葉に反応した。

「……一つお聞きしたいのですが、そのDIOというのは」

 私がぐっと顔を強張らせて承太郎の顔を見ると、僅かだが背後からゆらりと、何か風の様なモノを感じた。

 

「ディオ・ブランドーの事ですか?」

 

 瞬間、目の前で二つの影がぶつかり合う。

 一つは承太郎の背後に佇んでいた人型の何か、そしてもう一つは私の背後で漂っていた筈の悪魔。その二つが目にも留まらぬ速さでぶつかり合い、火花を散らした。

「テメェ、やはりディオの……」

 ギン、と承太郎の目が厳しくなる。そして先程よりも数段濃い威圧感を飛ばしながら私を睨めつけた。対する私と言えば、ディオ・ブランドーに関連付けられて考えられているという事実に怒りを覚える。先程の歓喜はどこへやら、今胸を支配する感情は圧倒的な憤怒(ふんぬ)だった。

「何を言いたいのか分かりませんが、貴方がディオ・ブランドーと私を関連付けている事は分かりました、今すぐ訂正なさい、私は()()()を認めない」

「……何言ってやがる」

 目の前で拳を振るい合う影、そして私は気付く。今目の前で殴り合いを展開している悪魔は、私の意思によって動かせるのだと。事実ソイツは私の【怒り】によって承太郎へと殴りかかった。つまりこの悪魔は、私の人形と言う訳だ。或は、先程のスタンドとやらはコイツ等を差しているのかもしれない。

「訂正しろと‥‥言っているッ!」

 私が怒りを込めて叫ぶと同時、一際大きく振りかぶった拳が承太郎の何かースタンドへとぶつかった。拳はスタンドの腕によって防がれるが、大きく後退するスタンド。そして何やら承太郎が「ぐっ」と呻き声を上げた。

(……何? 手が痛いわ)

 そして自身の違和感に気付く、スタンドが殴った方の手、右手の甲が熱を持っている。もしやと思って見れば若干赤みが差していた。

「……痛覚の共通」

 この悪魔、スタンドとやらのダメージは使役者(使用者)にも適応されるらしい。これで一つ、スタンドとやらを理解した。これは、そう、三本目の手に近い、そして何故か私はスタンドに対して特に何ら戸惑う事無く、元々あったかのように扱える。それが何故かは分からないが出来るに越したことは無いのだ、()()()の様に。

「……パワータイプか、外見からある程度予測していたが成程」

 スタンドと同じく数歩後ろに下がった承太郎は、拳を防いだ腕を摩りながら此方を見ていた。そして唐突に私に向かって駆け出す。凡そ人間の出せる脚力では無い、コンクリートを半ば踏み砕きながら承太郎は私に接近した。早い、その速度と威圧感は戦車が迫っている様だ。

 そして承太郎の体に重なる形でスタンドが姿を現した。

「そんな使い方が、あるんですねッ!」

 目の前に迫った承太郎に対し私もスタンドを飛ばす、そして双方がぶつかる瞬間、承太郎は真上に文字通り()んだ。

「ッ!?」

 人間が十メートル以上の跳躍を見せる、その半ば現実離れした光景に一瞬思考が止まった。けれど時間は止まってくれない、落下の勢いをそのままに肉薄した承太郎の拳が本体である私の体に突き刺さった。

「オラァッ!」

目視も許されない高速の一突き、咄嗟に腕を間に挟んだが鋼鉄で思い切り腕を叩かれた衝撃に体が背後に吹き飛んだ。

「きゃぁッ!」

 地面に背中から突っ込み、思わず悲鳴が上がる。じんと痺れ痛みを訴える両腕を抱えながら私は唇を噛んだ。けれど実際痛みはそこまででは無い、私のスタンドが攻撃直前で私の中へと入り、同じく防御の体勢を取ったのだ。スタンドは攻撃も出来るし、体に重ねれば私自身の強化にも使える。

 また一つ、知識が増えた。

「チッ、硬いな、骨の一本は貰うつもりだったが……スタープラチナの拳を耐えるか」

 スタープラチナ、それが承太郎のスタンドの名前なのだろう。私はゆっくりと立ち上がりながら彼のスタンド ー スタープラチナを見据える。

「その、スタープラチナさん、ですか? 女性を殴るだなんて、随分紳士的な方なんですね」

「スタンドが使えるなら其処(そこ)らの男なんぞ簡単にノせるだろう、女として扱って欲しけれりゃ、ちったぁお(おしと)やかにしたらどうだ?」

「……先に喧嘩を売ってきた割には随分な言いようね」

 皮肉気にそう言い放つが、承太郎は何を言い返す訳でも無く上から私を見下す。身長160㎝の私からすれば実に40㎝近い差が私達の間にはあった。その上から来る高圧的な視線が、何より私の(かん)(さわ)る。

「普通に学校から帰宅中、突然悪魔みたいな存在が現れたと思ったら、学校一の有名人と悪魔を使って喧嘩(けんか)だなんて……ふふっ、昨日までの日常が嘘みたい」

 今の自分の状況に思わず笑いが漏れる、その言葉を聞いた承太郎は何やら怪訝な顔をしているが私のスタンドがスタープラチナに向かって突進すると、対応する様にスタープラチナが拳を振るった。

 ガチン、と甲高い音が街に響く。そして先程と同じように殴り合いになるかと思いきや、その予想は(くつがえ)された。

「何‥‥っ!?」

 スタープラチナが打ち負けたのだ、拳が弾かれ大きく後退するスタープラチナ。その目の前には拳を突き出した私のスタンドが佇んでいた。

「……その腕、どうなってやがる」

 見れば、私のスタンドの腕が一回り大きくなっていた。何重にも装甲を重ねた為だろうか、少なくとも先程みた時よりも何割か物々しさが増しているのが分かる。

「スタンドの能力か?」

「……さぁ、私にもさっぱり」

 肩を竦めてみせれば、承太郎は忌々しそうに私のスタンドを見た。私はその光景を見ながら、何故か胸が高鳴るのを感じる。承太郎が苦渋の顔をするれば何か自分の中で囁く存在が満たされている様に感じるのだ、私はSなのかもしれない。

「……その腕、さっき俺が殴った箇所だな、能力は再生(さいせい)……いや、スタンド自体が強化されている事を見るに【対応(たいおう)】と言った所か」

 面倒な能力だ、そう言って再度スタープラチナをぶつけて来る承太郎。私は承太郎の観察眼(かんさつがん)に驚きを覚えると同時に、私自身のスタンドが驚くほど汎用性に富んでいる事に気付いた。

 つまりはそう、私のスタンドは敵から学習する事が出来るのだ。

「スタープラチナ!」

 承太郎がスタンドの名を叫ぶ。同時に強烈な風が吹いてスタープラチナの拳が私に迫った。

「防いでッ!」

 私がそう叫ぶと、スタンドがスタープラチナの拳を防ぐべく立ち塞がる。しかし振るった拳は囮で、直前でスタープラチナの拳は止まった。

「っ‥‥フェイント!」

 しまった、そう思った時には既に遅く逆の腕から繰り出された強烈な打撃がスタンドの腹部を打ち抜く。振動と衝撃でスタンドが浮き上がり、そのダメージは私へと還って来る。

「っ、ふぐッ」

 実際に腹を殴られた感覚、それもかなり強く。けれど私は耐えた、両足で地面を踏みしめ倒れる事を断固として拒否する。震える足を叱咤(しった)して目の前のスタンドに目を向ける。私のスタンドは確かに強烈な打撃を受けたが、その打撃を受けた腹部を中心に無数の装甲板が生え始めていた。

 これが【対応】……一度受けた攻撃を元に対抗策をその場で生み出す!

「っ……ふふっ」

 全く(もっ)て、中々に賢い悪魔様だ。

 

「……下手に手数を増やすと【対応】されちまう、だから次で終わらせる」

 

  そして次の瞬間、スタープラチナを纏った空条承太郎が足元のコンクリートを踏み砕き、私との距離を一瞬で踏み潰した。

「……私、好きな(ことわざ)がありまして」

 目前へと迫る承太郎、その彼に向けて私は微笑みを浮かべ、口元を拭った後に言い放った。

「【唯我独尊(ゆいがどくそん)】、私は()()()を超えるんです」

 

 瞬間、承太郎の前に立ち塞がったスタンドの全身が分厚い装甲板に包まれた。

「何ッ!?」

 速度と重量と筋力を(あわ)せて振り抜かれた拳は、確かに私のスタンドを打ち抜いた。しかし両腕で強固に守られた顔面を捉える事は叶わず、大きな衝撃音を鳴り響かせた後、攻撃を受けた腕を中心に更に装甲が重ねられた。スタープラチナに殴られた腕はベッコリと(へこ)んでいる。しかし攻撃は私に届くことは無く、逆にスタープラチナの拳から僅かな出血が見られた。

「っく、テメェ……」

「お生憎様(あいにくさま)、何度も同じミスを(おか)すほど私は馬鹿(ばか)ではありませんので、一度受ければ十分ではありませんか、二度目は()りません」

 うっすらと笑みを浮かべる私を見て、承太郎は大きく距離を取る。これで承太郎は私を倒す事が増々(ますます)難しくなった。今や私のスタンドは元の原形が無い程に装甲を重ねられ、対スタープラチナ用に堅牢(けんろう)な守りを見せている。流石の承太郎も自分のスタンドのみでの突破は難しいと考えるだろう。

「さぁ、承太郎さん? 訂正を、私は、あの男とは何ら関連が無いと」

「……さっきから、テメェは何を言ってやがるんだ」

 スタープラチナを纏いながら吐き捨てる承太郎、私はそんな彼の態度に不快感を表しながら叫んだ。

「私、枢木雅はディオ・ブランドーの娘! けれど、私を育てたのは母さんよ! あんな、母と私を捨てた男と同列に見られるだなんて……許せる筈が無いッ!」

 怒りの形相で私が数歩詰め寄ると、どこか驚いた様な顔で承太郎は「……DIOの娘、だと?」と呟いた。

「そうよ、ディオ・ブランドーは私の父、けれど私の母、枢木咲耶と幼い私を捨て消えた、そんな父を私は憎んですらいる」

 今でも思い出せる、父が去り母は毎晩私に内緒でずっと泣いていた。幸い母は名家の血族であり、私の優秀さも相まって宗家(そうけ)より金銭的な援助があった。だから別段苦しい生活をしている訳でも無い、けれど母は誰よりも父を愛していた。その父が母を、私を捨てて一人消えた。

― 母に()えない傷を残して。

「母は父を本当に愛していた、なのに父は自分の都合で私達を捨てたっ、許せる筈が無いでしょう? 

私はね、何よりも許せない事が三つあるの!

 一つは私を(けな)す事、二つ目は母を(けな)す事、そして三つ目は私をディオ・ブランドーと同じと見る事よッ!」

 私が勢い良く手を突き出すと、スタンドが承太郎目掛けて走り出す。それをギリギリで回避した承太郎は「避けるなッ!」と怒声を上げる私に対して困惑の声を上げた。

「待ちやがれッ! テメェ、DIOの命令で俺達を襲うつもりだったんじゃねぇのか!」

「誰かあの男の言いなりになんてなるものか! そんな事になるなら、いっそ舌を噛み切って死んでやる!」

 私のスタンドは承太郎に対して猛攻を仕掛ける、攻撃すればすぐさま【対応】されると理解している承太郎は只管(ひたすら)回避に専念していた。一度防御の体勢を取られると私のスタンドではスタープラチナを捉え切れない、結局承太郎が私のスタンドの範囲外へと逃れ、渋々スタンドが私の元へと帰還(きかん)する。

「ったく、やれやれだぜ、何が『DIOの手先が我々を嗅ぎまわっている』だ(くそ)ジジイ、デマの情報教えやがって……」

 何やら忌々しいとばかりに悪態(あくたい)を吐く承太郎、そして何の前触れも無くスタープラチナを掻き消すと私に背を向け歩き出した。

「っ、何処へ行くの!?」

 その背に私が声を掛けると、背中越しに「……今夜の事は忘れな」と肩を竦めた。

「俺はアンタをDIOの手先だと思っていた……が、それは間違いらしい、なら俺達の敵じゃねぇ」

 両手をズボンのポケットに突っ込んで戦闘態勢を解いた承太郎からは、先程までの威圧感を感じない。私はスタンドを手前に配置しながら問いかける。

「……それは、訂正すると受け取っていいのね?」

「あぁ、好きにしろ、後日『SW財団』の連中が来るかもしれないが、害はねぇ、そのDIOへの憎悪でもぶちまけてやれば勝手に帰るだろうさ」

 そう言ってもう用は無いとばかりに歩みを再開する承太郎、その背に「……そう」とだけ呟いて、私もスタンドを掻き消した。敵意が消えると同時に私のスタンドも消え去る、承太郎はそのまま夜の蚊帳(かや)に姿を消した。

 

「女性を殴っておいて、謝罪もしないのね……(ひど)い人」

 

 じくじくと痛むお腹を摩りながら、私は独りでに呟いた。

 

 

 

 これは、私がディオ・ブランドーと再会する二四時間前の出来事である。

 

 

 

 

 

 

 

 一方その頃ディオ・ブランドーは。

 

 

 

 

 

 

 

「何ッ!? 雅がジョセフ・ジョースターの孫に襲われただとぉッ!? WRYYYYYYYYYYYYYY!!!! 許さんッ、許さんぞジョジョぉッ! 我が愛しの雅に襲い掛かるとはぁッ! 万死(ばんし)に値するぅッ!! 待っておれ雅ィ、このDIOが恐怖に震えるその体を抱きしめに戻るぞぉおおおおおォオオオッ!」

「お、お待ちくださいッ! ご息女の雅様はご健在ですッ! DIO様っ、お、お待ちをッ、DIO様ぁぁぁァァアッ!」

 

 

 

 

 子、親の想いを知らず。

 

 続かない

 




 ヤンデレ書こうと思ったけど女主人公を書いた事が一度も無く、何となく書いている内に何かこうホモを書いている気持ちになってね(´・ω・`)
 
……うん、ごめん(´・ω・`)


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