戦女神×魔導巧殻 第二期 ~ターペ=エトフへの途~   作:Hermes_0724

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第二十七話:グプタ部族国

ディル=リフィーナ世界は、惑星全体を見れば「温暖湿潤」な星ではあるが、海水や巨大内海、山脈などの影響により、各土地ごとに気候が異なる。例えばターペ=エトフがある西ケレース地方は、西側と南側にルプートア山脈があるため、オウスト内海東海から吹く湿潤な風を受け、一年を通じて安定した気候を保っている。一方、ルプートア山脈西側のセアール地方は、山から吹き降りる乾いた風により、乾燥地帯となっている。このような気候の差異は、当然ながら「植生」に大きな影響を与える。ターペ=エトフだけを見ても、ルプートア山脈付近は密林であり、林業が盛んであるが、オウスト内海近くになると平地が多くなり、灌漑によって農耕地となっている。ラウルバーシュ大陸全体で見れば、このような差異はさらに大きくなり、大陸中央から東方にかけては、アヴァタール地方では見かけない植物などが多い。

 

アヴァタール地方東方域の東端「セーナル神殿領域」を抜けると、見える景色は一変する。アヴァタール地方東方域は、ケレース地方から東方までの境目として、巨大な「チルス山脈」が広がっている。この山脈の存在により、西側と東側では、その植生が大きく代わるのである。このため、セーナル神殿領域から東側を「大陸東方」と呼ぶ商人もいる。実際、大陸中央域は広大な草原が広がり、アヴァタール地方では採れない多様な「香辛料」が栽培されている。特に、ニース地方東方、タミル地方、テュルク地方などは香辛料栽培が盛んで、西方に向けての重要な輸出物となっている。一方、内陸部であるため塩が採れず、アヴァタール地方およびアンナローツェ王国から塩を輸入することに頼っている。特にアンナローツェ王国は大陸中央域との取引により、莫大な利益を得ている。

 

香辛料が豊富な大陸中央から東方にかけては、香辛料を活かした料理が多い。特に「クミン」「コリアンダー」などを使った「カリ」と呼ばれる香辛料の料理体系は、一千種類以上とも言われており、東方諸国を目指す行商人たちを魅了している・・・

 

 

 

 

 

リタ行商店から荷車一台分の「塩」を購入したディアンたちは、そのままアヴァタール地方東方域を進んだ。アンナローツェ王国では、塩取引が「国営」とされているため、認可されていない行商人は購入することが出来ないのである。アヴァタール地方東方域を横断する大陸公路は、行商人の行き来も多いためか比較的安全である。バーニエ、インヴィティア、エリアン街道を抜けてセンタクスの街に入る。宿の一階にある酒場で、ディアンたちはこれから先の道筋を確認していた。

 

『メルキア王国の拡大に合わせて、この中央域においても国ができているそうだ。その中で、これから向かう「アルスレムの街」は、大陸公路に面していることもあり国家となっているらしい』

 

『このセンタクスもそうだが、アヴァタール地方東方域は大陸公路が横断し、かつ土壌が豊かだ。気候も良い。もしメルキア王国が東方域全体を統治したらとてつもない大国になるだろうな』

 

『当然、それを阻もうとする勢力も出来るわね。実際、これから行くアンナローツェ王国とかは、メルキア王国にも匹敵するほどに大きいし・・・』

 

『あぁ、だが恐らく、まともに抵抗できるのはアンナローツェ王国と、エルフ族の杜「エレン・ダ=メイル」、南方にあるという竜族の勢力くらいか。アルスレムの街も「都市国家」になっているようだが、単体の都市国家でメルキア王国に対抗することは不可能だ。都市国家同士を束ね、連合国とならない限りは対抗できない。だが、そのためには王としての器を持った偉才が必要になる』

 

『インドリトのような?』

 

『そうだ。それと人材だな。メルキア王国には、国王ルドルフの他に、ベルジニオ・プラダという行政官やアウグスト・クレーマーという将がいる。王がいなければ国家は出来ないが、王だけでは国家は維持できない。インドリトもその辺を懸念して、ファーミシルスを欲しがったんだろう・・・』

 

『ファミ、元気にしているかしら?』

 

『恐らく、シュタイフェあたりが下品なことを言って、蹴りを喰らわせているだろう』

 

レイナとグラティナが笑いあった。

 

 

 

 

 

アルスレムの街は、アヴァタール地方東方域の中央に位置している。そのためメルキア王国とアンナローツェ王国の両方の通貨を使うことが出来る。交通の要衝に位置しているため、行商人の行き来も多い。ディアンたちは行商人を装いながら、イウス街道を通り、アンナローツェ王国の商業都市「アニヴァ」を目指した。アンナローツェ王国は光側の国である。

 

『アニヴァは、アンナローツェ王国の重要な都市だ。一方で、大陸公路に位置するため、人間族以外の行き来もあるそうだ。ティナがそのまま入っても、大丈夫だろう』

 

ディアンの予想通り、ヴァリ=エルフであるグラティナを伴っていても、特に問題なくアニヴァに入ることが出来た。悪魔族などはいないが、半獣人などの姿も見かける。宿に入ると、ディアンは懐かしい香りに食欲をそそられた。レイナやグラティナも鼻をひくつかせる。

 

『何の香りだ?嗅いだこともない香りだが、すごく旨そうに感じる』

 

『これはクミンが醸し出す香りだ。つまりここでは「カリ」を出しているな』

 

腸詰め肉に赤茄子を潰して煮詰めたタレを掛け、さらに複数の香辛料をすり潰した粉を振りかける。使徒二人は、初めて食べる味に唸った。

 

『なぁディアン。この香辛料の種を持ち帰れないか?ぜひ、ターペ=エトフで栽培して欲しい』

 

夢中になって食べながら、グラティナが提案をしてきた。ディアンとしても出来ることならそうしたいが、気候条件が異なる。簡単にはいかない。

 

『そうだな。全ての香辛料を栽培することは不可能だろう。だが、主要なものだけでも持ち帰ることができたら、ターペ=エトフの新しい名産になるかもしれん。東方諸国で調達しよう』

 

羊肉の挽肉、玉葱、豆、芋、香辛料を小麦粉を練った生地で包み揚げた料理も出てくる。ディアンは思った。

 

(カレーライスが食べたいな・・・)

 

 

 

 

 

アニヴァの街を過ぎ、セーナル神殿領域を通ると、いよいよ大陸中央部「テュルク地方」に入る。森や小川、そして時折見える集落に慣れた三人にとって、劇的な景色の変貌であった。

 

『凄い!こんな光景、初めて見たわ』

 

地平線まで続く大草原である。レイナもグラティナも呆然としていた。ディアンも目の前の景色を見ながら、改めて思った。

 

『この景色を見ると、アヴァタール地方で狭い土地を獲り合っているのが馬鹿馬鹿しく思えるな。この大陸は十分に生命を養うことが出来る。それに満足するかしないかの違いなのだろうな』

 

テュルク地方は大草原地帯だが、集落が無いわけではない。大抵は幾つかの家族が集まって、遊牧をしながら移動をしている。ディアンはある遊牧民の集落に宿を乞うた。中型の袋に一袋分の塩を渡すと、喜んで屋根を貸してくれる。山羊や羊を放牧しながら点々としているらしい。山羊の乳から造ったという「酒」を飲みながら、ディアンは長に話を聞いた。

 

『テュルク地方には、南のタミル地方から時折、行商がやってくる。塩や穀物を家畜と交換する。そうやって、もう何百年も遊牧の生活を送っている。父も、祖父も、そのまた祖父もな・・・』

 

『テュルク地方には、街のようなものは無いのでしょうか?』

 

『ある。ここから北東に行ったところに、グプタという部族がいて、街を形成している。変わった奴らで、樹の下で足を組んだり、穀物や香辛料を栽培しているのに「断食」をしたりなどをしている。何でも「サトリ」とかいうものが欲しくて、そんなことをしているそうだが、足を組んで三日三晩もジッとしていて、何が得られるのだろうな?山羊の乳を絞れば、ほれ、酒が得られる』

 

長は旨そうに盃をあおった。ディアンも笑いながら、それに倣う。飲みながら、ディアンは考えた。

 

(恐らく、グプタ部族は「修行僧」の集まりなのだろう。そして、そんな修業をする宗教は、オレの知識では二つだ。だがそれはいずれも、古神の信仰ではないか?)

 

翌朝、ディアン一行は遊牧民の集落を後にし、グプタ部族国へと向かった。

 

 

 

 

 

グプタ部族国は、ディアンが予想していたような国ではなかった。外壁を整えた立派な「都市国家」だったのである。ディアンは期待が外れ、少し落胆した。だが街であれば情報が得られる。大陸公路に位置しているため、行商人も通るらしく、街にはきちんとした宿もある。ディアンたちは塩瓶二つを条件に、三人で十日分の部屋を取った。一番よい部屋だが、この街でも塩は貴重らしく、店主も笑みを浮かべている。部屋に荷物を入れたディアンたちは、情報収集にあたった。酒場で話を聞く。

 

『修行僧?あぁ、それはこの街ではありませんよ。ここから更に北東に行ったところに、その集団がいます』

 

『だが、ここはグプタ部族の国なのだろう?その部族が、なぜこの街にいないのだ?』

 

店主は少し困った表情をしたが、顔を近づけて教えてくれた。

 

『・・・実は、グプタ部族には守護神がいるんですよ。ここから北に行ったところにある「崑崙山」の天使たちが、グプタ部族を護っているんです』

 

『天使族?』

 

『あくまでもウワサですがね。ですが、グプタ部族は別に暴力を振るうわけでもなく、この街はこのまま、自治を保っています。たまに街から作物などを差し入れする程度ですからね。であれば、そのままグプタ部族国にしておこうと・・・まぁ、そういう訳なんです。「触らぬ神に祟りなし」って奴ですよ』

 

ディアンは顎をさすった。樹の下に座って瞑目したり、断食をするなどの修行は、原始仏教で見受けられたことだ。もし原始仏教が残っていたとしたら、古神信仰であるため、天使族との親和も理解は出来る。だがどうもシックリ来ない。

 

『その修行僧たちに、話を聞くことは出来るのだろうか?』

 

『出来ますよ。別に人間嫌いというわけではなくて、ただ修行をしているだけですから。何か差し入れを持って行くと、喜ばれるかもしれませんね』

 

ディアンは頷いた。

 

 

 

 

 

『本当に、こんなモノで良いのか?』

 

グラティナは首を傾げながら、ディアンが調達した「差し入れ品」を見た。雑穀類、豆、野菜、塩である。肉も酒も一切ない。

 

『オレの知る修行僧なら、肉など持って行ったら逆に嫌われてしまう。獣肉を好まず、酒も飲まず、生きるために必要な食事をしながら、ひたすら己を見つめ続けるのが修行僧だ』

 

『エルフ族のようなものか?』

 

『近いが遠いな。エルフ族の場合、目的があってそうしている訳ではない。彼ら自身の「生き方」としてやっているのだ。だが修行僧は明確な目的がある。「悟りを得る」という目的がな』

 

『その「サトリ」とは一体何なの?』

 

『一言で説明をするのは難しいな。言葉の字義だけを言えば「何かに気づく」ということだが、それは全く違う。強いて言うなら、生きながらにして「認識」という枠を越えようという試みか・・・いや、違うな』

 

ブツブツと呟くディアンを見ながら、グラティナは当たり前のように言った。

 

『難しいのなら、その修行者に聞けば良いではないか。その「サトリ」を得るために修行をしているのだろう?何を得たいのかを理解しているはずだ』

 

『どうかな・・・』

 

 

 

 

 

『「悟り」とは、ただの言葉です。確かにそのように表現をしていますが、言葉にした瞬間に、それは離れてしまいます』

 

グプタの街から二日ほど北東に進んだところに、穏やかな小川が流れる場所がある。そこでグプタ部族は各々で修行をしていた。ディアンたちは馬を降り、一礼をする。レイナとグラティナは少し離れたところで待機させた。原始仏教なら「女人禁制」の可能性があるからだ。修行僧たちの中から、比較的年長者が進み出てきた。部族長であった。ディアンが一礼すると、相手も手を合わせて一礼した。差し入れとして持ってきたものを示す。相手は目を細めて頷いた。

 

『喜捨に感謝を致します。品々を見ると、貴方様は私たちのことを良く知っているようにお見受けしますが・・・』

 

『多少の知識があるだけです。ところで、私の仲間二名が、少し離れたところで待機をしています。女性なのですが、連れて来ても大丈夫でしょうか?』

 

『かつては女人禁制ではありましたが、行商人の行き来が盛んになり、そのような風習も無くなっています。女人に会った程度で迷うのであれば、それは修行がなっていないということです』

 

『感謝します。早速、呼んで参ります』

 

ディアンたち三人は、部族長の家に入った。土に藁を混ぜた粗末な壁と藁葺の屋根である。地べたに座って生活をしているようだ。ディアンは躊躇うことなく地面に胡座をかいた。それを見て、レイナたちも倣う。長が笑った。

 

『失礼・・・修行の身ゆえ、饗す程の用意もないのです。せめて藁でも敷いていれば良かったのですが・・・』

 

『「唯心の弥陀、己心の浄土、己心の弥陀、唯心の浄土」と言います。お気になさらずに』

 

ディアンの言葉に、長は笑みを浮かべた。

 

『やはり、あなたは私たちのことを知っているのですね。「不立文字」、言葉は無意味と言いますが、それでも私たちは多くの言葉を交わします。貴方と語り合えば、大悟に近づくのでしょうが、お二方がポカンとしておられます。言葉を交わすのはまた後日ということで・・・さて、皆様は何を求めて、この地にいらっしゃったのですか?』

 

(なるほど、禅か・・・ならばこの世界に残っていても不思議ではない)

 

ディアンは頷き、そして「悟りとは何か?」と問いかけた。長の回答に二人は混乱しているが、ディアンは頷いた。

 

『「只管打坐」と申しますからね。生きることがすなわち修行であり、修行をすることが悟りである・・・これは、私共が野暮な問いをしました。修行の邪魔をしてしまいましたこと、お詫びいたします』

 

『デ、ディアン?何を一人で勝手に納得しているのだ?私には全く理解できないが』

 

『理解できなくても良いのだ。修行もしていないのに、理解できるわけがない』

 

『だ、だが・・・』

 

笑いながら長が止めた。

 

『私共の教えには「方便法論」というものがあります。言の葉は本意そのものを表しませんが、本意を伝える手段にはなります。そうですね、例えば・・・』

 

長は瓶の中から何かを取り出した。手を開くと干し葡萄であった。

 

『これは、何でしょうか?』

 

『何と言われても、干し葡萄としか思えませんが?』

 

レイナが首を傾げて聞く。グラティナも頷く。ディアンは黙って笑みを浮かべていた。

 

『そうです。干し葡萄・・・ではお尋ねしますが、これが「干し葡萄」となぜ解ったのですか?』

 

レイナやグラティナが首を傾げた。

 

『もし、干し葡萄を見たことのない人が、これを見たら、きっと答えられないでしょう。あなた方は、過去に「干し葡萄」を見ていますね。では、その干し葡萄と、この干し葡萄は同じものでしょうか?』

 

『そ、それは全く同じものでは無いだろう。だが葡萄を干したものという点では同じだ』

 

『正にそうです。この世に、「同じもの」など一つとしてありません。あなた方は「干し葡萄」という言葉で「何かを括っている」のです。言葉とは「それそのもの」を言い表すのではありません。「括りの中に当てはめる」というものなのです。悟りも同じです。悟りという括りの中に当てはめてしまうと、それだけで「そのもの」では無くなってしまうのです』

 

『なんだか、解ったような解らないような・・・』

 

『それで良いんだ。解ったらそれこそ大変だ。「何となく」のままで良いのだ・・・さて、悟りについてはその程度にして、お尋ねしたいことがあります。北方の「崑崙山」に住むという「天使族」についてです』

 

 

 

 

 

レイナとグラティナは狐に摘まれたような表情を浮かべながら、馬に揺られていた。ディアンは満足していた。転生前の「ある悲劇」から、あらゆる宗教を調べた。その中で、自分が唯一「理解不能」であった「世界観」が、この世界にもあったからだ。ディアンにとって、宗教とは「言葉の芸術」であった。多種多様な言葉を「織り交ぜる」ことで、信徒の心に入り、信仰心を獲得する。現神の教えも、基本的には同じであった。だがグプタ部族の世界観は違う。彼らは言葉を否定している。人間は意識を通じて世界を認識する。その際に言葉は重要な機能を果たす。グプタ部族の修行「禅」は、言葉を使わずして世界を認識しようという試みなのだ。そう言ってしまうとまた本質から外れるが、ディアンの中で最もしっくりくる表現方法は、それであった。禅にはそもそも、布教の仕組みが存在しない。だが、禅に現神信仰が入り込む余地はない。「不立文字」の四文字で否定をされてしまうからだ。そういう意味で、禅は「宗教の最終進化型」に思えた。

 

『あまり深く考えるな。彼らの修行は、考えたところで理解できない。考えて理解できるような生温いモノでは無いのだ。オレはそのことを「知っている」が、「理解できない」のだ。修行をしていないのだから当然だろうが・・・』

 

『修行すれば、理解できるのか?』

 

『いや、そもそも「理解する」という行為自体を彼らは否定している。理解するとは「言葉で解釈すること」だ。その瞬間に、本質から外れてしまう。「それっぽいこと」になってしまうのだ』

 

『何となくだけど、言いたいことは理解できたわ。でも、それじゃあ宗教にならないんじゃないかしら?』

 

『だから彼らは「修行」と言っているのだ。彼らは別に布教しようなどと考えていない。ただ自らの修行をするだけなのだ。そういう意味で、彼らのやっている「禅」は、宗教という枠で捉えられない。もう考えるのはよせ。頭が痛くなるだけだぞ。それより、崑崙山が見えてきた・・・』

 

ディアンたちの前方に、雲に隠れた高い山が見え始めていた・・・

 

 

 

 




【次話予告】

麓に馬を繋いだディアンたちは、山頂を目指して「飛行」する。だがすぐに天使たちからの警告を受ける。天使族が何を護っているのか、ディアンは言葉を尽くして、彼らに問いかけるのであった・・・


戦女神×魔導巧殻 第二期 ~ターペ=エトフ(絶壁の操竜子爵)への途~ 第二十八話「崑崙の住人」


・・・月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也・・・

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