ハリー・ポッターと導く者   作:匿名希望 2

156 / 156


更新遅れてすみません。やっと最終章の半ば程まで来ました。


先導者<ロード> 1

 

 

 

 

 

 

「今回の騒動はハウル・グリンデルバルドの犯行であるという事を上に報告した。大臣はこの事を国民全員に伝えなければならないと考えている。そこで明日の日刊預言者新聞に全国民は自宅待機とし、明後日の正午にイギリスに住む全魔法使いにふくろう便で水晶を送ることにした。まぁおそらく大臣自ら語るのだろう。」

 

ハリー達の腕に書かれたメッセージはハウル・グリンデルバルドの宣戦布告であると判断されたようだ。この判断は正しいだろう。学生時代に闇の帝王と互角の力量を誇り、賢人のダンブルドアでさえも凌ぐ頭脳と行動力を持っている。姿をくらました4年間でさらに力量もあると判断するべきだ。

 

「僕らは何をすべきですか?」

 

ハリーは何気ない疑問をキングズリーにぶつける。正直、未だにハウルがあんな事をしたという実感がない。だがハウルが何をするかわからない以上、ハウルの居場所を押さえておくべきだと考えていた。

 

「大臣の警護を担当する私以外は自宅待機をするようにと言われている。」

 

その後、しばらく報告を終えると解散となった。ハリーは親友達に話を聞こうと考え自宅へ帰った後にふくろう便を送った。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

2日後

 

 

 

<ロン宅>

 

 

 

「彼<ハウル>は本当に貴方を襲ったの?」

 

ハーマイオニーはハリーに尋ねた。ハーマイオニーはハリーと共通の友人のロンと結婚していた。ハリーは自宅待機を命じられため、かつてハリーと共にヴォルデモートと戦った友人達に意見を聞きたかったのだ。

 

「あぁ、僕もまだ信じられないよ。ロンはどう思う?」

 

学生時代の時はハウルをスリザリンだからという理由で一方的に毛嫌いしていたため、聞くまでもないかと思ったが、ハーマイオニーに意見を聞いてロンに聞かないのも何か引っかかる。

 

「...僕もわからない。確かにあいつはスリザリンだけど僕らの命も魔法界も救った。」

 

ロンの意外な言葉にハリーは目を見開いた。貸しを作ってもらいながらも意地を張り続けていたので学生時代、二人はハウルに気軽に話しかけづらかったのだ。ハリーがロンを見ているとハーマイオニーはクスッと笑った。

 

「ロンはヴォルデモートを倒した後にハウルへの態度を反省しだしたのよ。」

 

ハーマイオニーはそう言うと家の煙突から梟が4匹飛んできて水晶を足元に落とした。保護呪文がかかっていたのか大きな音もせずに地面に落ちた水晶を持ち上げる。時計を見るとまだ正午まで5分ほどある。その後議論を続けていると水晶がピカッと光った。どうやら始まるようだ。

 

 

 

 

 

 

だが水晶に映った者は魔法大臣ではなく、美しい金髪をした青年だった。

 

「ご機嫌麗しゅう魔法使い、魔女達よ。ハウル・グリンデルバルドだ。」

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(必須:5文字~500文字)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

選ばれし者と暁の英雄(作者:黒猫ノ月)(原作:ハリー・ポッター)

ホグワーツ魔法学校に今年、“生き残った男の子”が入学する。そして偉大なる大魔法使いは、彼が英雄になれるように画策していく。“生き残った男の子”は偉大なる大魔法使いによって、“造られた英雄”となるのだろう。▼闇の帝王を倒せるのは、“生き残った男の子”だけなのだから。▼しかしかの偉大なる大魔法使いは、とある少年の出現を予期することは出来なかった。そして、その少年…


総合評価:7581/評価:8.71/連載:79話/更新日時:2025年01月07日(火) 18:00 小説情報

ハリー・ポッターと魔法の天災(作者:すー/とーふ)(原作:ハリー・ポッター)

これは一人の少年が魔法界で繰り広げる、涙と感動、そして友情の物語である。「ただの僕達の苦労話だよ!?」by生き残った男の子。※賢者の石編完結。▼※Arcadia様からの移転です。


総合評価:4689/評価:7.93/連載:31話/更新日時:2014年01月26日(日) 18:00 小説情報

ハリー・ポッターと日ノ本の死神(作者:シオンカシン)(原作:ハリー・ポッター)

生き残った男の子には日本の友人がいる▼彼曰く日本には鬼道と呼ばれる魔術がある▼彼曰く日本の魔法使いが持っている刀は斬魄刀と言う▼彼曰く斬魄刀や鬼道を使う者を死神と呼ぶ▼彼曰く日本には死神の組織がある▼彼曰くその組織の名前は護廷十三隊という▼この物語は▼生き残った男の子と日ノ本の死神の▼友情の物語である▼


総合評価:1966/評価:7.54/連載:93話/更新日時:2025年11月16日(日) 23:00 小説情報

〝鬼の女中〟と呼ばれる女(作者:悪魔さん)(原作:ONE PIECE)

前世はロクな人生じゃなかったので、今世は自由を謳歌したい女海賊がいた。▼その名は、クロエ・D・リード。後に〝鬼の女中〟と呼ばれることになる海賊である。▼これは、前世持ちの女海賊が自由気ままに海に君臨する物語。▼


総合評価:20077/評価:8.59/連載:122話/更新日時:2026年05月05日(火) 00:00 小説情報

神出鬼没な冒険者と仲間になるのは間違ってるのか(作者:やりも)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

「まったく、なんで我がこんなことをしなければいけないヨ?」▼オラリオの裏路地にある赤い扉をくぐるとそこには、丸いサングラスに三つ編み、怪しげな言葉で話しかける店主がいた。▼「ここはただの茶屋アル!それに我は冒険者ヨ~!」▼唐傘を差しながら迷宮を闊歩する冒険者は笑う。▼ただ一人、自分を置いていった家族を偲びながら。


総合評価:389/評価:8.78/連載:17話/更新日時:2026年03月20日(金) 18:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>