今回は初の異変ですが、過度な期待は止めてのんびりと見てください
どぞ
こんにちは、天草時音だ
早速だが空が赤い……いや、赤と言うよりは紅に近いかな
「おはよう……霊夢」
「ん……私は異変解決に行って来るけど貴女はどうする?」
異変か~………付いて行こうかな……でも危ないしな……あ、そうだ
「私は人里にむかうよ……被害が出てないか確かめたいし……あ、お守りを渡しておくよ」
これは私が即席で作ったお守り、即席だから三回だけ死を遠ざけてくれる
「あら、ありがとね……じゃ行ってくるわね」
「いってらっしゃ~い」
……この霧って記憶によれば吸血鬼が出しているんだよね?
そんなのが幻想郷中に広がったら人間たちや植物が枯れちゃうかな
「取り合えず様子見で人里に行かなきゃ……!」
何事もなければ良いけど……
到着! なんだか何時もより大分静かだな………
「時音! 無事か!」
人里に着いた途端に慧音さんが飛んできた……
「私は大丈夫です……それよりも他の人たちは?」
「そうか……よかった。 此処の人達は体調不良を起こしている、最低でも激しい頭痛だ……クソッ!こんなときに私は何も出来ないのか!」
慧音さん……ここは私が一肌脱ぎますか!
「慧音さん!この里の全員のを寺子屋に集めてください! 私が霧を何とかして見せます!」
あの結界は相手を閉じ込める物だけど上手くいくと良いな……いや、絶対に上手くいく!
「わ、わかった! すぐに連れてくる!」
さてさて準備を始めるかな……
必要なのは魔導書一冊……私の全てが載っている魔導書故に私以外は見ることが出来ない
「時音! 何とか全員寺子屋に集めたぞ!」
んじゃ、始めますか
「
「
「
「………っ!
「こ、これは………結界?」
「中の人達は!?」
「あ、あぁ! 見てくる! …………何とか回復してきているぞ! 良く分からないが助かった……ありがとう!」
「いえ……」
少し気になるな……人里は此で持つけど、長くは無理だな………私も行きたいが結界の維持の為に動けないし……どうするかな
「博麗の巫女は?」
「霊夢なら異変解決に向かいましたよ……でも何だか待つのって不安ですね……」
「なぁに、心配要らんだろう……あれでも希代の天才と言われているからな、何とかなるだろう」
だと良いけど……
「そう言えばさっきの結界はなんだったんだ?」
「あれは『四獣塞門』といって本来なら相手を閉じ込める結界なんですが私の能力でなんやかんやして悪い効果なんかを通らせない様にしたんです……が、あまり長くは続きません、長くても3日間……短いと数時間にまでなります」
「なるほど……」
「あ、心配には及びません。 私が継続して霊力を注げば壊れることはありませんので」
「大丈夫なのか? 霊力が尽きたり……」
「その辺もご心配無用ですよ? 取り合えず私は送り続けますので、慧音さんは人達の心を支えてください」
「あぁ、わかった!」
こういう閉鎖空間や身動きが取れない時って情緒不安定になるから慧音さんの様な方には側にいて励ましてもらった方が良い……後は貴女の番ですよ…………霊夢!
sideout
side:博麗霊夢
ったく……なんだってのよ!
此処は広いし迷いやすいしで最悪!
魔理紗は魔法使いと
「あら、此処に来るのはどんな輩かと思ったら……人間じゃないか……」
もしかしてばれた!?
「お嬢様、そこはもっと威嚇するように仰った方が宜しいかと」
……へ?
「わかった……貴様ごときが来れるとは、我が部下は何をやってるのかしら?」
「いい感じになりました、お嬢様」
「そ、そお? 異変とかやった事無いし緊張する……」
…………
「大丈夫ですよ、咲夜が側におりますから」
「う、うん……」
「お姉様……何だかカリスマ性が無くなったわよね」
……………………
「な!? わ、私はカリスマの塊よ!? そ、そんなことないもん!」
………………イラッ
ドカンッ!
「へうっ!?」
「さっきから聞いてたらやれカリスマやれ威厳だぁ? あんたらそんな下らない事言ってる暇あんだったらさっさと霧をどうにかしなさいよ!」ゴゴゴゴゴ!!
「あ、いや……そのぉ……」
「はっきりしゃべる!」
「はいっ!」
なんなのよこいつらは!
イライラするわ!
「ごめんね……お姉様がどうしてもって言って聞かなかったの……」
「あぁ~……うん、あんたは別に良いわ。 問題はそこの吸血鬼よ、やりたかったから異変おこした? あんた自己中にも程があるでしょ、あんたの出した霧のせいで布団は乾かないわ野菜は枯れるわ……おまけに人里に行っても誰も店を出していない……今は時音が人里にいるから良いけどいなかったらどうしてくれるのよ!」
バキッ!
「ひっ!? 」
「さっさと霧をどうにかするか此処でボコボコされてもう一度同じ事を聞かされるか………どっちが良い」ニコッ
「す、すすすすすぐにでも消します!!」
骨折り損だわ………帰ってご飯食べたい………
「あぁ! お嬢様の怯えたあの表情! 最高ですわ」ダラー
「本当にごめんね……お詫びとして此処の食糧分けるから許して……」
「あら、気前が良いわね。 遠慮せず貰うわ」
この子はあの吸血鬼の妹なのよね? こっちの方が姉っぽいわね
さてさて………食糧貰ったら魔理紗連れて帰ろうかしら……って私門番と雑魚しかやってないわね……ま、いいか
「はいこれ、後のは私たちのだから渡せないけど……」
「気にしなくて良いわよ……んじゃ、二度と異変とか起こさないでね」
「ん……」
この量は久々に見たわね! 明日は宴会でもしようかしら……
ふぅ……こっちは終わったわよ、時音
って、かなり重たいわね
sideout
side:天草時音
はぁ……はぁ……ま、まだかな霊夢……疲れてきたよ……
「時音! 霧が晴れたぞ!」
「やっとね……随分遅かったじゃないか………霊夢」
はぁ~………疲れた、動きたくない~…
「お疲れ様、時音のお陰で人里はたいした被害もなく無事にすんだよ………今一度礼を言わせてくれ………ありがとう」
「あ、あはは……いざって時はお互い様って事です」
ふぅ……
「お、嬢ちゃんがあの結界を張ったんだって? あんがとよ! お陰で娘と嫁は生きてる!」
「気にしないでください……饅頭が美味しかったのでそのお礼ですよ」
「がばはっ!! 何時でも待ってるからな! 今度も大量に買ってくれや!」
そこは奢ってくれないのか………
それにしても行けるもんだな~……いくら特典とは言え、使うまで疑ったままだったし……これだと他のも作動しそうだな
ありがと、ハゲたオッサン
「あ、いたいた」
「ん?」
「お疲れ時音、明日に宴会をするから博麗神社に来てね……むろん、食べ物持参で」
「ういっす……ねえねえ霊夢」
「なに?」
「………お疲れ様」
「……お、おつかれ」
あ、あれ? なんで顔背けるの? え? なんで?
「さ、私は帰るわ……あんたはさっさと住む場所見つけなさいよ」
じゃあねと言って霊夢は去って行ったが顔がほんのりと赤かったのを見た気がする……気のせいかな
「ぅん~……と………取り合えず一件落着って事で、住む場所探しに行かないと」
「む、行くのか? 何時でも此処に来てくれよ?」
「わかってますよ、それじゃ……じゃあね~!」
「「「「「「またな! 人里の守護者、天草時音!」」」」」」
おぉ……なんか良いことした気分だけどね実際、結界張ってただけなんだよね
ま、気にしたらダメだね
「またね! 人里のみんな~!」
にしても疲れたしアリスの所に止まろうかな………
いやな予感がするけども、野宿よりはましだよね
どうでしたか?
オモローorイカーンや誤字脱字がありましたらよろしくお願いします