ハイスクールD×D ARC    作:ユウキ003

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今回は戦闘シーンはありませんが、気づいたら字数が
いつもの倍近くになってました
元々はアニメの知識だけを基に書いていたのですが
友人の勧めで原作を買いました。
行ける所まで行くか悩んでます。


ハイスクールD×D ARC 第9話

ライザーとの闘いも終わり、平穏な日常が戻って来て、

早くも1週間程が経ったある日

 

SIDE 守

今日は休日、学校も無く、家でみんなしてゲームをしていた時でした

インターホンが鳴り、僕が玄関に出ると

守「サーゼクスさん!」

スーツ姿のサーゼクスさんが居ました

サーゼクス「やぁ、守君、調子はどうだい?」

守「大丈夫です。それにしても、今日はどうしたんですか?...

  あぁ、上がってください。今お茶でも...」

サーゼクス「いや、お茶はいいよ。今日は君たちに話が有って来たんだ。

      他のみんなは奥に?」

守「えぇ、みんないますけど、それがどうしたんですか?」

サーゼクス「実は君たちにある物を用意したんだ。あぁ、上がっても良いかな?」

守「あ、はい、どうぞ。」

その後、リビングに行き、話をしました

 「それで、用意した物って何ですか?」

サーゼクス「あぁ、ここには無いんだ。だから、これから転移してある場所に向かう。

      構わないかな?」

守「えぇ、この後は特に予定もありませんし。みんなも良いよね?」

僕の問いにうなずくみんな

サーゼクス「それでは早速、みんなこの魔法陣の上に乗ってくれ。」

そう言われて魔法陣の上に集まる僕たち

 

     「あ、そうそう、その子も一緒の方が良いよ。」

アイルー「ニャウ?」

そう言ってアイルーの方を見るサーゼクスさん

守「アイルーもですか?わかりました。おいで、アイルー。」

アイルー「ニャ~♪」

魔法陣の上に乗るアイルー

サーゼクス「では、行くとしよう。」

その後、魔法陣を使って移動した僕たちの前に現れたのは

 

守「大きな家ですね~」

普通に考えても十分大きい僕たちの家よりもさらに大きな家があった

黒歌「ここって、最近工事していた場所じゃない。こんな豪邸が立ったニャンて。」

瑠海「ほぇ~すごいっすね~」

と、その時、僕たちの横に魔法陣が現れ、そこからリアスお姉ちゃんや、ソーナお姉ちゃん

朱乃お姉ちゃんや木場先輩が出てきた

リアス「あら?守達も呼ばれたの?」

守「うん。お姉ちゃん達も?」

リアス「えぇ、グレイフィアに呼ばれてね。...それにしても、

    すごい豪邸ね。お兄様が用意したの?」

サーゼクス「あぁ、ここではなんだ。細かい話は中でしよう。」

そう言われ、僕たちは豪邸の中に入って行った

 

中はモダン風な建築になっていた何から何まで広いつくりになっていた

リビング、なのか広い部屋に案内された僕たちの前に現れたのは、グレイフィアさんと

守「!君たちは!」

元ライザー眷属の全員、14人が居た

咄嗟に戦闘態勢に入る黒歌さん達だったけど、彼女達に敵意が無かったから、

落ち着くように僕がなだめた

 

 「サーゼクスさん、どうした彼女達がここに?」

サーゼクス「まぁとにかく、まずは座りたまえ。話はそれからだ。」

その後、僕たちは空いている席に座り、サーゼクスさんが話し始めた

     「ではまず、守君、君にある重要な話がある。」

守「はい。」

サーゼクス「これはあの後、私と父上たちが話し合って決めた事だ。

      守君、君は今日から正式なグレモリー家の人間になったんだ。」

守「......え?」

サーゼクス「君は正式に父上と母上の息子になり、私の弟になったんだよ。」

しばしの沈黙、そして

全員「「「「「「「「「「えぇぇぇぇぇ!?!?」」」」」」」」」」

これには守やリアスだけではなく、ライザー眷属たちもびっくりだった

守「ちょちょちょちょっと待ってください!?それってどういう事ですか!?」

サーゼクス「いやね、あの戦いの君の姿を見た2人が前以上に君を気に入ってね。

      どうせなら正式な家族にしようと言う話になったのさ。

      それと、君のもう一つの名前も決まったよ。」

守「も、もう一つの名前ですか?」

サーゼクス「あぁ、それは『アーク・グレモリー』君のもう一つの新しい名前だよ。」

リアス「ちょっと待って、それってつまり守は...」

サーゼクス「うん、守君はリアスやミリキャスと同じグレモリー家の次期当主候補だよ。

      父上も『あれほどの気概があれば当主の器として十分だろう』と言っていた

      よ。」

またしても沈黙 そして

 

全員「「「「「「「「「「「えぇぇぇぇぇ!?!?」」」」」」」」」」

守「ぼ、僕が、当主、候補?」

リアス「そうなると、守が正式に私の弟になるの?」

サーゼクス「そうなるね。それと他にも君に渡す物があるんだ。」

そう言って小さな箱を渡すサーゼクス

守「これは?」

サーゼクス「開けてごらん。」

小さな箱の中には赤い2つのチェスの駒が入っていた それは

ソーナ「イーヴィル・ピース?」

朱乃「でも、どちらも見たことないタイプですわね。」

それを守が手に取って見ているとサーゼクスが説明を始めた

 

サーゼクス「まず一つ目、守君が持っている星のような形をしているのが

      『アーク』、君専用のピースだ。それは君がレーティングゲームの

      参加資格を持っている事を現す物だからね、大事にしなさい。」

守「はい。」

サーゼクス「それともう一つ、それは『メビウス』ピース。その名の通り、

      それは特殊な能力を持っていていね。守君、君はグレモリー家の

      一員となり、レーティングゲームの参加権を得た。そしてその駒が

      持つ意味は強大だ。その駒の能力は...『無限の眷属』だ。」

守「え?」

 

うまく話が飲み込めない守

サーゼクス「口で説明するより、やってもらった方が早いかな。守君、それを...

      そうだね、そのシスターの子に近づけてみなさい。」

守「アーシアにですか?わかりました。」

言われた守はアーシアの前にメビウスピースを近づけた

その時、ピースが光ったかと思うと光がメビウスピースから離れ、ビショップの

ピースになった

 「これは?」

サーゼクス「それがメビウスの力だよ。その駒は向けた相手に最も適切な駒を

      生み出すんだ。今出てきたビショップの駒を使えば、そのシスターは

      正式に君の眷属だよ。そしてもう一つ...そのメビウスが生み出す

      駒は無限だ。それがその駒の由来なのさ。」

ソーナ「つまり、守はいくらでも眷属を作れる、と言う意味ですか?」

サーゼクス「そうだね。但し、と言うか当然だけど、いくら眷属が多くても

      ゲームに参加できる人数は変わらないけどね。」

リアス「それじゃ、眷属が無限に増える意味はないんじゃ...」

サーゼクス「それでも、無限の眷属を手に入れられる、と言う事は軍隊を

      持つことと同義なんじゃないかな?それに、主は何処を敵に回そうが

      家族や仲間を守り切ると豪語している守君だよ?

      そんな彼に認められ、仲間として迎えられた者の士気が高いのは、

      リアス、君が一番分かっているんじゃないかな?」

リアス「確かにそうね。」

そう言って黒歌達に視線を移すリアス 

 

サーゼクス「それとあと二つ、そのピースは個人に埋め込まれたピースの主を上書き、

      出来るんだ。」

守「?どういう事ですか?」

サーゼクス「例えば、今の黒歌君やレイヴェル達はあくまで、前の主の駒を使って、

      眷属になったんだ。つまり、今の彼女達は登録された主に仕えていない、

      と言った方がわかりやすいかな。だが、君がそのピースの力を使えば、

      黒歌君の中にあるピースの主を君に変えることが出来る。

      そして、その先に一つ、ある疑問が残る。」

守「......何ですか?」

サーゼクス「以前の学園ステージなどで見せたように、主は下僕に力を分け与える

      事ができる。ライザー君なら、フェニックスを象徴する炎だった。

      では、守君なら、眷属にどのような力を譲渡できるのかな?」

守「...力の、譲渡...」

そう言いながら自分の拳を見つめ、握りしめる守

 

サーゼクス「そして最後に、他の能力に引けを取らない特異な能力、

      それは『使用した相手を敢えて悪魔に転生させない事』だ。」

守「え?と言う事はつまり...」

サーゼクス「例えば、アーシアちゃんに使えば彼女は人のまま、悪魔に匹敵する

      寿命を得られる...純血や転生悪魔と比べれば短いが、それでも人と

      比べれば雲泥の差だ。これは堕天使の夕麻ちゃん達にも言える事だ。」

夕麻「つまり、私達は悪魔にならずに守の眷属になれると?」

サーゼクス「うん...守君の大きな意味、それは今まで争って来た種族の者たちが

      こうして彼の元に集い、共に王のために戦っている事だ。その意味を

      崩さないために、敢えて悪魔に転生させない方法にしたんだ。」

守「そうだったんですか。」

そう言って、自分の手元のメビウスピースを見つめる守

 

暫くの間ののち、サーゼクスが再び話し始めた

サーゼクス「それじゃあ次の説明だ。まずはなぜレイヴェル達がここに居るのかに

      ついてだよ。」

それを聞いて、レイヴェル達の方に視線を向ける守やソーナ達

レイヴェル「まずは、神宮守、あなたに渡すものがあるの。」

そう言って懐から取り出したのは一通の手紙 それを守に渡すレイヴェル

守「この手紙は誰が?」

レイヴェル「私の父からです。内容は私も知りません。」

守「拝見しても良いかな?」

レイヴェル「どうぞ。」

 

封を切った守は入っていた手紙を取り出して声に出して読み始めた

守『拝啓、この度は貴殿に多大なる迷惑をおかけした事を文面ではありますが、深く

  謝罪申し上げます。貴殿のおかげで私と妻も、愚息の負の面を知り、改めて

  自分たちの教育が甘かった事を痛感しました。あの後、グレモリー卿と

  会談した私達はお互いに欲を出しすぎたから罰が当たったのだと思い、 

  正式に婚約を破棄する事になりました。』

これを聞いて安心したリアスお姉ちゃんの顔を見てから、さらに続きを読んだ

 『なお、会談の際に貴殿が正式なグレモリー家の一員のなられた事を聞きました。

  願わくば、我が娘レイヴェルをよろしく、ってええぇ!?」

僕がその一文を読んだ瞬間、隣にいたリアスお姉ちゃんが手紙を奪って読み始めました

リアス『あなたの様な心身ともに立派な方なら娘の婿にもふさわしく、

    ぜひとも結婚を前提としたお付き合いを...って!何よこれ!」

レイヴェル「ちょっと見せなさい!」

さらにリアスの持っていた手紙を取って読み始めるレイヴェル

     「なんで...何でそうなるの~~!」

 

レイヴェルが絶叫する中、ポカーンとしていた守は身近な殺気にびくっ!となった

殺気の元はソーナ、朱乃、小猫、黒歌、夕麻、瑠海だった

朱乃「あらあら...これはどうしましょうかしら?」

ソーナ「守、これはどういう事かしら?」

守「待って!ストップ!ウェイト!これ僕は知らなかったんだから!

  本当だって!」

黒歌「仕方ないニャ。こうなったら守が二度とナンパできないように礼儀と言う物を

   みっちり教え込んでやるニャ。」

守「目が本気で怖いから!後黒歌さんだけには礼儀云々について言われたくないから!」

小猫「やっぱりたらし。」

守「小猫ちゃんも!お願いだからそんな事言うのやめて!僕が自分でそうしてる

  わけじゃないんだから!」

瑠海「クッ!何とかしてこれ以上ライバルが増えるのを防がないと!」

夕麻「こうなれば、夜這いで...!」

守「二人とも落ち着てってば!」

 

そんな風に騒ぎ始めるリアス達とそれを必死になだめようとする守

それを見て、ポカーンとしているイザベラ達

イザベラ「ほ、ホントにアイツがあのオルフェノクなのか?」

カーラマイン「あの時との違いが凄すぎる気がするが...」

雪蘭「ど、同感。」

と、守の事で驚いていた

グレイフィア「どうです?驚かれましたでしょう?」

イザベラ「あなたは...えぇ、まぁ。」

近くにいたグレイフィアの問いに、曖昧に答えるイザベラ

 

    「本当に、同一人物なんですか?何と言うか...」

グレイフィア「あの時の様な覇気が無い?」

シーリス「はい。あの時は凄まじい闘志を感じたのに、今はまるでそれが

     感じられません。」

グレイフィア「私はもう10年ほど守様を見てきましたが、あそこまで本気で

       戦う姿勢の守様を見たのは初めてでした。」

カーラマイン「あれほどの力を有していながら?なぜ?」

グレイフィア「敢えて教えるなら、守様は自分の力を恐れています。」

イザベラ「どういう事ですか?」

グレイフィア「守様は訳会ってあの力を手に入れられた身、そしてその力は

       他人を傷つけるだけだと、守様は考えておられるのです。」

雪蘭「力が有るのに戦わないのは、臆病者なんじゃないの?」

グレイフィア「......あなた達にはそう見えるかもしれませんが...

       今あそこで守様と一緒に居る、リアス様、ソーナ様、黒歌、小猫、

       朱乃、そして堕天使の夕麻、瑠海、華菜...彼女達は全員が、守様に

       救われた事のある者たちです。」

そう言って視線を向けた先ではふざけ合いながらも純粋に今を楽しんでいる守達だった

      「力は力でしかない。その力を持つ者によって、何を成すかは自ずと

       違って来る。片や自分を鍛え、力を鍛え、それをコントロールし、

自分を戒める者。片や、力と地位に溺れ、自己中心的な

考えしかできない者。あなた達も、理解できるのではないですか?

       真逆な二人の戦いに巻き込まれたのだから。」

そう言われた沈んだイザベラ達 ライザーに仕えていたはずの自分たちは簡単に

見捨てられた 対して守は家族や仲間の深い愛情を持って接している

配下を駒としか見なかったライザーと誰であろうと同じだけの愛を注ぐ守

自分達の主の愛は上辺でしかなかった 

その事で眷属たちがブルーになり始めた時だった

 

サーゼクス「さて、では次の説明だ。なぜここに元ライザー眷属の子達が

      いるのかと言うとだね。

      あの後、私達グレモリー家とフェニックス家でトレードしたのだ。」

守「トレード?」

サーゼクス「あの後の彼女達はフェニックス家の預かりとなっていて、

      仮の主はフェニックス卿だったんだよ。

      そこに私が提案して未使用の15の駒とトレードしたんだ。」

守「...と言う事は、彼女達はミリキャス君の眷属に?」

今守が言ったミリキャスとはサーゼクスとグレイフィアの間に生まれた子供の事

なのだが......

サーゼクス「いや、トレードした駒の持ち主は、守君、君だよ。」

守「はい?...ま、まさか...」

サーゼクス「あぁ、今の彼女達は、君の眷属だよ。」

 

全員「「「「「「「「「「「えぇぇぇぇぇ!?!?」」」」」」」」」」

黒歌「ってぇ!何元眷属たちまで驚いているニャ!!」

レイヴェル「わ、私達だって今初めて聞いたのよ!

      は!まさか、会談の時、あんなに簡単にピースを渡したのって!」

サーゼクス「あぁ、メビウスのピースがある限り、守君は他のピースを

持っていようがいまいが関係ないからね。」

守「ちょ、ちょっとサーゼクスさん!そういう時はせめて僕に相談してから...」

サーゼクス「......君は、彼女達を救いたいのだろ?」

 

その言葉で静まり返るリビング

守「...はい。」

サーゼクス「ならば、これが一番良い選択なんだよ。...みんなにとってね。」

それを聞いた守はレイヴェル達の方に向き直った

守「君たちは...どうしたいの?」

レイヴェル「な、何ですかいきなり。」

守「サーゼクスさんは君たちが僕の眷属だって言ってるけど、僕は君たちに

  そんな事を強要するつもりはない。君たちは好きな生き方を選んで良いんだ。」

ミラ「それって、私達があなたの眷属にならなくても良いって事?」

守「うん。選ぶのは君たち自身だから。」

 

その言葉を聞いて顔を見合わせたレイヴェル達は相談を始め、しばらくすると結論

が出たのか、自分の席に座り直した

レイヴェル「コホン、今みんなで話し合った結果、考えがまとまりました。」

守「どうするの?」

レイヴェル「1週間...1週間だけあなたの眷属としてあなたを見て、

      納得した者はあなたのもとに残ります。あなたを主と認めない者は

      あなたの元を去る。こうなりました。」

守「わかった...こちらはそれで問題ないよ...。」

黒歌「ちょっと守!決めるのは守だけど、今の家じゃ今以上の人数が生活するのは

   無理だよ。」

サーゼクス「あぁ、そこは問題ない。」

黒歌の心配事に手を上げて言うサーゼクス

 

     「今君たちが居るこの家が、守君の新居だ。」

全員「「「「「「「「「「えぇぇぇぇぇ!?!?」」」」」」」」」」

サーゼクス「あぁ、引っ越しは手伝うから問題なによ。もう手配してあるから。」

守「ちょ、ちょっと待ってください。色々あって頭痛が...」

サーゼクス「あぁ、それと、守君に最後のプレゼントだ。」

そう言ってサーゼクスさんが渡して来たのは3つのケース

大体想像がついた守

守「...ベルトですか?」

サーゼクス「あぁ、開けてみると良い。」

そう言われて開けたケースの中に入っていた3つのベルト

     「右から順番にカイザ、サイガ、オーガのベルトだ。細かい装備などは

      説明書を見てくれ。」

守「わかりました。」

サーゼクス「それと、オーガは出来る事なら君以外は使わない方が良い。

      出力が他のベルトと比べて高いため、並の人間や悪魔では

      変身しても力を引き出せないだろうからね。負荷も大きい。」

守「...はい。」

そう言って僕はケースの蓋を閉じた

 

サーゼクス「それじゃ、説明はこれで終わりだけど、誰か質問はあるかな?」

そう言われておずおずと手を上げるシーリス

     「何かな?」

シーリス「あの、先ほどの話を総合すると、私達はここで生活すれば良いのでしょうか?」

サーゼクス「うん、とりあえず1週間はね。その後の事はそれからだ...ほかに質問は?

      ......どうやら、無いようだね。それじゃ早速荷物を運びこもう。」

その後、いつも間にか魔法陣で別室に運び込まれていた家具や食器やらを

動かす僕たち 

あ、ちなみにいつの間にかオートバジン達も転移させられてました

さらにサーゼクスさんの話では家族が増えたからそれぞれを後10台ずつ増やすと言われ、

そんなに要らないと説得するのに苦労しました

結果、オートバジン3台、サイドバッシャー4台 ジャイロアタッカーを5台

増産することになりました

 

その後、急な引っ越しを終えた僕たち 

いつの間にか時間も過ぎ去り、お昼が近い事に気づきました

守「バタバタしてて忘れてたけど、もうお昼なのか...」

黒歌「守~お腹空いたニャ~」

守「うん、わかった、何か作れないか見てみるから少し待ってて。」

僕は冷蔵庫やなんかを覗いて使えそうな物が無いか探し始めた

 

それを見ていたレイヴェル達は驚いていた

レイヴェル「ちょ、ちょっと、あなたは主に料理をさせるの!?」

黒歌「ん?と言われても、私達じゃ守より美味しい料理は無理ニャ。ねぇ?」

話を振られた夕麻達は頷いた

夕麻「私としては、女として負けた気がするけど...事実なのよね。」

小猫「でも、守君の料理は美味しい。」

そして、その話はキッチンに居た守にも聞こえていた

 

守「まぁ、料理をするのは好きだし、みんなが満足してくれればそれも良いかなって

  思ってさ。」

と、そこに別室にいたサーゼクス達も来た

サーゼクス「おや?守君が料理するのかい?どうせなら私も貰って行こうかな?」

守「はい、わかりました。えっと...そうなると全部で.........アイルーも

  入れると......26人分か...そうなると......よし、この食材だから...

  ちょっと待っててください。今ナポリタンでも作ります。」

グレイフィア「でしたら、私も手伝います。」

華菜「なら私も。」

守「あ。ありがとうございます。」

それを見て疑問に思っていたレイヴェル達だった

 

その後、守達3人で作った人数分の昼食を取った後、改めて自己紹介することにした

守「えっと、まずは僕から...アークオルフェノクこと、神宮守、さっき貰った名前も

  言えば、アーク・グレモリー...で良いのかな?よろしく。」

リアス「改めまして、リアス・グレモリーよ。知ってると思うけど。」

ソーナ「私はソーナ・シトリー。守やリアスとは幼馴染よ。」

朱乃「私は姫島朱乃と申します、以後お見知りおきを。」

小猫「塔城小猫、よろしく。」

木場「僕は木場佑斗、リアス部長の騎士だよ。」

黒歌「私は黒歌、小猫の姉で守の配下ニャ。」

アーシア「私は、アーシア・アルジェントと申します。」

夕麻「私は天野夕麻。」

瑠海「うちは天野瑠海っす。よろしく。」

華菜「私は天野華菜。よろしく。」

レイヴェル「?あなた達3人は姉妹なの?」

華菜「いや、守の元に来た時に古い名前を捨てたんだ。

   ...まぁ、過去との決別、と取ってくれれば良い。」

レイヴェル「...そう。」

『過去との決別』 それを聞いて少し顔を曇らせるレイヴェル達

と、そこにもう一人の住人が机の上に一生懸命這い上がって来た

何とか乗るがでんぐり返しをしてしまう住人、アイルー

ニ・リ「「か、かわいいにゃ~~!」」

守「その子の名前はアイルー、僕たちと一緒に暮らしている家族だよ。」

アイルー「ニャッ♪」

手を挙げて挨拶するアイルーだったけど、次の瞬間、ニィ、リィの2人に

前後からハグされるアイルー

    「ニャニャ~~!」

とても苦しそうなアイルー

守「ふ、二人ともストップストップ!そのままだとアイルーが窒息しちゃうから!」

ニ・リ「「あ!」」

そう言われて慌ててアイルーを離す二人

   「「ご、ゴメンニャ~~!」」

謝る二人と目を回しながらも守の下にたどり着き、抱っこされるアイルー

守「あははは...」

 

その後、今度はレイヴェル達の自己紹介が始まった

レイヴェル「改めまして、レイヴェル・フェニックスよ。よろしく...」

イザベラ「私はイザベラだ。よろしく。」

カーラマイン「私はカーラマイン、騎士だ。」

シーリス「カーラマインと同じナイトのシーリスだ、よろしく。」

雪蘭「私はルークの雪蘭よ。初めまして。」

ミラ「私はミラ、ポーンよ。よろしく。...あなたとは、何度か手合わせしたわね。」

守「そうだね。」

美南風「私は美南風、僧侶です。以後お見知りおきを。」

イル「私はイル!こっちは!」

ネル「ネルで~す!」

イ・ネ「「よろしく~!」」

ニィ「私はニィ!」

リィ「私はリィ!」

ニ・リ「「私達の事もよろしくニャ~!」」

守「あ、あはは...よろしく...」

 『あ、ニィちゃん達は黒歌さんとキャラ被ってる気が......』

シュリヤー「私はシュリヤー、ポーンよ。よろしく。」

マリオン「同じく兵士のマリオン。」

ビュレント「最後は私ね...ポーンのビュレントよ、よろしく。」

サーゼクス「...うん、どうやら自己紹介も終わったみたいだし、

次は家の中を案内しようか。」

そう言うと立ち上がるサーゼクス

 

     「みんなついて来たまえ、中を案内しよう。」

そう言って歩き出したサーゼクスさんに付いて行く僕たち

 

と、言うか、20人以上が余裕で歩ける廊下ってすごいな...なんて思ってしまう僕だった

そんな事を考えながら歩いていると、まずついたのが

サーゼクス「さっき居たのがリビング、1階には他にはここの大浴場もある。」

そう言って案内されたお風呂は大きく、旅館並みの内装と規模だった

     「1回で大体2、30人は入れるよ。では次だ。」

そう言って案内された次の場所は渡り廊下を渡った先だった そこは

     「ここはトレーニングルームだ。守君も休日はよくトレーニングを

      していたのだろ?」

守「え、えぇ、まぁ。」

サーゼクス「今後は遠慮なくここを使うと良い...隣は畳の柔道場だし、さらに奥の

      倉庫には剣道の面や竹刀なんかも入れてあるから、好きに使うと良い。」

守「は、はい。」

サーゼクス「では次だ。一度戻って、階段を使って上に上がろう。」

 

その後、再び渡り廊下を渡って、戻った僕たちはさらに階段を使って2階に上がった

     「2階は個人の部屋となっている。一人一部屋、好きに使って良いよ。

      あぁ、でも守君の部屋は確定だよ。」

僕たちが部屋の中を見ていると、サーゼクスさんにそう言われた

守「え?」

サーゼクス「こっちだ。」

そう言って案内された部屋は他とあまり変わらなかったが、なぜか、ベッドだけが

大きな気がした......まさか......

守「い、一応聞きますけど、僕だけ部屋が違って、他の部屋のベッドと比べて大きい

  のって......まさか......」

サーゼクス「あぁ、君が無数の女性を『相手』にできるようにね。」

 

それを聞いた瞬間、僕は床に膝を落とし、手をついた

守「なんで、なんでそうなるんですか......訳が分かりませんよ。」

もはや瞳の色を失い、落ち込んでさえいる守 それを見たリアス達は微妙な心境だった

サーゼクス「それはね。悪魔同士は出生率が極端に低いけど、人である守君となら、

      少しでも出生率が上がるかと思ってね。出来れば守君にはリアスやソーナ

      ちゃん達と毎晩でも...」

と、言いかけてグレイフィアのハリセンを喰らうサーゼクス

グレイフィア「初心な守様に何てことをさせるのですか...ただでさえ、そう言うのには

       免疫のない守様なのに...全く。それに...」

 

グレイフィアが目を向けた先ではリアス達が顔を赤らめながら少し悶えていた

リアス『守との初夜......考えただけで、下着が...////』

ソーナ『まま、守との初体験!...子供はできれば2人は...////』

朱乃『あらあら...うふふ////』

小猫『////////......守君とエッチ...』

黒歌『よし!今度は直球勝負で守を攻めるニャ!』

夕麻『あぁ、やだ、前の妄想を思い出して...あぁぁ////』

瑠海『え、エッチ!?...ま、守となら......////』

華菜『よし!今度こそお姉さんが......!』

と、それぞれ思い思いの感情を思い浮かべていた

ちなみに、絶賛気絶中のアーシアだった

 

サーゼクス「まぁ、守君は奥手だと聞いていたしね。これくらいはしてあげないと。」

グレイフィア「はぁ、全く。」

夫であり主であるサーゼクスの行いにため息が出てしまうグレイフィア

サーゼクス「では最後に地下にある車庫に案内しよう。」

 

そう言われて一度1階に戻ってから、さらに階段で地下に降りると、そこには

守「あの、サーゼクスさん......何でもう既にオートバジンが4台に増えてるんですか?」

しかも、側面に1と書かれたバジン以外はカラーリングも異なる

2は赤のカラーに黒のライン 3は黄色のカラーに黒のライン 4はバジンと似てるが

より明るい白に黒のラインが 

 

それにバッシャーズの2台もサイドカー部分に1と2の数字が英語数字で書かれていた

サーゼクス「あぁ、この中には16を超える者も多いからね。ジェットスライガーじゃ公道

      を走れないだろうからと思って用意したんだ。気に入ったかい?」

守「色々ありすぎて頭がガンガンしてます...」

頭を押さえながらため息を吐く守

サーゼクス「それと、あそこのスイッチを押せばシャッターが開いて、上に通じる

      道になる......私としては、カタパルトか何かを用意したかったんだが、

      グレイフィアや他の者に反対されてね...良いと思ったんだけどな~」

守「も、もう十分ですから。」

もはや色々と言われてお疲れ気味の守だった

 

その後、再びリビングに戻った時の事だった

カーラマイン「アーク様、お話があります。」

唐突に守をアークと呼んだカーラマイン

守「......様付けは要らないよ。僕の事は好きなように呼べば良いよ。...それで、

  話って?」

カーラマイン「私はもともと、武人として旅をしていた際、ライザー様と出会い、勝負を

       して負け、眷属となりました。だからこそ、私は自分より弱い主の

       下で戦う気はありません。」

守「...つまり、あなたに勝たなければ、僕は君の主足りえないと?」

カーラマイン「はい。ぜひ、今この時、私と手合わせを。」

守「......わかりました。でも、例え僕が勝ったとしても、僕は君に眷属になる事を

  強要はしない。良いですか?」

カーラマイン「はい。」

守「うん、それじゃトレーニングルームに行こう。」

 

その後、トレーニングルームに移動する全員

僕とカーラマインさんは部屋の中央に 他のみんなは隅からこちらを見ている

 「武器はどうしますか?」

カーラマイン「できれば真剣で。」

守「わかりました。」

そう言うと、守は少しだけ目をつむり、内なる家族に声を掛けた

 『ホース。少し良いかな?』

ホース『何でしょうか?』

守『君の剣を少しだけ貸してほしいんだ。良いかな?』

ホース『お任せを。何なりとお使いください。』

 

すると、守の右手の部分にホースオルフェノクが使っている灰色の剣が現れた

それを握る守

守「こちらは準備OKです。」

それを見たカーラマインも自分の剣を抜いた

カーラマイン「では...行くぞ!」

床を蹴って前に出るカーラマイン 突き出された彼女の剣をホースソードの切っ先で

逸らす守

そこから鍔迫り合いに持ち込む2人

しばらくして、カーラマインの方から離れ、一旦距離を取った

 

剣を両手に持ち直した彼女の斬撃を片手だけで持ったソードで防ぐ守

今度は右足を軸に反時計周りに回転切りを繰り出すカーラマイン

それを逆手に持ったソードで防ぐ守

だが、体で腰の部分を隠し、右手に握ったナイフで追撃するカーラマイン

その胴体に迫った攻撃を守はぎりぎりで回避した

今度は守が剣戟を始めるが、それを剣とナイフで防ぐカーラマイン

そんな時だった

カーラマイン「なぜお前は、オルフェノクにはならない!?あれはお前の力だろ!

       それとも、私では使うまでもないと言う事か!?」

そう言って思い切り剣を押し込むカーラマイン

それを後ろに飛んで回避する守

守「......アークの力は、大きすぎる力だから...あれは、

  無暗に使えば人を傷つける...でも、僕は君を傷つけようとは思わない。」

カーラマイン「それは...甘えだ!」

再び床を蹴って接近したカーラマインと鍔迫り合いを始める守

      「力は使われてこそ意味がある!それでは宝の持ち腐れだ!」

守「だとしても!」

そう言ってカーラマインを押し返す守

 「僕はこの力を、護る為に使う!僕はただ、みんなを守りたいんだ!」

カーラマイン「それで、お前は何を得る!それに何の意味がある!」

守「僕は何かを得るために戦っているんじゃない!みんなの笑顔を!

  みんなの幸せを守りたいから戦うんだ!」

カーラマイン「それが宝の持ち腐れだと言っている!」

守「僕はみんなを守る!それが僕の戦いだ!」

 

そこで仕切り直しとなり、構えたまま動かない2人 そんな時だった

カーラマイン「なぜお前はそこまで仲間にこだわる?」

守「...あの人達は...化け物の僕を家族として、迎え入れてくれた。

  僕に笑顔をくれた。だから、僕もあの人達の笑顔を守りたい。

  それだけです。」

カーラマイン「...成程、では、どちらの考えが正しいか。ここで決着をつけよう。

       私の『戦う為の力』とお前の『守る為の力』...どちらが強いか。」

守「はい...」

 

そこで一瞬の間ののち、二人が動いた

接近する二人

カーラマインの剣は、守の脇腹に突き刺さった

苦悶の表情を浮かべる守

対する守の剣はカーラマインの心臓の前で止まっていた

カーラマイン「なぜ止めた?止めなければお前が勝っていた。」

守「言ったはずです。僕はあなたを傷つけたくないと。」

カーラマイン「その信念を貫いて、死ぬかもしれないのにか?」

守「僕は、真っすぐに生きたい。それが、僕自身に科した、贖罪だから。」

カーラマイン「贖罪?」

守「僕は元々、アークの生贄に選ばれたんですよ。」

 

その言葉を聞き、悲痛な面持ちのリアス達と驚いているレイヴェル達

 「10年前、家族に連れられた僕は、教会でアーク復活のための素体に

  されたんですよ。...幸か不幸か、僕が受け継いだのは姿と力だけ......

  それでも、あの時僕はその場にいた家族や多くの人々を取り込んで......

  死なせてしまった......だからこそ、この力を僕は贖罪のために、使うんです。

  ......殺してしまった人達よりも、多くの人を救うために...」

カーラマイン「...それが、お前の戦う理由、か。」

そう言うと、カーラマインは剣を引き抜いた

      「お前の覚悟はわかった...すまない。」

彼女が守の脇腹を刺したことを謝るが

守「これくらい平気です。すぐに塞がりますから。」

僕が抑えている脇腹から少量の灰が零れるけど、すぐに傷も塞がった

 「勝負は......僕の負けですね。」

カーラマイン「いや...お前の強さは見せてもらった...お前は、いや、あなたは

       私の主に相応しい方だ。今後は、私はあなたの御傍に。」

そう言って跪くカーラマイン

 

守「頭を上げてください...僕たちには、どちらが上で、どちらが下かなんて

  違いはありません。」

カーラマイン「しかし...」

守「友人や家族の間に、差なんてありません。ですから、ほら。」

彼女の前に手を差し出す守

それを見てから守を見上げるカーラマイン 

守の顔は笑顔だった それを見てから彼女も口元を緩ませ、その手を取り、立ち上がった

カーラマイン「これからは、よろしく頼む、守。」

守「はい、こちらこそ。カーラマインさん。」

握手を交わし、新たなる仲間を得た守だったが......

 

その時二人は底知れぬ殺気に悪寒を感じた

ゆっくりと視線を移すとリアス、ソーナ、朱乃、小猫、黒歌、夕麻、瑠海達7人が

背後にオーラを纏いながら、明らかに怒っていた

 「ミ、ミンナ、ヒョットシテオコッテル?」

リアス「まさか、そんなことないわよね?ね、ソーナ。」

ソーナ「えぇ、私達は別に守が他の子と仲良くしているのを見たからって、

    怒っているわけじゃないわよ。」

嘘だ!あの目は絶対に怒ってる!

守「ア、ソウダ~コレカラボクハユウショクノショクザイデモカイニ...」

そう言ってトレーニングルームから逃げようとするが...

朱乃「あらあら?何処に行く気ですか?」

小猫「...逃がさない...」

2人に両脇を抑えられた

黒歌「うふふ、そうだ、これから守と遊ぶってのはどうニャ?」

守「ソ、ソノナイヨウハ?」

黒歌「そうね~......私達と大人の遊びなんてどう?」

それを聞いた守は

守「最大限拒否します!!」

夕麻「守、私達の体じゃ、満足できないの?」

守「そう言うんじゃなくて!...そもそも、昼間からそんな事は!」

カーラマイン「私達は昼間からしていたぞ?それに周りに迷惑が

       かからないのなら、別に良いじゃないか。」

微妙に常識とずれているカーラマインだった

さらには他の者たちも『昼間だからどうした?』と言いたげだった

守「いやだから!僕はそこまでエッチな事を知らないと言うか...心の準備が

  できていないと言うか...恥ずかしいと言うか...興味がないと言うか...」

顔を赤くしながらそう言う守だった

レイヴェル『あ、ちょっとかわいいかも。』

ちなみにこの時、レイヴェルがそう思っていたのは余談である

 

黒歌「嘘だ!年頃の男子なら、みんなエッチな事に興味があるはずニャ!」

ニ・リ「「そうニャ~~!!」」

あ、なんか似た者同士で意気投合してる......じゃなくて!

守「そ、そう言うのは好きな人と...!」

全員「「「「「「私は守が大好きよ!(なの!)(っす!)(ニャ!)(だ!)(です!)」」」」」」

と言われ、さらに赤面する守だった

ちなみのこのセリフを言ったのはさっきの7人とアーシア、華菜だった

いきなり9人に告白された守は耳まで真っ赤にしていた

 

その光景を見ていたレイヴェルは思った

レイヴェル「あなたって、初心なのね。」

リアス「そうなのよ。おかげで色仕掛けは余り効かないし。」

朱乃「でもそこがかわいいじゃありませんか。色々と...」

守「待って!今最後の方が不吉だったよ!?」

小猫「...私はどんな守君でも好き。」

守「あ、ありがとう...////」

レイヴェル『また赤くなった...かわいい♪』

黒歌「こうなったらやっぱり夜這いニャ!既成事実させ出来れば守の心も

後からついてくるニャ!」

守「お願いだからやめてください!」

夕麻「こうなったら、守の体に私達の想いを刻んであげるわ!」

瑠海「うちもやるっす!」

守「やめて~~」

もはや半泣き状態でリアス達を止めようとする守

 

もっとも、童顔な守のその表情を見たら、彼女達の燃えるハートに油を注いだだけだが...

その度、守が必死に説得して、レイヴェル達が残るかどうかを決めた後、

つまり、一週間後の先、その後の休日を使って、リアス達一人一人とデートを

する事になった

もはや落ち込みのレベルが最大までになった守

そんな守に寄り添い、心を癒そうとするアイルー

守の手のひらを舐め、守の膝の上に上がり、心配そうに顔をのぞき込むアイルー

守「アイルー......うん、ありがとう。」

アイルーの頭を撫でて、少しは元気を取り戻した守だった

 

ちなみに、先ほどまでの事を見ていたサーゼクスは必至に笑い声を抑えていたが、

グレイフィアに、本日2発目のハリセンを喰らった

 

その後、サーゼクス達やリアス、ソーナ達も戻ったが、その際に守に渡したのとは

別のケースを12個ほど、置いて行った

レイヴェル「そのケースは?」

守「...多分、いずれ判るときが来るよ。」

レイヴェル「?」

その答えにレイヴェル達は?を示すが、守は答えなかった

守「それじゃ、僕はこれから夕食の食材の買い出しに行ってくるよ。みんなは

  好きにしてて良いから。」

カーラマイン「それなら私も一緒に。」

守「と、言われても、カーラマインさんの鎧だと、多分街中で目立ちすぎるだろうし...」

黒歌「じゃあ、私が...」

ミラ「なら、私が一緒に行く。」

黒歌「ニャッ!?」

黒歌より先に名乗り出たミラだった

守「ミラちゃんが?でもどうして?」

ミラ「私達はまだこの町の事をよく知らないし、できるなら町の事を知っておきたいの。

   ダメ?」

守「わかった。良いよ。それじゃ、他のみんなは待ってて。この時間だと...3時前には

  帰ってくるから。」

その後、結局ミラと一緒に家を出た守 黒歌は最後の方まで一緒に行くと駄々を

こねたので小猫が彼女の部屋へと放り込んできました

 

そして、二人で道を歩いている時だった

ミラ「何で...あの時私を助けたの?」

守「え?」

ミラ「会場で、私がライザー様の攻撃に巻き込まれそうになった時、どうして助けたの?」

守「...あんな事で君が傷つくのを見たくなかった...それだけだよ。」

ミラ「...私なんて...結局は眷属の中で最弱だったんだよ。だから、あんな風に...」

守「僕は...仲間を駒だなんて思わないよ。」

今の泣きそうなミラに対して、真剣な顔をしている守

 「仲間って言うのは、一緒に居て、色んな事をして、一緒に笑って、喧嘩もして、

  それでも最後は一緒に笑っていられるのが仲間なんだ...

  僕は君を駒だなんて思わない。君はかわいい女の子だよ。」

真剣なまなざしから、ミラに微笑み、そう言う守

ミラ「ふぇぇ!?い、いきなり何言い出すのよ!?」

守「それにさ、自分は弱いって言ってたら、本当に弱いままだよ?」

ミラ「うっ!」

守「でも、誰だって、強くなれるんだ。僕だって最初はアークの力を

使いこなせなかったし、修行してやっと今の強さになれたんだ。

だから、君もきっと強くなれるよ。」

ミラ「ほ、ホントに?私でも、強くなれるのかな?」

守「うん、諦めない限り、人は何処までも行けるんだ。

  どんなに高みだって、きっと...」

そう言って空を見上げる守を、頬を紅潮させながら見ていたミラだった

ミラ「クスッ......私、決めた。」

守「何を?」

ミラ「私もあなたに付いて行く。あなたと一緒に居れば、強くなれる気がするんだ。

   ...良いよね?」

守「うん。もちろん。これからよろしくね、ミラちゃん。」

ミラ「うん!よろしくね!守!」

こうして二人目の少女の心を開いた守だった

 

その後、買い物をしつつ、ミラに町の中を案内した守

町中を案内した後、途中でアイスを買って、食べてから帰宅した二人

だが、ミラが明らかに守に対して好意的になっているのを見た黒歌や夕麻に

またしても迫られる守だった

グロッキーになりながらも何とか家事をしていた守

 

時間も5時を周り、お風呂の準備を終わり、今度は夕食の準備をしていた時だった

守「今日はハンバーグにして、後は......サラダでも作ろうかな。

  えぇっと、確か冷蔵庫にレタスか何かが...」

冷蔵庫を開けて材料を探していた守 そこにマリオンとビュレントがやってきた

 「あ、お二人とも、どうかしたんですか?」

ビュレント「あ、あの、手伝おうと思って。それで...」

守「そうですか、ありがとうございます。」

その後、3人で料理を始めた時だった

ビュレント「痛ッ!」

包丁を使っていたビュレントが指を切ってしまった

守「ビュレントさん!大丈夫ですか!?」

すぐに近くに居た守が指を抑えているビュレントの近づいた

ビュレント「ご、ごめんなさい。私、こんな格好だけど、料理はあまりうまくなくて...」

守「謝らないでください。手伝ってもらっているのはこっちなんですから。......

それより、傷を治します。指を見せてください。」

おずおずと差し出された指に両手を向けて、治癒の力を使う守

 「......はい、これで大丈夫ですよ。傷跡も残ってませんね。」

ビュレント「あ、ありがとう。」

守「いえ、ビュレントさんは休んでいてください。後は僕たちがやっておきますから。」

ビュレント「でも...」

守「大丈夫です。お二人が手伝ってくれたおかげで、予定より早く終わりそうです。

  助かりました。」

そう言って向けられた笑みに顔を赤くするビュレント

ビュレント「そ、それじゃ、お言葉に甘えて...」

そう言ってリビングの方に行くビュレントだった

 

残ったマリオンと一緒に残りの調理をしていた時

マリオン「どうしてあなたは、そこまで人にやさしくなれるの?」

守「......自分でもよくわかりません。...ただ、少しでも誰かを笑顔に

  できるのなら、そう思ってやっているのかもしれません。」

マリオン「そう。...変わってるわね。」

守「...よく言われます。」

苦笑しながらそう帰す守

マリオン「...私達には、そんな物無かったわ......

      毎日が下僕同士の戦い...誰がライザー様に気に入られるか。

      そんな戦いで、ライザー様もそれを見て楽しんでいた。

      私達はそんな事で争っていた。あなた達にとっては、

      どうでも良い事だろうけど...

      …だから、かしら。あなたみたいな家族や仲間のために死ぬ気で

      戦っている姿を見て...さっきの一緒に笑い合う姿を見て、

      『羨ましい』...そう思ったの。」

守「そうですか......」

マリオン「そして、あなたは私達に選ぶ権利を与えた...どうして?私達は

      敵なのよ?」

守「僕は、皆さんが敵だとは思いません......僕の敵は、自分のためだけに

  他人を利用し、簡単に捨てるような奴らです。」

マリオン「なら、どうして私達に選ぶ事をさせたの?あのままならあなたは

      ハーレムを作れるのに...」

守「僕はそんな物に興味はありません。」

マリオン「興味ないって、男なのに?一緒に暮らしている黒歌や夕麻達は?」

守「僕が見たいのはみんなの笑顔です。みんなと一緒に暮らしているのは...

  まぁ、お互いが一緒に居るのを望んだからなのと、楽しいからです。

  ...黒歌さんは、時々ベッドに忍び込んでくるので困りますが...」

マリオン「ホント、変わってるわね、あなた。その年で女の体に興味ないなんて。」

守「まぁ、グレイフィアさんの教育のおかげでしょうか...なんて。」

 

その後、マリオンに手伝ってもらい、無事に夕食を作り終え、6時半に全員で

集まって食事をした

食後にはアーシアやアイルー、ビュレント達に手伝ってもらいながら洗い物を

片づけ、全員がお風呂に入った後、最後に守が入った

 

お風呂を出て、パジャマに着替え、家の戸締りをしてから部屋へと戻る守

お風呂が最後であったため、部屋に戻った時間も遅く、明日の授業の予習を

してから、サーゼクスから貰った3つのベルトの説明書を読んでいた時だった

守『こっちがカイザ、これがサイガ、それでこれがオーガ、か。

  パワーとツールの性能でファイズを超えるカイザ。空中戦用の

フライングアタッカーを持って高い機動性と空戦能力のサイガ。

サイガと対になる高いパワーと防御力のオーガ、か。

確かにオーガはサイガの2倍以上のフォトンブラッドを生成している

みたいだし、並の人では制御できない、と言うのもわかる。』

説明書を机の上に置いて、天井を見上げながら眼鏡を外す守

 『ベルトの数は...最初に貰ったデルタとトルーパーが6体にファイズ、

  今日追加で貰った12個のトルーパー装備、そして、この3つ...

  合計で23個のベルト、か。...余りさえ出るのか......

  オーガは今後僕が使うとしてファイズとカイザ、サイガを誰に渡そう?

  戦いが起こるなんて考えたくないけど...でも、万が一の事を考えないと。

  ......とにかく、今日はもう寝よう。』

水を飲んでから寝ようと考えた守はキッチンで水を飲んで来ようと思って部屋を

出ようとしたと時だった

ドアを開けた前にイルちゃん、ネルちゃん、ニィちゃん、リィちゃんの四人がいた

彼女達は瞳に涙を浮かべていた

 「イルちゃんとネルちゃん、それにニィちゃんとリィちゃんまで...どうしたの?」

イル「あ、あの、怖い夢を見ちゃって...」

ネル「でも、カーラマイン達に言うのは恥ずかしくて...」

ニィ「そしたら、部屋から光が漏れてたのを見たから...」

リィ「お願いニャ。一緒に寝てほしいのニャ。」

守「え?」

そう言って後ろの僕の部屋のベッドを見るけど、確かに5人くらいは確実に

大丈夫そうだね

 「わかった。入って。」

部屋の中に促す守 彼女達は入って行ってベッドに腰かけた

 「少し待ってて、水を飲んだら戻ってくるから。」

そう言いながら僕は一度一階に行ってから水を飲んで、部屋に戻った

ドアノブを捻りかけてから、中に4人が居る事に気づいてノックをした

イル「は、はい!誰?」

守「僕だよ、一応4人が居るからノックしたけど、入っても大丈夫かな?」

ネル「だ、大丈夫だよ!」

そう言われたので中に入ると、僕は驚いた

守「な、何でみんな下着姿なの!?」

服を床に脱いだ4人がベッドの上に座っていた

 

イル「だ、だって、これから一緒に『寝る』んでしょ?」

......あぁ、そう言う意味か...

守「僕が言ったのはそう言う意味じゃないよ。ただ単に一緒に眠るだけだから...

  ほら、服を着て...そんな恰好だと、風邪ひいちゃうよ。」

僕は床に散らばっていた服をそれぞれに渡した

ネル「ほ、ホントに私達とエッチな事しないの?」

守「今の僕はそういう事には興味がないからね。ほら、服着て。」

そう言われて服を着る4人

 「それじゃ、もう遅いし、もう寝ようか。」

電気を消した僕もベッドに乗って布団を広げた

 「ほら、みんなもおいで。...い、一緒に寝るんでしょ?」

顔を赤くしながら質問した守にうなずいて布団の中に入る4人

恰好としては守を左右から挟み込む感じだった

 「それじゃ、おやすみなさい。」

イル「あ!ちょっと待って!」

守「?どうしたの?」

イル「あの、アーク、様に、抱き着いても良い、ですか?」

守「...うん、別に良いよ。...後、様付けなんていらないから、好きなように呼べば

  良いからね。」

そう言うと近づいて来て、僕の腕を抱き着くイルちゃん

ニィ「じゃ、じゃあ、ニィ達も良いのかニャ?」

反対側からも同じようにしてくるニィちゃん

守「うん、良いよ。」

ニィ「あ、ありがとうニャ、マスター。」

そう言うとニィちゃんも僕の腕に抱き着いて来た

 

ネル「イルだけずるい~!私もマスターと一緒に寝たい~!」

リィ「私も~!ニィだけずるいニャ~!」

と言うと僕の上にネルちゃんとリィちゃんが被さる様に乗ってきました

僕の胸の上に頭を置いている2人

 

イル「ちょっとネル!それはやりすぎだよ!」

守「だ、大丈夫だから。心配しないで...」

そう言いながら4人の頭をなでる守

 「誰だって、怖い夢を見たら一人で眠れなくなる事だってあるよね。

  だから今日はみんなで一緒に寝よう...ね?」

そう言うと、安堵したのか静かに目をつむる4人

それを見た守も、目を瞑り、眠りについた

 

翌朝、守は、いつもは誰よりも早起きなのだが、その日は誰かに起こされた

ニィ「マスター...起きてください、マスター。」

守「う、ううん......あれ、ニィちゃん、それにリィちゃんまで...」

リィ「えへへ♪おはようございます、マスター。」

守「あぁ、朝か。」

そう言って起き上がり時計を見るけど...

 「朝の5時...いつもより少し早い...」

瞼をこすりながら時計を見るけど、その針はまだ5時を過ぎたばかりだった

 「ふあぁぁ...二人とも、起きるの早いね。」

ニィ「えへへ♪猫は早起きニャン。」

リィ「これくらいどうって事は...ふぁぁ。」

すると、欠伸をするリィ 

守「まだ眠そうじゃないか......二人はまだ寝てて良いよ。」

ニィ「良いのかニャ?」

僕はベッドから降りてクローゼットを開けて、着替え始めた

 「うん、僕は朝食やらなんやらの準備があるけど...二人はイルちゃん達と寝てて良いよ。

  朝食の時には起こしに来るから。」

リィ「それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらうニャ。」

ポスンとベッドに倒れる2人

それを見た後、着替えた守は部屋を後にした

 

朝食の準備をしていると、ビュレントや小猫、アーシアやアイルーなど、

比較的早起きのメンバーが起きてきた

その後もイザベラやシーリスなどが起きてきて、レイヴェルや黒歌など、

起きてこないメンバーはアイルーやアーシア、守が起こしに行った

その後、全員で食事を済ませ、僕と小猫ちゃん、夕麻ちゃん、瑠海ちゃん、アーシア

は制服に着替えた 

レイヴェル「あら?出かけるの?」

守「うん、僕たちは学校があるから、大体4時には帰ってくるから。...あぁ、お昼は

  華菜さんとビュレントさんにお願いしてあるから。それじゃ、行ってきます。」

僕たち5人は家を出て、学園に向かった

 

その後、何事もなく無事に授業も終わり、帰宅した5人

守「ただいま~」

イル「あ!マスターお帰り~!」

リビングに戻ると、そこにいたイルやネル、ニィ、リィたちが集まって来た

ネル「お帰りなさい、マスター。」

ニ・リ「「お帰りニャ。」」

守「ただいま。みんな。」

イル「ねぇねぇ、帰って来たなら一緒に遊ぼうよ!」

守「ゴメンね、これからやる事があるから。」

ネル「えぇ~!一緒に遊ぼうよ!一緒にビデオゲームしようよ!」

守「う~ん、でも、お風呂の用意に夕食の準備もあるし...夕食の後なら良いけど...」

ニィ「ホントかニャ?だったら後で一緒に遊ぶニャ!約束ニャ!」

守「うん、わかった。それじゃ、夕食が終わった後にね。」

リィ「は~い!」

と言うと、4人は再びゲームを始めた

それを見た小猫は

小猫「実年齢はあまり違わないはずなのに、守君の方が大人に見えるのは、私だけ

   かな?」

瑠海「...うちもそう思うっす。」

アーシア「あははは......」

とコメントした

 

そして夕食の後、今度は5人でテレビゲームをして遊んだ

そんな中で4人も守に段々と心を開き始めた

その後、お風呂に入り、眠りにつくメンバーたち

 

今現在守の下に残る可能性があるのは、カーラマイン、ミラ、シャリヤー、ビュレント、

イル、ネル、ニィ、リィ

残りのイザベラ、雪蘭、美南風、シーリス、マリオン、レイヴェルは守に心を

開くのだろうか?

     第9話 END

 

 




すみません。リアス達とのデートの話に入る前にもう一話ほど投稿します。
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