東方幾能録   作:arnehe

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三章の前準備を始めます。


何もかも突然に

貴方は私を捨てました。

どうしてでしょうか?

私が何かしましたか?

貴方の機嫌を損ねましたか?

私は判らない。

貴方の考えていること

私の行き着く先も

「くそ!どうして、どうして!···」

いつも貴方は悩んでた。

私は(大丈夫、大丈夫だから)

といい続けてましたね。聞こえるはずないのに

「あとすこしなのにどうしてうまくいかない!」

貴方はいつも私を怒りの捌け口にしてましたね。

八つ当たりなど意味ないのに

「あ~あボロボロだ。どうしよう繕うにしても俺できないし」

貴方はいつも私を直してくれようと努めてくれましたね。

結局直りませんでしたが

「···ごめん」

(なぜ?私は怒ってないのにどうして捨てるの?いつも一緒だったじゃない。駄目!捨てないで!)

暗い何かの箱に入れられ何処かへと旅たつ私

右手はとっくになくなってる足もない

ねぇどうして捨てたの?私には判らないよ。

 

「良いわねぇ。その答えを求める欲望、好奇心

とてもいいわ。ねぇ?私が教えて差し上げましょう

人形が求めたその答えを

貴女を捨てた意味を私が。

貴女の感情などどうでもいいわ

協力してもらうわよ。私の願いのために···」

 

宴会場は終わったいつもどうりのメンバーが酔いつぶれている。

「永琳がいて助かったよ有難う。(棒)」

「まさかこれの処理のためにわたしをよんだの?」

「「「「うん!」」」」

彰、従者皆大きく頷く。

怒りがこのまま鈴仙にいくなど思いしていないだろう。

 

現在春

未だに桜は咲かず

博麗神社にいる霊夢は叫ぶ。

「どうして咲いてないの!冬が終わってない訳じゃないのに」

明らかに東方妖々夢の異変とは違うものである

それも霊夢は感じているだろう

幻想郷じゅうが花を咲かせず、いやむしろ枯れかけている

霊夢は近くの木に触れる。

バリバリ

「え!?脆い」「どうしてくれるの?これじゃあ花見もできないじゃない」

隙間から出てきたのは紫だ。

「私にも判らないわよ。貴方管理人ならなにかわかるんじゃないの?」

「何か異物感は有るんだけど、それがなにか判らないのよ。

相手も私の行動を読んでるみたいにすり抜けてくし、今藍たちに捜索させてるわ

あと、どこもかしこも妖力を感じるせいで捜索妨害されてるのよ」

確かに妖力を感じるていうか妖力しか感じない

「見つけられそう?」

「う~ん判らないわ、そもそも花映塚みたいに黒幕がいない可能性もあるし」

少し霊夢が悩み、

「めんどくさいけど取り敢えず、捜索してみるわ。花見のために」

「臨機応変にね」

といって隙間閉じる。

そんな彼女らの対話に見向きもせずに妖精が遊んでいた。

 

「これはあまりよくないな」

人里ではこの問題は深刻なものであった。

「土も死んじゃってるわい。これじゃあ畑仕事もできねぇだ。」

「んだんだ。」

「なにか対策はないかの~?慧音先生」

「これについては判らないことがありすぎるため少しばかり時間をいただきたい。皆さん済まない。」

といって頭を下げる

「別に謝ることないさ、一応まだまだ残り物があるからそれを皆で分けることにするよ。」

田んぼの作物はほぼ枯れてしまっている。

新しく植えるも、土が上手く機能してくれない。

今人里は飢餓の危機にひんしていた。

そんな人里の対応に追われる慧音

そしてその頃彰は西行寺家の屋敷、白玉楼に向かっていた。

「改めて来ると階段多いよなここ。」

すこしばかり不満を漏らし階段を上がっていく。

 

白玉楼

「ふー、やっぱり長かった。」

「あらあら誰かと思ったらあなたじゃないの彰、何?厨房ならあっちに···」「お前の飯を作りに来たんじゃないぞ!」

彰を厨房へと誘おうとしたこの者こそ白玉楼の主西行寺幽々子である。

「一応念のためも兼ねてきたんだよ。」

「フフ、私にはどっちでもいいわ。」

「お前なぁ···」

彰の首筋に冷たいものが

「幽々子様から離れなさい侵入者」

「ふふ、背後とられちゃってるわよ」

妖夢が彰の後ろから刃を突きつけていた。

幽々子は何時も呑気である。

「う~ん及第点もいかないかな?」

「何がですか?」

そう妖夢が訊ねると

「「「「こう言うことです。ご主人様から離れなさい」」」」

背後をとられていたのは妖夢の方だった。

「んなっ!?」

必死に振り向くと

「はい、これどうぞ詰まらないものですが」

「え、あ!はいこれはこれはありがとうございます?」

彰特性大福をあっけらかんと妖夢は受けとる。

それを見て幽々子は扇子を口元に広げ爆笑していた。

 

「この度の非礼まことにすみませんでした!」

「いやいいよ。その方が従者として利にかなってるから」

「しかし、「それより大福、食え食え」あ、はい」

彰に謝る妖夢だが大福を食べ、たちまち落ち込んだ気分を吹き飛ばす。

「これは!美味しいですよ、幽々子様!」

「ふふ、そんなに興奮しないの。知ってるから」

幽々子は大福を頬張りながら言う

「そう言えば妖夢は剣術を極めているというが···妖忌は元気か?」

「正直わかりません。しかし、祖父を知っていると言うことは西行妖の満開の時に?」「いや、俺はそこにはいなかった」

あの時は紫が屋敷を見つけられなかったため知るよしもなかった。

「いえ、まだまだ私は半人前です。誰であっても背後をとられるなど···」

実際に四人も後ろにいたのに気づかなかった。

「じゃあ俺が稽古してやろう。俺も少しは使ってた時期があるからさ。」

「貴方については祖父から聞いています。あの祖父が認める相手···是非お願いします。」

彰の誘いに妖夢は乗った。

 

「もう少しそこにいといてね彰様、何事も準備は大切だもの、ふふ」

何時も通り黒の着物は彰の近くにいる。




後二話くらいで三章入ります。
また、新しく小説を書き出しましたが、投稿ペースとしてはこちら優先でいくので今後とも応援のほどよろしくお願いします。
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