はるのんとはちまんくん   作:アルスDQ

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始業式前夜

ー八幡sideー

 

俺が退院してから数日がたち明日は2学期の始業式だ。あ、ちなみに俺が事故ったのは1学期の終業式の次の日だったりする。夏休みそうそうついてないな俺。まあ、そのおかげで女神[陽乃]と天使[雪乃]と出会えたから安いもんだ。2度とひかれるのはごめんだけどね…。ひかれた時に本当に死ぬかと思ったし。

 

そして今年の夏休みは今までで1番充実していた。陽乃と遊んだり、陽乃と雪乃と小町と遊んだり、雪ノ下家に便乗してもらって旅行に一緒に行ったり、みんなでディステニーランドに行ったり、雪乃とパンさんの戯れてるのを陽乃と見てたりした。

 

また、俺と小町が雪ノ下家に呼ばれてお泊まりしたり、逆に陽乃と雪乃が比企谷家に来てお泊まりしたりした。その場合は小町の部屋に雪乃、俺の部屋に陽乃というかんじだった。俺は寝る時に陽乃がくっついて来るのでドキドキしてあまり眠れなかったけど…雪乃はうちに猫(別名カマクラ)を見に来たりしていた。

 

あれ?陽乃たちと一緒にいない日がなくない?まあ、うれしいんだけどね。

 

そんなこんなで明日は始業式だ。

陽乃はどこの学校か聞いてなかったし、行きたくない。陽乃成分が補充できない。(小町成分は毎日摂取しているから問題ないけど…)というわけで行きたくないのである。まあ今日は寝よう、そうしよう。そして、俺は眠りついた。

 

ー陽乃sideー

 

八幡が退院してから数日たって明日は始業式だ。

 

八幡が退院してからは今までの夏休みで1番楽しかった。八幡と遊んだり、雪乃ちゃんと小町ちゃんと八幡と私で遊んだり、いつも行く私たちの旅行に八幡と小町ちゃんを一緒に行ったり、みんなでディステニーランドに行ったり、雪乃ちゃんがパンさんと戯れてのを八幡と一緒に眺めてたりした。

 

また八幡と小町ちゃんがうちにお泊まりに来たり、逆に私と雪乃ちゃんが比企谷家お泊まりに行ったりもした。その場合は私は八幡の部屋に、雪乃ちゃんは小町ちゃんの部屋にしていた。私は寝る時によく八幡にくっついて寝ていた。なんだか八幡にくっつくと安心できる。そう思っていた。

 

そんなこんなで明日は始業式だ。私と雪乃ちゃんは今年留学から帰ってきて地元の小学校に通うらしいがどこかはまだ教えてくれない。明日から八幡成分が足りない。八幡と同じがいいな…と思っていると私を両親が呼んだ。

 

「陽乃、ちょっといい?」

 

「何?」

 

「実はあなたに婚約の話が来ているんだけど。」

 

…?婚約?このタイミングで?

 

「相手は***会社の息子さんなんだけどどうだい?けっこう評判いいらしいけど。」

 

お父さんが私に聞いて来る。婚約ってあれでしょ?将来結婚するってことでしょ。八幡以外と結婚するなんていやだ!

 

「私は嫌です。会ったことがない人とだなんて。」

 

両親は無理矢理に私を婚約させるつもりなのだろうか?そう不安がっていると

 

「やっぱりね。」

 

「え?」

 

「陽乃ならそういうと思って断っておいたわ。」

 

…え?今なんて?

 

「陽乃がそういうの嫌いなのわかってたし、それに…」

 

それに?

 

「陽乃、あなた八幡君が好きなんでしょ?」

 

「・・・///」カオマッカ

 

え?なんでバレてるの?

前はからかっただけじゃなかったの?

 

「いや、はたから見ればバレバレだよ。」

 

お父さんの追撃で私のライフはゼロです…

 

「それに八幡君も…。いや、それは置いといて。私たちは八幡君なら陽乃を任せられると思っている。彼は不器用ながらも優しいのは陽乃も知っているでしょ?そこらへんの権力だけのやつよりも断然いいわ。まあ、私たちが八幡君の人柄を気に入ったからというのもあるし。」

 

「さらに彼は家族以外にバレていなかった冬乃と陽乃の仮面を見抜く観察眼。外面だけでなく内面を見てくれる。陽乃もわかるだろう?」

 

たしかに八幡は私とお母さんの仮面を見破っている。そしてありのままの私を見てくれる。そんな人は今までいなかった。誰もが雪ノ下家の長女という肩書きで見ている。誰も『雪ノ下陽乃』として見ていない。そんな中八幡はきちんと見てくれる。八幡なら見せてもいいと思っている。

 

「というか、あなたたちあれで付き合ってないっておかしいでしょ!?あ〜んとかしたり、手つないだり一緒の部屋で寝たりして。見ているこっちが砂糖吐きそうになるんだからね!早く告白してとっとと婚約しなさい!」

 

「え///婚約ってまだ早いし…でも、八幡と婚約、結婚…えへ、えへへ///…」テレテレ

 

「おーい、陽乃戻ってこーい」

 

「は!」

 

「ということだから婚約の話は私たちが来ても断っておくからちゃっちゃと告白して付き合っちゃいなさい。あと陽乃と雪乃が行く小学校は八幡君と同じにしといたから。頑張りなさいよ。さあ、明日の準備をしなさい。」

 

「うん!ありがとう、お父さん、お母さん!」タタタ…

 

やった!お母さんと、お父さんに認められた。八幡と付き合うかあ…

 

でも、焦っちゃいけない。よし、頑張るぞー。私は明日の準備をしてから明日に備えて早めに寝た。明日が楽しみだなー。

 

 

ー陽乃が寝たあとの2人ー

 

「冬乃」

 

「何?あなた。」

 

「というか、八幡君も陽乃のこと好きだよね?」

 

「ええ。」

 

「なんで付き合ってないだろう…」

 

「さあ?なんででしょうね。とっととくっついてもらわないとこっちが疲れるわ。」

 

そう雪ノ下家の2人は話していた。

 

 

 

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