CriminalGirlsExtra 7人の半罪人   作:左月ノ雨

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オレっ子って大体こんな感じだよね。

女の子には少し低く男にしては高い声どこか氷のような冷たい声が、聞こえてきた。

振り向くと、籠の中に備え付けられているベットに横たわる同い年ぐらいの女子が俺のほうを見て言っていた。

「お前、馬鹿じゃねえの? 何が頼れだよ。くだらねぇ、お前も前の奴について行った奴もほんと馬鹿じゃねえの?」

「俺のどこが馬鹿なんだっていうんだよ?」

あざ笑うかのように見下し、目の前の偉そうな彼女は告げる。

「お花畑の頭のお前に一つ教えてやるよ。この鳥かごに入ってる奴は全員、大罪を犯すはずだった悪人の集団だぜ? そこの幼女だって、そこのおしとやかな女だって、このオレだってな。」

気付けば、ベットから起き上がった彼女は、檻を掴み挑発するように舌を出し中指を立てる。

……顔が綺麗な分余計に迫力があるな。

「どうした? 何も言えないのか?」

「反省しようがない悪人だったら俺だって嫌だよ。けどさ、チャンスが貰えるってことはまだそこまでひどい悪人じゃないないだろ? なら俺は別に気にしない。それにお前は、蘇りたくないのかよ? 終わった人生がもう一回できるチャンスをくれてるのに」

「っは! “ヨミガエリ”なんてできっこないさ! どいつもこいつも自分のことばかりで他人のことなんか何も見ちゃいない! そんな奴らでこの“ヨミガエリ”を攻略できるわけがないだろ! オレ達に無駄な夢を見せるなよ!」

あいつは怒っているのだろうかそれとも泣いているのだろうか、そんな分からない怒鳴り声が俺の耳に刺さる。

「試してみようとは思わないのかよ?」

「試したところで、失望と痛い思いをするだけだ。なら、ここで終わりが来るまで寝ていた方がマシだ」

「やる前から諦めるとか決めつけるとか、そんなことやってたら何もできないだろ? なんでお前諦めたがってんだよ? 何かあったのか?」

「うるせぇええええ! お前に何が分かるってんだよ! 檻に入ってるオレ達に哀れだと思ったのか? あぁ? それとも身体が目的か?」

「質問に質問で返すなよ。俺の質問に答えてから質問しろ」

「指導教官様は偉いですねぇ。そんなに指導したいでちゅか?」

「したったらずになるほど動揺してるのか? 可愛いなぁおい」

「ぶっ殺すぞ! てめぇ!」

自分から煽っておいてずいぶんと勝手な、てか耐性なさすぎだろお前。俺も若干イラついてるから人のこと言えないけどさ。

そんな顔を真っ赤にして檻を掴んで暴れてると動物にしか見えない。

母性を感じる豊満な胸に、すらっと伸びる長く綺麗な脚、怒っているなおさら強調されている釣り目な鋭い目、綺麗な顔立ちしてるけど今のこの状況だと良くは見えないな。

 

「はぁー、はぁー、てめぇも前の奴とおんなじようにオレらの身体目的なのは知ってるんだから。今更善人面すんじゃねぇよ」

 

そう彼女は言うと、背中を向けまたベットに帰っていった。

一方的に思いを押し付けられて質問の答えを言ってないじゃねえか。

てか、なんでそんなさっきの指導教官のこと嫌ってんだよ、どんだけ酷かったんだよ前の奴。

でも今のあいつに当分話を聞ける様子じゃないし、最後の半罪人に会いますか。

 

「ふて寝するのは別に構わないけどさ、でも、お前さっき『失望する』って言ってただろ?ってことはお前は最初は蘇りたかったんだろ? 生き返ってやり直したいことがあったんだろ? こんな檻の中で諦めきれるのかよ? お前はやらなかった後悔で、諦められるのかよ。」

 

「お前に何が分かるんだよ、オレの何が」

 

こちらを向かず、つぶやくようにそう言うと彼女は黙り静かになってしまった。

はぁー、本当に“ヨミガエリ”を行えるのか?

 

 

「こんにちは、シドウさん 最後は私の番みたいだね」

 

 




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変更 3月27日
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