誤字脱字があれば報告してください。
福原 「丁度よかったです。自己紹介していたので姫路さんお願いします。」
瑞希 「はい!姫路瑞希です。よろしくお願いします。」
F「はい、質問です!」
すると突然、一人の男子生徒が声を上げた。
F「何で此処にいるのですか?」
傍から見たら失礼なこの質問。でも、別に不思議ではない。確かに姫路さんは定期テストでは常にトップ5にランクインするほど成績がいいですから。誰だって姫路さんはAクラスに配属されると普通は思っているのだから。by明久
瑞希 「えっと実は……試験中に熱を出して途中退席しまして……」
モジモジとそう答える瑞希ちゃん。すると……
F 「そういえば、俺も熱(の問題)が出たせいでFクラスに……」
F 「あぁ、化学だろ?あれは難しかったな」
F 「俺は弟が事故に遭ってしまって実力を出せなくって……」
F 「黙れ!一人っ子(`ロ´;)」
F 「テストの前の晩、彼女が眠らせてくれなくて」
F 「今年一番の大嘘をありがとう。」
あちらこちらから出てくる言い訳の数々。これは予想以上のクラスだな・・・
瑞希 「それでは今年一年宜しくお願いします!」
そんな中、逃げるようにレイとなのはと僕の間の席に着く瑞希ちゃん。こうして見ると、同じ女子だと自分も思ってしまう。明久であった……
瑞希 「き、緊張しました~~」
瑞希が自分の席に座り安堵の域を吐いていると明久がやってきて・・
明久 「姫・・」
明久が姫路さんに声をかけようとしたが・・・
雄二 「姫路」
雄二が先に声をかけた。
レイ 「(明久がなんか悔しがっているな・・)」
瑞希 「は、はいっ。何ですか?えーっと……」
雄二 「坂本だ。坂本雄二。よろしく頼む」
瑞希 「あ、姫路瑞希です。よろしくお願いします」
そう言って深々と頭を下げる瑞希ちゃん。やっぱり育てがいいなぁ
レイ 「ところで姫路もう体調は大丈夫か?」
レイが話に入ってきてきた。
瑞希 「赤月君、はいもう大丈夫ですあの・・」
レイ 「うん、なんだ?」
瑞希 「私のせいでFクラスになってしまって・・」
レイ 「ああそのことなら全然気にしていないから大丈夫だよ。まあ最も心配していたのは明久だけど、なっ!明久。」
明久 「うん僕も姫路さんの体調を心配していたんだ。」
瑞希 「よ、吉井君!?」
雄二 「姫路、明久が不細工な顔ですまん」
レイ 「(雄二それ全然フォローになっていないよ・・)」
瑞希 「そ、そんな!目もパッチリしているし、顔のラインも細くて綺麗だし、全然不細工なんかじゃないですよ!その、むしろ……」
雄二 「そう言われると、確かに見てくれは悪い顔をしているかもしれないな。俺の知人にも、明久に興味を持っている生徒がおった気がするし」
明久 「え、それって…」
瑞希 「それって誰ですか!?Σ( ̄ロ ̄lll)」
レイ 「誰だ、雄二?」
聞こうとする明久を遮るように姫路と俺が聞くと、雄二が話しだす。
雄二 「確か、久保……」
レイ 「久保?」
雄二 「……利光だったかな」
久保利光。Aクラス所属。ちなみに男。
明久 「………」
あまりの事実に黙ってしまう明久。
レイ 「明久・・・」
雄二 「明久…鬱陶しいからさめざめと声を出して泣くな」
明久 「もう僕、お嫁に行けない!( TДT)」
レイ 「(明久お嫁ではなく正しくはお婿だ!お嫁は女性のほうだ・・)
雄二 「冗談だ。―半分は・・」
意味深な言葉と共に冗談だという雄二。
明久 「え?雄二残りの半分は?」と言っている時になのはが話にはいってきて
なのは 「そう言えば熱出したって言っていたけど、誰が保健室まで運んでくれたの?」
なのはが瑞希に問いかけた。
瑞希 「それは・・」
明久 「ねえ!雄二!残りの半分は!?」
雄二の台詞が気になり、声を大きくして言ってしまう。
福原 「はいはい、そこの人達、静かにしてくださいね(-.-)」
福原先生が教卓を叩いたら瞬間・・
なのは、レイ 「あっ教卓が・・・」
バキバキと音を立てて崩壊した・・・
福原 「……替えを用意してきます。皆さんはしばらく待っていてください」
福原先生は気まずそうにそう言い、足早に教室を出た。
瑞希、なのは 「アハハハ・・・( ̄▽ ̄;)」
苦笑いする姫路を見てから、明久は雄二とレイに声をかけた。
数分後に明久が・・
明久 「雄二、レイ、ちょっといい?」
雄二 「何だ?」
レイ 「何?」
明久 「ここじゃ話しにくいから、廊下で」
雄二 「別に構わんが」
レイ 「俺も構わないが・・」
そう言って教室を出た雄二とレイ
なのは 「(あれ?レイ廊下に出て何話すのだろう?)」
疑問に思った、なのはであった・・
その後しばらくして廊下に出ていた明久、雄二、レイが教室から戻って来た。
亮 「えー、須川亮です。趣味は・・・」
そんなこんなで自己紹介も進み、最後に福原先生が雄二に声をかけた。
福原 「最後にFクラス代表の坂本君。自己紹介をお願いします。」
雄二 「了解。」
ゆっくりと立ち上がり、黒板の前に立つ雄二。
雄二 「Fクラス代表の坂本雄二だ。俺のことは・・・坂本とでも代表とでも好きに呼んでくれ。―さて・・・皆に一つ聞きたい」
上手に間をあけ、次に流れるように教室全体に視線を移していく。
カビ臭くすきま風の通る教室―
うす汚れた座布団にガタガタしている卓袱台―
そして最後に皆をまっすぐに見据える。
雄二 「Aクラスは冷暖房完備の上、システムデスクとリクライニングシートがあるらしいが・・・」
一呼吸置き、確認するように言う。
雄二 「不満とかはないか?」
Fクラス一同 〔大アリだあああ!!!!ι(`ロ´)ノ〕
レイ 「(この設備が不満じゃなかったらおかしいと思う。)」
教室も、福原先生すらも揺るがす魂の叫びが上がった。
雄二 「だろう?俺だって不満だ。このクラスの代表として大いに問題意識を抱いている。」
仰々しい同意に、クラスから次々と不満の叫びが上がっていく。
F 「いくら学費が安いからってこの設備はあんまりだ!改善を要求申し出る!!」
F 「そもそもAクラスだって同じ学費のはずだ!差がでか過ぎだ!」
F〔そうだそうだ!〕
それらをまとめ、引き継ぐように雄二は口を開く。
雄二 「皆の意見は俺も同感だ。そこで、これは俺の代表としての提案なんだが…」
自信と野性味に溢れる笑顔と共に―
雄二 「我々FクラスはAクラスに対し“試験召喚戦争”を仕掛けて見ようと思う」
彼―坂本雄二は試験召喚戦争の引き金を引いた。
レイ 「(いよいよ試験召喚獣戦争を始まるのか・・)」
俺は少しだけ( ̄▽ ̄)とした。