はるのんとはちまんくん   作:アルスDQ

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どうもアルスDQです!
今回で中学生編は終了になります!
今まで見てくれてありがとうございます!高校生編もやるのでこれからも暖かく見守って下さい。
ではどうぞー!


進路

あれから1年、俺たちは3年生になった。その間に生徒会では色々なことをした。

 

まず材木座に頼んで学校のホームページと他のセキュリティを高くし、不正なアクセスができないようにした。仕事もあったが基本的に貰った当日に終わっていたので暇だったが。あとは生徒にセクハラしていた教員を吊るし上げたりした。結構評判が良くかなりの生徒が相談とかに来ていた。一応ここ生徒会だからね?相談室じゃないからね?

 

そして今、俺たちは受験生である。

 

「八幡、お主は進路どうするのだ?」

 

「そうだなー、総武にしようと思うが。お前は?」

 

「我も総武だ!」

 

「私も総武にしようかな〜。」

 

「当然私は八幡と一緒ね!」

 

そう受験生なのだが特にこれといった受験勉強もせずにいつもと同じようにしていた。無理にやっても続かんしね。正直めんどくさいからなんだけどね…。

 

あ、そうそう玉なんとかは海浜だっけ?正直どうでもいいけど。

 

「まあ、どこでもいいや。お前らと一緒なら。」

 

「あ、デれた」

 

「ふむ、デレたの。」

 

「デれたね〜。」

 

「うるさい…。」

 

こんな日常も悪くない。

 

・・・・

 

そして元旦の日、俺たちは初詣に来ていた。

 

「う〜、お兄ちゃん寒いよ…。」

 

「まあ冬だしな。」

 

「私は八幡と手をつないでから問題ないよー。」

 

「むー、小町も!」

 

「みんな仲良しだね〜。」

 

「あはは!マジウケる!」

 

「義輝さん私も手が寒いです…」

 

「ぬ?では繋ぐか?」

 

「はい!えへへ…あったかいです。」

 

そこで俺たちの順番が来た。

 

パンパン

 

「「「「「無事合格できますように」」」」」

 

 

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

 

 

で結果はというと…

 

「合格したよ八幡!」ダキッ

 

「まあとりあえず安心だな。」

 

「私も受かったよ〜!」

 

「我も受かったぞ!」

 

「お兄ちゃんたちおめでとうー!」

 

「おう、サンキューな。」ナデナデ

 

「義輝さんおめでとうございます!」

 

「ははは!これしきのこと造作もないわ!」

 

「よかったです!」

 

「姉さんも義兄さんもみんな受かってよかったわ。おめでとう。」

 

「ありがとう、雪乃ちゃん!」

 

「じゃあみんなでどこか食べに行かない?」

 

「「「「「「「賛成!」」」」」」」

 

そんなこんなで俺たちは無事に合格した。

 

・・・・・

 

そして卒業式。

 

送辞は現生徒会長である雪乃。マジ泣ける。

 

そして答辞はもちろん前生徒会長である陽乃。もう何これ?ガチで泣けちゃう。

 

そうして卒業式も終わりみんなで雪ノ下に集まった。ワイワイ騒いだり食ったり飲んだりして楽しかった。

 

その後…

 

「ねえ八幡?」

 

「どした?」

 

「これからも一緒だよ。」

 

突然陽乃がそんなことを言ってきた。

しかし俺の答えは決まっている。

 

「ああ、これからも一緒だ。」

 

「うん!」ニコッ

 

そう笑顔を見せた陽乃にそっと俺はキスをした。

 

まだまだ俺たちの物語は続いて行く。

 

 

後日談だが材木座と風鈴は付き合いだした。なんでも風鈴が材木座に告白しそのまま材木座の唇を奪ったそうだ。風鈴も大胆だなと思った。

 


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