戦女神×魔導巧殻 第二期 ~ターペ=エトフへの途~   作:Hermes_0724

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第十六話:フェミリンス戦争(前編)-深凌の楔魔-

モルテニアの集落に滞在をして一週間が過ぎた。グラザは落ち着きを取り戻し、闇夜の眷属たちも安心をした。あの夜の「喧嘩」以降、シュタイフェのディアンに対する態度が変化した。得体のしれない異邦の魔神から、主人が信頼する友人へと昇格したようである。もっとも、言葉の端々に「下品な笑い」が入るのは変わらないが…

 

『教えてくれ。ブレアード・カッサレとはどういう人物だ?本当に神の力を欲して、あの戦争を始めたのか?』

 

ある日、ディアンはグラザに対して、長年の疑問をぶつけた。グラザはその場では応えなかった。少し長くなるので、酒でも飲みながら話したほうが良い… そう告げ、日時だけを決めた。その約束の日時、グラザの部屋にはディアンの他、インドリトや三姉妹の姿があった。葡萄酒と黒麦酒、そしてインドリトには茶が用意されている。グラザが口を開いた。

 

『ディアン、一般ではフェミリンス戦争はブレアードが神の力と肉体を欲して起こした戦争だと言われている。お前はそれに疑問を思っているようだが、何か根拠があるのか?』

 

『根拠は、この迷宮であり、そこにあるカッサレの魔道書だ。ブレアード・カッサレは姫神と戦うために、自分の生命を危険に晒してまで十柱の魔神を召喚し、これほどの巨大な迷宮を構築した。彼が書いた魔道書を読んでいて、一つ解ったことがある。ブレアード・カッサレは、極めて周到な男だということだ。一つ一つの実験も、その行程を細分化して明記し、一つずつ着実に行っている。そんな男が、多大な犠牲と労力を払ってまで起こした戦争の「最後の瞬間」において、自分の手に負えませんでした、神の力と肉体を諦めます…なんてことが、あると思うか?本当に神の力を欲したのなら、どうやって手に入れるか、本当に手に入れられるかを徹底的に調べ、研究し、計画を立てたはずだ。オレはこう思う。ブレアード・カッサレの目的は、あくまでも「姫神フェミリンスの封印」にあった。そしてその目的は達成された。つまり現神側の完全敗北だったのだ。それを隠すために、あらぬ噂が流されたのではないか…とな』

 

グラザはしばし瞑目し、そして語り始めた。

 

『俺がブレアードに召喚をされた時には、既にザハーニウとラーシェナがいた…』

 

それは、ディル=リフィーナの歴史の中でも、眩い光を放つ「フェミリンス戦争」の真相であった…

 

 

 

 

 

獣人族の村が焼かれ、住民たちが縄で縛られる。奴隷として連れて行かれる。辛うじて逃げた年老いた獣人が天に向かって叫ぶ。

 

『何故だ!何故、神はこのような非道を見過ごしておられるのか!』

 

レスペレント地方は、姫神フェミリンスが「地方神」として治めていた。フェミリンスは元々は神格者であったが、レスペレント地方の多くが闇夜の眷属たちであることに危惧を覚え、人間族の伸長を神々に祈念し、姫神として迎えられたのである。この地方の悲劇は、そこから始まった。神の偏愛を受けた人間族は増長し、亜人族たちの集落を次々と襲撃した。それは、略奪、暴行、虐殺が日常化した、レスペレント地方に住む全ての亜人族、闇夜の眷属にとっての「暗黒時代」であった。

 

『嫌ぁぁ!父様ぁ~』

 

人間族に連れ去られようとする娘を父親が懸命に救おうとする。だが兵士という名の盗賊によって、父親は背中から切りつけられる。泣き叫ぶ愛娘に手を伸ばしながら、父親は倒れた。その時、盗賊たちの周囲を炎が囲んだ。そして雷が襲う。盗賊たちは一瞬で駆逐された。助けられた娘が、父親のもとに駆け寄る。既に虫の息だが、娘が無事なことを確認し、父親は笑みを浮かべた。娘の背後に、年老いた男が立った。魔術杖を持ち、顎からは白い髭が伸びている。だが背はしっかりとしている。健老な魔術師であった。

 

『…(むご)いことを…』

 

既に息絶えた父親の前で、老魔術師は瞑目して祈りの言葉を唱えた。娘に手を差し伸べる。

 

『儂の名は、ブレアード・カッサレと言う。すまぬ、もう少し早くこの地に着いておれば、父親を助けることが出来ものを…許してくれ』

 

娘は涙を流しながら、魔術師を見上げた。その瞳には知性と慈愛があった。娘は差し出された手を握った。

 

 

 

 

フォルマ地方から砂漠を超えて来たブレアード・カッサレは、レスペレント地方の悲劇を目の当たりにし、出来るだけ多くの亜人族、闇夜の眷属たちを救おうとした。姫神フェミリンスの影響力は西に行くほど強くなる。住処を追われた亜人族たちは、東へと逃れた。増長し、東へ東へと進んできた人間族は、いきなり出現した強力な魔術師により、その侵攻が阻まれた。ブレアードの魔術は桁違いであった。やがて、多くの闇夜の眷属たちが彼を頼って集まってきた。

 

『カッサレ様、貴方様のお力があれば、人間族に勝てます!どうか、我々を率いて人間族を、そして姫神フェミリンスを討って下さい!』

 

闇夜の眷属たちの悲痛な求めに、ブレアードは首を横に振った。

 

『憎しみは、更なる憎しみを生むだけじゃ。儂がフェミリンス神殿に赴いて、姫神と話をしてみよう。現神ならば、話せば解ってくれよう…』

 

人間族に使者を出し、姫神との会談の約束を取り付けたのだ。ブレアードは、獣人族や悪魔族などを僅かに伴い、フェミリンス神殿へと赴いた。だがそれは罠であった。フェミリンス神殿に到着するやいなや、四方から矢が射かけられた。

 

『あ奴が、闇魔術師だ!あ奴を討ち取れば、レスペレント地方は我々、人間族のものになるぞ!』

 

神の名を使った騙し討ちである。他の現神であれば、たとえ信徒であっても許さないだろう。だが姫神フェミリンスは沈黙をした。フェミリンス神殿は門を固く閉ざしたままであった。

 

『カッサレ様、お逃げ下さい!』

 

ブレアードを護るために、悪魔族たちが自らを盾にする。獣人族が血路を拓き、なんとか包囲網を脱出する。行きは二十人いた供回りは、帰りは二人だけとなっていた。二人の護衛は、あまりの怒りで唇を噛み切っていた。ブレアードは失望をしていた。現神であれば、このような卑劣な罠を許すはずがない。姫神フェミリンスは、もはや神とは言えない存在であった。人間族には神でも、他の種族にとっては最悪の破壊神となっていたのである。

 

『かくなる上は、姫神フェミリンスと戦うほかあるまい…』

 

ブレアードの中には、ある決意が芽生えていた。

 

 

 

 

 

『それが、第一次フェミリンス戦争の真相か…』

 

あまりの内容に、皆が沈黙する。それほどまでに、一般に流布している話とは異なっていた。インドリトが口を開いた。

 

『…私には信じられません。神が「騙し打ち」をするなんて』

 

『だが、これが真実だ。光側神殿はこの真実を必死に隠そうとして、第一次フェミリンス戦争の話を捏造した。当然だ。もし真相が明らかになれば、「神の正義」が揺らぐからだ』

 

『何故でしょうか、何故、姫神フェミリンスはそれ程までに、人間族を偏愛したのでしょうか?』

 

『その話はおいおい語ろう。だが今は、第二次フェミリンス戦争の話だ』

 

グラザがディアンを見た。ディアンは頷いて、話を促した。

 

 

 

 

 

ブレアードは、レスペレント地方から東、フォルマ地方と北ケレースの境界地下に、巨大な拠点を構えた。地脈魔術と創造体を駆使し、地下に堅牢な要塞を構築すると、魔神召喚を図ったのである。これには闇夜の眷属たちも反対をした。魔神があまりにも危険であることもあるが、自分たち自身の手で、恨みを晴らしたいと思っていたからだ。だがブレアードがそれを止めた。

 

『お主たちは、レスペレント地方から人間族を駆逐したいのか?それであれば、彼らがやっていることと、同じになってしまうではないか。お主たちはこれからもこの地に住み続ける。もし自ら手を汚せば、更なる恨みを生み出し、この地では未来永劫に渡って、人間族と亜人族の憎しみ合いが続くことになってしまう。良いな。恨みを忘れろとは言わぬ。だが自分たちの手でそれを晴らそうと剣を握れば、次は恨まれる側に立つことになるのだ。お主たちの恨みは、これから召喚する魔神たちが晴らしてくれる。耐えるのだ。耐えて、待て』

 

ブレアードは亜人族や闇夜の眷属たちを説得し、本拠地「ヴェルニアの楼」において魔神召喚を行った。最初に「魔神ザハーニウ」、次に「魔神ラーシェナ」、三番目に「魔人グラザ」…と十柱を次々と召喚していく。魔神が放つ気配で、大広間の空気が歪む。心が弱いものがその場にいたら、一瞬で「塩の柱」になっていたであろう。凄まじい魔の気配に慄くこと無く、大魔術師は魔神たちの前に立ち、頭を下げた。

 

『儂の名は、ブレアード・カッサレという。貴殿らを召喚したのは儂だ。これから、召喚をした理由を話す。その上で、力を貸すか貸さないか、判断をして欲しい』

 

召喚魔術によって召喚された場合、召喚者はたとえ相手が魔神であっても、無条件で従えることができる。そのため一々、説明をするようなことはしない。だがブレアードは言葉を尽くして、レスペレント地方の現状と魔神たちに対する要望を説明した。ザハーニウ以下九柱は、黙って話に耳を傾けた。唯一、魔神エヴリーヌだけが居眠りをしていたが…

 

『話は理解した。だが地方神とはいえ、現神との戦争となれば、こちらも相応の覚悟が必要だ。もしお主の願いが叶った時には、我々には何を差し出す?』

 

ザハーニウが問いかけた。通常、召喚契約は契約満了と同時に、召喚者は代償を差し出す。大抵の場合は「命」である。当然、ブレアードも同じ覚悟を持っていた。

 

『儂の魂を差し出そう。こんな老いぼれじゃが…』

 

『それじゃぁ足りなーい』

 

魔神エヴリーヌが手を上げて発言し、言葉を続けた。

 

『もし目的が無事に果たせたら、私はお兄ちゃんが欲しい!』

 

『……』

 

子供の無邪気な発言に、ザハーニウ以下他の魔神たちも沈黙せざるを得なかった。ブレアードが咳払いをして応答した。

 

『儂に出来ることであれば、何でもやろう。この身はどうなろうと構わぬ。どうか、貴殿らの力を貸してくれ』

 

腕を組んで黙っていた「ラーシェナ」が頷いた。

 

『その言や良し。下らぬ目的で召喚する者が多い中、そなたの願いは実に面白い。現神と戦えとは… 良かろう、我が剣をそなたに貸そう』

 

『おぉ、有り難い、有り難い…』

 

ブレアードは何度も頭を下げて、感謝の意を示した。その姿勢に、他の魔神たちも自尊心が刺激されたようだ。元々、彼らは「光の現神」が嫌いである。単身では勝てないだろうが、十柱がいれば、勝てる可能性は高い。十柱全員の合意を確認し、ザハーニウが最後の問いかけをした。

 

『して、これからどうするのだ?このままフェミリンス神殿に行って戦えば良いのか?』

 

『相手は現神、皆がバラバラに戦えば勝機は薄い。儂の作戦を説明しよう…』

 

大魔術師の瞳が光った。

 

 

 

 

 

『ブレアードの作戦は、戦力分断だった。十柱を二つに分け、地上で神殿兵を引きつけている間に、地下迷宮から神殿に直接乗り込み、フェミリンスを捕らえるという作戦だった。奴はそれを「声東撃西」と言っていたな。「東で叫んで西で撃つ」、まさに作戦を端的に表現していた。ザハーニウ、ラーシェナ、パイモン、カファルー、ディアーネが地上で暴れ、神殿兵を惹きつける。手薄になった神殿に、地下迷宮からカフラマリア、エヴリーヌ、ゼフィラ、ヨブフ、そして俺が攻めこむ作戦だった。それぞれが単独で動かないよう、作戦指揮者が必要だった。そこでブレアードは、ザハーニウとカフラマリアを指揮官として選んだ』

 

『なるほど、序列一位と序列二位か。まぁ、妥当だな』

 

『その時は、序列など無かったのだ。だが誰が指揮を取るかでモメてな。結局、ブレアードが取りなして、序列一位から十位までを決めざるを得なかったのだ。実際のところ、序列一位と二位以外は、召喚した順番だ。ブレアードも面倒だと思ったのだろう。ザハーニウとカフラマリアの実力は、確かに頭一つ抜けていたからな』

 

その時を思い出したのか、グラザが笑った。

 

『深凌の楔魔は、皆が個性的だったが、特に序列八位のゼフィラと序列九位のディアーネの相性が悪くてな。どちらの序列が上かで、決闘寸前だったのだ。ブレアードが「先に召喚したから」と言って、ゼフィラが八位になったのだが、ゼフィラもディアーネも不満そうだった。実力で評価されたわけではないからな』

 

『面白いな。その場で見たかったよ』

 

『お主が召喚されていたら、フェミリンス戦争も違う結末を迎えていたかもな… さて、作戦は順調だった。いきなり出現した魔神たちに、人間族たちは狂乱した。フェミリンス神殿は大量の神殿兵を前線に送り出し、神殿は手薄になった…』

 

 

 

 

 

『おい、カフラマリアッ!まだか?まだ撃って出ないのか!』

 

『まだダメだ。この作戦は地上との呼吸が肝心なのだ。ブレアードからの合図は来ていない。まだここで待て』

 

『チィッ…苛つく神気がここまで漂ってくる。早く現神フェミリンスを殺してやりたい…』

 

『勘違いするなよ。ブレアードの希望はフェミリンスとの対話だ。捕らえて連れて行くのだ。殺すなよ』

 

『解っているッ!だが、この気配はカンに触るッ』

 

『落ち着けゼフィラ、時間はまだある』

 

グラザの声で、ゼフィラは息をついた。その時…

 

『むぅぅっ!もう我慢できなーい!』

 

エヴリーヌが勝手に飛び出した。神殿は大混乱となったが、それ以上に混乱をしたのはカフラマリアたちである。

 

『やむを得ん!いくぞ!』

 

グラザ、ゼフィラ、ヨブフが飛び出した。だがなぜか、カフラマリアはその場に留まった。エヴリーヌは手当たり次第に殺戮をして笑い声を上げている。だが突如、頭上から凄まじい雷が落ちてきた。姫神フェミリンスの攻撃である。エヴリーヌは直撃を受け、一瞬で石と化した。ヨブフも躱しきれず、石化する。

 

『おのれっ!』

 

ゼフィラは激昂し、神殿奥へと向かおうとした。その時、ゼフィラの頭上にも雷が落ちる。だが、寸前でグラザが結界を張った。

 

『激昂するなっ!作戦は失敗だ、まずは逃げることを優先させろ!』

 

『スマンッ!』

 

グラザが耐えている間に、ゼフィラはその場を離れた。だが迷宮への退路には神殿兵たちが待ち構えていた。ゼフィラは止む無く、フェミリンス神殿から地上に飛び出し、南へと逃げざるを得なかった。一方、結界でフェミリンスの攻撃を耐えたグラザであったが、単身で持ちこたえるには限界があった。結界に亀裂が入る。

 

(ここまでか…)

 

そう思った時に、後ろから巨大な魔術がフェミリンスの雷を吹き飛ばした。カフラマリアであった。カフラマリアはグラザの肩を掴むと、神殿兵を蹴散らし、迷宮へと逃げ戻った。第二次フェミリンス戦争は、エヴリーヌの暴走によって、失敗に終わったのである。

 

 

 

 

 

『ゼフィラは追撃を躱しながら、フェミリンス神殿から南にある「粛鎖の岩塩坑」に逃げ込んだ。だが神殿は岩塩坑ごとゼフィラを封印してしまった。結局、ゼフィラに文句を言うことは出来なくなってしまった』

 

グラザが語った第二次フェミリンス戦争は、世間一般に流れている話とほぼ等しかった。光側神殿は、ゼフィラを封じた場所までは明かしていないが、エヴリーヌの暴走によって三柱が封印されたことは間違いない。だがディアンは、グラザの説明の中に気になる点があった。カフラマリアの動きについてである。

 

『カフラマリアは、なぜ飛び出さなかったのだ?頭一つ抜けた魔神であれば、ゼフィラはおろかエヴリーヌやヨブフも救えたかもしれないじゃないか』

 

『うむ、ここから先の話は、何の証拠もない俺の仮説だが…』

 

グラザはそう言って、驚くべき仮説を提示した。

 

『恐らくブレアードは、わざと失敗させたのだろう』

 

グラザの仮説はこうである。召喚した十柱のうち、最も足を引っ張りそうな魔神は誰か。それは精神的に幼く、暴走の危険がある「魔神エヴリーヌ」である。また、ゼフィラはともかく、序列十位のヨブフは明らかに低級魔神であった。姫神フェミリンスとの戦いに耐えうるとは思えない。そこでブレアードは「深凌の楔魔の精鋭化」を図るために、意図的に「失敗する作戦」を実行したのではないか。

 

『考えてもみろ。フェミリンス神殿というのは、フェミリンス信仰が集まる総本山だ。姫神が最も力を発揮できる場所なのだ。こちらにとって、最も不利な場所でもある。なぜ敵の本拠地までわざわざ出向くのだ?迎え撃った方が、遥かに有利ではないか』

 

グラザの仮説は、あくまでも仮説である。何の証拠もない。だが説得力は十分である。実際、その後は真逆の作戦を実行し、成功しているからだ。

 

『だが、この仮説が正しかったとしても、俺はブレアードを責める気にはなれん。あの男は必死だった。召喚した魔神たちに懇願をした時の気持ちは、真実だったのだろう。それにブレアードはその後…』

 

言葉を途中で区切り、グラザは首を横に振った。

 

『話が長くなったな。少し休憩を入れよう…』

 

一同がホッと息をついた。

 

 

 

 




【次話予告】

当事者から語られるフェミリンス戦争の真相、それはディアンたちを驚愕させるものであった。グラザは語り続ける。

なぜ、姫神フェミリンスは人間族を偏愛したのか?
なぜ、「ブレアードの呪い」ではなく「フェミリンスの呪い」と呼ばれるのか?
そして、ブレアード・カッサレの真実の姿とは?

戦女神×魔導巧殻 第二期 ~ターペ=エトフ(絶壁の操竜子爵)への途~ 第十七話「フェミリンス戦争(後編)-姫神フェミリンスの呪い-」

少年は、そして「王」となる…

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