ハイスクールD×D ARC    作:ユウキ003

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今回は守が教会まで突入する所まで行きたいと思います。


ハイスクールD×D ARC 第3話

SIDE 守

フリードを守がボコボコにしてアーシアを保護した翌日

いつも通りの時間に起きて着替え、リビングに向かう守

途中でアーシアに貸した和室を見るとアーシアと

その横でアイルーが丸まったまま眠っていた

それを見て、微笑みながらゆっくりと襖を閉じて

リビングに行きました

 

僕が朝食の準備をしていると黒歌さんと小猫ちゃんが起きてきました

守「黒歌さん、小猫ちゃん、おはよう。」

黒歌「ふぁぁ、おはよう守。」

小猫「おはようございます。」

守「あ、小猫ちゃん、ちょっと火を見ててもらって良いかな?

  アイルーとアーシアちゃんを起こしてくるから。」

小猫「はい、わかりました。」

黒歌「...守、あのシスターは何時までここで匿う気ニャ?」

守「...わかりません、考えてはみますが、今のアーシアの帰る場所は

  ここかあの教会...ですが、あんな残虐な神父が居たとなると、

  あの教会はかなり怪しいと考えるべきです。そこにアーシアを返す

  のは危険です。」

黒歌「......わかったニャ。私達の主は守ニャ。その決定に従うニャ。」

守「...すみません、いつも迷惑かけてばかりで...」

黒歌「そう思うなら私の事を抱い」

守「それは却下で。」

黒歌「まだ何も言って無いニャ~!」

小猫「それより、早く2人を起こして来てあげてください。」

守「うん。わかってる。」

 

僕はアーシア達が眠る部屋に入りました

アーシアとアイルーはまだ寝息を立てながら眠っていました

 「アーシア、アイルー、起きて。朝だよ。」

2人の肩を揺すると2人は手で顔をこすりながら体を起こしました

アーシア「ま、守さん...おはようございます~」

アイルー「ニャ~ニャ~」

守「2人とも、もうすぐ朝ごはんが出来るから、起きて。」

アーシア「わかりました。」

アイルー「ニャ~♪」

その後、僕はリビングに戻って料理を続けていると

着替えたアーシアがアイルーと一緒にやって来ました

 

守「それじゃ、全員揃ったし、朝食にしようか。」

それぞれが席に着いた時

アーシアが両手を合わせて居ました 

黒歌さんはそれを無視する形で食事を始めました

そして食後

 「アーシア、こんな時にする話じゃないんだろうけど、聞いておきたい事と

  話しておきたい事があるんだ。良いかな?」

アーシア「はい。」

守「じゃあまず、あの白髪の神父と君は、あの町はずれの教会に所属していた

  んだね?」

アーシア「はい、私と、フリード神父は、あそこで堕天使の方々の加護を

     受けて居ました。」

守「堕天使?...その堕天使の中に、レイナーレ、カラワーナ、ミッテルト、

  ドーナシークって名前の人はいる?」

アーシア「レイナーレ様達をご存じなのですか!?」

守「前に...少し戦った事があるけど......あそこにいたんだ...」

でも、なぜ堕天使のあの人たちがアーシア達を?

 

 「アーシア、君はこの町の教会に呼ばれた理由は何か知ってる?」

アーシア「いえ、私は何も...」

守「そう......とりあえず、あんないかれた神父が居る以上、君の身の安全が

  確認できるまで、君をあそこに帰すのは危険だと思うんだけど...」

アーシア「でも、私は...」

守「大丈夫、君に危害を加えないと判ればなんとかなると思うし、

  僕は知り合いに堕天使の幹部の人が居るんだ。何とかなるよ、きっと。」

アーシア「あ、ありがとうございます......でも、どうして、私にここまで

     良くしてくれるのですか?」

守「......そうだね...親切心...何て綺麗なもんじゃないけど...

  敢えて言うなら...自分に科した義務...かな?」

アーシア「義務...ですか?」

守「うん、だからこそ僕は誰かを守りたい、救いたい、だから僕にできる事をするん    だ。」

アーシア「守さん...」

守「僕は誰かの涙を見たくないんだ。誰もがハッピーエンドになれるように

  僕は力を使う。それが僕自身が決めた道だから。」

アーシア「それが、王たるあなたの道なんですね。」

守「王様、か......」

 

アーシア「守さん?」

守「ううん、何でもない。とりあえず、今日は僕と小猫ちゃんは学校があるから、

  帰って来てからまた相談しよう。」

アーシア「はい、わかりました。」

守「それじゃ、黒歌さんとアイルーはアーシアの事をお願いします。」

黒歌「はいはい、わかったニャ~」

アイルー「ニャ~」

守「さてと、それじゃそろそろ時間だし、行こうか、小猫ちゃん。」

小猫「うん、わかった。」

鞄を持って玄関から家を出る僕と小猫ちゃん

 

そしてしばらく道を歩いているとリアスお姉ちゃん達が見えました

リアス「おはよう、守、小猫。」

朱乃「2人とも、おはようございます。」

ソーナ「おはよう。」

小猫「おはようございます。部長、先輩。」

守「おはよう、リアスお姉ちゃん、朱乃お姉ちゃん、ソーナお姉ちゃん。」

リアス「守、昨日のシスターはどうしたの?」

昨日の事を質問してくるリアスお姉ちゃんだったけど、それは...

 

ソーナ「シスター?守、昨日何が有ったのかしら?お姉ちゃんに

    わかるように説明してくれないかしら?」

ソーナお姉ちゃんの眼が一瞬暗くなっちゃったよ

すっごい怖いよその目!

 

守「イロイロアッテイカレタシンプトタタカッタアトニホゴシマシタ。」

ソーナ「そう、それでそのシスターは今どこにいるのかしら?」

怖いよ!お姉ちゃんの瞳の奥に一瞬本物の悪魔の顔が見えた気がした

守「イマハボクノイエデクロカサンタチトオルスバンシテマス。ハイ。」

ソーナ「そう。」

ただそれだけ言うと、ソーナお姉ちゃんが学校とは反対の方向に歩き出しました

守「お姉ちゃん、どこ行くの?学校はあっちだよ?」

ソーナ「ちょっと守の家を『掃除』してくるわ。すぐに終わるから。」

お姉ちゃんの言う掃除の意味を一瞬で理解できてしまう僕 何でだろ...

 

守「待って!それはダメだって!」

咄嗟に後ろから抱き着くようにして止める僕

格好としては僕がソーナお姉ちゃんの腰に手を回す感じになってます

それに顔を赤らめるソーナ

でも、僕はこの時、それに気づきませんでした

 「ちゃんと話すから、だから落ち着いて、お願い。」

ソーナ「わ、わかったわ、だから、その、離れて...」

守「うん、わかった。」

僕はお姉ちゃんから離れました

ソーナ『もう!いきなり抱き着くなんて反則よ!

    あ、心臓がまだバクバクする。...で、出来る事なら、守ともっと...

    って何を考えているの私は!私は...私は......』

と言う風にソーナが悶々としている間に

 

守「実は、お姉ちゃん達に話しておきたい事があるんだ。」

リアス「何?」

守「それが、アーシアとあの神父は、町はずれの教会で堕天使の加護を受けていた

  みたいなんだ。それが僕を襲った夕麻ちゃん達の4人の堕天使らしいんだ。」

リアス「成程ね。」

朱乃「ですが、なぜ彼らはこの町に?」

守「......あの教会にはここ最近で人が近づいた感じはないし、

  姿を隠すために廃れた教会を選んだ、とか?」

ソーナ「そ、それで、これからどうするの?」

正気に戻ったソーナが会話に戻って来た

 

守「出来る事なら、バラキエルさんに説得してもらおうと思ってる。

  さすがに自分達の上司のバラキエルさんの話なら聞いてくれると思うし。

  ただ...」

小猫「どうかしたの?」

守「何でここまで来て、アーシアを呼んだのか...繋がらないんだ。」

朱乃「彼女は何か力を持っているのですか?」

守「治癒系のセイクリッドギアを持ってるみたい。」

ソーナ「貴重な人材、なのは確かね。」

リアス「そうね、とりあえず、昼休みに、オカ研に集合しましょう。

    ソーナも良いわね?」

ソーナ「えぇ、わかったわ。」

その後、お昼休みにオカ研で話し合う事になって僕たちは学校に登校しました

 

SIDE アーシア

守さん達が学校に行っている間、私は守さんのお宅で何か出来る事がないかと

探していました

リビングでは着物姿の悪魔の方がゴロゴロしていました

私の視線に気づいたその方がこっちを見返して来ました

黒歌「何ニャ?」

アーシア「え、いえ、あの、何か私にも出来る事が無いかと...」

黒歌「それなら、アイルーに聞けば良いニャ。守がいないときの家事は

   大体アイルーがやってるニャ。」

アーシア「そ、そうですか。ありがとうございます。」

 

私がお礼を言うと、その方は立ち上がって、玄関の方に歩いて行かれました

    「あ、あの、どちらへ?」

黒歌「少し散歩してくるニャ。」

そう言うと、黒猫に姿を変え、出て行かれてしまいました

残された私はアイルーさんを探しました

アーシア「どこにいらっしゃるのでしょうか?あ。」

私はお庭ではしごを使いながら器用に洗濯物を干すアイルーさんを見つけました

 

と、その時、風に煽られた洗濯物がアイルーさんの顔に巻き付いて

はしごから落ちてしまうアイルーさん

アイルー「ニャッ!?ニャッ!?ニャ~~!」

アーシア「危ない!」

咄嗟にアイルーさんを受け止めた私は顔の洗濯物を取ってあげました

すると、頭を2,3回ほど振ってアイルーさんがこちらを見上げてきました

    『かわいいです♪』

    「大丈夫ですか?」

ゆっくりと地面にアイルーを下ろすアーシア

アイルー「ニャッ!ニャ~ニャッ♪」

アイルーさんはお辞儀をしてくれました

きっと、ありがとうと言っているのでしょうか?

アーシア「良ければ私も手伝います、一緒にやりませんか?」

アイルー「ニャ♪ニャ~♪」

すると、はしゃぎながら拍手をするアイルーさん

きっと喜んでいるのでしょう

アーシア「それでは、早速始めましょう。」

アイルー「ニャ~♪」

その後、私とアイルーさんは協力してお家の家事をしていました

 

SIDE 守

今、僕たちは昼休みを利用してオカ研の部室に集まっています

リアスお姉ちゃんをはじめとした、グレモリー眷属のみんなと、

ソーナお姉ちゃんと椿姫さん、それに僕の7人が集まって話をしていました

 

リアス「それじゃ、現状を確認するわね。

    まず、この町には今、少なくとも認可されていない堕天使が4人いて、

    今の所、潜伏先は町の外れにある教会が一番有力よ。

    ただし、なぜこの町に潜伏しているのかはわからないわ。」

椿姫「それで、今後の方針は?」

リアス「どうするの、守?」

守「出来るなら死者を出したくありません。一番良いのは、バラキエルさんに

  彼ら4人を何とか説得してもらう事です。」

ソーナ「4人がバラキエルの話を聞くかしら?」

守「バラキエルさんは彼らの上司です。いくら密かに事を起こしたとはいえ、

  組織から外される事は望まないはずです。」

木場「上に逆らうような事はしないと?」

守「あくまで僕の仮説ですが...」

ソーナ「でも、それはあくまで彼らがバラキエルの説得を聞いた時の話、

    彼らが話を聞かなかった場合は、どうするの?」

 

守「......戦意を挫きます。僕の本気を知れば、戦意を失うはずです。

  ましてやリアスお姉ちゃん達を敵に回したと思えば...」

リアス「数も力も自分達より上と知れば戦意を挫けると?」

守「...最悪の場合は、行動不能になるまで徹底的に叩きます。  

  その後、バラキエルさんに預けるなどして、彼らを送還してもらいます。

  処遇は、堕天使側に任せる事になりますが...」

リアス「それしかないわね。...良いわ、この一件は守に任せるわ。

    今日はどうするの?」

守「とりあえず、朱乃お姉ちゃん、明日、土曜日に教会に行こうと思うんだ

  バラキエルさんに同行してもらえるようにお願いしておいてもらえるかな?」

朱乃「わかりました、お父さんには今日私から話して、夜、大体9時くらいに

   電話します。」

守「ありがとう。」

リアス「それじゃ、今日はこれで解散ね。」

そして僕達は解散しました

 

今日は放課後の生徒会の手伝いもなく

小猫ちゃんと一緒に下校しました

小猫「たまには一緒に下校するのも良いね。」

守「そうだね。」

と言うと、小猫ちゃんが僕の肩に頭を置いてきました

 「え?どうしたの?急に。」

小猫「......この前、アイルーだけ撫でてた、ずるい、私も猫の妖怪なのに

   撫でてくれないから。」

守「あ、あはは...それか。」

そんな風にしながら学校から下校すれば、当然周りから目が集まりますよね

女生徒A「あ!なんだかお似合いじゃない!あの二人!」

女生徒B「ショタとロリ!良いわね!」

女生徒D「それもありだけど!木場キュンと守君の2人の絡みも!あぁ...!」

女生徒C「しっかりするのよ!私達はそれを描き上げなければならないのよ!」

...なんだか、最後の2つがとんでもない事のように聞こえたけど......

聞かなかった事にしよう

 

守「...早く帰ろっか?」

小猫「うん。」

その後、僕たちは帰宅しました

守「ただいま~黒歌さん、アーシア、アイルー、居る~?」

中に声を掛けますが返事がありません

小猫「誰も出てこないね。姉さまなら飛んできそうなのに。」

守「お昼寝でもしてるのかな?」

僕たちは靴を脱いでリビングに向かい、そのドアを開け、中に入りました

 「ただい、ッ!?」

小猫「これは!?」

リビングは――荒らされていました

 

庭へと通じる戸のガラスは割られ、辺りに飛び散っていて床には土足で上がったのか

足跡が残っていました

守「黒歌さん!アーシア!アイルー!誰か残ってないの!」

周りに呼びかけたその時でした

アイルー「ニャ~~」

テーブルの影から怪我をして、フラフラのアイルーが出て来ました

守「アイルー!どうしたんだ!」

僕は今にも倒れそうなアイルーを抱きかかえて、治癒の力で

応急処置を始めました

 

黒歌「ただいま~2人とも帰って、ッ!?何が有ったの!?」

小猫「姉さま!今までどこに!?」

黒歌「ちょっと散歩先で昼寝しちゃって、さっき目が覚めて帰って来た所ニャ。

   でもこれは一体!?」

やがて、僕の治癒の力である程度回復したアイルーが話してくれました

ちなみに、アイルーの言葉を小猫ちゃん達に翻訳してもらいました

 

~約1時間前の事~

SIDE アーシア

今、私はアイルーさんと一緒に干して終わった洗濯物を

リビングで畳んでいました

アーシア「ふぅ、アイルーさん、こっちも終わりました。」

アイルー「ニャ~♪ニャニャッ♪」

手を挙げてきっとありがとうと言っているのでしょうか?

アーシア「それでは、後は守さん達が戻ってくるのを待つだけですね。」

アイルー「ニャ~♪......ニャウ?」

アーシア「アイルーさん?どうかしたんですか?」

お庭へと通じる戸の方に目を移すアイルーさん 私もそちらに

目を向けた時でした

 

   『ガシャァァァン!』

アーシア「きゃあぁぁぁ!」

いきなりガラスが粉々に砕け、床に散らばりました

レイナーレ「見つけたわよ、アーシア。」

ガラスの無い戸を超えて、堕天使レイナーレが部屋に入って来た

アーシア「レイナーレ様、どうしてここに...?」

レイナーレ「探したわよ、アーシア、さぁ、帰りましょう。」

私がレイナーレ様の手を取ろうとした時

アイルー「ニャァァァ!」

アイルーさんが私とレイナーレ様の間に割って入ってレイナーレ様に威嚇しています

レイナーレ「魔界の生き物?なぜこんな所に?......あ。」

レイナーレ様が部屋の中を見回しているとある写真に目を向けています

それは守さん達4人が映った写真でした

     「そう、ここが彼の家なのね...」

その目はとても悲しそうでした

     「ゴメンね。」

そう言うとレイナーレ様は飛び掛かって来たアイルーさんを

弾いて壁に叩きつけました

 

アーシア「アイルーさん!」

レイナーレ「アーシア、行きましょう、あなたを傷つけたくはないわ。

      あなたは儀式のための人間なのだから。」

私では、堕天使であるレイナーレ様から逃げる事は不可能です なら

アーシア「わかりました。」

私は、付いて行く事を選びました

アイルー「ニャ、ニャ~」

何とかこっちを向いて立とうとしているアイルーさん でも

アーシア「ごめんなさい、あの人たちに、そう伝えてください。

     さようなら。」

そう言いながら、私はレイナーレ様と共に、消えました

 

~現在~

SIDE 守

ここで起きた出来事の全てを聞いた僕たち

守「それで、夕麻ちゃんがアーシアを連れて行ったんだね?」

アイルー「ニャ~~...」

頭を下げ、泣いているアイルー

きっと、自分が居ながらアーシアを守れなかった事を悔いているんだね

でも、君はちゃんとがんばったんだ

僕はその頭を撫でてあげました

守「君は君に出来る精一杯の事をしたんだ、顔を上げて、後は僕たちで何とかするから。

  臆せず、立ち向かったアイルーは、立派だよ。」

アイルー「ニャ~」

僕は立ち上がって携帯を取り出した 掛ける相手はリアスお姉ちゃん

しばらくすると、お姉ちゃんが電話に出た

 

リアス『もしもし守?一体何の用?』

守「簡潔に言うと、僕の家が襲撃されて、アーシアが連れ去れた。」

リアス『何ですって!?守達は無事なの!?』

守「僕と小猫ちゃんが帰ってくるころには居なくなってた。アイルーが少し怪我したけど

  僕が直したから大丈夫、黒歌さんも問題なし、それと、アイルーの話だと

  堕天使が来たのは大体1時間前みたい。」

リアス『そう、それで、どうするの?』

守「それが実はアイルーが気になる事を覚えていたんだ。」

リアス『何?』

守「『儀式』、堕天使がアーシアを連れ去るとき、そう言ってたんだって。

  どういう事だと思う?」

リアス『『儀式』?どういう事かしら?判らないわ......いえ、待って!

    そう言えば、彼女は治癒系のセイクリッドギアを持っているって

    言っていたわね!あくまでも私の勘だけど、もしその儀式の内容が

    『彼女から神器を抜き取る事』だとしたら?

    あの堕天使の目的は、あの子から治癒系神器を抜き取り、

    自分に移植する事、なんじゃないかしら?』

守「そんな!?神器が抜かれた人間は死んでしまうんでしょ!?

  そんな事したらアーシアが!?」

リアス『点は繋がるわ。この町の廃れた教会を選んだのは...』

守「人目に触れずに儀式を行う為...!もし、そんな事をするなら、

  どれくらいの時間がかかると思う?」

リアス『わからないわ...でも、彼女を迎えに来た、と言う事は、

    少なくとも下準備は整っている可能性がある。』

 

それを聞いた僕はただ『ありがとう』とだけ言って通話をきりました

そしてベルトを確かめ、外に出て、テレポートの準備を始めました

それを黒歌さん達が追いかけてきました

黒歌「待つニャ!?何処へ行く気ニャ!?」

守「教会に行きます!せめて、アーシアの安否だけでも確認します!  

  2人は朱乃お姉ちゃんとバラキエルさんにこの事を伝えてください!

  お願いしますね!」

それだけ言い残して、僕は教会の近くにジャンプしました

 

僕が教会へと続く道にジャンプして教会に向かって走り出そうとした時

森の中から光の槍が飛んできました

その数3本 その全てを障壁で防ぐ僕 すると

 

ミッテルト「どうしてここに来たっすか?命知らずっすね。」

カラワーナ「目的は知らんが、儀式の邪魔はさせん!」

ドーナシーク「レイナーレ様の大いなる力のため、ここは通さん!」

以前、夕麻ちゃんと一緒に僕を襲ってきた3人が出て来ました

守「儀式って、アーシアからセイクリッドギアを抜き取る事ですか?」

ドーナシーク「貴様!?なぜそれを知っている!?」

と言う事は、リアスお姉ちゃんの勘が当たった事になる

守「そうですか...」

僕はゆっくりとポケットからメモリーを取り出した

 「であれば、見過ごすわけには行きません、アーシアは僕の友人、

  死なせるわけには行きません。その儀式、是が非でも止めます。」

オミクロンの部分を押しメモリーを起動する

   『Standing By』

守「変身...」

腰のベルトにメモリーをはめ、水平になるように倒す

   『Complete』

すると光が僕を包み、僕はライオトルーパーへと変身した

 

ドーナシーク「その姿は!?貴様は一体!?何者だ!」

守「僕の名は......トルーパー、とだけ名乗っておきます。」

そう言いながら僕は左脇のアクセレイガンを取り出して、左手で逆手に持ちながら

構えました

ミッテルト「変身したからってどうって事ないっす!一撃必殺っす!」

小さな槍を2本、直に持ったミッテルトちゃんが最初に仕掛けてきた

頭上から振り下ろされる2本を左手のアクセレイガンで防ぎ、右手の平を

腹部に押し付ける形で、瞬間的に衝撃波を発生させて、吹き飛ばした

ミッテルト「クッ!?」

 

後ろに飛んだミッテルトちゃんと入れ替わる形で今度はカラワーナさんが長い槍を

使って連続で突き攻撃をしてくる

それを回避とアクセレイガンで弾きながら避け、隙を見て接近し、

右足を彼女の右足と絡ませ、右手で首のあたりを持って、強引に倒した

カラワーナ「カハッ!?」

 

とそこに今度はドーナシークさんの放った槍が飛んできた

僕はそれをガンモードに変化させたアクセレイガンの銃弾で撃ち落とした

さらに牽制としてドーナシークさんの足元に向けて発砲しようとした時

横から投げつけられた槍を避け、さらに小さな槍1本で攻撃してきた

ミッテルトちゃんの槍を右手で掴んで止めました

何とか念力で吹き飛ばそうとした時、逆方向から同じように、

カラワーナさんが槍を持って突撃してきました

 

僕はアクセレイガンを捨て、その槍を手で受け止めました

ミッテルト「邪魔はさせないっす!」

カラワーナ「レイナーレ様の夢!貴様には邪魔させん!」

その目には、確かな意思が映っていたその意思は強い 

でも、僕も負けられないんだ!

守「僕にも譲れないものはある!アーシアは、死なせない!」

僕は2人を念力で吹き飛ばした

ミッテルト「あっ!」

カラワーナ「クッ!」

そこへ

ドーナシーク「これなら!」

今までより何倍も巨大な光の槍を投げてきた

僕はそれに向かって構え、右手に力を込める

これはデルタのルシファーズハンマーを見て考えた技、

オルフェノクの自然発火能力の火を念力で操作して炎のドリルを

作り出した それを思いきり、光の槍にぶつけた

守「うわあぁぁぁ!だぁ!」

拳を振りぬき、光の槍を散らした 

 

ミッテルト「まだまだっす!」

カラワーナ「貴様だけは、ここで!」

再び両サイドから攻撃してきた2人の槍を受け止めたけど

槍の光がどんどん強くなっていく まさか!?

守「これは!?自爆!?」

ミッテルト「ここは死んでも通さないっす!」

カラワーナ「例えこの身が散ろうとも!」

僕は握っていた槍を離した 次の瞬間、僕の脇腹に突き刺さる槍

ミ・カ「「なっ!?」」

まさかの行いに絶句している二人だけど、僕は2人の肩に手を置き、

テレポートの力で2人をドーナシークさんの所まで飛ばした

ドーナシーク「ミッテルト!カラワーナ!」

彼が2人に向かって声を掛けた次の瞬間、僕に刺さっていた槍が爆発した

 

守「うわあぁぁぁぁ!」

衝撃で吹き飛ばされる僕 何とか立ち上がったけど、お腹には大きな穴が開き、

そこからは灰が流れ落ちていた

 「うぐっ!?...これくらい...ッ!?」

何とか治癒の力とアークの力で傷を塞いで立ち上がった

よし...!これならまだ戦える!

 

僕は落ちていたアクセレイガンを拾い上げ、3人の方を見て構えた

だが、3人は構えもせず、『何故?』と言いたげな目で守を見ていた

守「どうしたんですか?戦わないのですか?」

それを不思議に思った僕が問いかけた時

カラワーナ「なぜ、あそこで我々を助けた?我々は敵だぞ。」

ミッテルト「情けなら要らないっすよ!」

守「...僕は君たちの敵かもしれないけど、僕は君たちに死んでほしくはない。

  誰もが、生きる道をあきらめる必要なんてないから。」

ミッテルト「そんなの...何でアンタはそこまで優しくなれるんすか!?

      私達は、結局は堕ちた天使なんすよ...そんなの...」

守「だとしても、今のあなた達は自分の仲間を守るために必死で戦っている。

  命令なんかじゃない、自分の仲間の事を思って戦っている。違いますか?」

カラワーナ「それは......」

守「僕の本当の敵は、あなた達ではありません。僕の敵は心を捨て、

  自分のためだけに他者を殺戮し、それを楽しむ者です。

  でも、今のあなた達はレイナーレさんのために戦っている。

  だからこそ、あなた達は僕の敵ではありません。」

ドーナシーク「なぜ、そこまで命にこだわる。」

守「死んでしまったら、誰かと一緒に笑う事も、恋をする事も出来ない。

  そんなのは悲しいだけです。だからこそ、僕は消えそうな命の火を

  消させたくないんです。」

カラワーナ「だから、敵であっても命を救うと言うのか?」

守「そうです。これは僕の甘さであり、僕の我儘です。」

ミッテルト「お前は、何もんすか?まさか、神を気取る気っすか?」

守「僕は、神様なんて偉いものでも、悪魔でも、天使でも、堕天使でもありません。

  僕は、たった一人の王様なんですよ...」

ミッテルト「ど、どういう意味っすか?」

 

聞き返してくる彼女だけど、時間がない

守「生憎、これ以上話している時間はありません。意地でも通させてもらいます。」

僕がアクセレイガンを持ちながら構える 

でも3人は顔を見合わせると頷きながらこっちを見てきました

ドーナシーク「良かろう、ここは通そう。だが、条件がある。」

守「条件?」

ドーナシーク「出来る事なら、レイナーレ様を救って差し上げてほしい。」

カラワーナ「あの人は、力を欲しているのだ。かつて、天使だった頃、

      あの人は力の無さのせいで蔑まれ、堕天使となった。」

ミッテルト「でも!レイナーレ様はホントは良い人なんす!だから!

      本当なら、こんな事までして力を求める人じゃないんす!」

ドーナシーク「だが、我々ではあの人の闇を払って差し上げることが出来なかった。

       だからこそ、お前に頼みたい...」

カラワーナ「レイナーレ様を救ってほしい!頼む!」

やっぱり、夕麻ちゃんも根は良い人なんだ だったら

 

守「救って見せます、僕の力で、夕麻ちゃんの心の光を取り戻して見せます。」

僕は3人の横を走り去りながら、教会の中へと入っていきました

そしてそのまま、風の流れから、十字架の台の下に隠し通路を見つけ、

僕は中へと進んで行きました

 

SIDE リアス

私はあの後、朱乃、小猫、佑斗、黒歌達と共に、守が向かった教会へと

ジャンプした

そしてその先では堕天使の3人が待ち構えていた

ドーナシーク「...グレモリー家の娘か。」

3人を見て、構える朱乃達

      「貴様らの仲間ならすでに、教会の中だ。」

リアス「...守がここに来たのね。」

ミッテルト「トルーパーの事っすか?それならそうっすよ。」

そう、そう言う風に名乗ったのね、守は...

 

朱乃「申し訳ありませんが、ここは通してもらいますわよ。

   彼を助けに行かなければ。」

カラワーナ「我々とて、守るために戦っている、簡単には通さんぞ!」

それを聞いてカラワーナと佑斗が前に出ようとするが

リアス「佑斗!やめなさい!」

ドーナシーク「カラワーナ!やめろ!」

リアスとドーナシークが2人を止めた

      「どのみち、この戦いの決定する力を持つのはトルーパーだ。」

リアス「その通りよ。ここは待ちましょう、守が帰ってくるのを。」

ミッテルト「...あんた、あの男を信頼してるんすね。」

リアス「当然よ、守はここにいる私達の王様だもの。あの子なら、

    この戦いを終わらせられるわ。誰も死なせず、ね。」

ドーナシーク「であれば、我らはその王を信じて待つとしよう...」

そう、きっとあの子なら...

 

SIDE 守

その頃、守は侵入した通路から地下に広がる大きな部屋に入った

そこではアーシアが十字架に拘束されていた

守「アーシア!」

果たして、守はアーシアを救えるのだろうか?

     第3話 END

 




ご都合主義万歳!って思うのは俺だけでしょうか?
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