ハイスクールD×D 俺と愉快な神話生物達と偶に神様 作:心太マグナム
今回の話で顔文字を使ってしまいました。作者はこの小説を遊び感覚で書いているためなんか面白いと思い、顔文字を使ってしまいました。
顔文字を使う?そんなの小説じゃないやんけ!
ごもっともです。本当にすみません。でも顔文字は消しません。許してください!なんでもしまむら!
ライザー来訪の次の日、部長がレーティングゲームに備えた特訓を行うと言ったので俺は面白半分で特訓についていく事にした。
現在、特訓場所の山に向かっているのだが基礎体力をつけるという名目上で俺の分の荷物を持った一誠がなんか不満気に俺の事をチラチラ見てくる。
「一誠、さっきから何?俺に何か用?」
俺が声をかけると一誠はあからさまに不機嫌そうな声音で口を開く。
「定治、お前俺たちと一緒に特訓をするんだよな?」
「おう」
「それで今はみんなで体力作りの一環で山まで歩いて行こう、ってなってんだよな?」
「おう」
「体力作りの一環なのになんでお前この前呼び出したショゴスって奴に乗ってんだよ!?」
『えっさほいっさ、えっさほいっさ』
一誠に言われた通り現在俺は車くらいの大きさになっているショゴスくんの背中に寝そべりながら山に登っていた。いやーマジ楽だわー。臭いも昨日ファブっといたから気にならないし。ファブリー◯、有能。
一応言っておくとこれショゴスくんの正しい使い方だからね?スズキさんもショゴスタクシーよく使うって言ってたし。
報酬は昨日の母さんの件の詫びも含めて牛肉1キロです。まぁショゴスくんバk……ゲフンゲフン天然だから嫌な事あってもすぐ忘れちゃうから覚えてないんですけどね。
話を戻そう、一誠が凄い形相で俺の事を睨んでくるからそれっぽい理由を言っておこう。俺は少し考えてからそれっぽい理由を一誠に言うことにする。
「そりゃお前ショゴスくんの体力作りの為に決まってんだろ」
『山登り楽しいね!ご褒美が待ってると余計に楽しいよね!』
うんそうだね、山登り楽しいよねショゴスくん。
「お・ま・えの体力を鍛えろ!」
あ、やっぱりそう言うよね。よし、じゃあ今さっき思いついた事を言っておくとしよう。
「ばっかお前、俺は今自分の召喚時間をより伸ばす為にショゴスくんを召喚し続けるという特訓を現在進行形で行ってんだよ。俺だって頑張ってんだよ!」
まあウソなんですけどね。俺の神器召喚時間とか関係ないし。神話生物達が通る門を作るとき以外に魔力消費しないから召喚時間の維持もクソも無いんですけどね。コスパの点において俺の神器は沢山あるらしい神器の中でもトップレベルだと思う。
俺がそれっぽい理由を言うと、俺の神器についてあまり知らない一誠はどうやら納得してくれたようです。チョロいわー。一誠マジチョロいわー。一誠いつか詐欺に合いそうで不安だわー。
「え、あ、そうなの?なら仕方ない……のか?」
『あ、ショゴスくん。アクエリ飲む?』
『飲むー!』
「なんか納得いかねぇ!」
俺がショゴスくんの為に作ったデカい水筒のストローをショゴスくんの口に入れるとショゴスは嬉しそうに中に入っているアクエリをチューチュー吸う。そんな光景を見て一誠がなんか納得いかねぇって叫んでるけど無視無視。フヘヘヘ、楽する時は楽しなきゃ。え?お前クソ野郎じゃねぇかだって?よく言われるからもう褒め言葉として受け取ってるわ。
◆
山に着き、定治は一誠、アーシアと共に朱乃の元で魔術の勉強をしていた。教わっている三人の内定治とアーシアは朱乃の魔力の玉を作るという課題をなんなくクリアするが、一誠は苦戦をしていた。
「ムムム……!ダメだ!上手くいかないです!朱乃先輩!」
「あらあら、一誠くんには少し難しかったかしら?」
「一誠さん、頑張ってください!魔力をキューってする感じです!そうすればこんな風にできますよ!諦めないで一緒に頑張りましょう!」
苦戦する一誠にアーシアがジェスチャーを交えながら教えるが一誠は尚も苦戦している。一方で定治は一誠に目もくれず、魔力で作った玉を投げショゴスくんに取りに行かせるという遊びをしていた。
『よーし、ショゴスくん!取ってこーい!』
『わーい!』
一誠に目もくれずショゴスと遊んでいるとそれが朱乃の目に入り、朱乃の眉が釣り上がる。
「フザけ過ぎですわ定治くん」
「ギャアアァァァッ!!?」
『定治ーー!?』
「あ、出来た。出来ましたよ朱乃先輩!」
「やりましたね一誠さん!」
おしおきと言わんばかりに朱乃が雷を定治に向かって落とすと、ショゴスと遊んでいて油断していた定治に雷が直撃する。辺りに定治の悲鳴が響き、ショゴスが魔力の玉を口に咥えながら定治の元に心配そうに駆け寄る。定治がピクピクと痙攣している中、一誠の方はアーシアの懸命な教えの元、小さいながらも魔力の玉を完成させ、魔術の第1歩を踏み出していた。
◆
一誠が魔力の玉を作るという課題をクリアしたので姫島先輩が次のステップに入りますわと言って俺たちは次に魔術の応用へと入っていく。あ、ショゴスくんは俺の隣で報酬の牛肉嬉しそうに齧ってます。
「まず一誠くんですわね。一誠くん、魔力の玉を作って下さるかしら?」
「あ、はい!」
姫島先輩の指示の元、一誠が小さな魔力の玉を作る。いやほんと小せぇなおい。スーパーボールくらいの大きさだよ。一誠魔力無ぇんだな。でもキライじゃない。魔力を必要としない脳筋キャラみたいで良いじゃん。
「それでは次は赤龍帝の籠手でそれを倍加してくれますか?」
「わかりました!」
姫島先輩の指示で一誠は赤龍帝の籠手で魔力の玉を倍加させる。10秒ごとにBOOST!という音声の元、魔力の玉が倍加されどんどん大きくなっていく。え、ちょ!デカいデカい!
「それでは倍加した魔力の玉を飛ばす感覚であの小山に向かって飛ばして見て下さい」
「わかりました!」
一誠が空孫悟の必殺技のようなポーズをとり、姫島先輩の指示通り魔力の玉を向こうにある小山に向かって投げとばす。
( д ) ° °
脳筋だと思ってた友人が、魔力で山一つ消しとばしてたでござる。なんやアレ!チートやんけ!
この光景を見て驚きの余り目が飛び出る俺に対し、アーシアちゃんは一誠さん凄いです!と言いながら目をキラキラさせながら拍手している。ええ!?なんで驚かないのアーシアちゃん!?この子なんかズレてね!?
山一つ吹き飛ばしたのを見て満足そうに笑う姫島先輩の元、一誠は更なるのでステップ魔力の変換へと向かう。姫島先輩の教えの元一誠は自らがイメージしやすいものを浮かべている。俺の考えだけど一誠は炎を使いそうだな、あいつ熱血漢なところあるし。一誠が頭から湯気が立ちそうなくらいイメージを頑張り、姫島先輩に触れた時姫島先輩の衣服がビリビリっと細かく千切れ姫島先輩が裸になった。
こんなの予想できるか!真剣な魔力の修行のはずがエロアニメみたいな展開になったんだけど!こんなの誰だって笑うわ!俺だって笑うわ!
「アッヒャッヒャッヒャッ!サイコー!一誠マジサイコー!アッヒャッヒャッギャアアァァァッ!!?」
『定治ーー!?』
「何笑っているんですか定治くん?」
裸になったのに羞恥心を一切感じずに姫島先輩が容赦なく俺に雷を落とす。再び雷を食らった俺にショゴスくんが慌てて駆け寄る。だ、大丈夫、電流値自体はそんなに凄くないから大丈夫。きっと、メイビー。
「乙女の裸を見て爆笑するなんて男の風上にも置けませんわ。定治くん、あなたにはキツい課題を貸しますわ」
「え、ちょ!?あんなの誰だって笑うじゃないですか!ヒド過ぎですよ姫島先ギャアアァァァッ!!?」
『定治ーー!?』
なんでよ!笑ったっていいじゃない!なんで1日に3回も雷食らわなきゃいけないんだよ!しかもなんでショゴスくん以外みんな''残念でもないし当然''みたいな顔してんの!?俺の味方はショゴスくんだけかよ!
「課題、やってくれますわね?」
「ウィッス……」
姫島先輩マジ怖い……。逆らわんようにしよう、そうしよう。
姫島先輩が制服に着替え、少し考えるような仕草をしてから何か良いことを思いついたような仕草をする。
……すっげぇ嫌な予感がするなぁ。
「定治くん、向こうに裸の小山がありますわね?」
「ありますね。え……まさか……」
「あの山丸ごと魔力で攻撃してくださいな。方法はお任せしますわ。一ミリでも山に何もなければ夕飯は抜きですわ。」
「そんなの出来るわけないよ!!ギャアアァァァッ!!?」
『定治ーー!?』
「言い訳は聞きません。これはお仕置きであり課題でもありますから。出来るまで夕飯は抜きですわ」
雷食らうのもうこれで四回目だよ!もうイヤ!身体が言うこと聞かなくなっちゃう!
「わかりましたよ!やればいいんでしょ!やれば!」
「大丈夫です定治さん!定治さんならきっといけますよ!イメージを言葉にしながら言うといいかもです!」
もうヤケクソじゃあぁぁ!!やってやるよ!なめんなよ!俺はクソ親父とイッさん曰くとんでもない魔力持ってるらしいから出来る筈だ!あとアーシアちゃんアドバイスありがとう!
いくぜ!厨二力全開放!FFの必殺技みたいな奴やってやんよ!
「我が創るは絶対零度の氷結の大地!生命の有無など関係無く全てを凍らせる!全てを等しく凍らせる氷結よ!極寒の地に眠る神の如き力を!ゴフッ!」
「え!?すげぇ吹雪なんだけど!?何事!?マジで何事!?」
『え!?定治何々!?え、イッさん何!?定治を止めろって!?無理無理無理無理!!僕まだ死にたくないよ!僕が余裕で死ねるくらいのレベルであれはヤバいよ!』
俺がイメージを口にしながら魔力を氷に変換すると辺りに吹雪が舞う。フヘヘヘ!楽しくなってきたぜ!一誠が俺の魔力で辺りが吹雪になってるのを見て驚いてるけど関係ねぇ!ショゴスくんがイッさんとなんか通信してるけど関係ねぇ!中学二年生の頃の古傷が抉られて思わず口から血吐いちゃったけど関係ねぇ!こちとら夕飯かかっとるんじゃ!やってやる!やってやるぜ!
「寒っ!!?マジで寒っ!!?定治、もういいから!もう頑張んなくていいから!!」
「うるせぇ!阿見定治、頑張ります!我が魔力の一部を代償に彼の地を無に帰す!この氷結から逃れる術はなく、全てのものが永遠なる眠りにつく!……えーと」
あまりの寒さに一誠とアーシアちゃんが身を寄せ合って震えてるけど関係ねぇ!そしてやべぇ!もうネタが切れてきた!久しぶりに厨二力使ったから鈍っちゃってる!えーと、えーと!
「
俺が詠唱し終わった瞬間、姫島先輩が指定した裸の小山の全てが凍った。本当に全部凍った。後に姫島先輩はこの時の事をこう言っていたらしい。
『ほんの出来心だったんです。私が自信のある自分のプロポーションを見て爆笑してた定治くんに対してほんの少しイライラしてしまったのでちょっと困らせようとしただけなんです。まさか本当に小山一つ完璧に凍らせるとは思わなかったんです』
見事に小山一つ凍らせ、俺は満足気にドヤ顔をする。一誠とアーシアちゃん、そしてショゴスくんが絶句して固まってるけど無視無視。今は満足感に浸りたいし。いやー、最初は出来ないと思ってたんだけどやれば出来るもんなんですね!姫島先輩は俺にそういう事を教えたかったんですね!姫島先輩ありがとうございます!
そしてなにより……
っしゃあぁぁぁ!!夕飯は抜き回避!!やったぜぇぇぇ!!
今回謎のショゴスくん押し(作者がショゴスくん気に入った)でしたね。ショゴスくんカワイイ……可愛くない?(不定の狂気
定治の魔力は神格超えてるからそりゃ小山一つ凍らせるなんて当たり前よ(ドヤ顔
補足?になりますが定治はクトゥルフ神話式魔術を魔術を覚えている変わり者のイスの偉大なる種族、通称イッさん。そしてパッパ(実の父親とは言ってない)から教わっています。二人が定治に魔術を教えている時思ったことは
『え……なにこの子……(ドン引き』
大体こんな感じです。イッさんは今後(たぶん)出番あると思います。
決めてないですけど定治は10D10くらいクトゥルフ神話式魔術を覚えてるんじゃ無いスかね(適当)
これはレーティングゲームトップレベルの悪魔たちですら喉から手が出るくらい欲しい人材(確信
定治は自覚してないけどコイツもやっぱりチート、はっきりわかんだね。