幻想郷の自由人がなんやかんやする物語   作:〔お燐〕

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こんにちは、〔お燐〕です。

今回は前回の美鈴視点です
以外とまともな方に美鈴はなった……はずです

それでは、どうぞ


番外編【紅美鈴の視点】

私の名前は紅美鈴、紅魔館の門番を勤めている。

此処に勤めてから数年がたち昔は屋敷内全般を任されてましたが、ちょっと前に来た咲夜さんがメイド長に変わり、私は比較的簡単な門番に就きました……ここまでは良いんです……良いんですが

「中国、これお願いね」

「中国の料理の腕、また上がったわね」

と、私の名前では無く、なぜか中国と呼ばれています……正直泣きたい……ってかすでに泣いてる

「うぅ……」グスッ

「あの~……大丈夫ですか?」

うぅ………こんな時に……

「う……ひっぐ……だ、誰ですか…? し、侵入者ですか?」

「違いますよ、泣いていたので気になったのです……何かあったのですか?」

「じ、実は―」

私はこの時、どうかしていたんだろうか? と思えるほどに喋った……今までの事、名前を呼んでもらえない事、居眠りすると頭にナイフが刺さる事を……きっと聞き取りずらかった所とか、なんで私なんかがとか……きっと考えていると思った……けどそれは違った

「美鈴さん、此からは私が名前で呼びますのでそんなに泣かなくても大丈夫ですよ? 私だけじゃなくて幽香さんもね?」

……え

「ええ、その通りよ? だから何時までもメソメソしないの」

「うぅ……あ、ありがとうございます……あの、貴女のお名前は?」

「私の名前は風見時音、隣に居る幽香さんの妻です」

「私は風見幽香よ」

時音さん………なんだろうこの気持ちは、なんだかこの人の声を聞いているだけで心が暖かくなる……これってもしかして……!だ、ダメだ私! 時音さんは幽香さんと言う素敵な旦那さんが………い、今はお嬢様の所にお連れしないと!

「時音さんに幽香さんですね、みっともない所をお見せしました! あの、お嬢様がお呼びになっていると思いますので……」

「そこからは私が連れて行くわ、中国」

…………な、泣きそう

「あ、咲夜さん。 ではお願いします」

咲夜さんは何時からこんなに、昔はいっつもついて来てくれて明るくて元気な子だったのに……私が仕事中に居眠りとかしているから……だよね……

「お客様、此方に」

「ありがとうございます……またね美鈴さん」

「は、はい!」

っ~!!

やっぱり私は時音さんに! でもでも! それはいけない事だよ私! ……なんだか時音さんと幽香さんはお似合いですね………きっと私なんか……って! そもそも! まだ知り合い! …………で、でも此れからもっと仲良くなれば………

 

妄想

 

「あ! 美鈴さん! この服似合いますか?」

「はい! とってもお似合いですよ! ……でもどうしたんですか? そんなにおしゃれになって?」

「あ……あのね………その……め、美鈴さんにみてほしくって……」

「と、時音さん……」

「美鈴さん……」

 

妄想終了

 

みたいな関係に! …………なるわけ無いか。

でも、どうして今日は紅魔館にいらっしゃったのだろうか……あ、もしかしてお礼参り? な、なんて律儀なんだろう……私だったら面倒くさくて行かないのに!

…………もしや此が巷に聞く『女子力』!?

あの身につけた者に最強の力を与えると言う伝説の!? わ、私でさえ習得条件がわからなかったのに、時音さんはわかったのですか!? ………もしかして条件は結婚なんじゃ………でもそれだけにしてはラブラブな感じですが……!? お互いが愛し合っている者同士の結婚! これだ!

「だとするならば私はどうすれば……!」

「あら? 何をどうするのかしら? ……中国?」

……へ?

「あ、あれ? 咲夜さん、時音さんと幽香さんは……?」

「少し前にお部屋に案内しました、今は中国の事が気になったので監視に来たんです……が、仕事もしないで何かを考えているかと思ったら…どうすれば良いか……ですって?」

あ、あははは……さ、咲夜さん? 笑顔が引きつってますよ? ほ、ほら、昔みたいに笑ってください? …………ふぅ~……これはあれだな、ダメな奴だな…………

「お許しおぉぉぉぉぉ!!!」

「許すわけ無いでしょうが!」

あぁ………今日も咲夜さんのナイフは痛いです

 

 

 

ピチューン!

 

 

 

 

 

………んぅ?

「……あれ? 今何時……って、もう直ぐ夜か」

時音さんは帰ってしまったのかな~……

「あ、いたいた」

……へ?

「はいこれ、饅頭。 門番のお仕事頑張ってね?」

神は私を見捨てなかった!!! まさか起きるまで側に居てくれた!? と、とにかく!

「ありがとうございます! 死ぬ気で頑張らせていただきます!」

ああ! これで私は頑張れる!

今なら死神だろうが野菜人だろうが負ける気がしない!

「うおぉぉぉ!!」

「……中国は何をやっているのだ…」

「髪が金髪に……!」

「何に気合い入れているかわからないけどお仕置きは確定ね……」

 

え、なんで皆さん此処に!?……って!……い、いやぁぁぁぉぁぁ!? …………ピチューン!




いかがでしたか?

今回の様な感じの番外編は此れからちょっとずつ出てくるやもしれません(まあ、基本は自分の好きなキャラとかです)

さて、
良い感じ! or ダメな感じ…
誤字脱字などありましたら教えてくれると嬉しいです

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