「おいおい天狗の里まで攻撃する必要なんてあんのかよ」
沢山の妖怪がいるなかひときわ貫禄のある妖怪が黒い着物をきた女に言う
「これだから元下級妖怪ふぜいは、この襲撃には意味があるの。わかる?」
とことん虐げている。
「んだと!「まぁまぁ良いではないですか我狼様」」
そう言って元下級妖怪の我狼を宥めるのは配下の妖怪達だ。この組織は元々下級妖怪達で構成される一種の会合のようなものだった主にどうやって人間を食うかという話し合いだ。そんな中ここまでの大きな組織にしたのは黒の着物であった。
「そう言うからにはしっかりとした意図があるのでしょう?」
「ええ、今回の目的は人里に隠れている人間を襲撃すること、「その時点で可笑しいだろうが!」だまれ雑魚」
野次を一蹴して話を再開する。
「以前までの異変はほぼ全て博麗の巫女が解決している。しかも異変は一度に一回、それ以上同時に異変は起こっていない。」
「成る程、何時も一回しか起こらない異変を同時に起こすことで相手の混乱を誘うのですね?」
納得するように参謀役の妖怪が言う。
「その程度で参謀だなんて鼻で笑われるわよ?「な、!」それだけではないの、この襲撃では天狗の役割を潰すのもひとつの狙いよ」「天狗の役割?」
黒い着物をきた女は文字通り鼻で笑うと続ける。
「天狗は何時もいち早く新聞を届けることで周囲の情報伝達能力が高いイコール天狗以外で、まず襲撃しようとすると天狗が勘づき話が伝わり沢山の敵に気づかれるのと同じ意味。この襲撃の本当の理由は不確定要素の排除なのよ。」
そう言い終えると周り妖怪から拍手喝采「流石は計画立案者なだけある、しかしこの襲撃で幾らか人員を使ったのでは?」
「何のためにルーミアの封印を解いて仲間にひきいれたと思っているのよ。ひとつ目の襲撃ではルーミアを使っているわ。彼女は暗闇では最強よ。まずは彼女の能力の闇で視界を奪う、そうすればいくら速い天狗でも殺せないわけないでしょ?」
それにと付け加える
「我狼、あんたには力を与えたんだから有効に使いなさいよ」
「ふん、分かってるよ。今回はあんたの方が一枚上手(うわて)だったな。あの吸血鬼も有効に使わせてもらう」
「違うわよ、今回じゃなくて何時も上手よ」
そう言って黒の着物はその場から消える
「何なんだあいつは!俺をバカにしやがって!」
「大丈夫です、あの女は我々に口は悪いですが計画の精度は高いですから」
「あいつに負けてられないぞ、お前たち今回の計画の最終チェックだ「「「「はい!」」」」」
それを遠くから見ている黒の着物
「皮肉なものね、彰様が求めた馴れ合いによって彰様自身の邪魔をするなんて。悪いけどそれでもあんたたちを利用させてもらうわ、それも私による有効的にね。ふふふ···」
そんな裏を知らずに信じている妖怪たちであった。
彰邸
(幾つか情報は揃った、捨て身で行くか!)
「ご主人様、レミリアスカーレット様御一行がおいでです。」
めいが突然の来客の報告に来た。
計画を知らない霊夢たちはまんまと天狗の里へ行く
原作通りの遠回りっぷり(笑)
次回もお楽しみに