ハイスクールD×D 俺と愉快な神話生物達と偶に神様   作:心太マグナム

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フゥ〜、仕事すっげぇキツかったゾ。

明日も仕事だけど投稿します。

※今回定治がマジギレします。


人間の力
K(こんな危険を)Y(予知なんて無理に決まってんだろ)T(達観)


「遅刻遅刻〜!」

 

今オカルト研究部の部室に向かって全力している俺は駒王学園に通うごく一般の男の子。しいて違う所をあげるとすれば熟女にしか興味が無いってとこかナ……名前は阿見定治。

 

そんなわけで放課後急いで部室に向かって今着いたんだけどなんか部室から言い争いみたいなやり取りが聞こえてくるな。

 

『今ここで燃やし尽くしてもいいんだぞ?』

 

ん?知らない奴の声もするな。

 

まぁいいや。

 

こうして俺は特に何も思わず部室の扉に手をかけて勢いよく開ける。すると何ということでしょう。目の前には勢いよく燃える炎があり、炎は俺の方へと向かってくるじゃありませんか。

 

「ウホッ!いい炎……ア”ッヅ!?」

 

「定治!?」

 

え!?ちょっと何!?姫島先輩が炎でも使ったの!?トラップ!?イジメ!?そういうの定治良くないって思うな!

 

視界の端に部長が俺を見て驚いてたけど今はそれどころじゃねぇ!炎が俺の制服に引火してんだよ!ていうかマジでア''ッヅ!?

 

制服に引火した炎は容赦なく俺に襲いかかり、俺は文字どおり火だるまになりながらあまりの熱さに廊下に転げまわってしまう。こんなの転げまわんなきゃやってられんわ!

 

「ア''ッヅ!?ア''ッヅ!?何!?何なの!?マジで何なの!?シャレに何なア''ッヅ!!」

 

俺が転げまわっているとそこに大量の水が俺を包み込む。

 

ありがてぇ……ありがてぇ……。

 

大量の水は俺を包んでいた火を鎮火させ、俺は息を整えてから部室を見るとそこには見知らぬ女たちと赤いスーツを着こなした男が申し訳なさそうに俺の方を見ていた。

 

……ほう。

 

お ま え ら が 犯 人 か 。

 

「…………」

 

俺はただ無言でもう炭になってしまった制服を手で払いボクサーパンツ一丁という服装で学園のカバンを背負って部室に入ると気まずそうに赤いスーツの男が俺に近づいてくる。

 

「い、いや〜ほんとわりぃ!リアスとその眷属しか目に入って無かったからア、アンタが近くにいると思わなかったんだ。制服くらいなら新しく作らせるからさ……ごめんね?」

 

「ほう」

 

俺の怒りを感じ取り、冷や汗を垂らしながら俺に何か言ってくる赤いスーツのイケメン。俺が静かに呟くと冷や汗をダラダラ垂らしながら両手を合わせてウィンクしながら軽く上半身を折る。

 

「マジでゴメン!ほんと反省してっから許してくれ!」

 

舐めてんのかテメェ。人の制服燃やしといてそんな謝り方で許して貰えると思ってんのか?俺は頑張ってニコリと笑顔を作って静かに抑揚のない声を出す。

 

「言い訳はそれだけだな?」

 

「…………え?」

 

あんな謝り方で許して貰えると思ってた赤いスーツのイケメンはニコリと笑う俺の裏に見え隠れする怒気に当てられ表情が固まり、冷や汗を更にダラダラと垂らす。

 

うん、もう……(怒りを隠すのは)限界かな……?

 

「人燃やしといてそんだけで許して貰えると思ってんのかテメェェェェ!!今すぐ正座しろォォォォ!!そこのお前らもだ!全員説教してやラァァァァ!!」

 

全員が沈黙する中、俺の怒声が旧校舎に響いていた。

 

 

狭い部室の中赤いスーツのイケメン、ライザーとかいう男とその眷属が正座をしていた。俺?パンツ一丁でコイツらのこと思いっきり睨んでますが何か?火傷の傷は''治癒''(HEALING)って魔術でもう治ってます。炭になった制服は''治癒''(HEALING)でも癒せないんですがね!

 

泣きたい。

 

俺は心の中で涙を流しながら、それを表に出さぬように無表情でライザーたちを見下ろす。

 

「お前らさ、何でこんなことしたの?」

 

「いやほんと悪いって思ってます……」

 

「いや謝罪が聞きたいわけじゃないから。何でこんなことしたの?って聞いてんだけど」

 

しどろもどろしながらライザーは懸命に言葉を選びながら俺に事情を話す。どうやら軽い威嚇のつもりで炎を迸らせ、部長たちをビビらせようとしたらしい。

 

……俺の制服、威嚇の為に燃やされたん?……スゴく……腹が立ってきました……。

 

「それで、自分の偉大さを見せつけようとして俺と制服を燃やしたの?……ブチコロスゾ?」

 

「「「「ヒィ!?」」」」

 

俺が最後にボソリと呟いた一言を聞いたライザーの眷属の内、何名かが涙目を浮かべ短い悲鳴を上げる。

 

何涙目になってんだよ。

 

泣きたいのはコッチだよ!

 

「それでさお前、ライザーだっけか?こんな所で火を使うってこと、危険だと思わなかったわけ?」

 

「す、すみません……そんな事思ってませんでした……」

 

「ハァ?お前は大人、つまりは社会人なんだよな?社会人がこんな所で火を使うってことの危険さがわかんなかったっていうの?ガキでもわかるぞこんな事。おい!そこのライザー眷属一同!」

 

「「「「ハイィ!」」」」

 

ライザーに一頻り説教した後、俺がライザーの眷属に目を向けるとライザーの眷属はビシッと姿勢を正して怯えた様子で俺を見てくる。だがそんな目をしても説教は手加減してやらん。俺は熟女以外男女平等なんだ。

 

「お前らもお前らだ。主人がこんな所で火を燃やしてんだぞ?何で止めようとしないんだよ?なぁ?」

 

「そ、それは……何というか……ライザー様のカッコいいところ見てみたかったというか……」

 

「ライザー様の邪魔は出来ないっていうか……」

 

「舐めてんのかテメェら。コイツがやったのはただの放火だからな?立派な犯罪だからな?オマケに俺という怪我人が出てんだぞ?俺じゃなかったら即病院行きの大怪我だぞ?……ミ=ゴニタノンデノウズイヒキズリダシテヤロウカ?」

 

「「「「ヒィィィ!!?」」」」

 

「ア''ッ?何叫んでんだよ、こちとら体と制服燃やされてたんだぞ?それに比べたらこんなのまだマシだよな?なぁ、そう思うよな?」

 

俺が怒気を孕みながら言うと、ライザーとその眷属一同は必死にコクコクと首を上下にさせる。俺がライザーたちを睨んでいると確かライザーのところの女王だったか?そいつが辛そうな顔で足をモゾモゾと動かしていた。

 

「ツ、ツラい……「おい、誰が動いて良いっつった?」ヒィ!?ゴメンなさい!」

 

正座がツラいのだろう。足を動かしてその痛みを誤魔化そうとするライザーのところの女王。だがそんなマネさせるわけないだろ。正座の痛みも説教の内に入ってんだからな。言っとくけどまだまだ続くからな、覚悟しとけ。人の制服を燃やした罪は重いからな?

 

 

 

【1時間後】

 

 

「なぁお前ら、本当に反省してるか?」

 

「ハイ''……スビバゼンデジタ……」

 

「反省しでマズ……」

 

「グスッ……グスッ……」

 

長い長い説教が終わり、ライザーとその眷属一同のほとんどは涙目どころか完全に泣いてしまっていた。

 

※ここまで俺はパンツ一丁で説教してました。寒い。

 

そんな中、部室の魔方陣から新たな悪魔が現れる。メイドの姿をした20代くらいの歳の女だ。論外。何がとは言わないけど論外。悪魔ってみんな若い見た目のやつらしかいないのかよ。色気が欲しいよ、熟女みたいな艶やかな色気が。

 

メイドの悪魔は泣きじゃくるライザーたちと未だパンツ一丁の俺を見て何があったのか解らず、ギョッとした表情を見せるが直ぐに冷静さを取り戻したようですぐに落ち着きのある表情へとなる。

 

「どうやらお嬢様の説得は失敗に終わったようですね。これでお嬢様が引いてくれば良かったのですが、そういうわけにはいかなかったみたいですね」

 

メイドの悪魔が部長の方をチラリと見ると先ほどまでライザーたちをかわいそうな目で見ていたため、一瞬反応が遅れてからグレイフィアをキリッとした表情で見つめる。

 

「当たり前よグレイフィア。私は勝手に許嫁を決められた事、納得していないもの」

 

「ハァ……お嬢様も頑固ですね。わかりました、それではこちらにも用意があります。お嬢様にはこれからライザー様と婚姻を賭けたレーティングゲームを行って頂きます。」

 

そう言ってグレイフィアって女は部長に何かが書かれた手紙を渡す。部長はグレイフィアから受け取った手紙を読んで苦虫を潰したような顔をするとグレイフィアにレーティングゲームを受けると静かに言葉にする。グレイフィアは部長の言葉を聞くと静かに頭を下げ、泣きじゃくるライザーとその眷属を宥め、やって来た魔方陣を使ってこの場から消えていった。

 

何かトントン拍子に話決まってるけどさ、レーティングゲームって何よ?俺知らないんだけど。

 

 

 

オマケ

 

パンツ一丁の定治の帰宅

 

定治「ただいま〜。母さん、今日の晩飯なに?」

 

定治母「あ、定ちゃんおかりなさ〜い。今日の晩御飯はハンバーグよ……ってどうしたの定ちゃん!?あなたなんでパンツ一丁なの!?」

 

定治「燃やされた」

 

定治母「燃やされた!?え!?帰りはどうしたの!?」

 

定治「段ボールで隠れながら帰った」

 

定治母「段ボール!?さ、定ちゃん、あなたイジメられてるの!?ママ凄く不安だわ!」

 

定治「大丈夫大丈夫、制服燃やした奴らは泣かせたから。もうやって来ないと思う。」

 

定治母「え!?イジメを返り討ちにしたの!?まさかの大逆転なの!?凄いわ定ちゃん!流石だわ!今日はご馳走ね!」

 

定治「ご馳走!?今日ハンバーグって言ってたよね母さん!?いやハンバーグ好きだけどさ!?」

 

定治母「ええ!今日はいいお肉が手に入ったもの!ほらアレよ定ちゃん!」

 

ショゴスくん『定治のママコワイ定治のママコワイ定治のママコワイ(ry』

 

定治「ショゴスくーーーん!?」

 




※定治は制服を燃やされてからずっとパンツ一丁です。

激しくキレる人、淡々と言ってくる人、怒り方は人それぞれだけど怒られるのは怖いですよね?ね?

オマケで出てきた定治の母は今回本当にオマケなので紹介はしません。いずれ定治の事を紹介するついでに紹介しようと思います。定治のパッパとマッマ、どっちが先に本編にて登場するのか……もうこれわかんねぇな。

※定治のマッマはたまたま遊びに来たショゴスくんから色がよく、そして臭いが無くて柔らかい部分を問答無用で綺麗に切り落としました。マッマ強い(確信)

なお定治は吐きました。

ナーク=ティトの障壁の創造

作者が前回紹介し忘れた魔術。物理と魔術両方を防ぐことが出来る障壁。魔力を注入した分だけ障壁を強くする事が可能。定治はこの魔術を完璧に使いこなしており、障壁の即時展開、障壁の形、大きさの制御が可能で、障壁の形を球状のみにとどまらず壁のようにしたり、自分の身体に膜のように貼る事が可能。余談だが定治はこの魔術を使い、うっかり呼び出したゾス=オムモグを完全に閉じ込め、死の都市ルルイエへ追い返す事に成功している。

治癒

傷を!病気を!毒を!癒す!終わり!

ちなみに正しいKYTとは危険予知トレーニングのことです。え?そんなの知ってるって?

うん、知ってる( ^ω^ )
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