御一行が紅魔館へ入っての一言目がスターの
「来るよ。」だった。
その瞬間、入口である後ろ以外の方向からナイフが飛んできた。
チルノは体を氷に変換させて避け、サニーは光で融かし、ルナは音で壊し、スターは人差し指と中指で掴んだ。
「もう見つかったのか?」
チルノとはいえ、さすがに驚いたようだった。
「いや・・・罠みたいだ。周りに動く物が全く無い。」
「まぁ、無駄な力は使いたくないからね。」
そして、チルノは深く深呼吸して、
「ルナ、スター、マッピングよろしく。」
「「オッケー、チルノ。」」
まず、ルナが人の耳には聞こえない“低周波”を紅魔館が揺れそうなくらいの大きさで放った。そして低周波の“動き”を捉え、スターが紅魔館の内部構造を把握する。
「あ、そうそう。“あの姉妹”には気付かれたかもね。」
「いいじゃないか。その“姉妹”が目的なのだから。」
フッ、っと笑うチルノ。
「まずは地下牢だ。」
御一行はすぐ傍の階段を下った。
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御一行が罠にかかった同時刻…
「お嬢様、侵入者です。」
そこにいたのは服装から見て明らかなるメイド。十六夜咲夜であった。
「わかってるわ。さっき大声で叫んでいたもの。」
そう言ったのは咲夜のあるじ、レミリア・スカーレットであった。
「え?何も聞こえませんでしたが。」
「人には聞こえないのよ。ねぇ咲夜、誰が来たか当ててみない?」
「(美鈴め…居眠りしてるな…)面白そうですね。やってみましょう。」
なぜか乗る気になった咲夜であった。
「まず、超音波といわれるものを出せる人物。」
「ふむふむ…」
「次に、耳のいい奴。」
「それはお嬢様、どういうことですか?」
「理由は簡単よ。人間以外がいるってわかってて大声で叫ぶなんてバカでしょ。この世界にはいないわよ。」
ご明答である。全員が天才なのだから。
「どうせ、紅魔館の構造でも探ったんでしょうね。」
またもや正解。さすがカリスマ。
「そして、ここを乗っ取りに来た。そういうことですね、お嬢様。」
「おそらくね、まぁ無理だろうけど。って話がずれてるじゃないか。」
ここでようやく外したカリスマであった。
「超音波が出せるなら人間ではない、または能力者か。」
「あら咲夜、両方のヒントを併せ持つ“妖精”がいるじゃない。ほら、フランの友達の。」
「ルナ・チャイルドですね。」
一発で1人目を当てられてしまった御一行であった。
「ご明答。いつもの三人組ならやるでしょうね。」
「いつも道理、フランと遊びに来ただけならいいけど。」
「とりあえず、ワインが飲みたいわ、咲夜。」
「わかりました、お嬢様。」
そう言ってレミリアの部屋を後にした咲夜であった。
第二話どうでしたか?
第二話はとりあえずここらへんで^^ゞ
次回予告:ついに戦闘シーン開始!紅魔館崩壊!?