それとオリ主が結婚式に乗り込んでライザーたちと戦う回ですが
オリ主にファイズとオーガ、どっちのベルトを持たせて変身するか
悩んでます、意見があったら、コメントお願いします。
SIDE 守
僕が朱乃お姉ちゃんたちを助けてから早いもので8年になりました。
朱乃お姉ちゃんとリアスお姉ちゃん、ソーナお姉ちゃんは同級生としてここ、
駒王町にある駒王学園に3年生として通っています。黒歌さんは今まで通り
僕の周りで護衛の役をしてもらってます。
…たまにベッドに裸で潜り込まれることもありますが。
それと今年のから僕と小猫ちゃんも同じ駒王学園に通う事になりました
…と、そろそろ起きてご飯を作らなきゃ
ベッドから起きた僕は着替えてリビングに向かった。
今、僕と黒歌さん、小猫ちゃんの3人は駒王町の一軒家で生活しています。
お金とかは定期的に振り込まれるようになっていて生活に問題はありません。
リビングに来て、エプロンをかけて、使えそうな食材を出していると
もう一人の住人が起きてきた。
守「おはよ~アイルー♪」
アイルー「ニャッ♪」
右手を上げて、きっとおはようと言っているみたい。
この子の名前はアイルー、本来なら魔界で生活している魔物の一種なんですが
怪我をして倒れて居た所助けて以来、懐かれてしまって、今は家事の手伝いなどを
お願いしながら、一緒に暮らしています。
アイルーの種族は温和で友好的。最近では悪魔の間でもアイルーを使い魔にする
人が多いんだとか。ちなみにアイルーは種族の名称なんですが、
僕はこの子の事をアイルーと呼んでます。
守「ちょっと待ってね、今朝ごはんの準備するから。できたら黒歌さん達を
起こしてきてあげて」
アイルー「ニャ~♪」
そう言うと引き戸を器用に開けて、2人を起こしに行くアイルー。
数分後、僕が料理をしていると2人が起きてきました。
黒歌「ふぁぁ~、守、おはよう」
白音「おはようございます」
アイルー「ニャッ♪」
僕は膝を落として、アイルーの顎を撫でた。
守「お疲れさま、ありがとう」
アイルー「ニャ~♪ゴロゴロ」
撫でられて、嬉しそうに喉を鳴らしています。
守「もうちょっと待ってくださいね、すぐにできますから」
黒歌「守もすっかり主夫が板についてきた感じニャ~」
守「もう、おだてても何もでませんよ。座って待っていてください」
その後、朝食のトースト、スクランブルエッグ、サラダを出して朝食にしました
守・黒・小「「「いただきます」」」
アイルー「ニャッ!」
その後、4人で朝食を始めた。
黒歌「そう言えば、守と白音は今日から駒王学園ニャね」
守「はい、黒歌さんとアイルーはお留守番をお願いします」
黒歌「けど、守のお昼が食べられないのは嫌ニャ~」
アイルー「ニャ~……」
守「それなら、お昼にオカルト研究部の部室に来てください。
みんなでお昼にしましょう」
黒歌「ホントかニャ!やったニャ~♪」
アイルー「ニャッ♪ニャッ♪」
良かった、二人も喜んでくれたみたいだ。
その後、食器を片づけた僕と小猫ちゃんは
鞄を持って玄関に向かいました。
黒歌「それじゃ二人とも、後でニャ」
アイルー「ニャニャ~♪」
玄関まで見送りに来てくれた2人
守「それじゃ、行ってきます」
そう言って僕と小猫ちゃんは家を出ました
「今日から僕たちも高校生だね」
小猫「うん、ちょっと不安があるけど。守君が一緒なら安心」
そう言って僕を見上げる小猫ちゃんの瞳に、ドキッとしてしまいました。
そんな風に歩いていると、十字路でお姉ちゃんたちが待っていた。
リアス「あら、来たわね、守、小猫」
朱乃「あらあら、おはようございます」
ソーナ「おはよう二人とも、これで揃ったわね」
小猫「おはようございます」
歩き出しながら挨拶をかわす僕たち。
守「おはよう、リアスお姉ちゃん、ソーナお姉ちゃん、朱乃お姉ちゃん」
リアス「守もこれから高校生ね」
朱乃「私としてはまだ中学生に見えますが」
守「ひどいよ朱乃お姉ちゃん、これでも僕はもう15なんだよ?」
実際、なぜか僕は成長しても顔が童顔のままなんです。
身長も小猫ちゃんより少しだけ高い程度。アーク化すれば
勝手に身長が成人男性くらいまで伸びるんですが今の僕はよく中学生と
勘違いされることがあります。
ソーナ「下手をすれば小学生に勘違いされそうね」
守「そんな~……」
なんて話しながら登校していて、校門をくぐるとほとんどの生徒の
眼がこっちを向いてました。
生徒A「おい見ろよ、リアス先輩に朱乃先輩、蒼那会長だぜ」
生徒B「けど、一緒に居るのだれだよ。アイツは1年だろ?」
女生徒A「何でも、リアスお姉さまたちとは幼馴染らしいわよ」
女生徒B「羨ましい!……でも、何というか、あの子を見てると……。
守ってあげたくなっちゃうのよね~♪」
女生徒C「あぁ~何となくわかる気がするわ~♪」
と言う、男子、女子を問わずやっかみの声と女子からは不思議な声も
聞こえてきた。
イッセー「クソ~!爆ぜろリア充!!」
何処からかもっとすごいのが聞こえてきましたが……
朱乃「あらあら、守君は相変わらずモテるみたいですわね」
小猫「でも、これ以上ライバルが増えるのはゴメンです」
ソーナ「そうね、私達それぞれは守君を求めるライバル同士、これ以上
増えるのは確かに困るわね」
リアス「うふふ、誰にも守は渡さないわよ」
そんなこんなで8年間の間に周りいた彼女達の守に対する
保護欲、独占欲(恋?)はますます強くなっていった
(もちろん黒歌もその一人)
ソーナ「それじゃ守、放課後の助っ人、お願いね」
守「うん、後でね」
その後玄関でお姉ちゃんたちと別れた僕と小猫ちゃんは教室に入って行った。
女生徒A「あ、おはよう守君、小猫ちゃん」
守「おはようございます」
小猫「おはよう……」
女生徒B「ねぇねぇ守君、クッキー作ってみたんだけど、味見してくれない?」
と言って、小さなタッパーを差し出してくるクラスメート。
守「良いですよ」
僕はその中の一個をつまんで食べた。
「うん、おいしいですよ、ごちそうさまです」
と言って僕がそのクッキーをくれた人に微笑むと顔を赤らめながら
女生徒B「う、うん、ありがとう」
と言うと、他のクラスメートの人の所に行ってしまいました
向こうではなぜか皆さんが喜んでいます
女生徒B「やった!守君に褒めてもらちゃった。はぁ、あの笑顔を思い出す
だけで、私」
女生徒C「良いな~、私も今度何か作ってこようかな~?」
その声は守には聞こえていなかった。
そしてお昼休みがやってきた
女生徒A「守君、一緒にお昼どお?」
守「ごめんなさい。ちょっと用事があって」
女生徒A「そうなんだ、ちょっと残念」
守「ホントにすみません。それじゃ、行こう、小猫ちゃん」
小猫「うん」
女生徒A「あれ?小猫ちゃんも一緒?」
守「はい、部室にみんなで集まるんです。それでは、失礼します」
その後僕たちは旧校舎の中にあるオカルト研究部、通称『オカ研』の部室に
行きました
「失礼します」
ドアを開けて部室に入ると中には不気味とも言える装飾品の数々が飾られていました
そして部屋にはリアスお姉ちゃん、朱乃お姉ちゃん、そしてリアスお姉ちゃんの
眷属で騎士の『木場佑斗』さんと、もうすでに来ていた黒歌さん、アイルーの5人
がすでに待っていました。
リアス「来たわね。それじゃ、守、お願いね」
守「うん、すぐに作るから待っててね」
実はこの部室にはシャワールームやキッチンまで完備していて
最近では僕がここでみんなの昼食を作ったりしています
「今日はナポリタンで良いかな?」
リアス「えぇ、頼むわね」
朱乃「お任せしますわ」
小猫「お願いします」
木場「楽しみにさせてもらうよ」
黒歌「守~♪私は大盛で頼むニャ~!」
アイルー「ニャ~♪」
その後僕の作ったナポリタンで食事を始めました。
この学校は元女子高だったこともあり、昼休みが案外長いので
こんな事もしてられるんですそして、食後のお茶をしていた時
リアス「そう言えば守は放課後は予定があったのよね?」
守「うん、ソーナお姉ちゃんの手伝い」
黒歌「いつもより帰りが遅くなるのかニャ?」
守「ううん、でも帰りに夕食の食材を買って帰るから少し遅くなるかもしれない」
黒歌「わかったニャ。私とアイルーは家でのんびりしてるニャ」
リアス「黒歌、あなたは守の護衛なんだから、ちゃんとしてよ?」
黒歌「わかってはいるけど、今の守を倒せる奴なんて層々いないニャよ。
それはリアスお嬢様達が一番理解してるはずニャン」
朱乃「それもそうですわね。ね、部長」
リアス「確かに、今の守はこの中で一番強いのも確か、なのよね」
そう言って僕の話になってますが、僕は途中から膝の上に載って来た
アイルーを撫でていたので、全く聞いていませんでした。
守「?どうしたの?みんなして。僕の顔に何かついてる?」
小猫「何でもありません」
『アイルー、ずるい』
なんだか小猫ちゃんの頬が膨らんでいるけど、どうしてかな?
と、時計を見る僕。
守「あ、そろそろ戻らなくちゃ」
リアス「そうね、守、今日も美味しかったわよ」
朱乃「日に日に料理の腕が上達していきますわね」
黒歌「同居人としてはうれしい限りニャン♪」
小猫「守君の料理はおいしいです」
木場「ごちそうさま、またお願いするよ」
アイルー「ニャニャ~♪」
守「お粗末様でした」
みんなの感想を聞いた後、僕と小猫ちゃんは教室に戻って午後の授業を受けました。
ちなみに黒歌さんとアイルーは魔法陣で一足先に帰っていきました。
そして放課後
女生徒A「守君、一緒に帰らない?」
守「ごめんなさい、これから生徒会の手伝いがあるんです」
女生徒A「へぇ、すごいね守君、役員でもないのに手伝いなんて」
守「ごめんなさい、折角誘ってもらったのに、今度何か埋め合わせします」
女生徒A「ホント!ラッキー!それじゃあね、お仕事頑張ってね!じゃあね」
守「さようなら。……さて」
その後、カバンを持った僕は生徒会室にやってきました
「失礼します」
???「どうぞ」
守「お邪魔します」
椿姫「いらっしゃい、お手伝いね、話は聞いているわ」
守「あれ?椿姫さん、ソーナお姉ちゃんはどこですか?」
椿姫「今職員室に行ってるわ、そのうち戻ってくるでしょう。
それより」
守「はい、書類整理の手伝いですね。任せてください」
僕が椿姫さんの隣の空いている机を使って書類の整理をしているとドアが開いて
ソーナお姉ちゃんが戻ってきました
ソーナ「あら、守、もう来ていたのね。ごめんなさいね。手伝わせちゃって」
守「ううん、気にしないで、僕もお姉ちゃんの手伝いが出来てうれしいよ」
僕がお姉ちゃんに微笑みました
ソーナ『キュン♪』
「あ、ありがとう。助かったわ」
『ダメ、守の笑顔を見ると、私、ダメになってしまいそう』
守「お姉ちゃん?顔が赤けど、熱でもあるの?」
ソーナ「ぅえ!?何でもないわ!大丈夫よ!」
その時、僕は、僕の後ろで椿姫さんが笑いを堪えているのに
必死なのに気付きませんでした。
『椿姫、後で覚えておきなさいよ』
守「そう。でも無理はしないでね」
ソーナ「え、えぇ、わかってるわ」
その後、僕は手伝いを終えて、休憩として、椿姫さんが淹れてくれた
お茶を飲んでいました。
「あれから9年か」
急に僕の方を見たお姉ちゃんがそう言ってきました。
守「いきなりどうしたの?そんな事言い出して?」
ソーナ「いえ、ただ、守を『眷属に出来ない』と知った時は
かなり落ち込んだなって。思い出していたのよ」
そっか、あれはちょうど黒歌さん達を保護する前くらいだったから、
もう9年経ったんだ。
椿姫「あの、どういう事ですか?」
その時、話題についてこれない椿姫さんが手を挙げて質問してきました
ソーナ「そうね、椿姫が知らないのも無理はないわ。これは私と椿姫が会う前の
話なのよ」
椿姫「そうでしたか。でも、彼を眷属にできない、とはどういう事ですか?」
ソーナ「あなたは、イーヴィル・ピースの転生の限界を知っているわね?」
椿姫「えぇ、主の資質に左右され、今確認されているのでは半神までですね」
ソーナ「そう、でも、当時の私達の力では守を眷属にする事が出来なかったのよ。
私達が成長した後も何度かやってみたんだけど、結局ダメだったわ」
椿姫「まさか、彼の中にそれほどの力が?」
ソーナ「まぁ、王を従える事は無理、という結論に至ったわ、私も、リアスも」
椿姫「王?守君がですか?」
守「はい、僕は、灰色の種族の王、アークオルフェノクの力を持っているんです」
ここからは僕自身が言うべきだよね。
椿姫「灰色の種族!?あのおとぎ話の!?実在していたんですか!?」
あ、やっぱり驚いている
守「はい。……僕は訳あってそうなったんです」
ソーナ「悪いけど、細かい事は聞かないであげて、デリケートな話なの」
椿姫「わかりました。それにしても、魔王の血筋の資質を持ってしても
眷属にできないなんて。それはつまり、神に匹敵する力、
と言う事でしょうか?」
守「どうでしょう?僕は今まで誰かと本気で戦った事がないので、
わかりませんが」
椿姫「一度も?」
守「はい。だって、僕の力は、守るためのものですから」
そう言いつつ苦笑する僕
椿姫「ごめんなさい、こんな事聞いてしまって」
守「いえ、あれからもう10年近く経ちますから。こんな力なんて、
要らないって思う時もあります。……でも、それで守れた命もあるから。
今はそれほど気にしてはいませんから、気にしないでください」
ソーナ「守」
その時、僕は時計を見てから立ち上がりました。
守「それじゃ、僕はそろそろ帰ります。途中で買い物もして
行かなきゃいけないので。椿姫さん、お茶、ごちそうさまでした。
それじゃ、僕はこれで」
僕はそう言い残して生徒会室を出た。
SIDE ソーナ
彼は私達に笑顔を向けて、出ていきました
私としては、彼のお姉ちゃんなのに、彼に頼ってしまっている
自分が情けなく思えます。
椿姫「会長、彼は」
ソーナ「彼は、素敵な人よ。私の命の恩人。そして弟よ。でも、
私にとってはそれ以上かもしれない」
椿姫「彼は、いつも笑っているのですか?」
ソーナ「そうね、でも、彼にとってはその笑顔と人を救う事は贖罪なのよ。
自分自身のね」
椿姫「彼は、優しすぎるのですね」
私は、守に、もう良いんだよって、言ってあげられない。
あの子の戦いを終わらせてあげる事ができない。そんな自分が
情けないのに彼に頼っている自分がいる。魔王レヴィアタンの妹、か。
そんな地位なんて必要ない。だって、そんな地位なんてあっても
彼に何もしてあげられないのだから。
ソーナ「守」
あなたも、自分の幸せを掴んでね
SIDE 守
学校を出た僕はスーパーで必要な素材を買ってから家に帰る道の途中でした。
よし、これで食材は大体揃ったし、早く戻らなきゃ
なんて思いながら歩いていると目の前にあまり見た事無い制服の女の子が
立っていました
守『あの制服、何処のだろ?この町の生徒、じゃないよね。それに、この感じ』
そのまま通り過ぎようとした時、あの女の子が僕の前で立ち止まりました
それを見て、僕を咄嗟に立ち止まってしまいました
???「あ、あの、間違ってたらすみません。あなたは、駒王学園の
神宮守君ですか?」
守「はい。あの、失礼ですけど、あなたは?」
夕麻「はい、私、天野夕麻と言います。あの、早速で悪いんだけど。
私と、付き合ってくれませんか!」
守「え!?えっと。い、今のって、こ、告白、で、良いのかな?」
僕の言葉に頬を赤くしながらうなずく夕麻ちゃん
でも、この感じ・夕麻ちゃんて堕天使、なんだよね。なら、狙いは僕の力、
なんだろうけど……感じる、夕麻ちゃんの中の悲しみ、復讐心、
恨み、でも。その奥に眠る、誰かに認められたいと言う願い、
その溝を少しでも埋められるなら
「僕で、良ければ、OK、ですよ」
夕麻「本当ですか!」
守「うん、今は付き合ってる人とかいないし。僕なんかでよければ」
夕麻「ありがとうございます!」
あの後、僕たちはメールアドレスを交換して、その日は別れた
それからしばらくして、食材を持って家に帰った
守「ただいま~」
ドアを開けて玄関から中に入ると黒歌さんとアイルーが大きな段ボール箱を
運んでいました。
「どうしたのその大荷物?」
黒歌「お?お帰り守。実はついさっきグレイフィアさんが持ってきたニャ。
なんでも私や守のための物らしいニャ」
守「大きいね。今手伝うよ」
その後、3人で段ボール箱をリビングに運びました
「にしても、これの中に何が入ってるんだろ」
黒歌「開けてみるニャン」
表面のガムテープをはがして段ボールを開けてみると中には
守「スーツケース?全部で……7個もある」
アイルー「ニャ?...ニャッニャッ!」
その時、隅に挟まっていた手紙に気づいて指さすアイルー
守「手紙。サーゼクスさんからだ」
黒歌「なんて書いてあるニャ?」
守「ちょっと待って」
開けた手紙を読み始める僕
「え~っと・久しぶりだね守君、今日は君の種族、オルフェノクにまつわる
ある装備を君の元へ送ろう。……ん?装備?」
黒歌「このスーツケースの中にある奴なんじゃないの?」
と言うと黒歌さんは手直なスーツケースを取り出して開けました
中に入っていたには……。
「ベルトに、剣と、チップ?」
赤色の帯をして、バックル部分に凹みがあるベルトと人の人差し指くらいの
サイズのチップ、それに刀よりは短い剣が入っていました。
他の6個も開けてみましたが6個中5個は同じ物で最後の1個だけが違いました
守「え~っと、手紙には。……その装備は、かつて存在したオルフェノクの王
を守護する騎士たちに与えられた装備だ。詳しい事はスーツケースの中の
それぞれの説明書を読んでくれ、だって」
アイルー「ニャッ!」
すると、アイルーが2つの説明書を見つけて僕と黒歌さんに手渡してくれました
守「ライオトルーパー。黒歌さん、そっちは何て名前ですか?」
黒歌「ライダーズギア、第1号、デルタ。そう書いてあるニャ。」
守「あれ?確か手紙には……」
黒歌「守?」
守「え~っと。追伸、デルタは黒歌君が使ってくれ。やっぱり!」
黒歌「これが私の装備?なるほど、そういう事。」
守「え?どういう事ですか?」
黒歌「これはいずれ守の下僕、と言うより配下になった者のための装備ニャ
それより、説明書を読んでみるニャ。」
守「はい」
その後、僕はライオトルーパーの 黒歌さんはデルタの
説明書を読むこと10分後。
黒歌「ニャるほど。しかし、これが何百年前の装備と言われても
信じられないニャ。守、そっちはどうニャ?」
守「こっちも大体読み終わりました。ライオトルーパー、こっちは
量産型みたいです。能力ではデルタの3分の1以下みたいですよ」
黒歌「でも、デルタの3分の1でも、それだけで中級悪魔に匹敵するニャよ。
しかも、こっちのトルーパーの説明を見る限り、その最大の能力は
汎用性の高さと書いてあるニャ。つまり、こいつはデルタには無い強みを
持ってるニャ。専用じゃないけど、装備も色々あるみたいだし。
これはこれで強力ニャ」
守「そうなんだ。そっちのデルタはどうですか?」
黒歌「こっちは持ってる武器がこの『デルタフォン』と『デルタムーバー』を
組み合わせた銃だけニャ。そっちは?」
守「こっちも同じような物です。こっちは銃、剣、一体型の
アクセレイガンだけです」
黒歌「片や量産型、片や初号機、装備の数は少ないニャね」
守「そうですね」
その時。
小猫「ただいま」
小猫ちゃんが戻ってきました
守「あぁ、小猫ちゃん、おかえり」
小猫「どうしたんですか?この荷物」
守「サーゼクスさんからの贈り物。何百年も昔にオルフェノクが作り出した
王を守る騎士の鎧、で良いのかな?」
小猫「鎧?そのベルトが?」
黒歌「正確には変身するみたいね。説明書にはそう書いてある」
小猫「そうなんですか」
なんて話をしていた時、アイルーが僕を涙目で見てきました それを見て
「ご、ゴメンね!お腹空いたよね!ちょっと待ってて!
黒歌さん、小猫ちゃん、できたらベルトをしまっておいてください。
すぐに夕食の準備をしますから!」
黒歌「はいにゃ~♪」
小猫「わかりました」
その後、僕が作った夕食と食べていた時、さっきの事を思い出して
話すことにしました
守「そう言えば、帰ってくる前に、堕天使の女の子と会いました。」
それを聞いて、黒歌さん達が持っていたスプーンの手を止めた
黒歌「ホント?バラキエルじゃないの?」
守「いえ、堕天使の女の子が、普通の女の子を装って告白してきました。」
小猫「こ、告白!?羨ッ!?じゃない!……どうする気ですか?」
守「様子を見るよ。一応、明日は朱乃お姉ちゃんに聞いて、バラキエルさんに
伝えておいてもらいます」
黒歌「そいつの狙いは、守の力なんだよ?危険ニャ」
守「大丈夫です。僕は死にません。…それに、夕麻ちゃんの心の奥が
見えたんです。
あの子の心は復讐心や恨みの心で黒く染まっていました。
でもその奥には、誰かに認められたいと言う心があったんです。
僕にできるなら、夕麻ちゃんの心を救ってあげたいんです」
黒歌「まったく、こんなことになるなら守に読心術なんて教えるんじゃ
無かったニャ」
守「ごめんなさい、いつも迷惑かけて」
小猫「ホントです、守君は甘すぎます。でも」
黒歌「そうニャね。それでこそ、私の王様だよ、守」
小猫「私の、じゃなくて私『達』の王様です」
守「あ、ありがとうございます」
その後、僕たちはお風呂に入ったりして、その日は眠りました。
そして、次の日の放課後、僕はオカ研に行って、昨日会った夕麻ちゃんの事を
説明しました
リアス「それは本当なの?」
守「うん、多分、狙いは僕の命...と言うか、誰かが僕の力を危険視して
僕を襲うように命令したんだと思う」
朱乃「大丈夫ですの?守君を一人にして?」
守「大丈夫だって、自分の事くらい自分で何とかできるよ。
それより、朱乃お姉ちゃん、出来たらこの事をバラキエルさん
に聞いておいてほしいんだ。あの人なら何か知っているかもしれないし」
朱乃「わかりました。少し時間をください」
SIDE 朱乃
その日、私は早速帰宅しました
朱乃「お父さん、いますか?」
バラキエル「朱乃、お帰り、どうかしたのか?」
朱乃「実は」
それから数分後
バラキエル「そうか、この町に堕天使が」
朱乃「お父さんは何か知りませんか?」
バラキエル「すまんが、私は何も聞いていない。しかし、それは
不可侵条約に反する事」
そう言うとお父さんは立ち上がってお母さんを探しに行きました
「朱璃、少し出かけてくる」
朱璃「さっきのお話の事?」
バラキエル「あぁ、アザゼルと話してくる、帰りは明日になるだろう。
夕食は、すまん」
朱璃「いえ、いってらっしゃい」
バラキエル「すまない。朱乃、そう言う訳だから守君にはすまないと言っておいて
くれ。アザゼルなら何か知ってるかもしれんが。
とにかく、言って来る」
そう言うと、お父さんは魔法陣を潜って行ってしまいました
そして次の日の昼休み 食後のお茶の時間にその事を話しました
守「そうですか」
朱乃「ごめんなさい、お役に立てなくて」
守「いえ、聞いたのはこっちですから、気にしないでください。」
リアス「それにしても、幹部のあの人が知らない、と言う事はおそらくは
下の者の独断、という可能性も捨てきれないわね。」
守「実は、夕麻ちゃんから、来週の日曜日にデートしないかって、言われたんだ」
リアス「受けたの?」
守「うん、おそらくそこで夕麻ちゃんは僕を殺しに来るはず。だから敢えてそこで
僕の力を見せて、撤退させる。僕の力が覚醒済みとしれば、多分
引いていくはずだから」
リアス「それでも相手が退かなかったら?」
守「僕の方が強いと判ればきっと退いていくよ、きっと。」
リアス「私からは何も言わないけど、無茶だけはしないでね。」
守「大丈夫、任せてよ。」
そして、その日は解散となった
やがて、予定の日がやってきた
駅の前で待ち合わせる僕と夕麻ちゃん
予定より早めに来て待っていると
夕麻「守く~ん!」
向こうから夕麻ちゃんがやってきた
「ごめんね、待たせちゃったかな?」
守「ううん、僕も来たばかりだから、気にしないで。」
夕麻「それじゃ、早速行きましょう。」
守「うん。」
その後、僕たちは水族館やショッピングモールなどを回っていた
そして休憩としてカフェで休んでいた時の事だった
夕麻「守君てさ、家族は何人いるの?兄弟とかいる?」
守「家族は、もういないんだ。10年くらい前に」
夕麻「……ごめんなさい」
守「ううん、気にしないで。もう終わった事だから」
夕麻「辛くないの?そんなことがあったのに?」
守「辛くない、って言えば嘘になるけど、過去は代えられない。
僕は神様じゃないから。だから、過去と向き合おうと思ってる」
夕麻「強いんだね、守君」
この感じ、これは、夕麻ちゃんの本心の声。なら
守「ううん、僕一人だったら、多分潰れてた。でも、僕の周りには
支えてくる人が居たから、前を向いて、進むことができたんだ」
夕麻「羨ましいな。そんな人たちがいるなんて」
守「それは夕麻ちゃんも同じだと思うよ」
夕麻「え?」
守「きっと、夕麻ちゃんの周りにも、君を支えてくれる人がいるよ」
夕麻「……そんな人、いないわ」
やっぱり、夕麻ちゃんも根は良い人なんだ
守「なら、僕に出来る事があるなら言ってほしい」
夕麻「君を頼って良いの?私は」
守「うん、誰かを支える、僕がしてもらったみたいに、
それが僕のやりたい事だから」
夕麻「……ありがとう」
その後、休憩も終わり、僕たちは夕暮れの公園にやってきました。
でも、人影がまるでない。多分、人払いの結界。と言う事は
ここで。
「ねぇ、守君。私、君に言いたい事があるの」
守「何?」
夕麻「……死んでくれない?」
そう言うと夕麻ちゃんの衣服が弾け飛び、代わりに黒い液体のような物が
夕麻ちゃんの大事な所をかくして、露出度の高い服になりました
守「ゴメン、でも僕にはまだやらなきゃいけない事があるんだ。
だから死ねない」
夕麻「わかっているの?私が本気を出せばあなたなんてすぐ死んじゃうのよ」
少しだけ、殺すことに躊躇っている感じの夕麻ちゃん
守「ゴメン、でも、僕にも譲れない物があるから」
夕麻「……そう。なら!」
そう言うと夕麻ちゃんは光の槍を作り出して投擲してきました
バックステップで後ろに飛んで避けるとそこを狙うように
さらに2本の槍が襲い掛かってきた・
守「はぁっ!」
僕は手からの衝撃波で槍を撃ち落とした。
夕麻「少し驚いたわ、すでに力に覚醒していたのね」
守「僕は君を傷つけたくない、できれば退いて、ッ!?」
その時、横の林の中から別の槍が飛んできて、それを僕はさらにバックステップで
回避した。
???「避けられたっすか。中々やるっすね」
森の中から現れたのは3人の堕天使だった
夕麻「あなた達、付いて来ていたのね」
???「はい、レイナーレ様、この者の始末は我々にお任せください」
レイナーレ、それが夕麻ちゃんの本名か。
僕は夕麻ちゃんの方を警戒しながらそっちの方を見て構える
???「なんすか、うちらとやるきっすか?バカじゃないっすか?」
レイナーレ「油断しない方が良いわよ、ミッテルト、その子はもうすでに
力に覚醒している、一筋縄ではいかないわよ」
ミッテルト「だとしても3対1っす!うちらが負けるはずないっす!
行くっすよ!ドーナシーク!カラワーナ!」
ゴスロリ姿の堕天使、ミッテルトちゃん――で良いのかな?――に言われて突っ込ん
で来る3人
カラワーナ「お前が命令するな!」
槍を構えた黒紫のボディコンスーツを着た人、たぶんカラワーナって人が最初に
仕掛けてきた
頭上から振り下ろされる槍を白羽取りの要領で捕らえて、一気にへし折る
「何!?ぐあっ!?」
その直後、右手から衝撃波を放って吹き飛ばす
ドーナシーク「おのれ!」
今度は左から、槍を持った中年くらいの男の堕天使の人が突撃してきました
それに対して障壁を展開して防ぎます
「何!?」
守「はぁっ!」
その障壁を壁として押し出し、男の人を吹き飛ばしました
ドーナシーク「クッ!何て力だ、光の槍で貫通できないなど……!」
ミッテルト「二人とも情けないっすね!うちがやるっす!」
すると、小さめの2本の槍を持ったミッテルトちゃんが攻撃してきました
「これを喰らうっす!」
左右の手から挟み込むようにして向かって来る槍
確かのこの攻撃はすごい 右に避けようとすれば体を捻って左手の槍が伸びてくる
左はその逆、前に出れば確実に膝蹴りが来る
後ろに避けると交差させた腕の力を利用して振りぬく攻撃の二撃目が来る
でも、それなら!『この子の攻撃を止めれば良いだけ!』
僕は彼女の手首を自分の手首で押さえる
「なっ!」
そのまま念力だけで彼女を吹き飛ばす
「クッ!確かにやるっすね!でも負けないっす!」
今度は3方向から一斉に槍が飛んできた おそらく、避けた所を
狙って来る だったら、その全てを弾けばいい
僕はドーム状に障壁を展開して攻撃を防いだ
ドーナシーク「成程、確かに力を使いこなしている。手ごわい」
ミッテルト「それでも負けないっす!」
カラワーナ「人にしてはやるな。だが、ここまでだ!」
再び3人が仕掛けてきた 僕は全方位に衝撃波の波を作って、接近を防ぐ
そして、それは近くで静観していた 夕麻ちゃんにも当たった
夕麻「きゃっ!?」
守「あ!」
その時、僕の視線が外れた一瞬を狙って堕天使が攻撃してきました
ドーナシーク「隙ありだ!」
守「ッ!?」
僕は手を伸ばせば届くと言う距離のドーナシークさんを何とか衝撃波で
吹き飛ばした。
ドーナシーク「クッ!」
でも、その手のしていた槍が衝撃で吹き飛ばされ、それは空中で体制を
崩していた夕麻ちゃんの方に飛んでいきました。
「!しまった!」
ミッテルト「レイナーレ様!避けるっす!」
夕麻「ッ!」
その場にいた堕天使の4人はレイナーレが槍を喰らう姿を想像していた
だが。
守「ぐあっ!」
回転しながらレイナーレに向かっていた槍はテレポートで瞬間移動した
守に左肩に刺さった。これに驚く4人。その中でも一番驚いていたのが
レイナーレ、夕麻だった。
夕麻「あなたは何をやっているの!?私達は敵なのよ!」
僕は肩を気にしながらゆっくりと地面におりました
ちなみに、飛行は3年前に習得していました。
守「ゴメン、こういう時って、体が勝手に動いちゃって。痛て」
僕は自分の左肩から槍を引き抜いて捨てました。すると傷口から
まるで血の代わりと言うように灰が流れ落ちてきました。
ミッテルト「おまっ!?何もんすか!?」
でも、ほんの数秒で傷は塞がり、灰の流失も止まった
夕麻「あなた、なんで私を助けたの?私は敵なのよ?」
守「う~ん、何というか、癖と言うか、考える前に体が動いたと言うか」
夕麻「わかっているの?敵を助ける事がどういう事か」
守「俺は、夕麻ちゃんの事は敵だなんて思ってないよ」
夕麻「な!?」
守「だって、さっき僕に槍が刺さった時、僕の事心配してくれたんじゃないの?」
夕麻「わ、私は同情などしてはいない!」
守「あ、そうだったんだ……」『ズーン』
夕麻「何でそこで落ち込むのよ!」
一方、それを見ていた3人の2人が
ミッテルト「何すか、このコント」
カラワーナ「言うな、戦う気が失せる」
と、感想を漏らした
そしてため息をついたレイナーレ
夕麻「はぁ。もう言いわ。……守、あなたには忠告しておくわ。
今日の所は見逃してあげる、でも、もし今度私達の邪魔をしたら
その時は容赦しないわよ。」
守「……僕たちは、わかり合えないの?」
夕麻「堕天使と人間。それは無理よ、永遠にね」
そう言うと、黒い翼を広げて飛び立っていく夕麻ちゃん達4人
その去り際、ミッテルトちゃんがこっちに向かってあかんべぇをしてきました
その後、僕は無事に家に帰りましたが。
服が破けているのを見た黒歌さんと小猫ちゃんに説教を喰らいました
これで、僕が夕麻ちゃんに狙われる事はなくなっただろうけど。
きっと、またすぐに会う気がする
第1話 END
次回で守とアーシアが出会います、後半で出てくるフリードは、怒った守に
撃退されます。