旭日機の提督~若き提督のメチャクチャ後世太平洋戦線! 作:劍神
-------三菱重工 名古屋製作所-------
「堀越製作長!お元気で何よりです」
「久しぶりだな。製作チーム妖精」・・・もちろん俺はこの妖精との面識はない。・・・つまり予想と相手の反応に合わせて話しているわけだ。
・・・・・・・・・・・眠い!・・・眠すぎる・・・流石に夜の飛行はキツイな・・・
しかし急がないと・・・時間がなさすぎる。
「製作チーム妖精、今から製作チームを集合させてくれ」
「わかりました。新しい戦闘機の製作ですね」
-------15分後-------
午前11時をまわった。・・・ヤバい・・・超眠い・・・
「堀越製作長、製作チーム全員揃いました」
さて、全員揃ったようだし話すか・・・
「みんな、よく聞いてくれ。俺はラバウルに着任することが決まった。この前開発した52型はもちろん最高の戦闘機だ。しかし、敵だって零戦の装甲の薄さには気づくだろう。従ってパイロットの命を守る事ができるレベルの装甲をもった上で高速・良好な運動性能を持つ新型戦闘機の開発も行う必要がある。・・・そこでだ、みんな、俺と共にラバウルで、零戦52型を超える戦闘機を作らないか?」
「私は製作長についていきますよ」
「俺もです」
「俺も行きます。52型作った時も大成功で楽しかったんです。また、一緒に製作できるならどこへでも行きますよ」
・・・・俺って人望あるのか?・・・まるでラノベや漫画の主人公になった気分だぜ・・・
「ということです。製作チーム43人全員ラバウルへ行きますよ」
・・・うそだろ・・・すんなりいった・・・
「ありがとう。それではみんなには明日の朝、輸送艦に乗艦してもらいラバウルへ出発する。それまでにみんなには零戦で使っていた超々ジェラルミンをはじめとする零戦21型100機分の資材を名古屋港に運んでおいて欲しい」
「しかし、製作長。そうなりますと帝国海軍が注文してきた機数分にはならず納品が遅くなってしまいますよ」
「それなら問題ないはずだ。52型のコストについては帝国海軍は知らないそうだしまだテスト段階という報告しかしてないらしい」
・・・知らないけど・・・
「それなら問題なさそうですね。というかいつそんな報告したんですか?俺ら聞いてないですけど」
・・・でしょうね・・・適当にしゃべったんだから・・・
「いつ報告したかって・・・このまえ佐世保でな・・・」
「そうでしたか。では資材運搬をしますので解散してもいいですか?」
「ああ、それじゃあ頼んだよ」
さてと、防弾性を上げるにはどうすればいいんでしょうねぇ・・・使ってもあまり重くならなそうで調達が簡単そうなものがいいんだが・・・
-------名古屋沖70km ラバウル派遣艦隊-------
「そういえば提督さんどこに消えちゃったっぽい?」
「夕立姉さん知らなかったのですか?」
「なになにー?春雨、提督どこにいるか知ってるの?」
「え?白露姉さんも知らなかったのですか?」
「翔鶴さんは知ってたっぽい?」
「あら、二人とも知らなかったのね。提督はいま、名古屋の製作所に行ってるわ輸送艦艦長妖精なら知ってるんじゃない?」
「たぶん戦闘機の資材と製作チームを集めに行ったんですよ。昨日、ラバウルで戦闘機の生産できる施設があるか聞かれましたから」
-------マレー半島 ペナン基地-------
「今村中将、海軍少将堀越から電話が」
「ご苦労、代わってくれ」
「こちら今村中将。堀越少将、聞きましたよ。なんでも海軍の戦闘機が新しくなったとか・・・」
「ありがとうございます、中将。本日は頼みがあって連絡させていただきました」
「頼みですか?一体どのような?」
「天然ゴムを4tほどラバウルまで送ってほしいのです」
「天然ゴム?一体なぜ?」
「実は私、ラバウルに着任することになったのですが、そちらで陸海軍両方向けの新型戦闘機を研究したいのですが防弾性を高めるためにゴムは使えないかと思いまして・・・」
「了解した。陸軍にも利益があるのであれば協力は惜しまない。目標に達するかわからないが量がまとまったら届けるので待っていていただきたい」
「ご協力感謝します。試作機のテストは陸軍パイロットの方にも行っていただきますので・・・それでは・・・」
-------リンガ泊地-------
「江崎技術中将、名古屋の堀越少将から電話です」
「わかりました。今変わります。」
「堀越少将です。江崎技術中将ですか?」
「はい、そうです。このたびは52型の試験の成功おめでとう」
「ありがとうございます。私、ラバウルへの着任が決まったのですがそこで、装甲飛行甲板をゴムで強度を高める研究を行いたいのですが200mの飛行甲板2隻分の資材を頂きたいのですがどうでしょう?」
「そうかそうか、君は材料や素材にはかなり詳しいそうだからね。わかった。それじゃあラバウルに行く途中で回収しに来てくれ。」
「ありがとうございます。それでは」
-------横須賀 三菱造船所-------
「もしもし横須賀の三菱造船所の技術妖精です」
「堀越です。今日は急ぎの用事があります。」
「はい、なんでしょう?」
「ラバウルに着任することになったんだが艦の修理をする人が不足するかもしれないので技術妖精を150名ほど名古屋に送ってほしいのです」
「150人ですか・・・たぶんこちらに支障はないのでいいですよ」
「ありがとうございます。それとクレーンを4台、明日の朝までに送ってもらえますか?」
「はい、大丈夫ですよ。 それでは」
-------横須賀鎮守府-------
「横須賀鎮守府の古賀大将だ」
「古賀大将、ラバウル派遣艦隊の堀越少将です。本日はお願いがあり連絡させていただきました。」
「お願い?なんだね?」
「ラバウルには艦の修理施設があまりないそうなのでよろしければ工作艦を2隻お借りしたいのですが・・・」
「工作艦か・・・小さめのものならあるがそれでいいか?」
「はい、大丈夫です。ラバウル派遣艦隊は駆逐艦が主体なので明石のような大型じゃなくても問題ないです」
「わかった。それでは明日貴艦隊の抜錨に合わせて合流させる」
「ありがとうございます。それではよろしくお願いします」
-------名古屋 三菱製作所-------
「製作長、名古屋港への資材運搬が終わりました。艦隊が到着しだい、輸送艦に搬入します」
「頼んだぞ。いつもどうり丁寧に頼む」
「わかってますよ。おっ名古屋港に艦隊が来たようです。それでは私は搬入しに行きます」
「それでは俺は借りた零戦を返しに行くので先に港へ行ってるぞ」
「わかりました。それでは港でお会いしましょう」
皆さま、今回も読んでいただきありがとうございます。
今回のあとがきも恒例化しつつある(?)お詫びから入りたいなと思います
これも恒例の「字数少なくてすいません」
それと「やっぱり戦闘シーンなくてすいません」というか今回は上への根回しだけで終わってしまいました。
さて、次回はいよいよラバウルへ向けて艦隊が抜錨します。ちなみにこの文章は前回も書いた気がしますがそこは見ていないことにしていてもらえると幸いです。
そして、未だ0ですが感想・意見等よろしくお願いします。
それではこの辺で・・・
水雷長妖精「作者さん、今回も戦闘シーンなかったな!」
作者「あの、水雷長妖精さん、その縄と61㎝魚雷はなんでしょう?・・・?」
水雷長妖精「え? 作者さんを縛って発射して練習するだけ。心配は要らない。水中を高速でスーッと移動するだけだ!」
作者「それだけはやめてください。前回、私、死にかけたんですから・・・ちょっと!やめろっだめだって!・・・死んじゃうからっ!やめてくれええええええええ!あらあああああああああああああああああああああああああああああ!」
水雷長妖精「さて、読者の皆様!次回も楽しみにしてくださいねー」