ハイスクールD×D ARC    作:ユウキ003

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今回はロキ戦の前半部分です。


ハイスクールD×D ARC 第19話

SIDE 守

僕達は、カオス・ブリゲードと通じていた若手四王の一人、

『ディオドラ・アスタロト』の毒牙からアーシアを守り、

さらに旧魔王ベルゼブブの『シャルバ・ベルゼブブ』を撃退した

 

それから、普通の日常を取り戻したそんなある日

夜、皆でリビングに集まってお茶をしていたり、ゲームをしたり、テレビを

見ながらくつろいでいた 

そんな時、夕麻は学校から配られたプリントに目を通していた

瑠海「どうかしたんすか?」

ソファに座る夕麻の手元を後ろからのぞき込む瑠海

夕麻「え?あぁ、修学旅行が近いのよ。期限までに四人組の班を作らなきゃ

   いけないのよ。」

朱乃「あぁ、そう言えばもうすぐ二年生は修学旅行でしたわね。

   私達は京都でしたが、夕麻ちゃん達は何処へ行くのですか?」

夕麻「えっと…同じ京都ですね。」

朱乃「そうなのですか。……思い出しますわ。リアスと一緒になって巡った

   京都の町。」

リアス「そうね。懐かしいわ。古き良き都に思いをはせる……また行きたいわ。」

守「二年連続って事は…来年は僕や小猫ちゃん、瑠海ちゃん、ギャスパー君の

  4人で同じく京都巡りかな?」

小猫「お兄ちゃんと一緒に京都…楽しそう。」

瑠海「京都と言えば、金閣寺とかっすかね~ ウチも実物見てみたいっす。」

ギャスパー「みんなで一緒に京都……楽しそうですね。」

と、少しばかり気が早いけど、口々に感想を漏らす小猫達

美南風「ふふ、気が早いんじゃない?」

華菜「そうだぞ。今年行くのは夕麻、アーシア、ゼノヴィア、イリナの4人だ。

   ……ん。そうだ。いっその事この4人で班を作ってしまえばどうだ?」

夕麻「そうね。そうしましょう。」

アーシア「私、皆さんと一緒に日本の古都を歩けるのですね。

     楽しみです。」

ゼノヴィア「体育祭、修学旅行、その後は確か学園祭があったな。 

      日本のハイスクールは楽しみが多くて良い物だな。

      待ち遠しいよ。」

イリナ「そうよね!この楽しみを味わえるのも、きっとミカエル様の御導きの

    はず!ミカエル様、私をこの時期に学園に編入させてくれた事を

    感謝します!」

みんな口々に笑みを漏らす そんな時だった

レイヴェル「…あ。守、そろそろ『あれ』をみんなに見せて差し上げては

      どうですか?」

守「あ、そうだね。ありがとう。」

と言って、僕は近くに置いてあったディスクをブルーレイに入れて

リモコンで画面を操作した

リアス「そのディスクは何なの?」

守「ふふ、そこは見てのお楽しみだよ。」

 

~~ディスク映像~~

ある夜 街角を必死で逃げる少女の姿があった

その背後に迫る無数の影 やがて、少女は路地へと追い詰められてしまった

その路地の影から現れた、戦闘員らしき追手たち

その魔の手が少女へと延びる

少女「い、いやあぁぁぁ!誰か、助けてぇ!」

少女の叫びが路地に響いた時、何者かが少女と戦闘員の間に割って入るように

着地し、驚く戦闘員をパンチとキックで撃退していく

最後の一体を右ストレートで吹き飛ばすと、

その『何者』かは、地面に座り込んだ少女の方に振り返った それは……

 

ミラ「これって……ファイズ?え?でもこれって何?」

と、皆が疑問を示しながらも映像は進み、そのファイズが気絶した少女を助け、

お姫様だっこで路地から消えて行った所で映像は終了した

夕麻「これって……どういう事なの?」

守「う~ん…実は…冥界で僕の…と言うか、ファイズやアークを主役にした

  特撮ヒーロー番組なんだって……この前のテレビ局で、僕だけ別れて撮影

  あったでしょ?僕もあの時これを知ったんだ。」

黒歌「あらすじはどんな感じニャン?」

守「え~っと……僕はアーク・グレモリーとして、ちゃんとお姉ちゃんの

  弟として生まれるんだけど、力が無い落ちこぼれという設定でね。

  でも、ある日森をお姉ちゃんと散策していると、正体不明の敵に

  襲われてしまうんだ。そこで、敵の攻撃からお姉ちゃんを庇った僕は

  一度死ぬんだ。でも、それによって僕の中に眠っていたアークオルフェノクが

  覚醒。敵を退けた後、兄さん…つまり、サーゼクスさんによって

  自身に起こった事を説明され、オルフェノクに由来する伝説のベルト…

  ライダーズギアの一つのファイズを手に入れた僕は…

  大切な家族を守る為に、ファイズとして、僕達を襲撃した敵

  『ダークサイダー』…『暗黒面』と戦う事になった……

  と言うのがあらすじかな?」

シャリヤー「でも、何でファイズなの?守ならオーガや魔進チェイサー

      だってあったじゃない。」

守「それが、こう言った番組だとストーリーの中盤や終盤での

  強化とかが見込める、と言う事で3段変化が出来るファイズになった

  んだ。それに、物語が進むとデルタやカイザ、サイガの出番をあるって

  聞いたよ。……あのスーツ自体はあくまで撮影用のスーツなんだって。

  古いトルーパー一式、グレイフィアさんが持って行ったの覚えてるでしょ?

  あれを改造して撮影用のスーツを作ったって、兄さんが言ってたし……」

リアス「それで……人気の方はどうなのかしら?」

守「…それが……結構人気らしくて……子供たちには大人気みたいなんだ。

  元々、人間界のアニメやゲームを冥界に輸入しようって話もあったみたいで、

  この作品、『仮面ライダー555』がヒットすれば同じような作品を

  作る計画らしいし……」

すると、今度はメインテーマらしい曲(本物の『JUST φ‘s』)が

流れ始めた

ミラ「守が主人公のヒーロー番組か~面白そうだね♪」

イリナ「と言うか、もしこれがヒットしたら、私達はヒーローと

    同居してる事になっちゃうね。」

瑠海「したら、じゃなくて守はすでにヒーローっす。ね?」

立ち上がって周りに同意を求めた瑠海 その声にうんうんと頷く眷属達

守「ふふ、ありがとうみんな。……楽しいよね。こういう平和な生活って。」

その言葉に、それぞれが笑みをもらした

 

そんな話をしていた時だった リアスお姉ちゃんの携帯が鳴り、

それに出たお姉ちゃんの顔が険しくなった

大体それで想像が着く僕達

 「また…カオス・ブリゲードの構成員?」

リアス「…そのようね。」

その言葉に、全員が一斉に不機嫌になる 

実はここ最近、この町にカオス・ブリゲードの構成員がたびたび現れている

僕達は、その処理に追われているのだ

黒歌「……全く…至福のひと時を邪魔しないで欲しいニャン。」

瑠海「折角の金曜日の夜。みんなでのんびりまったりしてたのに……

   空気が読めないったらありゃしないっす。」

レイヴェル「全くですわね。」

ゼノヴィア「さっさと片付けて来るか。まだみんなとお茶もしたいしな。」

至福のひと時を邪魔され、皆ご立腹のようだ

守「そうだね。早く倒して、僕達の家に帰って来よう。」

僕達は、それぞれの装備を持って、構成員が確認された廃工場に

向かった 

 

そこには、黒ずくめの男とカオス・ブリゲードの人型のモンスター…

要は戦闘員が立っていた さらに、影から同じようにして2人ほどが現れた

 「……グレモリー眷属か…嗅ぎ付けるのが早いな。」

守「最初に言っておくと、僕達はみんなお前達のせいで至福の時間を邪魔されて

  ご立腹だ。命乞いも謝罪も意味は無い。」

 「ふん!悪魔に与した王がえら――」

そう言った一人の男の胴を、サイコキネシスで吹っ飛ばす守

壁に頭から突っ込み、あっけなく気絶する男

守「戦闘…開始だ。」

そう言うと、ブレイクガンナーの銃口を掌に押し当てる守

流れ出したヘヴィメタの音声が戦闘開始の合図のように、

全員がベルトを巻き、武器を取り戦いを始めた

瑠海やシャリヤー、マリオン、ミラ達が敵の雑魚を相手し、

僕とイザベラさん、先輩や小猫ちゃん達で残った二人を

相手する リアスお姉ちゃんや朱乃お姉ちゃんは、僕達の死角のカバーと

司令塔だ アーシアは後方からの回復の支援をしている  

僕は地面を蹴って男の一人に肉薄し、その顔目がけて蹴りを繰り出した

しかし、その足はまるで飲み込まれるように、急に現れた影のような物に

引き込まれ、もう一人に襲い掛かっていたゼノヴィアの眼前に僕の足が現れた

守「ッ!グッ!」

僕は念力で強引に自分の体を後ろに飛ばし、影から足を引き抜いた

 

距離を取り様子を伺う僕

……カウンター系の神器……やっかいだな。

 「ギャスパー君…敵の情報は出た?」

ギャスパー「う、うん!今守君が戦っているのが、カウンター系の『闇夜の大盾』で、

      もう一人が光攻撃系の『青光矢』です!悪魔の皆は矢の方に気を付けて

      ください!」

光系か……だったら!

守「先に光系を潰す!夕麻ちゃん!瑠海ちゃん!華菜さん!」

僕の号令に合わせ、魔進チェイサー、サイガ、二体のライオトルーパーが

光系の神器の男に肉薄する

リアス「佑斗!小猫!ゼノヴィア!カウンター系の男を牽制!

    守達がもう一人を潰すまで抑えて!」

木・小・ゼ「「「はい!部長!」」」

と、猫又モードの小猫ちゃんと聖魔剣とデュランダルを構えた木場先輩、ゼノヴィアが

男を抑えている 今の内に!まずは一人潰す!

僕達は、手数の多さで男に肉薄する 男が撃ちだしている光の矢を

最前衛の僕がブレイクガンナーで撃ち落とし、弾く

ある程度接近すると、守のチェイサーの後ろからサイガが飛び出した

フライングアタッカーのスピードに乗せて放つ重い蹴りの一撃『コバルトスマッシュ』が、

男の鳩尾に突き刺さった

 「グッ!があぁぁぁ!」

吹き飛ばされ、壁に激突し、気絶する男

しかし、そんな時、夕麻の背中にもう一本の背中の矢が迫っていた

それに気づいたミラが、即座にアクセルへと変身し、高速で

接近 その緑色の矢をファイズエッジで叩き折った

ミラ「はあぁぁ!」

   『ガキィィィン!』

「夕麻、大丈夫?」

夕麻「えぇ、助かったわ。……それにしても、狙撃…何処から……」

リアス「…おそらく……守!その影使いを倒して!その男が狙撃手の

    居場所を隠しているのよ!」

守「わかった!」

僕は、返事をすると、すぐさまライノバイラルコアを召還し、

ブレイクガンナーに装填した

    『Tune Rhino』

 「はあぁぁぁぁ!だぁっ!」

超魔進チェイサーへと変化し、すぐさま銃口を押し込む守

    『Super Break Up』

さらに連続で押し込む  

    『Super Execution』

そのまま相手に突進し、剣を突き刺す――と見せかけ、すぐさま横に飛んで

鉄骨を蹴り、男の横に再度肉薄し、体を思いきり回した

    『Full Break Rhino』

回転切りのように、男を咄嗟に展開した影ごと切り裂く

流石に一刀両断とまでは行かなかったが、横一文字に胴体を斬られ、

血を流しながら工場に壁まで吹き飛ばされる男

 

それと同時に、黒歌さんと小猫ちゃんが仙術で相手の居場所を見つけた

黒歌「守!見つけた!私と小猫で倒す!サイドバッシャーを貸して!」

守「はい!来い!バッシャー!」

僕が魔法陣を使って呼び出したサイドバッシャーの運転席に跨るデルタ

黒歌「小猫!乗って!」

小猫「はい!」

サイドカー部分に飛び乗った小猫 それを確認すると、一気に加速して

狙撃手が居るであろうポイントに向かう二人 

あの二人なら、きっと大丈夫だ

 

他のメンバーたちも残りの雑魚を確実に仕留めて行っている

その時……守は視界の端に、先ほどの影使いが起き上がるのを捉えた

咄嗟に銃口を向けた時、守はその男の変化に気づいた

それこそ、まるで『今まさに禁手化しようとしているかのよう』だった

一段と男のパワーが上がったと思った時、

男の足元に魔法陣が現れ、男を回収していった

……今のは、一体? 

その後、物の数分で僕達は残りの雑魚を始末し、倒した

その間に黒歌達もスナイパーを気絶させ、捕縛してきた

 

倒した神器持ち3人を捕縛し、冥界へと送り返す僕達

リアス「ふぅ…これで終わりね。みんな、お疲れさま。」

瑠海「ん~終わった終わった~~ハァ~今日の敵は少し手ごわかった

   っすね。」

木場「そうだね。……敵も、僕達の苦手なテクニックタイプを送り込んできた

   しね。」

そう。僕達眷属の主な弱点は、テクニックタイプ、それもカウンター系の

相手には相性が悪い、と言う事だ。人数や個々の能力を生かした

即応性。堕天使、転生天使、悪魔と他種族混合の、お互いの弱点をカバーしあう柔軟性

アーシアのヒーリングやベルトの力で、特殊な力にも事欠かない

突破力も僕の力や今のカテレアさんのオーガなどで、十分ある

ただ、ソーナお姉ちゃんとの闘いでゼノヴィアがカウンター系の椿姫さんに

負けたように、言ってしまえば僕達が一番得意な戦いはごり押しだ

僕自身を先頭に、パワーと数で相手を押していく

こう言っては何だけど、前回のディオドラの時だって戦ったのはほとんど僕だ

大抵の敵なら僕一人でも十分殲滅できる

実際の戦闘では、僕達のパワーは存分に発揮してきたつもりだけど、

ソーナお姉ちゃんとの試合がそのパワーの出し過ぎで失格になったように、

レーティング・ゲームや、戦闘で何かしらのハプニングがあった時、

パワー重視だけでは切り抜けられない場面もある

もちろん、お姉ちゃんも最近は的確な指示を出してくれることが多くなった

し、多く仲間…言うなれば『家族』と言う心の支えも手伝って、ハプニングに対して

冷静でいられる心や簡単に折れない精神力も身に着けている 

……問題は、テクニック系の敵に、対処しにくい、と言う事だ

 

ともかく、戦いは終わったけど……少し気になる事があった

家に帰った後、アザゼル先生を呼んで話をしたところ……

アザゼル「恐らく、奴らの目的は俺達と戦わせ、英雄派の構成員を

     禁手……つまり、バランスブレイカーに至らせるのが目的だ。」

夕麻「……それだけのために、この町や各勢力の拠点を

   小規模な勢力で襲っているんですか?」

アザゼル「恐らくな。神器ってのは、使用者の思いに答える物だ。

     圧倒的不利な状況にでも立たされれば、生き残るために

     やけになりかねないしな。火事場のバカ力ならぬ、

     火事場のバランスブレイクってな。」

守「成程……情報、ありがとうございました。」

アザゼル「良いって事よ。……あ、そうだった。実は近々、オーディンが

     来日する事になった。」

守「オーディンって、あの会合の時のおじいさんですよね?」

アザゼル「あぁ、日本の神々と話し合いをするためにな。

     んで、あの爺さんが日本に居る間、お前達に爺さんの警護を頼みたい。

     できりゃ、離れのゲストルームに泊めてやって欲しいんだが……

     構わないか?」

リアス「まぁ…別に構わないけれど……」

守「わかりました。お引き受けします。」

アザゼル「わかった。爺さんが来るのはまぁ…予定ではあと一週間後って所だな。

     んじゃ、俺は家に戻るわ。おやすみ。」

そう言うと、自宅の方へと転移していく先生 

 

守「さて…それじゃ僕達もそろそろ寝ようっか。もう遅いし。」

リアス「そうね。……それで、今日は誰が守の相手をするのかしら?」

冗談交じりに発せられた言葉に、全員が顔を赤くした

一人意味が分からないイリナに、耳打ちするゼノヴィア

見る間に顔を真っ赤にするイリナ

イリナ「えぇぇぇ!?!?あなた達ってそんな事してるの!?」

朱乃「週末だけですわ。でも、一晩に多くて4、5人は相手にしていますわね。」

イリナ「ご、5人も!?まさか!ゼノヴィアやアーシアまで!?」

その問いに顔を赤くしながら頷く2人

イザベラ「先週はリアスと朱乃、小猫と黒歌だったし……今日は…

     私と雪蘭、シーリス、カーラマイン、美南風……

     そう言えば、カテレアはまだだったな。今日は6人で相手をしよう。

     どうかな?」

カテレア「え!?わ、私も!?」

守「わ、わかりました。」

と、もうすでに若干あきらめ気味の守だった 

彼が普通に眠れるのは、平日だけであった

 

※ ここから先はR18の方に投稿します

 

そんなこんなで翌日の朝 

皆で食事をした後、買い出しに行く事にした僕

守「それじゃ、僕は買い物に行ってきますね。お昼までには戻りますから。」

朱乃「でしたら、私も行きますわ。丁度、買いたい物がありましたし。」

守「そうなんだ。わかった。お昼までには戻るから。行って来ます。」

財布とエコバッグを持って、買い物に出かけた僕達

 

 「それで、朱乃お姉ちゃんの欲しい物って何なの?

  言ってくれれば買って来たのに……」

朱乃「うふふ、あれは嘘ですわ。」

守「え?」

朱乃「だって、ああでも言わないと守と二人っきりになれないじゃないですか。」

守「そ、それはまぁ……」

朱乃「だから、今は二人だけの時間を楽しみましょう。」

守「うん。」

 

それで、結局色々と寄り道をしてからスーパーを目指していたのだけど…

……

朱乃「あぁ待って守。こっちへ行きましょう。」

守「え?あ、ちょっと、お姉ちゃん?」

袖を引っ張られ、連れてこられたのは………

辺りにラブホテルが並ぶ路地裏だった

 「……お姉ちゃん……どういうつもり?」

朱乃「うふふ、たまにはいいじゃありませんか。違う環境で

   女を抱くのも、また一興でしょう?」

守「ハァ……あのね。僕はもちろんお姉ちゃんのことは大好きだけど…

  今は――」

オーディン「ほほぉ。さすがは伝説のオルフェノク。

      女を落とすのも一流じゃのぉ。」

と、誰かに話しかけられた そちらを向くと、そこに居たのは……

守「オーディン様!ロスヴァイセさん!それにバラキエルさんまで!」

朱乃「お、お父さん!」

バラキエル「朱乃……確かに守君との仲は認めたが……もう少し節度をだな……」

朱乃「こ、これはその……」

と、額に手を当てるバラキエルさんと、少し顔を赤くするお姉ちゃん アハハハ……

…あれ?でもそう言えば……

 

守「そう言えば、オーディン様は日本の神々と話すために来日されたのですよね?

  アザゼル先生から聞いていた日程では、1週間後位と聞いていたのですが……」

オーディン「ん?まぁそこはあれじゃ、早めに来てこの地の観光をな。」

ロスヴァイセ「お、オーディン様!このような場所に来るのは間違いです。

       神様なのですから、もう少しキチンとしていただかないと……」

オーディン「やれやれ、相変わらず堅いのう。お主もこういったものを見て、学べ。

      お主にはまだ男がおらんのだからな。」

ロスヴァイセ「う、うぅぅ!今そんな事言わなくてもいいじゃないですか!

       うぅぅぅ……」

またまた泣き出してしまったロスヴァイセさん 

守「あ、あの……大丈夫ですか?」

道にしゃがみ込んでしまったロスヴァイセさんに手を差し出す守

ロスヴァイセ「うぅ……ぐすん…すみません。この前と言い今日と言い……

       あ、そうでした。私、あなたに返す物が……」

そう言って、立ち上がったロスヴァイセさんが懐から取り出したのは……

守「それって、あの会合の時のハンカチ。」

ロスヴァイセ「ごめんなさい。結局あの後、北欧に戻ってから、

       返し忘れてしまったのに気付いて…遅くなってしまったけど……」

あぁ、そう言えば、あの会合の時に返してもらって無かったっけ?

守「いえ、気にしないでください。……それにしても、色々と大変そうですね。」

ロスヴァイセ「うぅ…そうなんですよ。オーディン様と来たら……いつもいつも…」

と言って独り言を言い始めてしまうロスヴァイセさん

数分後

守「え、えっと…御二人は僕達の家に来ていただくことになっているのですが…」

オーディン「おう。アザゼル坊から聞いておるぞ。しばらく、世話になるぞ。」

ロスヴァイセ「ご迷惑をおかけします。」

 

と、言う訳で、僕達はオーディン様を連れて帰宅したのだけど……

   「「「「「「「「「「「「「えええぇぇぇぇぇぇ!?!?!?」」」」」」」」」」」」」

神宮邸に絶叫が響いたのは言うまでも無い

 

屋上のテラスに御二人を案内して、お茶を淹れた

そんな事をしていると、アザゼル先生がやって来て話し合いになった

僕はお茶菓子を取りに行っていたのであまり聞かなかったけど…

お菓子を持って屋上に戻ってきた時だった

アザゼル「んで。爺さんはどこか行きたい所はあるか?」

オーディン「では…おっぱいパブに行きたいのぉ!」

それが聞こえた瞬間、僕は危うく持っていたお茶菓子を床に落とす所だった

は?今、オーディン様はなんて言ったの?

守「ゴメン…僕ちょっと耳鼻科言って来る。おかしいな、耳の病気かな。

  幻聴が聞こえ始めちゃった。」

リアス「守!しっかりして守!」

夕麻「しっかりして!辛いでしょうけど今のが現実なの!」

守「アハハ、何っているの夕麻ちゃん。神様がそんな所に行きたいなんて……」

アザゼル「よっしゃ!俺が用意したVIP専用の特別なおっぱいパブに

     招待してやるぜ爺さん!」

オーディン「ほほう!堪らんのう!楽しみじゃわい!」

守「神様が………」

オーディン「ほれほれ!早く案内せい!夢のおっぱいパブへ。」

守「………」

瞳の色を失った守は、笑いながら出て行く二人を見送ってから、

乾いた声で漏らした

 「世界って……間違いだらけなんだね。…神様の中にも変態っているんだね。

  今初めて知ったよ。アハハ……みんな変態なんだ~」

瑠海「守~!しっかりするっす~!」

カクンカクンと守の肩を掴んでゆすぶる瑠海だったが、効果が無い

守「あぁ……北欧の神様もあんなのなら、仏さまは露出狂かな~なんて~アハハ~~」

ミラ「ま~も~る~戻って来て~!」

必死に守を現実に戻そうとする眷属やリアス達

その後、守が正常に復活するのに数十分を要した

 

翌日 僕やリアスお姉ちゃん達と一緒に冥界のイベント

『仮面ライダー555』の握手会に来ていた

他にも、小猫ちゃんや木場先輩が子供たちに囲まれている

先輩は、僕のライバル的存在のカイザのキャラ

小猫ちゃんは僕と一緒に戦う女の子の悪魔、と言った設定がなされていて、

あくまで声と顔だけを本人たちと同じにしただけなのだけど、

もちろん子供たちはそんな事は知らず、先輩たちを本物だと思っている

 

そして、僕の元に来る子供たちの足は絶えない 

皆喜々とした表情を浮かべ、僕と握手できた事を喜んでいる

子供を笑顔にする……悪くないひと時が流れていた

 「あ、あの!」

守「ん?……あ。」

僕の前に、一人の女の子が現れた 彼女は……

 「君は…あの会合の時の。」

その女の子とは、夏休みの際、冥界に呼ばれた守がパーティーの会場で

助けた女の子だった

 「あの時は、本当にお世話になりました。ありがとうございます。アーク様。」

守「ううん。気にしないで。君を助けられて良かったよ。」

という言葉に、顔を赤くする少女

 「あ、あの……できたらのお願いなのですが……

  ここで…みんなの前で変身を見せていただけないでしょうか?」

守「え?ここで?」

僕は疑問を浮かべながらスタッフの人の方を見た 

スタッフの人も悩んでいる様子だ 

うん……良し。

 「わかった。ちょっと待って。」

立ち上がった僕は、能力でベルトを引き寄せた

 「「「「「わあぁぁぁぁ!」」」」」

その様子に周りに居た子供たちが喜ぶ

守「ふふ、今日は悪い敵がいないけど、みんなのために特別にね。」

そう言ってウィンクしながらファイズフォンを開く守

5・5・5 ENTER

   『Standing By』

本物のファイズギアに興味津々の子供たち

 「変身!」

それを空高く掲げ、ベルトの装填し下ろす

   『Complete』

赤いフォトンストリームが僕の体を駆け巡り、僕は仮面ライダー555に

変身した そして、番組の中の僕の癖、右手を横にスナップさせるように振る動作を

した

 「「「「「「「「おぉぉぉぉぉ!!」」」」」」」」

それだけで、子供たちのヴォルテージは最高潮となった

そんな中、僕はその女の子を抱き上げた

守「今日は大サービスだよ。」

 「あ、ありがとうございます。アーク様////」

と、顔を赤くする女の子 その後も、別の子達に抱っこや一緒に

写真撮影をお願いされ、僕はファイズのままそれに答えた

 

数日後 僕達はスレイプニルと言う北欧の馬車に乗って

夜空を飛んでいた その横には、華菜さんやイザベラさんが運転する

ジェットスライガーや天使の羽を使って追従しているイリナさん

今僕達は、オーディン様の護衛として、スレイプニルを護衛しているんだ

 

その時、黒歌さんと小猫ちゃんが何かに気づいたかのように耳をピクつかせる

のと同時に、急に馬車が停止した

僕は、ブレイクガンナーを持ってすぐに外に出た

そこでは、剣を構え戦闘態勢の木場先輩やイリナさん、バラキエルさん、

鎧姿のロスヴァイセさん

ウェポンラックを展開した2機のジェットスライガーだった

全員が視線を向ける先には、青い長髪の男性が立っていた

 

相手の姿に驚愕するロスヴァイセさんと舌打するアザゼル先生……

守「…そこのあなた。何者ですか?」

ロキ「ふふふ……我が名はロキ!北欧神話の悪神だ!」

北欧神話?と言う事は、オーディンさんやロスヴァイセさんと同じ……

守「北欧の神が、なぜこのような場所に居るのですか?」

ロキ「知れた事。我ら迎えるべきラグナロクのためには、他勢力との和平など

   結ばせるわけには行かんのでな。邪魔をしに来たのだ。」

オーディン「やれやれ……向こうだけでは無くこちらでも邪魔をするか、ロキよ。

      折角お主らのような邪魔者が居ない異国の地で少しは安らぎが

      得られるかと思って予定を早めてきてみれば、ここまで

      追ってきおって。折角のいい気分が台無しじゃわい。」

まさか……予定より来日が早かったのって……!?

アザゼル「てめぇ、今和平を結ばせねえって言ったな。お前……

     カオス・ブリゲードと繋がってるんじゃねえだろうな?」

ロキ「あのような愚劣なテロリストと一緒にするな。我がここに居るのは

   ただ我の意思に従っただけの事。」

ロスヴァイセ「ロキ様!これは明らかな越権行為です!このような事、到底

       許される事ではありません!然るべき場で異議を唱えるべきです!」

ロキ「一介のヴァルキリー風情が……調子に乗るな!」

そう言うと、魔力の塊をロスヴァイセさん目がけて飛ばすロキ

僕はその前にテレポートし、瞬時にブレイクガンナーの銃口を押し当てた

   『Break Up』

そして、ブレイクガンナーでその魔力の塊を殴って相殺した

  「ほう?中々面白い奴が出て来たな。神たるわれの力を相殺するとは……

   面白い!」

クッ!?この人もコカビエルと同じ戦闘狂なのか!?

僕は、すぐさま体内から、ライノスーパーバイラルコアを放出し、

ブレイクガンナーに装填した

   『Tune Rhino』

   『Super Break Up』

すぐさま超魔進チェイサーに変身し、ロキに切りかかった

守「あなたが和平を邪魔すると言うのなら!僕は全力であなたを排除する!」

ロキ「面白い!私を倒せるかな!?黄金の戦士!」

ブレイクガンナーを自身の防御魔法で防ぐロキ

僕はそこからラッシュを繰り出す

次第に、ロキの防御にひびが入り始めた

そして……繰り出された一撃が防御を打ち破った しかし……

繰り出されたブレイクガンナーを素手で防ぐロキ

守「クッ!?」

ロキ「ふむ。悪くない攻撃だ。我の防御を打ち破るとは……中々面白い。」

そう言って守のブレイクガンナーを離し、少しばかり離れるロキ

それを見た守は、すぐさまガンナーの銃口を押し込んだ

   『Super Execution Full Break Rhino』

全身のエネルギーをブレイクガンナーのブレードに集中させ、

空間を蹴ってロキに接近し、一気に巨大化した黄金のブレードを振り下ろす守

それに拳をぶつけて来るロキ 膨大なエネルギーがぶつかり合い、爆発し、

守を吹き飛ばした

ロキ「ふはははは!面白いな!まさか…異国の地でこのような輩と出会えようとはな!」

そう言って、煙を上げる自身の右手に視線を向けるロキ

  「良い腕だ。貴様、名を何と言う?」

守「……アーク・グレモリーだ。」

ロキ「そうか…では、アーク・グレモリー……まずは私の息子と戦って

   貰おうか!」

そう言うと、魔法陣から何かが通って現れた それは……

巨大な狼だった

 

アザゼル「ッ!守!そいつはフェンリル!神さえ殺す牙を持った獣だ!

     そいつの牙の前にはお前の鎧だって紙屑同然だ!

     絶対に噛みつかれるな!」

ッ!?神さえも殺す狼!?……でも……やるしかないんだ!

僕の後ろにはみんながいる!

守「だからって………逃げられるかぁ!」

僕は、フェンリルに向かって跳躍した

フェンリルはこちらに気づいて、僕に噛みつこうとする 

 「あぁぁぁぁぁ!」

その顎を下から掬い上げるように全力で蹴り上げる僕

がら空きの胴体にそのまま銃弾を何発も叩き込む

ロキ「成程、力は伊達では無い、か…だが……」

次の瞬間、僕は後ろに回り込まれたロキの攻撃を、まともに喰らってしまった

守「ガハッ!」

ロキ「後ろがお留守だぞ。」

さらに、体勢を立て直したフェンリルの爪に吹き飛ばされる

リアス「守!!」

イリナ「ちょっ!大丈夫!?」

吹き飛ばされた先に居たイリナさんが僕を受け止めてくれた

守「まだだ!まだ、やれる!」

こんな、こんな所で……!

 「僕達はこれから戦いの無い、誰もが笑っていられる世界を作るんだ!

  それを……誰にも邪魔なんかさせない!!」

ロキ「面白い……では、貴様の心の支柱……」

そう言いながら奴はリアスお姉ちゃん達の方へ視線を巡らせた 

  「…フェンリルの牙でへし折ってやろう。」

次の瞬間、フェンリルがリアスお姉ちゃん達の方に向かった

 

――その瞬間、僕の見える世界がスローモーションになった

………やらせるか。

僕は、ブレイクガンナーを投げ捨て、瞬く間にその姿をオルフェノクへと変化させた

お姉ちゃんに飛びかかるフェンリル  

僕は、その眼前にテレポートし、その鼻づらを掴んだ

守「……獣風情が……調子に乗るなよ。」

その言って、僕はフェンリルを上空高くまで放り投げた

そして、両手に青白い炎を集めて、一つにした 

さらにそれをどんどんと巨大化させていく

それは、まさに青い太陽と言えるほどにまで大きくなった

 「燃え尽きろォォォォォォォ!」

僕はそれを上空にフェンリル目がけて投げつけた

 「うぅぅぅあぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

そのまま、僕は炎の中に突進し、炎に耐えていたフェンリルの胴体に

何十発と言う連打を繰り出す

 

―――殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる

   殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる

   殺して殺して殺して殺して殺して殺して

   ……バラバラにしてやる!!!!

 

僕は…ただただ殺意を乗せた拳を打ち出し続けた

しかし、一瞬の隙を突いて、フェンリルが繰り出した前足が

守を捉え、吹き飛ばした

 

空中で態勢を立て直そうとした守 しかし、その時誰かが守を受け止めた

ヴァーリ「おいおい、随分と殺気立っているじゃないか。君らしくも無い。」

その受け止めた相手に、怒りよりも驚愕が先行して、守の頭を一気に冷却した

守「ヴァーリさん!?どうしてここに!?」

美猴「お?一気に殺気が引っ込んだなぁ。お前さん極端だねぇ」

さらにその後ろには、黄色い雲に乗った美猴さんの姿まで

どうして?どうしてこの人達がここに居るんだ?

ヴァーリ「初めましてだな。北欧の悪神殿……早速だが、俺は貴様を滅ぼしに来た。」

僕の疑問をよそに、ロキとにらみ合うヴァーリさん

ロキ「ほう。…これはこれは、二天龍の片割れか。」

そう言いながら辺りを見回すロキ

  「さすがにこれでは多勢に無勢か。…まぁ、今日は面白い物も見られた。

   だが、貴様らの会談、必ずや我が阻止する!さらばだ!」

そう言うと、ロキはフェンリルともども、消えて行った

一瞬の出来事で思考が一瞬遅れた守は、今度はヴァーリの方を見上げた 

しかし………

守「あの~~……そろそろ離してもらって良いですか?」

守の肩に、ずっと白龍皇の手が置かれていたので離れるに離れられなかった守

ヴァーリ「ん?あぁ、すまないな。」

やっとのことで解放された僕は、空中に浮かんだままヴァーリさんと向き合った

その守の後ろに、武器を構えた眷属達やイリナ、ロスヴァイセが集まるが、

守が彼らに手を振って武器を下げさせた

守「今日は……何の用ですか?」

ヴァーリ「ほう。戦わないのかい?」

守「……あなたから、殺気を感じませんから。」

ヴァーリ「成程な。…では、単刀直入に言おう。俺達と、手を組まないか?」

単刀直入に、とんでもない事を言われた守だった

 

~~翌日~~

神宮邸の居間に、グレモリー眷属全員+アイルー+アザゼル先生、バラキエルさん

+イリナさん、ソーナお姉ちゃん達生徒会メンバー、そして、ヴァーリさん、美猴さん、

そして、聖剣らしきものを携えた人が一人……つまり、ヴァーリチームの3人、

合計で30人以上の人が、リビングで思い思いの場所に座った状態で

集まっていた 

お姉ちゃん達は、最初はヴァーリさん達が家に入る事を拒んだけど、

サーゼクス様からの命令もあり、今は全員がそこに居た

アザゼル「んじゃ、単刀直入に聞くが…ヴァーリ、お前は何で俺達に協力する?」

ヴァーリ「簡単だ。北の悪神と、神をも殺す獣と戦ってみたい、それだけだ。」

アザゼル「……それだけで信用しろと?」

ヴァーリ「あぁ、そうだ。」

その言葉に、皆がけげんな表情を浮かべている

リアス「その程度の理由で信用してもらおうなんて、虫が良すぎるんじゃないのかしら?

    何よりあなたは一度、守を……」

会合の時、ヴァーリが守に対して瀕死の重傷を負わせたことを思い出して

怒っているリアス 他の眷属達も、同様にヴァーリに殺意を向けている

ヴァーリ「別に、協力する気が無いのならそれでいい。俺達だけで勝手にやるだけだ。

     もっとも、そうなれば君たちの方に流れ弾が飛んで行っても、俺達は

     責任を取らないけどね。」

それはつまり……僕達と共闘しないのなら、三つ巴になってでもロキ達と戦う、という事

守「……僕は、共闘の件には賛成です。」

リアス「守!」

その時の守の声に、周りの眷属達が驚く

守「相手は…北欧の神なんだ。戦える人が一人でも欲しいのは事実でしょ?

  ここで僕達がバラバラに戦う事になって、三つ巴の戦いになったら、

  それこそ僕達がロキ達に勝つ確率だって落ちる。逆に、ヴァーリさん達が

  共に戦ってくれるなら、勝率もグンと上がるはず。」

夕麻「でも!こいつはあの時守を!」

守「もちろん、ちゃんとその事は理解しているよ。……これは、あくまでも共闘…

  お互いの目的が一致してるが故の、一時的な措置…と言う事ですね?

  ヴァーリさん。」

ヴァーリ「そうだな。この戦いが終われば、俺達と君たちはまた敵同士だ。」

守「わかりました。……僕は、共闘の件を支持します。」

周りに向かって、そう宣言する守

 「但し、もし、僕達の仲間に剣を向けた時は、僕はためらいなくあなた達に

  向かって引き金を引きます。」

ヴァーリ「…良いだろう。」

と、言う事で、結局、僕達とヴァーリさん達3人で、共に戦う事が

決定した

 

その後の話し合いで、僕達はロキとフェンリルについての対策を、

『終末の大龍≪スリーピング・ドラゴン≫』ミドガルズオルムさんに

聞くこととなった そんな中で……

アザゼル「そういや守。お前の中には龍のオルフェノクが眠ってるんだって?」

守「はい。ドラゴンの事ですね。」

アザゼル「そうなると、奴と話をするときに少しでも確立を上げるために

     お前さんが必要になる。その時は頼むぜ。俺は一度冥界に戻る。

     バラキエル、行くぞ。」

バラキエル「あぁ。朱乃。また後でな。」

朱乃「はい。」

そう言うと、アザゼル先生とバラキエルさんは出て行ってしまった

残ったのは、僕達グレモリー眷属とソーナお姉ちゃん達、そして、ヴァーリさん達3人だ

その時だった

美猴「なぁなぁ、王様よ。」

守「はい?何ですか?」

美猴「外にプールがあったろ?あれに入って泳いでも良いかい?」

守「プールですか。えぇ、別に構いませんよ。」

美猴「マジかい!いやっほうぅ!原初の王様は気前が良いねえ!」

と言うと、美猴さんは早速リビングを飛び出して行きました

 

と、出ていく美猴さんの横では、例の聖剣を持つ人――『アーサー・ペンドラゴン』

さんとイリナさんが打ち解けている……この人達も……別に悪い人と言う訳では、

無いんだなと、僕は心の中で思っていた

 

こうして、何の因果か、僕たちとヴァーリさん達の間で

共同戦線を張ることになってしまったのだった

     第19話 END

 

      

 




更新が遅くなってしまい大変申し訳ありませんでした。
最近スランプ気味なので……すみません。
楽しんでいただければ幸いです。
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