次回で結婚式に守が乱入します。ライザーは、もういらないと
思ったので、発起させない事にしました。徹底的に叩くつもりです。
SIDE 守
今僕は駒王学園の一室に夕麻ちゃん達やアーシアと一緒に待機していた
近くにはゲームの判定役のグレイフィアさんもいる
そんな時、アーシアが僕の近くに来た
アーシア「守さん、部長さん達は、勝てるでしょうか?」
守「きっと大丈夫だよ。きっと勝てるさ。」
アーシアにそう言いながら微笑む守だったが、内心では焦りを
隠せないでいた
数の差は圧倒的だし ゲームの経験の差も言わずもがな みんな実力もある
けど、何が起こるかはわからない そもそも黒歌さんのデルタの技が
通用する可能性だって未知数なんだ
......情けないと言う感情......それしか僕の頭に浮かばなかった
肝心な時に役に立てなくて、何が王様だよ!
守の中ではオルフェノクたちがその様子を心配し
周りでも、奥歯を噛み締める守を心配そうに見守っている夕麻達だった
瑠海「守、大丈夫っすか?」
心配して瑠海ちゃんが声を掛けてくれたけど、あまり大丈夫と答えられる心境じゃない
守「少し、外の空気を吸って来る。」
僕は部屋を出て、屋上に向かった
屋上に出てから空を見上げながら柵のパイプを握りしめた
ビキビキとパイプにひびが入る音がしたけど、さらに力を入れる そんな時
ソーナ「いくら守でも、学校の備品を壊したら許しませんよ。」
後ろにソーナお姉ちゃんが現れて、声を掛けてきた
守「ソーナお姉ちゃん......ゴメン。」
パイプを握っていた手を離した
「............」
そのまま上を見上げ、心の中をモヤモヤを少しでも晴らそうとした
ソーナ「...そんなに自分が情けない?」
横に移動して僕を見てきたソーナお姉ちゃんが話しかけてきた
守「...情けないよ...いくら力が有っても何もできないんじゃ意味がない...
...守るって、みんなを守るって誓ったはずなのに...何もできない自分が
悔しい。」
ソーナ「......守。それは傲慢なんじゃないの?誰も彼も自分の手で守ろうと
するのは、自己満足になるだけよ。」
守「わかってる!わかってはいるけど...みんなを守りたいのに何もできないなんて...
何のための力なんだよ......!」
ソーナ「...私は仕事があるから、戻るわ。試合を見るかどうかは、
あなた自身で決めてね。」
その後、しばらく考え込んだ守は夕麻やアーシアが待つ部屋へと戻った
SIDE 黒歌
その頃私達は部室で試合の開始を待っていた
今手にしているムーバーにはたくさんの写真が入っていた
驚く守を抱きしめながらの私とのツーショット
部活での小猫やみんなを収めた写真 いろんな思い出を写真にしていた
ふと、ムーバーを握る手に力が入っている事に気づいてその手に左手を添えた
この戦いに守は参加できない だったらその分まで私が戦う!
ここに居る人たちは私に幸せをくれた人達 だから絶対に護って見せる
手加減なんかいらない...最初から全開で行く...全開で叩き潰す!
私は手元のムーバーに視線を向けた
そんな時だった
魔法陣を使ってグレイフィアが入って来た
リアス「...時間ね...みんな、行きましょう。」
その後、私達は魔法陣を潜って会場される異空間に移動したが、どうやら...
黒歌「戦いの場は学校のレプリカ、か。」
その後、グレイフィアのアナウンスが響き、試合が始まった
その後まずはチェスで言う所のセンター、中央に当たる『体育館』を占領する事になった
そこにはまず小猫が投入されたのだけど
黒歌「私も行く。」
あいつの顔を思い出すだけでもイライラする あいつは私の幸せを破壊する
だから倒す!その下僕もろとも!
リアス「わかったわ。任せるわ...でも、緊急時には呼び戻すから、そのつもりで。」
黒歌「わかった。」
その後、私達で校舎の近くにトラップと幻術を展開し、さらにある物を用意した
それは...
「来なさい、オートバジン。」
大きな魔法陣から呼び出したのは人型のオートバジンだった
今の私には使い魔が居ないからバジンと仮の契約をしたのだ
「バジンは護衛のためにここに残します。命令権は私が持っていますが、
リアスお嬢様に委譲する事もできます、どうしますか?」
リアス「いらないわ。それより、侵攻してきた敵の迎撃だけ任せるわ。」
黒歌「わかりました。」
その後、トラップを仕掛け終わった私達はリアスお嬢様の号令のもと、作戦を始めた
私は小猫と一緒に体育館に入った
ステージの舞台袖に隠れていると突然照明が付いた すると
???「出て来なさい、グレモリーの下僕さん達、居るのはわかっているわよ。」
黒歌「上等ニャ。行くよ、小猫。」
小猫「はい、姉さま。」
舞台袖から出ると、敵が4人いた
一人はこの前守に攻撃を仕掛けた少女『ミラ』だった
???「相手はルークと、ビショップ、か。」
ミラ以外にチャイニーズ系の姿をした少女と、同じ格好をした少女が2人、
おそらく姉妹、背中に何かしょってるけど、あれが武器か
雪蘭「私の名は雪蘭。ルークよ。」
ミラ「私はミラ、属性はポーン。」
イル「ポーン!イルで~す!」
ネル「同じくポーン!ネルで~す!」
そう名乗るけど、私には関係ない これから叩き潰す相手の名前なんか覚える気はない
小猫「姉さま、あのルーク、かなりレベルが高いです。」
黒歌「そう思う?」
小猫「実力だけなら、きっとクイーンレベルです。」
黒歌「ふぅん、でも関係ないね。アイツらは敵...だったら倒すまでよ。」
小猫「ルークは私が、ポーンたちをお願いします。」
黒歌「OK!作戦はそれで決まりニャン。」
私は裾の中からデルタフォンを取り出した
雪蘭「へぇ、そう来るの?本来ビショップはサポートタイプ、それに見た所、
あなたはウィザードタイプ...ミラ達に勝てるかしら?」
黒歌「そうね。本来ならポーンの相手は不利...でも、私には...」
そう言いながらデルタフォンを口に近づける
「私の王から授かった、この力が有る!変身!」
『Standing By』
それを腰のデルタムーバーにセットする
すると白いブライトストリームが私の体を駆け巡り、私はデルタに変身した
『Complete』
これには向こうの4人も驚いている
雪蘭「それはセイクリッドギア!?なぜ人ではないお前が!?」
黒歌「これは神器じゃない!守から貰った...ライダーズギアだぁぁ!」
私は足に力を込めて弓のようにポーンの一人、ミラに向かって飛びだした
その前面に急接近して拳を腹部に叩き込んで吹き飛ばす
ミラ「クハッ!?」
肺に溜まっていた空気を吐き出しながら吹き飛ぶミラ
それを追撃して上空に吹き飛ばす さらに腕を組み合わせ、それを叩きつけて
地面にめり込ませる 着地する黒歌
するとアナウンスが入った
『ライザー様の兵士1名、戦闘不能』
黒歌「さぁ!次は誰だ!」
黒歌の変身は別の場所から見ていた観客やソーナ達を驚かせた
何しろウィザードタイプの眷属がポーン相手に瞬殺だったのだ
それも神器とは異なる別の力を使って...
そしてその様子はライザーも見ていた
ライザー「ちっ!何だあれは!?......あのガキから貰ったと言っていたが...
おい!別動隊はどうした!?」
それをライザーの後ろに控えていたユーベルーナが答えた
ユーベルーナ「はい、シュリヤー、マリオン、ビュレントのポーン三名が
潜入中です。」
その頃、森の中を移動していた三人
シュリヤー「何かやけに霧が出てきたわね~」
メイド服のような姿のマリオンとダンサーのような恰好のシュリヤー、
マリオンと同じような恰好のビュレントの三名が森の中を移動していた
その時
マリオンが何かに気づいた
シュリヤー「マリオン?行くわよ?」
マリオン「しっ!何か音がする。」
そう言われて足を止め、耳を澄ますシュリヤーとビュレント
やがて聞こえてきた音は
『ガシャン ガシャン ガシャン』
と言う音だった 次の瞬間
ビュレント「そこだ!」
彼女の放った魔力弾が森の中に飛んで行って爆発を起こした
静寂が訪れ、辺りが静かになった次の瞬間、森の中から現れた
オートバジンがビュレントを殴り飛ばした
「きゃぁぁぁ!」
近くの木に衝突して気を失うビュレント
『ライザー様の兵士1名、戦闘不能』
その瞬間、その場から飛びのいてバジンに攻撃するシュリヤーとマリオン
爆発が起こる中、爆炎の中から悠遊と歩いて出てきたオートバジン
2人の顔に絶望が浮かんだ
シュリヤー「何なのよアイツ!?全然攻撃が効かないじゃない!」
マリオン「とにかく攻撃よ!早く!」
彼女達はさらに魔法を使ってオートバジンを攻撃するがその全てをシールドで
弾くオートバジン
そしてその様子はライザーも見ていた
ライザー「おい!あれはどういう事だ!あんなのリアスの眷属には居なかった!
反則じゃないのか!?」
その時ライザーは審判であるグレイフィアに連絡して抗議したが
グレイフィア『あれは出場者である黒歌の使い魔のオートバジンです。
この試合では使い魔の使用は制限されていませんから、その異議は
無効です。』
そう言われたライザーは忌々しそうに通信を切った
ライザー「クソ!?あのベルトのはぐれと言い、あの屑鉄と言い、どいつもこいつも...!」
ユーベルーナ「ライザー様、どうかお怒りをお鎮めください。この戦いが終われば
あの女と...」
ライザー「あぁ、そうだったな。どのみち、リアスを倒せば終わりだ。それまで
シャリヤーたちに足止めをさせるか。」
ユーベルーナ「えぇ、それがよろしいかと。」
と言う会話をしていた
場所と時間は戻って体育館 ミラを倒した瞬間から
ミラを倒した黒歌は今度はイルとネルにターゲットを絞った
黒歌「次!」
するとイルとネルは背中からチェーンソーを取り出してきた
イ・ネ「「バッラバッラ!」」
そう言いながら接近してくる でも見る限り武器はそれだけ! だったら!
私は腰のデルタムーバーを取り出し、ムーバー部分の液晶を開いて照準器にした
それを口元に近づける
黒歌「FIRE」
『Burst Mode』
それを向け、狙うはチェーンソー 照準器がチェーンソーをロックした瞬間、
私は引き金を引いた
フォトンブラッドの3つの光弾がまず最初にイルのチェーンソーを捕らえた
イル「うわぁ!」
ネル「こんのぉぉ!」
縦に振り下ろされるチェーンソーをサイドステップで左に避けて、
大振りから戻される前のチェーンソーに半ば予測射撃を当てた
これで2人の戦闘力は皆無 私はゆっくりと狙いを定め、2人に光弾を浴びせた
『ライザー様の兵士2名、戦闘不能』
それと同時に小猫もライザーのルークを倒した
行動不能にまでは追い込めてないけど、これで作戦は完了、か
黒歌「小猫!移動するわよ!」
小猫「はい!姉さま!」
雪蘭「待て!ッ!拠点を捨てるつもりか!?」
動けないルークを後目に私達は体育館を出た 次の瞬間、巨大な雷の攻撃で
体育館は瓦礫の山へと変化した
私達が上を見上げるとそこには巫女姿の朱乃が浮いていた
先ほどの雷撃は朱乃の物だ ここまでは作戦通り
そして私達がその場を離れようとした時 私の第六感が叫んだ
『避けろ!』と
私は考えるより先に小猫を抱いて横に大きく飛んだ
次の瞬間、先ほどまで私達が立っていた場所が爆発した
幸い、と言うべきか 爆風で吹き飛ばされはしたが戦闘不能になるまで
追い込まれる事は無く 私達は服や表面が煤こけただけだった
黒歌「小猫!大丈夫!?」
小猫「はい、何とか...」
良し、大丈夫だ それにしても...
私は上空にいるライザーのクイーンをオレンジ色の複眼越しに睨んだ
私はベルトのミッションメモリーを取り出そうとしたが、その前に朱乃が
やって来た
朱乃「『それ』の披露にはまだ早いですわよ。黒歌さん。」
黒歌「朱乃...わかった。」
朱乃「ご心配には及びませんわ。私達の仲間に不意打ちをした事、
ちゃ~んと後悔してもらいますから。うふふふ。」
そう言うと朱乃は敵のクイーンとの戦闘を始め、私達は
木場と合流するために移動した
その後、無事に木場、オートバジンと合流した私達
オートバジンも無事相手を倒したようだった
これで残りは9対5...いや、バジンを入れれば6 良し!行ける!
そこへ通信が来て、リアスお嬢様が直接仕掛けると言って来た
それに反対する木場と小猫だったが、お嬢様は行く気だ だったら
黒歌「お嬢様、もしもの場合は防御だけを考えてください。
その時は私に連絡を......私の力で、アイツを地に叩き落とします。」
リアス『えぇ、期待しているわ。...それじゃ、陽動は頼んだわよ。』
私達は頷き、バジンを近くに待機させ、2人と共にグラウンドへと走った
黒歌「ライザーの下僕!出てこい!このデルタが相手だ!」
私は残っていたフォトンブラッドの光弾を空に向けて撃った
すると土煙の中から一人出てきた
カーラマイン「私はライザー様に仕える騎士(ナイト)、カーラマイン...
正面から正々堂々と出てくるなど、正気の沙汰とは思えんな。
だが、私はそんなバカが大好きだ!」
そう言いながら剣に炎を纏わせたカーラマインが突っ込んできた
木場「僕はリアス様に仕えるナイトだ!君の相手は、僕がさせて貰うよ!」
カーラマイン「望むところだ!」
それから超高速で剣戟戦を始める二人
そこへ
レイヴェル「カーラマインたら、頭の中まで剣、剣、剣で埋め尽くされているん
ですもの、捨て駒にも渋い顔してましたし...全く泥臭いですわ。
それに、かわいい子を見つけたと思ったら、そちらも剣バカとは...」
そう言いながらライザーの残りの下僕の全てが現れた
黒歌『...3、6、...それに木場の相手で7人...これで全員か...』
レイヴェル「それにしてもあなた、不思議な力を使っていますね。」
黒歌「あんた達の炎と同じさ、これは私の自慢の王から貰った力...
あんた達を叩き潰すためのね。」
私はデルタムーバーを握りしめる
レイヴェル「あらあら、この数を相手に戦うと言うの?これじゃ3対1よ。
勝つ見込みは無いと思うけど?」
そう言われて、私は笑った
勝つ見込みがない? でもね、こっちには強力な助っ人が居るのよ!
黒歌「オートバジン!来い!」
私の声に反応して近くの森の中に待機していたオートバジンが
飛行しながら現れた これには向こうも驚いている
どうやらオートバジンの事は知らされていないみたいだね!
オードバジンは一番近くにいた相手『美南風』を殴り飛ばした
それをさらにバスターホイールの銃弾で追撃し、倒した
『ライザー様の僧侶1名、戦闘不能』
これには向こうもびっくりしてる ニャハハハ もっと驚くニャ
レイヴェル「な、なんですのそいつは!?それは反則じゃないのですの!?」
黒歌「ニャハハハ!こいつはオートバジン、私の使い魔ニャ~♪」
そう言いながらバジンの肩を叩く こいつもこれでかなり強い あんな奴らに
引けは取らないニャ
「さて、お次はお前を...」
レイヴェル「あぁ、私は戦いませんから。」
黒歌「はぁ!?何言ってるニャ!?お前は眷属のはずニャ!?
何で戦わないニャ!?」
レイヴェル「ま、とにかく、イザベラ、頼んだわよ。」
イザベラ「わかりました。」
そう言うと顔の右側に仮面をした女が出てきた
「......行くぞ!」
突進してきた拳を受け止めつつ、質問する私
黒歌「タイムタイム!戦わないってどういう事ニャ!?」
イザベラ「あぁ!それはだ、な!」
強引の腕を振りほどきながらライザーの言葉を述べるイザベラだが
黒歌「形!?そんなんで妹を眷属する奴なんてどんな奴ニャ!?
あぁ今更だけど助けられた相手が守で良かったニャ。」
それを聞いて少し反応するレイヴェル
レイヴェル「そう言えば、あの子、オルフェノクの彼は一体何者なんですの?」
黒歌「ふん!よく聞くと良いニャ!守こそは現代に蘇りしアークオルフェノクにして
誰もがハッピーエンドになれる様にと力を使う立派な私の王様ニャ!」
そう言いながら『エッヘン!』と言わんばかりに胸を張る黒歌、もといデルタ
そんな時、横からイザベラが攻撃を仕掛けてきたがそれを危うい感じで避ける黒歌
小猫「姉さま!戦闘中なんだから集中してください!」
黒歌「ゴメン小猫!つい!おっと!」
さらに攻撃を回避しながらデルタムーバーを打ち出す だが2回トリガーを引いた後、
弾切れを起こしてしまった
イザベラ「どうやら、弾切れのようだな!」
それを見たイザベラが接近してくるが、黒歌は焦らずに顔にムーバーを近づけ
黒歌『CHARGE』
『Charge』
音声入力で再度エネルギーを装填した
それをイザベラに向けるが、そこを横から大剣が襲った
咄嗟に後ろに飛んで回避する黒歌
シーリス「我々の事を忘れてもらっては困るな!」
さらに追撃をバク転で回避する
と、その時、屋根の上にリアスお嬢様とライザーが現れた
黒歌『まさか!?読まれていた!?』
レイヴェル「いくらあなた達が強くとも、私達は不死身のフェニックス。
お分かり?あなた達が絶望的なのは目に見えているのよ。」
絶望的?だから何だ...そんな事はどうでも良い
黒歌「生憎、今の私はそんな事何てどうでも良いのよ。」
レイヴェル「何ですって?」
黒歌「今私達が背負っているのはちっぽけなプライドでも家の名前でもない。
...私達が背負っているのは、大切な仲間の笑顔だ!」
レイヴェル「ふん、くだらないですわね。」
黒歌「でしょうね、仲間の意味を知らないあんた達に、仲間と言う家族の
暖かさは、判らないでしょうね!オートバジン!」
私は後ろでイザベラと戦っていたオートバジンに叫んだ
するとオートバジンはバスターホイールでイザベラをけん制しながら
右手で背中のハンドルグリップを抜いて、黒歌に投擲した
デルタムーバーを腰に戻して、ベルトのミッションメモリーを抜き、グリップに
装填した
『Ready』
すると白いエネルギーの刃が現れた
そのまま走り出し、シーリスに迫る黒歌
黒歌「はあぁぁぁ!」
繰り出される突きを大剣でガードする
それを見た私はガードの上からさらに滅多切りを繰り出し、相手をどんどん押していく
残りの4人、レイヴェルは今だ見てるだけ、剣戟戦は、木場が押してる...
残りの2人は、小猫が戦っている イザベラは、オートバジンと殴り合っていた
だったら...私は気兼ねなくこいつを倒せる
そのままさらに押し込んで、態勢がグラついた所をキックで剣の上から
シーリスを吹き飛ばす黒歌
膝を地面に着いたシーリスを見た黒歌はエッジのメモリーを取り外して、
デルタムーバーに装填した
『Ready』
それを口元まで運び
『CHECK』
『Exceed Charge』
体の白いラインに沿って右手のデルタムーバーにエネルギーが送り込まれた
ムーバーをシーリスに向け、引き金を引く
すると三角錐状のエネルギーが展開し、シーリスの動きを封じた
それに向かって飛び蹴りを放ち、黒歌の必殺技『ルシファーズハンマー』を
叩き込んだ
それを喰らい、爆発し、吹き飛ぶシーリス
『ライザー様の騎士、及び兵士、計4名、戦闘不能』
見ると、木場も、小猫も、私と同タイミングで下僕を倒したようだ
そして
イザベラ「ぐはぁぁ!」
オートバジンの一撃がみぞおちに決まったイザベラも動かなくなった
『ライザー様の戦車1名、戦闘不能』
これで残りは3人! 私がそう思った時、背筋が凍るようなアナウンスが聞こえた
『リアス様の女王、戦闘不能』
木場「何!?朱乃先輩がやられた!?」
小猫「どうしよう!?」
明らかに2人に動揺が走っている ここは私が元気付けないと
黒歌「諦めるな!こっちの方はまだ数が上!今すぐライザーを全員で攻めるよ!」
私がオートバジンにエッジを戻して新校舎の方に向かおうとした時だった
私達の勝利はもろくも崩れ去った なぜなら
『リアス様、戦闘不能...勝者、ライザー・フェニックス様。』
まるで氷水をぶっ掛けられたような気がした
すぐさまリアスお嬢様が居た屋根に視線を向ける
そして私達は思い知った 『負けたのだ』と
そこでは喉元を掴まれたリアスお嬢様が気を失っていた
その様子は守達の部屋でも見ていた
守は拳を握りしめ、その拳からは灰が溢れ、床に落ちて行った
その拳を守は近くにあった壁に打ち付けようとしたが、思いとどまり叫んだ
守「俺は、何のために誓ったんだぁぁぁぁぁ!!」
その咆哮ともとれる声は学園全体を揺らすほどの物だった
SIDE 守
その後、僕は一人、学園の屋上から夜空を見上げていた
そこに、ソーナお姉ちゃんがやって来た
ソーナ「守...やっぱりここだったのね...」
守「.........」
ソーナ「試合、残念だったわね...あと一歩だったのに......」
守「.........」
ソーナ「守!何か言いなさいよ!」
守「......お姉ちゃん、僕、戦うよ。」
ソーナ「え?」
守「あいつは最後、笑っていた!動けないお姉ちゃんの首を掴んで笑ってたんだよ!」
ソーナ「でも、だからって今あなたが行っても何も!」
守「だったら、リアスお姉ちゃんを奪う...!」
ソーナ「そんな!?...そんな事をしたら守は全ての悪魔を敵に回すかもしれない
のよ!?」
僕の両肩を掴んで揺らすお姉ちゃん でも
守「そんなんで、お姉ちゃんが救えるなら、安いもんだ!」
ソーナ「守......」
守「僕はアイツが許せない...そして、あんな奴がお姉ちゃんを幸せにできるなんて
思わない......だから、戦う、戦って、リアスお姉ちゃんを奪う...!
それじゃ。」
そう言うと守はテレポートで姿を消した
ソーナ「守!待って!」
だが、その声は届かなかった
一人残されたソーナは複雑な顔をしていた
SIDE 黒歌
あの後、ライザーは得意げにリアスお嬢様を冥界のライザー家の屋敷に連れて行った
私達は失意にくれながら、守が居るはずの部屋に向かった だがそこには
アーシアと夕麻達しかいなかった
黒歌「...守、は?」
その問いに首を横に振る夕麻
夕麻「さっき、試合が終わった後、叫んでから部屋を出て行ったわ。」
小猫「守君は、何て?」
瑠海「『俺は何のために誓ったんだ!』...そう叫んでいたっす。」
木場「そう、ですか...」
華菜「それより、今後お前達はどうするのだ?」
小猫「...数時間後、リアス様の御付きとして、冥界に向かいます。」
木場「...今は部長の傍にいる...僕たちにできるのは、それくらいですから。」
華菜「そうか。黒歌は?どうするのだ?」
黒歌「私は、残って、守に話があるから、行かない。」
かなりグロッキーになっている黒歌 それを見かねた瑠海が声を掛けた
瑠海「しっかりするっす!きっと守なら何とかしてくれるはずっす!」
そう言いながら肩を揺すると少しは復活する黒歌
「そういや、肝心の守はどこ行ったっすか!?こういう時に慰めてやるのが
王様なんじゃないんすか!?」
と、言っていた時、部屋に入って来た人物がいた
ソーナ「守なら、先ほど屋上に居ましたが、どこかに行ってしまいましたよ。」
夕麻「会長...そうですか...」
ソーナ「例え悪魔の全てを敵に回してもリアスを救うと言い残して、ね。」
それを聞いて全員が驚いた
黒歌「ちょっと待って!それって一体!?」
小猫「どういう意味ですか!?」
ソーナ「守はライザーの最後の行為がよほど頭に来たようね。
怒りのオーラを全開で言っていたわ。戦う、と。」
瑠海「そうっすか!さすがは守!それで守は今どこに?」
ソーナ「わからないわ。何も言わずにテレポートで何処かへ行ってしまったから...」
それを聞いて少し気分が沈む全員
「とにかく、黒歌さん達は一度家に戻った方が良いわ。
守は私達で探してくから...木場君達も少し休むと良いわ。
それじゃ...」
そう言うとソーナは部屋から出て行った
その後黒歌達は6人は家へと戻ったが、そこに守の姿は無く、
留守番していたアイルーに聞いても『戻ってきていない』だった
結局その日は6人とも、気まずいままベッドへと潜って行った
果たして、守は何処に行ったのだろうか...
リアスとライザーの戦いのシーンはカットしました
ライザーの発言が下種になりすぎて自分で書くのが嫌になりそうなので
カットしました。ご了承ください。
※追記
自分は今になって、シュリヤーやビュレント、マリオンの名前と顔が
一致して無い事に気付きました。これから直していきます。