前回の最後で「あ? もう終わりか……つまらんな」と思ったかた、まだ続きますよ
予定では30話で終わりですがね……
ま、最後までほのぼの時々甘々な感じで行きますのでどうかお付き合いの程よろしくお願いします
さて、前書きなんて長くてもアレなんで
どうぞ!
物語の新たなる始まり
あの宴会から少しして、『とある噂』が流れ出した。
最初こそ誰しもが疑った噂だが、それが本当の事だと分かると皆で騒ぎだした。
しかし数年がたった今は皆、何時も通りの生活をしていた。
『とある家』以外……だが。
side:風見幽香
……まさかこんな事になるなんて思わなかったわ………『避妊』はしておくべきだったかしら?
「あ~う~!」
「あ!
「大丈夫よ時音、
「わ、わかっているだけど……なんかいざその場を目撃すると勝手に……」
まったく……時音は優しいわね
あ、そうそう。
子供が生まれたのよ、名前は
紫が見てくれたんだけど能力は無いそうなの、でも、私達の子供だからきっとそこらの
「時音、音香ばっかり構ってたらイジケちゃうわよ~?」
「もぉ~……幽香さんはもう少し我慢してください、後で……ふ、二人っきり……だし……」
「音香は
「でも、髪や目の色は幽香さん似ですよ? ……この子を見ていると幸せだな~って思えます」
「そうね……あら、寝ちゃったかしら?」
この子はあんまり泣かないから(でも、私や紫を見たときは何か驚いてたわね)育てるのが楽だわ
「遊び疲れたのかな? ベットに連れていくね」
「お願いね」
この子が……音香がどんな風に育つのか分からないけど、楽しみね……
sideout
side:風見時音
ん……しょっと……
音香が産まれて早数年、最初こそドタバタしてたけどそれも今は落ち着いてきている……
紫が気をつかって家の回りに大妖怪さえも入れない程の強力な結界を張ってくれたのには驚いたなぁ~……
アリスが人形を持ってきたり、魔理紗が怪しげなキノコを食べさせようとしたり……大変だったけど、楽しかった。
「さ、幽香さんがイジケちゃう前に戻らなきゃ」
それにしても……どうして幽香さんと紫、アリスや魔理紗を見たときに驚いたりしたのかな? 力は抑えていたと思うけど………
「あら、寝かせてきたの?」
「はい、多分明日までは起きないと思いますよ?」
「そう……さ、いらっしゃい?」
「うん……んぅ~………幽香さんって暖かいし良い香りがして落ち着く……」
「ふふっ……私は時音の全てが
子供が産まれてからこうやって幽香さんとふれ合うのが少なくなった……残念と思うと反面、子供の為と思っている
「ゆうかさ~ん……大好き」
「私もよ……」
幽香さんは好きってあまり言ってくれないんですよ。
何でか聞いたら『恥ずかしいから』と頬を紅く染めて言う姿にキュン!ってなりました。
だからなのか、行動が多くて……人前であろうと最近はキスをしてくるようになったの、恥ずかしいけどこれが幽香さんの表現だと思うと嬉しくなるんだ
くぱぁ~
「甘ったるいんじゃ~!」コショコショ!
「ふふっ♪」
「な、なによ……
「昔の貴女なら怒鳴り声をあげながら来ていたのに、今じゃ音香の為に静かにしてくれるでしょ? それがおかしくって」
あ~それは私も思ったな……やっぱり紫は子供が好きなのかな?
「でもそのお陰で私はこうして幽香さんの
「ぐぬぬ……ま、良いわよ……今日も結界の補強しておくわね」
「ええ、よろしくね……」サワサワ
「ひゃっ! ……むぅ~………幽香さんのえっち・スケベ・変態」
「時音が私のだから仕方ないわよ」
む、むぅ~……
「ほら、そんなに拗ねないで? 私は貴女の(ピー)な顔と笑顔が好きなんだから」
な、ななななっ!?
「わ、私は幽香さんの可愛くて綺麗な顔が好き! ……幽香さん」
「ん~?」
「久々に宴会があるそうですが……」
「駄目よ」
「うん……わかってる」ギュッ
あの日以来私は宴会禁止令が出された……あの時の
それが分かると幽香さんがその鬼を捕まえたのは良いんだけど………聞いた話によると、その鬼……
「私も……萃香さんには極力会いたくないかな………喧嘩とかしたくないし」
「大丈夫よ、その時は私が行くから」ギュッ
「んっ……うん、ありがと……」モゾモゾ
「と、時音……あんまり動かれると……」
あ、そっか……それに
「ごめんね……居心地が良くて」
「私も時音に触れていると気持ち良いわ……そう言えば」
「ん? どうしたの?」
「時音って私の妻じゃない?」
「うん、幽香さんは夫だよ?」
「今更だけど、何処に惚れたの?」
「えっ!?」
本当に今更だよ!? 結婚しては何年かたっているよ? なぜ今なの?!
「こ、答えなきゃ駄目?」コテッ
「そんなに可愛らしくお願いしてもだ~め………答えないと一生涯放さないわよ? 勿論トイレの時も」
うぇっ!? そ、それは流石に危険だよ! ……あぁ~、この目は本気だなぁ~……なにも
「い、一回だけだからね! 二回目は無いからね!」
「ええ、良いわよ」
ぐぬぬ……
「そ、そもそも結婚はなんか勢いでしちゃったじゃない? 式も名前ばかりだったし………」
「じゃあ……私との結婚は嫌だったの……?」
うぐっ!? そ、そんな捨てられた子犬みたいな目で見ないでぇ~!!
「ち、違うよ! 私は幽香さんと結婚したかったし……その………他の人とはしたくないし………」
「うんうん」
っ~! な、なんだよ! 恥ずかしくて死んじゃいそうだよ!?
「そ、それと………惚れたのは格好良さと優しさ、幽香さんの綺麗な髪や目の色………そ、それと…………」
「………」
「その……こうして向かい合って抱きしめると優しく返してくる所……とか…………」
「……」ダラァー……
「か、香りも好きだし……幽香さんの暖かさも好き………」
「」フキフキ
「い、言ったからね! 私は終わり!」
「……」ジー
え、な…なに?
「私の番ね」
え!?
「も、もしかして言うの……?」
「当たり前じゃない? 私も一回だけ言うからしっかりと聞きなさい」
「私はね、時音に会うまでは殺伐とした日常が当たり前だったの………毎日妖怪や人間を殺した日々を送っていたわ」
「向かってくる者全てを殺した……女子供年寄り関係なく………ね」
「……そして私は、何時しか周りから恐れられた…………私を見れば誰もが逃げる……最後まで私と関わって居たのは八雲紫と八雲籃だけだったわ………私自身はそんな生活が続くと思っていた」
「けれど……そんなある日、紫が貴女を持ってきた」
そう言い、幽香は時音の顔に優しく両手をかざした。
「また紫の暇潰しなのかと思ったし、貴女も私を見て助けを求めるか叫ぶかと思った………けどそれは違った」
「貴女は叫ぶことも逃げる事もせず、私を……最凶の妖怪としてではなく風見幽香として見て、接してくれた………」
「最初こそ驚いたし疑ったわ……けど貴女の行動が……言葉が……本心だと分かると無償に嬉しくなったわ………あぁ……私にもまだこうして接してくれる人が居たんだなぁ~って…………そう思うと胸が暖かくなったの、それが恋だなんて少しして分かったわ……」
「ゆ、ゆうかさん……」←既に半泣きである。
「私に会いに来てくれてありがとう………私の妻になってくれてありがとう………………愛しているわ、時音」
「うぅ……ゆ、幽香さん! 私もあ、愛しています!」←そして号泣。
「この空気は私には耐え難いわ…………ま、私の友達を救ってくれた恩もあるし、邪魔せずに帰るとするわ……あ、置き手紙位良いわよね…………精々幸せになることね、
いかがでしたか?
子供が生まれました!
名前は風見音香です、見た目が時音と幽香似なので性別が男の子から男の娘に行くかもしれません。