ハイスクールD×D ARC    作:ユウキ003

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この回で堕天使3人を正式に守サイドの味方にします。
自分としてはカテレア(旧レヴィアタン)の死亡フラグもへし折るための
オリジナルの話を考えています。意見が有ったらコメントください。


ハイスクールD×D ARC 第4話

SIDE 守

守「アーシア!」

僕が地下の空間に突入した時、アーシアは大きな十字架に張り付けられていた

レイナーレ「何奴!?」

アーシア「あの格好は...守さん!」

レイナーレ「...ッ!?...そう、あなただったのね...」

守「...夕麻ちゃん...」

 

今の僕の前には武装した神父たちがいるけど、気にはしていない

レイナーレ「外にはドーナシークたちが居たはずよ?彼らは?」

守「殺してはいない、気絶させただけだよ。」

レイナーレ「相変わらず甘ちゃんね、それで私に勝てるとでも?」

守「今の僕に勝敗は関係ない...今はッ!」

僕はテレポートでアーシアの前まで飛んだ

レイナーレ「何!?」

 

そしてアーシアの肩に触れ、もと居た場所までもう一度飛んだ

丁度ワンピース姿のアーシアをお姫様抱っこしている感じだね

     「...あなた...そう言えば忘れていたわ。

      あなたはそれが使えたのよね...」

守「アーシアがこちらにいる以上、儀式は続けられないはず。こんな事はやめるんだ。」

レイナーレ「まだよ!行きなさい!アーシアを取り戻すのよ!」

神父リーダー「はは!行くぞ!あの女を奪い返せ!」

 

すると神父たちが光の剣を構えながら迫って来た

僕はアクセレイガンを構えるけど...この数を僕一人で殺さずに防ぐのはきつい

せめて...もう2人いてくれれば...!

そう思った時、いきなり変身が解除された

!ひょっとしてもう限界なの!?...まさか!あの時あれだけの攻撃を喰らったから!?

 

最初はベルトの限界かと思ったけど、アクセレイガンはそのままにして

ベルトもメモリーもちゃんと残ったまま変身が解除された

疑問に思っていると僕の中から2つの光の球が飛び出してきた

 

それはすぐ近くまで迫っていた神父の一人を吹き飛ばすと

僕たちの前に並んで...やがて人型を成した

それは本来なら僕は見た事もないけど、今はなぜかその2人の名前がわかった

守「ホース!ウルフ!」

 

それは僕と同じ種族『オルフェノク』の中でも王につぐ実力とやさしさを兼ね備えた

戦士『ホースオルフェノク』と『ウルフオルフェノク』だった

突如として現れた異形を警戒し、数歩だけ下がる神父たち

だがそれは守にとっては軍隊以上に強力な仲間だった

 

守の声を聴き、振り返ったホースは地面に膝を突いた

ホース「新たなる王よ、今までのあなたの立派な行い、見させていただきました。

    私は、あなたと共に、人を守るために戦いましょう。」

ウルフ「しょうがないから俺達が手を貸してやるよ。」

守「2人とも!ありがとう!」

それを見てレイナーレは

レイナーレ「あれは!伝説の種族!オルフェノク!......いいえ!そんなはずない      わ!何をしているの!相手は3人よ!行きなさい!」

神父リーダー「そうだ!相手は高が3人!やれ!」

ホース「来たか...」

ウルフ「俺達を過小評価した事、後悔させてやるよ!」

守「神父たちはお願いします!でも出来るだけ命は奪わないでください!」

ホース「了解!」

ウルフ「期待すんなよ!」

ホースは剣と盾で ウルフは素手で 神父の相手を始めた

 

守「うん......アーシア、君はここに居て。僕は...夕麻ちゃんを説得する。」

アーシア「大丈夫なのですか?」

守「大丈夫、任せて。」

アーシア「...わかりました。」

僕は背を向けて浮かび上がろうとした時

    「守さん!」

守「ん?」

アーシア「レイナーレ様を...救ってあげて下さい。心の闇から...

     あの方は心の中に大きな闇を抱えています...だから...」

守「うん。」

前を向きながら僕は呟く 

 「僕は、誰も見捨てない!」

飛び上がり飛翔していく守

 

SIDE リアス

守達が地下で戦っている頃、私達5人と堕天使の3人は

お互いに距離を取ったまま暇を持て余していた

そんな中で黒歌は落ち着きがないように辺りをうろうろしていた

 

リアス「...黒歌、落ち着きなさいよ。」

黒歌「わかってますけど、守があの中にいるのに、一緒に居てやれないのが

   歯がゆいと言うか、何というか...」

リアス「気持ちはわかるけど、今あそこに行っても私達に出来る事なんて

    何もないわよ。それとも、流血を増やしたいの?」

黒歌「そんなわけないニャ!」

リアス「それじゃ、守を信じて待ちましょう。それしかないわよ。」

 

そう、今私達が突入するのは返って場を乱すことになるわ

ここは待ちましょう

それに、向こうも考えは同じようね

 

向こう、堕天使たち3人はリアス達から30mほど離れた所に立っていた

そのうちの一人が光の槍を構えてはいるが

ドーナシーク「よせ、ミッテルト。」

木に背を預けながら本を読んでいたドーナシークが止めた

ミッテルト「何で止めるっすか!?あのトルーパーはともかく、

      アイツらは敵っすよ!」

カラワーナ「お前らしくもないわドーナシーク、どうした?」

ドーナシーク「あの黒い着物の猫耳の悪魔、腰に巻いている物が見えるか?」

カラワーナ「ん?あぁ、確かに、あれはベルトか?」

ドーナシーク「あれはおそらく、トルーパーの使ったベルトと同型だ。」

ミッテルト「...あれがっすか?」

ドーナシーク「おそらく...それに、装備もあのベルトより多い、

       トルーパー...それは兵士を意味するのであれば...

       あれは量産型なのだろう...だが、違うベルトをしている...

       と言う事は...あのベルトの上位種である可能性が高い...

       それに、迂闊に手を出してもしてみろ、あ奴らの仲間である

       トルーパーが何をするかわからん。今は慎重に待っていろ。」

ミッテルト「...わかったっす...」

 

......どうやら、あちらも戦いを避けているようね...まぁ、こちらも手を出す気はないし、手を出さないのなら放っておくだけね 

.........ん?

 

その時、何か黒い影が見えた とそこに、2つの影が下りてきた それは

リアス「堕天使の総督アザゼル!?なぜここに!?」

アザゼルを連れたバラキエルだった

アザゼル「ここかい?堕天使4人が根城にしてるオンボロ教会ってのは?」

バラキエル「そうだ...朱乃。そこにいるか?」

朱乃「はい。」

バラキエル「...ん?守君の姿が見えないようだが、彼は何処だ?」

朱乃「今は教会の中です。」

アザゼル「...おいおい、一人でかよ?無茶するねぇ。」

リアス「大丈夫よ。今の守に敵う相手なんか早々いないわ。」

アザゼル「ん?...そうか、お前さんがサーゼクスの妹のリアスだな。」

リアス「初めましてね、アザゼル。」

アザゼル「そうなるな...まぁ、積もる話もあるだろうが...まずはあっちだ。」

 

そう言ってアザゼルが顔を向けた先では幹部と総督の登場で驚きを隠せない3人がいた

ドーナシーク「アザゼル様!それにバラキエル様まで!?どうしてこちらに!?」

バラキエル「我々は勧告に来たのだ。今すぐこのような事はやめろ、とな。」

ドーナシーク「ど、どういう意味ですか!?」

バラキエル「リアス嬢から君たちが行った事、それと儀式についての事も聞いた。

      出来る事なら、儀式が始まる前に止めたかったが...」

カラワーナ「それは、どういう事ですか?始まる前にとは?」

バラキエル「本来なら、明日、土曜に守君は私を伴って君たちを説得しようと考えていた

      のだ。」

ミッテルト「説得!?どういう事っすか!?」

バラキエル「それが、彼が導き出した『もっともけが人、そして死傷者が少ない』

      この問題の解決法だ。」

ミッテルト「ま、まさか、アイツは、最初からアタイ達を殺すつもりなんか無かった

      って言うんすか。」

バラキエル「そうだ...それが彼と言う王の生き方なのだ。」

アザゼル「ん?おいちょっと待て、王って何だ?俺はお前がその守ってガキと知り合い

     なのは聞いたが、王ってどういう事だ?ただの神器持ちじゃないのか?」

バラキエル「違う。...リアス嬢、彼の事を?」

リアス「......任せるわ。」

バラキエル「...では、彼はかつて存在した種族、オルフェノクの王、

      アークオルフェノクの生まれ変わりだ。」

ア・ド・カ・ミ「「「「!!??」」」」

アザゼル「おいおいおい!冗談だろ!?あのグレー一色の化け物の王!?

     オルフェノクっつったら、下っ端でも中級堕天使と同等レベルの力を持つ

     種族だぞ!?その王とお前が知り合いってどういう事だよ!?」

バラキエル「以前、私の妻と娘が襲われた時、彼に助けられたのだ。

      彼とはもう7年近い付き合いだ。」

アザゼル「初耳だぞおい!?」

バラキエル「言ったらお前は彼をモルモットにしかねないからな。」

アザゼル「う!?」

ミッテルト「あいつが、古の王?...ははは、笑えない冗談っす。」

ドーナシーク「だが、あの異常なまでの再生能力と力なら...

       確かに......私達は、王を相手に戦っていたのか。」

カラワーナ「どうりで敵わないわけだ...ははは。」

バラキエル「まだ君たちは誰も殺してはいない。まだ引き返せるぞ。どうする?」

それを聞いて3人は顔を見合わせ、頷いた

ドーナシーク「我ら、3人は投降します。」

バラキエル「うむ。...それで、残りの一人、レイナーレは?」

ミッテルト「教会の地下で儀式をしてると思うっす。でも、多分トルーパーが

      止めてくれてると思うっす。」

バラキエル「では、我々が行き、直々に止め、ん?」

ドーナシーク「どうかされましたか?」

アザゼル「...増えてやがんな...」

 

その事に疑問符を浮かべるリアスとドーナシークたち

木場「変ですね...気配が新たに2つ...大きい...」

アザゼル「お前さん勘が言いな...こりゃ、確かに王様だけはあるかもな。」

バラキエル「とにかく、行ってみよう。君たちも付いてきなさい。」

ミッテルト「は、はい!」

リアス達5人と堕天使の5人を合わせた10人は教会の中に入って行った

 

SIDE 守

ホースとウルフが神父たちの相手をしている間に、僕は空中で夕麻ちゃんと対峙した

レイナーレ「.........」

守「夕麻ちゃん、もうこんな事はやめるんだ。こんな事をしたって...」

レイナーレ「うるさいうるさい!私は!至高の堕天使になる!そして、

      アザゼル様やシェムハザ様からの寵愛を受けるのよ!」

守「......でも、その人達が愛してくれるのは、君の『力』だけなんじゃないの   か?」

レイナーレ「だとしても!それでも構わない!それで愛を受けられるのなら!」

守「それは、愛じゃない!ただの欲だ!」

 

夕麻ちゃんの槍と僕の持つアクセレイガンが空中で激突し、鍔ぜり合いを繰り返す

レイナーレ「お前に何がわかる!周りにはお前を支える仲間がいるお前に!」

そう言って夕麻ちゃんは槍を手放して僕に殴り掛かって来た

     「私なんて!弱いだけで!責められ!罵られ!蔑まれ!

      堕天使へと落ちた!」

さらに連続で僕を殴る夕麻ちゃん

     「それでも!誰も認めてくれなくて!ただ一人で!悲しくて!

      だから力を欲したんだ!だから!」

殴られ、態勢を崩す僕

     「それを!多くの仲間に支えられながら生きているお前に何がわかる!」

守「...確かに、僕に夕麻ちゃんの孤独なんてわからない。」

レイナーレ「だったら...綺麗事を言うな!」

守「でも、君の苦しみならわかる...一人が寂しいって気持ち、僕もわかるよ。」

僕はアークオルフェノクへと姿を変えた

 

それを見て、神父たちも夕麻ちゃんも後ろで見ているアーシアも驚いている

レイナーレ「守、あなたは!?」

守「僕はね、人でも、堕天使でも、天使でも、悪魔でもないんだ。

  僕はね、オルフェノクなんだよ...」

レイナーレ「どうして...あなたが!?」

守「言ったよね、10年前に家族を亡くしたって。」

レイナーレ「それが...それが何だと言うの!?」

守「僕はその日、教会で儀式の生贄にされたんだよ。アークの素体として...」

レ・ア「「ッ!?」」

守は右手を上に掲げ、自分の手を見ながら話しを進めた

 

守「でも、儀式は失敗、僕は、アークの力と姿だけを受け取ってしまったんだ...

  ...最初は、怖くて仕方がなかった。あの儀式のとき、僕は父さんと母さん     を......喰った...」

アーシア「そんなッ!?」

守「僕は自分が許せなかった...いや、怖かったんだ。

  自分が化け物になってしまうのが...だから、一度は死ぬことを選ぼうとした。

  ......でも、そんな僕でも、家族のように接してくれる人がいた、仲間が出来  た。だからこそ、僕は同じように誰かを救おうと決めたんだ。僕の大切な人達が、

  僕に生きる意味を教えてくれたから...だから僕は、君を救いたいんだ。

  夕麻ちゃん。」

レイナーレ「それは...それは偽善よ!」

守「そうだね、これは僕の我儘だ。でも、僕は自分の気持ちに嘘は付きたくない! 

  だから君を救って見せる!」

レイナーレ「あなたに救えるって言うの!?たった一人の、私を......」

守「違うよ、夕麻ちゃん...君は一人じゃない。君は立派な仲間がいるじゃない     か......君の仲間は夕麻ちゃんのために自爆までして戦おうとしたんだ。

  君は、一人じゃない。」

レイナーレ「無理よ!もうここまで来てしまっては!今更後には引けないのよ!」

守「引き返す必要なんてないんだ。やり直せばいいんだよ。

  何度でも...何十回でも、何百回でも...」

レイナーレ「私は...私は...」

 

僕は人の姿に戻ってからそっと夕麻ちゃんに近づいて行き、優しく抱きしめました

守「デートの時、言ったよね。僕が君を支えるって。だから、夕麻ちゃん。僕が傍にい   る。僕が傍で支えるから。だから...もう、終わりにしよう。まだやり直せる。」

レイナーレ「本当に、良いの?あなたの傍に居ても、良いの?」

守「僕は誰も見捨てない。絶対に救って見せる。

  その答えは、YES、だよ。夕麻ちゃん。」

夕麻「私は...私は......うわあぁぁぁぁ!」

僕に抱き着いて思い切り泣き始めてしまう夕麻ちゃん でも、これで

...さて、僕にはもう一つ

 

守「この場にいる神父たちよ!これ以上の戦闘は無意味である!直ちに武器を下ろし、

  投降せよ!そうすれば命までは取らない!これ以上の流血は無意味だ!

  武器を捨てろ!」

すると地面でホースとウルフと戦っていた神父たちは武器である光の剣を落とし始めた

 「よし、これで...」

僕はゆっくりとお姫様抱っこ状態で地面に降りました

ホースとウルフの前に降りた時、入口から10人の人が入ってきました

 

黒歌「守~!無事かニャ~!」

真っ先に守に突っ込んできた黒歌だったが、守が泣いている夕麻をお姫様抱っこしている姿をみて石化した

その前に出て、手を振るウルフ

ウルフ「ダメだ~こいつ完全に固まってる。」

守「あははは...」

僕にはその時は苦笑いしかできませんでした

 

アザゼル「やれやれ、どうやらガキの割に人心を掌握する力はあるみたいだな。」

その声を聴いて泣いていた顔を上げた夕麻ちゃん

夕麻「あ、アザゼル様!?どうしてここに!?」

アザゼル「俺はな、そこのガキと知り合いだっつうバラキエルに呼ばれて、お前達を

     説得に来たんだよ。」

夕麻「え?......えぇぇ!?守とバラキエル様が、知り合い!?」

守「うん...言わなかったっけ?」

夕麻「聞いてないわよ!て言うか下ろして!恥ずかしいじゃない!」

咄嗟に僕の腕から飛び降りて羽で顔を隠す夕麻ちゃん

アザゼル「おいおい、どうした?お前、そのガキに惚れたのか?」

夕麻「ち、違います!これは!...その...」

だが、これを聞いたリアスと朱乃、小猫、そして復活した黒歌は

リアス「守!さっきのお姫様抱っこはどういう事!?」

守「え!?いや、あれは、夕麻ちゃんを安心させようと...」

朱乃「それでしたら、わざわざ抱きしめる必要はないのではないですか?」

守「え!?いや、あの時は僕も必死だったから...」

小猫「...守君のたらし...スケベ。」

守「小猫ちゃん!?僕は別に下心があるわけじゃ!?」

黒歌「そんなにあの堕天使が良いのかニャ!?そう言う方が萌えるタイプニャのか      守!?」

守「黒歌さんも訳わからない事言わないでくださいよ!」

そんなこんなで4人を落ち着かせるのに数分かかった

 

 「ぜぇ...ぜぇ...ぜぇ...」

ホース「王よ、大丈夫ですか?」

ウルフ「やっぱ女って怖ぇな。」

息を上げる守に話しかける2人

アザゼル「んで、お前らは何者だよ?さっきからずっといるけど...」

ホース「そうだった、我が名はホースオルフェノク、我らが王の中に眠る、

    オルフェノクの一人だ。」

ウルフ「俺はウルフだ。」

アザゼル「ほう、って事はお前さん達はその王の中で眠ってたって事かい?」

ホース「そうだ......王よ。我らが役目は終わったと思います。それでは、私達は

    これで。」

守「うん、ありがとう、2人のおかげでどうにかなったよ。」

ホース「我らはこれからも、王と共に。では...」

ウルフ「俺達に頼り過ぎんなよ。」

と言うと、2人は光になって、守の中へと入って行った

 

それをみんなが見た後、バラキエルが話を切り出した

バラキエル「それで、アザゼル、これからのこの者たちの処遇はどうする?」

アザゼル「そうだな~......」

顎に手を当てながら思案するアザゼルを見ている夕麻達と神父たち

    「よし決めた!ドーナシーク、それと神父共、お前たちは

     冥界に来て俺達の下で働け。最近人手不足で困ってるからな。」

ドーナシーク「はい、わかりました。」

神父リーダー「こちらも、異存はありません。」

アザゼル「良し、それで次にレイナーレ、ミッテルト、カラワーナ。」

ミッテルト「は、はいっす!」

アザゼル「お前らはとりあえず...そこのガキと子供作れ。」

全員「「「「「「「「「「「......は?」」」」」」」」」」

 

アザゼル「俺としてはオルフェノクと堕天使のハーフってのも見てみたいし、

     何より、今オルフェノクはそいつ一人だろ?

     子孫を増やすのは当たり前だし、俺達の戦力アップにも繋がる

     かもしれないし、俺達堕天使とオルフェノクの関係強化にも繋がる。

     良い考えだろ?」

そして次の瞬間

リアス「ふふふ、ふざけんじゃないわよぉぉぉ!」

リアスの魔法がアザゼルを襲った

アザゼル「おいおい、いきなり何すんだよ!あぶねぇだろ!」

リアス「そっちこそいきなり何言い出すのよ!守は私の弟なのよ!

    姉の許可なしにそんな事させられるわけないでしょ!!」

朱乃「リアス、手伝います!」

バラキエル「朱乃!?」

朱乃「守は誰にも渡しません!」

小猫「...堕天使総督...ぶっ飛ばす!」

黒歌「ふざけるニャ!守の初めては私って決まってるニャ!誰にも渡さないニャァァ!」

そう言いながら4人はアザゼルに襲い掛かって行った

それを必死に避けたりするアザゼル

 

一方の夕麻、ミッテルト、カラワーナは顔を真っ赤にして震えている

夕麻「こここ、子供......子供!?って事は...あぁ、あぁぁぁ...」

ミッテルト「そそそそ、それってつつつ、つまり、アイツとせ、せせせ...           きゅぅぅぅ...」

カラワーナ「これは夢これは夢これは夢......あぁぁぁ...」

夕麻はとうとう妄想世界へとダイブし、ミッテルトは目を回して倒れ、

カラワーナは頭を抱えて沈んでしまった

って、アーシアもいつの間にか気絶してるし...

...そんなにショックだったのかな?

 

僕はまわりの男性たちに視線を合わせようとするけど、誰もこっちを見てくれなかった

守「どうして、こうなっちゃったの?」

結局、この騒動は地下が壊れるまで続きました

 

その後、何とかお姉ちゃん達を落ちつけて教会の外で話し合う事になりました

今ここに残っているのはリアスお姉ちゃん達5人と僕、アーシア、バラキエルさん、それに夕麻ちゃん、ミッテルトちゃん、カラワーナさんの11人でした

 

守「それで、これからアーシアや夕麻ちゃん達はどうするの?」

ミッテルト「うち等には、この教会以外に行く場所もないっすから。...

      行く宛も無いっすから、ここで暮らすしか......」

カラワーナ「そうだな...それしかないか...」

守「...あの、良かったら家に来ませんか?」

夕麻「え?...でも...」

守「実は、僕の家って...結構大きくて...建ててくれた人も

  最大で10人くらいの生活を考えてたみたいで...おかげで部屋はまだまだ

  あるから...」

ミッテルト「そうっすか......はっ!?まさか!?変わりにうち等の体を

      要求する気っすか!」

守「僕はそんなことしないから!本当だって!」

黒歌「そうニャよ。守は今まで私や小猫と一緒に暮らしているのに、一度も

   襲って来た事ないニャ。おかげでこっちからアプローチしなきゃ反応しない      ニャ。」

小猫「......奥手な守君。」

守「2人とも変な事言わないでよ!...とにかく、一度家に来てください。

  もう、こんな時間ですけど、僕は、お腹空いちゃって......良ければ、

  夕麻ちゃん達も良ければ、どうかな?」

それを聞いて顔を見合わせる3人

 

夕麻「それじゃ、お邪魔しようかしら。」

ミッテルト「けど、うちらに変な事しようとしたら許さないっすからね!」

守「だからそんな事しませんてば!」

そして結局、夕麻、ミッテルト、カラワーナ、アーシアは守の家で生活する事になった

 

その後、僕の家にやってくる4人

 「それじゃ上がってください。」

夕麻「お、お邪魔します。」

ミッテルト「何か緊張してきたっす。」

カラワーナ「言うな、私もだ。」

アーシア「あ!そう言えばアイルーさんが!」

守「大丈夫、僕が治療したから。...アイルー、ただいま~」

リビングのドアを開けると心配していたのか、リビングで右往左往していた

アイルーがこちらに飛びついて来た

 

アイルー「ニャ~~♪」

守「ただいま、お留守番ご苦労さま。」

アイルー「ニャ~~♪......ニャウ?」

その時、守の後ろにいる夕麻達に気づいたアイルー

守「アイルー、紹介するね。右から順番に、レイナーレこと、夕麻ちゃん、

  ミッテルトちゃん、カラワーナさん、アーシアはもう知ってるよね。

  4人は新しくここで生活する事になったんだ。アイルー、挨拶して。」

アイルー「ニャッ!ニャニャ~♪」

ミッテルト「何すか、こいつ。」

守「この子はアイルー、僕たちの家族だよ。」

アイルー「ニャ~♪」

3人に向かって律儀にお礼をするアイルー

すると、夕麻ちゃんが膝を突いて、アイルーの頭を撫で始めました

 

夕麻「...ごめんなさいね。あの時、私は......」

たぶん、夕麻ちゃんが言っているのはアーシアを連れ帰るためにここに来たとき、

アイルーを弾き飛ばした事を謝っているんだと思う

でも、まるで気にしていないと言うように、その手を舐めた

良かった、わだかまりは無いみたい

守「それじゃ、何か夕食を作りますから、少し待っていてください。」

ミッテルト「え?王自ら料理するんすか?」

守「えぇ、変ですか?」

ミッテルト「え?いや、そう言う訳では...」

小猫「...大丈夫、守君の料理はおいしい。」

黒歌「心配する必要はないニャン。」

アイルー「ニャッニャ!」

守「とにかく、少し待っていてください。」

その後、シチューやサラダを作ってテーブルに並べました

 

 「みなさん、料理が出来ました。」

小猫「...お腹空いた。」

黒歌「やっとニャ~♪」

みんながテーブルに座ると、僕もエプロンを脱いで椅子に座りました

守「それじゃ、いただきましょう」

全員「「「「「いただきます。」」」」」

夕麻ちゃんやミッテルトちゃんはゆっくりとスプーンを使ってシチューを食べました

...お口に合うかな?ちょっと心配になって来たな。

夕麻「......美味しい。」

ミッテルト「...うまいっす。」

カラワーナ「...うまい。」

良かった、お口に合ったみたい 

自然と笑みが零れました

 

ミッテルト「な、何すか、こっち見て何笑ってるんすか。」

守「何でもないよ。お口に合ったみたいでよかったなって。」

そして3人に向けられた守の屈託ない笑みに顔を赤らめる3人

3人はそれを隠すように再び食事を始めた そして黒歌はそれを盗み見るように

して、何かを考えていた

 

その後、食事も終わって、全員がリビングに集まっていた

守「それじゃ、そろそろ僕はお風呂に入ってきます。誰か先に入りますか?」

黒歌「いや、今日一番頑張ったのは守ニャ、守が一番で良いニャ。」

守「そうですか......では、お言葉に甘えて。」

 

SIDE 黒歌

そう言うと守は着替えを持ってお風呂の方に行った

それを確認した私はある事を決意した

黒歌「えっと、堕天使の3人とアーシア。」

ミッテルト「何すか。」

黒歌「お前達4人に話と渡しておくものがある、ここで待ってるニャ。」

そう言うと私は4人とアイルー、小猫を残して、部屋にあるものを

取りに行った しばらくして戻って来た私は4人にあるケースを渡した

 

アーシア「あの、黒歌さん、これは一体、何ですか?」

黒歌「開けてみればわかる。」

そう言われたしぶしぶケースを開ける夕麻達とアーシア

ミッテルト「ッ!?何すかコレ!?」

どうやら気づいたみたいニャね

黒歌「あんた達に渡したのは、かつてオルフェノクが存在した時代に作られた

   王を守るための鎧、ライダーズギア...4人はそれを着て戦う守を見てる

   はずニャ。それがどういう物かは知っていると思うニャ。」

アーシア「待ってください、これが王である守さんを守る物なら、どうして守さん

     はこれを持っているのですか?」

黒歌「...わかりやすく言えば、守は自分の力が大きすぎる事を知っている。

   それも、魔王に匹敵する力だと言う事をね。だからギアであるトルーパーの

   装備を使うのさ。万が一、自分の力が暴走しないようにね。」

夕麻「でも、なら何であなたはこれを私達に?...まさか、守の配下にでもなれ

   と言うんじゃないでしょうね?」

黒歌「......それを決めるのはお前達4人よ。......私はかつて、守のおか   げで命を救われ、今は大切な妹と共に、幸せとも言える生活を送っている。」

そう言いながら私は小猫の頭を撫でた

 

  「守には...返しきれない恩がある。そして、私達は守の力に成りたいと願った。

   だから付いていく。王の元で、守の元で戦うと決めたから。...

   そして......これはその決意の証...」

私は、腰にベルトを巻き、デルタフォンを取り出した

  「変身...」

   『Standing By』

右腰のデルタムーバーにフォンをセットし、私はデルタに変身した

   『Complete』

これを見て4人は驚いている

アーシア「黒歌さん...!その姿は...!?」

黒歌「これが、私の決意の姿...デルタ...守を守護するライダーズギアの一人、

   それが私。」

フォンを引き抜いて私は変身を解除した

 

  「選ぶのは、あなた達自身、守と共に戦う気があるのなら、それはあなた達の

   鎧として使って良い。この家で暮らし行くからと言って

   守の元で戦えとは強制しない。」

4人は自分が開けたケースの中のベルトを見ている

するとその一人、ミッテルトがベルトを取り出して腰に巻いた

アーシア「ミッテルト様!?」

ミッテルト「......王様の部下ってのも、悪くないかもしれないっすね。」

それに続いてカラワーナもベルトを腰に巻いた

カラワーナ「私も、あの時守に救われた身、その恩を返そう。」

そして夕麻も決心して、ベルトを装着してみた

 

夕麻「守は言ってくれた、私を支えると、なら、私も彼を支える。この力で。」

それを見てアーシアも

アーシア「私も、微力ながら王の力になります!...私も、守さんの力に

     なりたいんです!」

そう言いながらベルトを巻いた

黒歌「...そう、4人とも、それで良いのね?」

静かにうなずく4人

  「なら、私から言う事は何もないわ。...それに、例え守と共に戦うと言っても、

   守を含めた私達全員の立場は対等よ。誰が上でも、誰が下でもない。それ       と...」

黒歌は夕麻に手を差し出した それを見て驚いている夕麻

  「ここでは、種族なんかも関係ない。悪魔だとか、堕天使だとか、そんなの関係な    い。これからよろしく、夕麻、ミッテルト、カラワーナ、アーシア。」

一人ひとりの名前を呼んだ黒歌

 

夕麻は戸惑いながらも笑みを浮かべ、黒歌の手を取り、握手を交わした

夕麻「えぇ、よろしく、黒歌...」

これでわだかまりもなく新たな仲間を迎える事ができた  だが......

黒歌「さて、実はあと一つ言っておく事があるニャ。」

夕麻「何?」

黒歌「それは...」

ミッテルト「それは?」

黒歌「...守の初めては私の物ニャ~!」

4人「「「「え?」」」」

黒歌「忘れたとは言わせないニャ!夕麻達3人はアザゼルから守とエッチをしろ

   と言われていたはずニャ!だがしかし!守の初めての相手は私と決まってるニャ!   誰も私より先に守と子供作りなんてさせないニャ!」

夕麻「何でここでそれを言うのよ!そんな事どうでも良いじゃない!」

黒歌「良くないニャ!お前らに先を越されて守の童貞を奪われたらたまらんから

   言ってるニャ!」

カラワーナ「王の...」

ミッテルト「初めて...」

夕麻「守の初めての...」

 

3人はエッチな妄想を始め、アーシアの方は、気絶してしまっている

※ここから先の3人の妄想はR-18の方を作って投稿します。

 

すると3人とも顔を赤くしながら悶え始めてしまった

と、そこにパジャマ姿の守が戻って来た

守「お風呂空きましたよ、って皆さんどうしたんですか!?顔が真っ赤ですよ!?

  アーシアは気絶しているし!」

その時の3人の視線はおのずと守の股間に集中していた

 

夕麻「な、何でもないの!何でもないから守はソファでゆっくりしてて!」

ミッテルト「そ、そうっす!うちらはだた黒歌に色々教えてもらってただけっす!」

カラワーナ「さ、さて!私は風呂に入ってこよう!」

と言う風に各々が今まで考えていた事を誤魔化すようにしているが守は

?マークを浮かべるだけだった

 

SIDE 夕麻

あの後、私達3人は守をソファに座らせた後、3人でお風呂場に向かった

最初は順番で誰から先に入るか決めようとしたのだけど、黒歌が

『3人くらいなら余裕で入れるニャ』と言うから来てみたけれど、確かに広い

この家は前後にも伸びているようで

お風呂も大きく、一度に10人は入れるんじゃないかと思うくらいだった

 

おかげで私達3人はゆったりと翼を広げて湯船に浸かる事が出来た

夕麻「ふぅぅ...」

あの廃れた教会ではまともお風呂もなく、シャワールームがあっただけで、

まともに羽を広げて入る事もできなかった

 

あの時は偉くなってこんな生活から抜け出してやると思っていたけど、

今はそんな自分がバカのように思えて仕方がなかった

あの頃の自分に言ってやりたい。『もっと周りをよく見ろ』って

私を救ってくれる王様はあなたのすぐ近くにいるって

そう思いながら守の姿を思い浮かべていると私はつい先ほどの

妄想の事を思い出してしまった

 

  「ッ~~~~!/////」

顔を真っ赤にした私は一度、頭まで湯船に潜ってから顔を出した

  『ダメよ!あんな事を考えては!......でも、口実もあるし、

   いっその事何か媚薬でも盛って...って何を考えているの私は!

   守は恩人なのよ!その人に薬を盛るなんて......!』

 

私が頭を抱えながら悩んでいると、ミッテルトたちと目が合った

  「な、何?」

ミッテルト「いえ、なんかすごい事になっているなと思って。」

カラワーナ「顔が真っ赤ですが、大丈夫ですか。」

夕麻「ちょ、ちょっと、守のことで...」

そう言うと、2人も突然、顔を赤らめだした まさか......

  「ひょっとして、あの話の時、あなた達もエッチな妄想してたわね?」

カラワーナ「な、なぜそれを!?」

ミッテルト「と言うかレイナーレ様もっすか!?」

夕麻「う!?......そ、そうよ...だって、あんな話を振られたら...

   仕方ないじゃない...」

ミッテルト「まさか、レイナーレ様も抱いて願望あるんすか。」

カラワーナ「...私達も人の事は言えんだろうが。」

夕麻「...でも、そうなってくると、私達はライバルね。」

苦笑交じりにそう言う私

 

ミ・カ「「え?」」

夕麻「だってそうでしょ?守はハーレム願望があるそこいらの変態とは

   違って、多分結婚やなんやらをしたら、一人の女性に全力で愛を

   注ぐタイプだと思うのだけど、違うかしら?」

ミ・カ「「ッ!?」」

ミッテルト「で、でも、王様なら妻を何十人も抱えても問題ないはずっす!」

夕麻「そうは言うけど、あの子に思いを寄せているのは私達だけじゃないのよ。

   教会でのグレモリー眷属の動揺からすると、あの4人も守に思いを寄せているは    ず。そうなると彼を狙っているのは......アーシアと私達も入れれば8人    よ。」

ミッテルト「うぅ、ライバルが多すぎるっす。」

夕麻「ま、そう言う訳だから、これから私達は対等なライバルね。」

カラワーナ「......何だか、夢のようですね。」

ミッテルト「いきなり何言い出すんすか?」

カラワーナ「いやなに、まさか自分が古の王族と共にいるようになるなんて、

      思いもよらなかったからな。」

夕麻「ともあれ、これからよろしくね。ミッテルト、カラワーナ。」

ミ・カ「「はい(っす)」」

こうして種族の枠を超えた仲間が守の元へと集まり始めた

     第4話 END

 




次辺りからは守はファイズ装備を使おうと思ってます。
オーガは...出番はあるけどもっと後になりそうです。
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