旭日機の提督~若き提督のメチャクチャ後世太平洋戦線! 作:劍神
-------ペリリュー島沖172海里 ラバウル派遣艦隊海風-------BGM工廠-------
朝8時をまわり快晴だ。このところ晴れが続きそのためか俺の火傷はほぼ完全に治っていた。
「提督殿、新型戦闘機の一号機が完成しました。ご覧のとおり外は晴れています。ここらで一度テストしてみたいんですが」
「わかった。早速準備してくれ。落下傘装備してからいく」
「わかりました。飛行甲板に出しておきます」
さて、いよいよテスト飛行か・・・うまくできてればいいが・・・
-------海風飛行甲板-------
「こちら飛行甲板。換気扇の調子はどうだ?」
「こちら格納庫。正常に稼働している。エンジン回せっ エレベーター下してくれ」
「飛行甲板了解した。エレベーター下せ」
「よし。テスト機乗せた。エレベーター上げろ」
「了解。エレベーター上げろ」
「飛行甲板、エレベーター上がりきったか?」
「こちら飛行甲板。エレベーターよし。機体の翼を広げている」
「了解した。準備から飛行甲板に上げるまで1分12秒」
「初めてにしては早いな。いい仕事だ機銃妖精」
「そりゃ毎日翔鶴さんの零戦で練習してましたから」
「・・・・・・・」
「ん?提督殿?どうされました?」
・・・あれは?空母か?後続は駆逐艦2隻敵か?やけに損傷しているな・・・嵐にでもあったのか?・・・
「機銃妖精、今すぐこの機体をしまってくれ。敵だ」
「敵!?やばい。いそいで格納庫にしまえっ」
「司令室、聞こえるか?」
「はい。聞こえてます。敵影3内空母1駆逐艦2です。各艦には通達済みです。敵は損傷が激しいようですが、攻撃しますか?」
・・・あの損傷だと少し攻撃すれば沈められそうだが・・・可能なら鹵獲しておきたいが・・・
「攻撃はするな。コンタクトをとる。無線をつなぐ用意を頼む」
「わかりました。相手が応じればですがつなぎます」
-------海風司令室-------BGM暁の水平線に勝利を!-------
「提督殿、繋がりました」
「わかった。代わってくれ」
「了解」
「This is japanese fleet.To respond thanks.There of the damage seems to be fierce .if we do not attack if ojire to here request.safely send back if give me tell you it came from affiliation and where the base」
「問題ない。私は日本語が話せる。私はリチャード中将だ。現在我が艦隊は嵐に巻き込まれはぐれてしまっている。私が乗っている旗艦レンジャーと随伴艦のルース・コラハンの二隻も電探・舵が壊れていてまともに動けない。貴艦隊の要求がこちらにとって許容できるものであれば協力を頼みたい。しかしあなた方は敵国の艦隊だ。あまり信じれるものではない」
じゃあ遠慮なく・・・
「わかった。こちらの要求を伝える。貴艦隊の駆逐艦2隻か空母1隻又は空母艦載機すべての中からいずれかを渡していただきたい」
「嫌と言ったら?」
脅し程度に・・・
「沈めない程度に大破させるつもりだ。乗員の命までは保証できない。安心してくれ。我が艦隊には雷撃機しかいない
「つまり雷撃すると?」
「もちろんだ。だが多少の浸水で済むようにしてやる。我が艦隊のパイロットの腕が良ければな」・・・こんなもんでいいだろう・・・
「それは困る」
「では、そこでぐるぐる回っていればいいです」
「わかった。条件をのむ。少し時間をくれ」
「わかりました。一時間で決めてください」
「一時間後こちらから伝える・・・ブチッ」
・・・うまくいったな・・・
「提督殿、ホントに助けるんですか?」
「もちろんだ。敵の艦か航空機が回ってくるんだ。助けても利益は十分にある」
「しかし、駆逐艦2隻か空母1隻かだと明らかに空母なんて渡してくれないですよ」
「そう思うか?」
「はい」
「説明しよう。敵は恐らく空母を渡す。理由は駆逐艦がなくなると護衛がなくなる。つまり我々に攻撃されたときなすすべもない状況に陥るから駆逐は渡さない。それに米海軍は同じ形の駆逐艦を多数所有している。性能がばれるようなことがあっては大変だ。
次は艦載機を渡すか?これも答えはノーだ。理由は空母上空を守れないことと航空機の性能が知られるからだ。では空母は?答えは恐らくイエスだ。その場合こちらに輸送艦を出させるだろう。空母を渡せば艦載機を無事に持ち帰ることができる利点がある。それにあの空母はレンジャー級空母と言って1隻しか建造されていないし古い。つまり性能がばれようが特に問題はない空母なんだ。それに敵は物量で勝っている国だ。作ろうと思えばいくらでも作れる」
「なるほど。つまり敵は情報をあまり流さないためにも空母を渡すんですね?」
「その通りだ。ただ、あの中将が馬鹿でない限りな」
・・・そろそろ連絡が来ても・・・
「提督殿、無線に出てください。敵空母からです」
「了解。大日本帝国海軍艦隊。こちら大日本帝国海軍艦隊。レンジャー艦長、審議の結果はどのようなものですか?」
「我々は空母を明け渡す。しかし、ホントに送り返してくれるのか?」
「もちろんです。艦載機はこちらで輸送艦を用意するのでそれで持って帰ってください」
「わかった。それでは救助を頼む」
「了解した。2番輸送艦はルース・3番輸送艦はコラハン・4番輸送艦は空母を牽引してくれ」
「了解しました提督殿」
「リチャード中将、貴艦隊の所属は?」
「ポートモレスビーだ。ラバウルへ攻撃するため出発したところ嵐に巻き込まれた」
「なるほど。わかりました。我が帝国の勢力範囲内でならお送りできます」
「了解した」
-------ペリリュー島軍港 1942年3月18日午後9時-------
すでに辺りは暗くなっており静かな夜だった。
「・・・それで、堀越中将。こいつらは?」
「はい。ここに来る途中で出くわしたので交渉して空母を鹵獲。我が艦隊に編入。駆逐艦と兵員はポートモレスビー付近まで護衛。また、空母艦載機を輸送艦に載せて送るので修理を頼みます」
「修理ですか・・・舵と電探ですね?」
「はい。上部兵装までは要りません。最低限修理してもれえればいいです」
「わかりました。それと提督に会いたいといっていた人がいます。会っていただけますか?」
「わかりました。どこに行けばいいですか?」
「宿舎でお待たせしています」
「わかりました。行ってみます」
誰だ?俺に会いたい人って
-------ペリリュー島 宿舎会議室-------
目上は嫌だなぁ・・・それにしてもさっきの鹵獲はアニメ級で上手くいったな・・・載せる艦載機は特にないんだがな・・・
コンコン「失礼、堀越少将入ります」
・・・は?妖精?・・・しかもどことなく日本人っぽくないどちらかというと白人系?か?・・・
「グーテンアブント。こんばんは、提督殿。私はドイツ空軍、ルーデル大佐妖精だ」
妖精はそう名乗り部下を紹介していった・・・
次回に続く
作者「皆さま、今回も読んでいただきありがとうございます。はい、字数は相変わらず少ないですね。そして今回は艦娘が全く出てこないというよからぬ事態が・・・ちなみに設定上(まだ艦これにアメリカ艦娘出てないので・・・艦これ改は除きます)アメリカは妖精がいません。ちなみに中国、イギリス、フランス、ソ連、オーストラリア、インドなども今後出てくる国ですが艦娘や妖精はいません。さて、今回は堀越少将見事な脅しと心理戦で敵から空母奪っちゃいました。(フラグとかじゃなきゃいいんですがね)今後空母レンジャーはどうなるのか?見どころの一つです。さらに今回はドイツ空軍からルーデル大佐妖精が出てきました。ちなみに現実のルーデル大佐は頭おかしいんじゃないかと思うほどの戦果を挙げている人で東部戦線で活躍していました。ソ連の某スターリン氏からソ連人民最大の敵だとかうんたらかんたら言われるレベルの味方からは頼りにされ敵からは疫病神にされる典型的な強すぎる人です。そんな人がなぜペリリュー島に!?これから彼はどうなるのか?気になりますね・・・それでは皆さんまた次回お会いしましょう。さよーならー」
リチャード中将「我々はホントに助かるんだろうか・・・」