ハイスクールD×D 俺と愉快な神話生物達と偶に神様 作:心太マグナム
読むか読まないかは皆さんにお任せします。
どうなっても知りません!作者は注意しましたからね!
「それじゃあ定治、あとはお願いね」
そう言って部長は教会の地下へと続く階段を降りて行った。現在、俺の目の前には堕天使が二人おり、俺の事を殺意を込めながら睨んでいた。
俺たちオカルト研究部のメンバーはレイナーレたちがいる場所を突き止め、アーシアという少女を助ける為に教会へと突入していた。俺たちは順調に進んでいき、教会の地下へと続く階段を発見したのだがそこでレイナーレの部下と思われる堕天使と遭遇してしまったのだ。部長は現れた二人の堕天使を一瞥すると、自分が出るまでも無いと判断したのか俺に相手を任せて階段を降りて行った。
現在、一誠のバカは勝手に単身で突入していて、祐斗はクソ神父と交戦中、また、姫島先輩と子猫ちゃんは他の敵と交戦中。どうやらマジで俺がこの堕天使二人を相手にしなきゃいけないらしい。
「マジかよ……」
俺だけ相手する奴のレベル高くね?俺人間にはだよ?悪魔より脆いんだよ?この前丸出しコプターやったのは俺が悪いけどさ、俺だけ戦闘ベリーハードモードとか酷すぎじゃね?当たったら俺ほぼ死ぬよ?丸出しコプターやった翌日に普通の人ならSANチェックもののお仕置き食らったのにまだこんな仕打ちなんてあんまりだと思います。
だが俺が悲しんでいる間もなく、堕天使たちは俺に向かって光の槍を形成し、投げようとしていた。だがそう易々とくらうわけにはいかない。こいつ等を一誠と部長の元へは行かせるわけにはいかない。ダチが命賭けて女救おうとしてんだ。ここで俺が頑張んなきゃ漢が廃るってもんだろ。
「
俺がそう呟くと俺を中心とした球状の障壁が展開される。魔力を込め、広がる障壁は堕天使たちの光の槍を難なく防ぎ、俺と堕天使たちは障壁によって包まれる。この呪文は俺が使える呪文の中でもかなり強力な部類の呪文だ。この呪文は魔力を注ぎ込めば注ぎ込むほど堅牢なものとなり、過去に俺はこの呪文を用いてうっかり呼び出したしまった神格を完全に閉じ込めた事がある。教えてくれてサンキューパッパ。
「悪いが、ここから先は行かせねぇ。テメェらはここでくたばってろ」
「ほざけ人間が!」
「来い!忌まわしき狩人!」
堕天使の内一人が俺へと光の槍を投げようとするより早く、俺は
忌まわしき狩人の表皮は硬く、銃弾すら容易く防ぐほどだ。特に今回俺が呼び出した忌まわしき狩人のユキちゃんは種族の中でも巨大で、その分表皮も分厚い。あの程度の攻撃なんてなんてユキちゃんからしたら蚊に刺されたレベルだろう。ん?なんでユキちゃんって名前なのって?雪の日にタイマンでボコボコにした時適当につけました。堕天使たちが驚いている一方で、ユキちゃんはとぐろで俺を包み込んだまま話し始める。
『まったく、この私をこんな事に使うなんて相変わらず生意気ね定治。』
『悪い悪い、でもユキちゃんならやってくれるって思ったからさ』
『ハァ……私にそんな事を言う人間なんて貴方くらいのものよ。』
溜息をつきながら俺を包むとぐろを解くユキちゃん。暗いとぐろ中にいたので光に目が慣れるのに少し時間がかかったけど誤差の範囲だ。現在、障壁の中にいるのは俺とユキちゃんと堕天使二人、そしてピンクの触手を口に生やしたヒキガエルのような生物ムーン=ビースト……ん?
『なかなかいい友情じゃないの』
『何か呼んでないのいるんだけどぉぉぉ!?KIMEEEEEE!!オロロロロロ!!』
「なんだあの人間!?急に吐き出したぞ!?」
「神器が暴走したの!?」
おれが突然吐き出してビックリする堕天使たち。お前らより俺の方がビックリしてるわ!忌まわしき狩人のついでにムーン=ビーストだぞ!?こんなの初めての経験だよこの野郎!
『初対面の相手にいきなり吐くとは……たまげたなぁ』
『定治にとってあれは挨拶みたいなものよ』
はいそこ!普通に会話しない!ていうか挨拶じゃなくてマジでキモオロロロロロ!!
「フゥ……フゥ……
「またこの障壁か!この程度!……バ、バカな!!ありえん!」
「な!?か、硬い!?この私が全力でやっても壊れないの!?」
と、取り敢えず何もかも吐き終えて一旦落ち着こう。堕天使は
俺は堕天使との間に障壁で壁を作り、吐瀉物を吐き終えるとムーンビーストの方を見る。
『なんでお前いんの!?俺呼んでないよね!?』
『ああ、それなら私が教えてあげるわ』
『一体どういう事なのユキちゃん!』
『簡単な事よ、私はさっきまで彼とお茶してたんだけれど定治が呼び出したから行ったの。そしてあなたが作ったゲートを通って彼が来た、と言うわけよ』
マジで?あのゲート呼び出した生物以外も通れたの?10何年くらいこの神器使ってきたけど初めて知ったよ俺。ああもう、ムーン=ビースト登場の衝撃で何呼ぼうとしたのか忘れちゃったよ。ていうか面倒くさいからムーン=ビーストさんのことムーンさんって呼ぼう。
忌まわしき狩人は俺にムーンさんがいた理由を説明し終えると障壁を壊せず困惑する堕天使たちを見る。
『それで定治、獲物はあそこの烏二匹でいいのかしら?』
『そうそう、そいつら。ムーンさんもお願いしていいっすか?』
『ジュルリ……中々いい穴持ってそうじゃないの。堕天使掘るのは初めてだぜ……』
『…………』
ツッコまない。俺は絶対にツッコまないぞ。ツッコんだら負けだろコレ。
さて、凄い不安は残るけど準備は出来た。それじゃあやってもらいますか。
「
『まかせなさい』
『やらないか』
俺と神話生物を守っていた
だがしかしこの後俺は後悔する事になる。あんなの見るくらいなら俺がやればよかった……と。
◆
レイナーレを倒し無事にアーシアを救い出した一誠は定治の元へ向かっていた。いつもヘラヘラと笑う友人が死ぬことは想像できないが万が一の事があるかもしれない。一誠はアーシアをリアスに預けて教会の聖堂へと駆け出していた。
「定治!大丈夫か!?……え?」
階段を登り、定治がいる聖堂へと着く一誠。だが一誠はそこで見た光景を見て固まってしまう。
『ほらほら、こういうのがいいんでしょう?』
「アッー!しゅんごい!これしゅんごい!凄い締め付けてくるのほぉぉぉ!!」
『どうだい俺の槍は……気持ちいいだろう?』
「ンギモチイィィッ!!」
「なんだこの地獄絵図……もう吐くもんねぇよ……オロロロロロ!!」
一誠がそこで見たのは悶える堕天使をその身体で締め付ける忌まわしき狩人、そしてもう一人の堕天使の穴に槍を突き刺すムーン=ビースト、そして吐いている定治。この光景を見たら誰だって固まってしまうだろう。
「な、なんだコレェェェェ!?」
『『あ』』
ゴキッ、ズブッ。
予想出来なかった光景を目の当たりにして一誠が絶叫するとその声にビックリした忌まわしき狩人とムーン=ビーストが力を込めてしまい、堕天使二人を殺してしまう。まだ殺すつもりが無かった忌まわしき狩人とムーン=ビーストはフルフルと震えてから一誠の方へ怒りを込め向かっていく。
『ちょっと何してくれんのよ!まだいたぶりたかったのに!』
『人の楽しみを邪魔してくるとは……やってくれるじゃないの』
「え!?何!?コイツら何言ってんの!?何か怒ってる!?定治!コイツらなんて言ってんの!?」
「オロロロロロ!!」
「まだ吐いてんのかよお前!待ってろ定治!今背中さすってやるから……って何だこのバリアみたいなの!?」
一誠は未だに吐き続けている定治を介抱しようとする一誠だったが定治と忌まわしき狩人、ムーン=ビーストの周りには定治が展開した
なお、定治は翌日ゲロの臭いが染み付いた制服をクリーニングに出した。
1巻はこれで終わりです。あっけないよね。
レイナーレ戦で定治を出しようが無かったんです。後ろで妖◯体操踊らせようとしたけど著作権に引っかかりそうなので止めました。
今回の話にチラッと出しましたが定治の家族はいずれ紹介します。どんなのかはお楽しみ、ということで。
テキトーな神話生物講座
忌まわしき狩人
奇妙に歪んだ頭とグロテスクな巨大なかぎ爪のついた付属器官を持った空飛ぶヘビのような生物。素早く動き、神格の猟犬のような役割を持っている。尾で包んで獲物の自由を奪い身動きに出来ない状況にしてからじっくりといたぶるという残虐な習性がある。数少ない弱点として日の光に弱い、というものがある。定治が呼び出したユキちゃんは忌まわしき狩人の中でも一際巨大で、定治と初めて会った時襲おうとしたのだが割と本気を出した定治が"破壊"という呪文をかけた後、魔力を付与された足でひたすらボコボコにされたという過去を持つ。
SANチェック 0/1D10
月=野獣
ドリームランドに住む怪物。非常に残酷な性格で捉えた異種族をよく拷問している。ムーンさんもその例外ではなく、捉えた獲物の穴♂に槍を突き刺すのが生き甲斐らしい。定治の穴♂もあなたの穴♂もムーンさんに狙われているのかもしれない。キャラのモデルは勿論あのお方オイバカナニスルソコハサクシャノアッーーーー!!
SANチェック 0/1D8