ハイスクールD×D 俺と愉快な神話生物達と偶に神様   作:心太マグナム

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さて、フリード戦。

原作3巻も終盤へと向かっていきます。

展開を早くしたいのでどんどんマキでいきますよぉ!




狂人って呼ぶんじゃねぇ!

暗い朽ちた教会で、俺と匙くん、一誠、木場は神父服へと着替えていた。

 

「悪魔が神父服を着るとはな……」

 

「目的のためだ仕方ないよ匙くん」

 

「おっしゃ、どう?似合ってる?」

 

「似合ってるけど、そのへらへら笑いのせいですっげぇ胡散臭そう」

 

「泣くぞ」

 

酷くね?一誠ひどくね?

 

現在俺、一誠、匙くん、頬が腫れている裕斗はイリナとゼノヴィアが用意してくれた神父服へと着替え、エクスカリバーの件と絡んでいる神父狩りを見つけるための準備をしている。

 

ん?なんで祐斗の頬が腫れてるのって?あぁ……うん。まぁこんな事があったんですよ。はい、ホワンホワンホワーン。

 

 

『おかえりィ!!』

 

『グァッ!?』

 

『おま、何ヒョッコリ帰ってきてんだよ!いくら探しても見つからなかったからメッチャ心配したわボケェ!』

 

 

まあこんな感じでまず安心した後、何かがふつふつと込み上げてきて思わず殴っちゃったんですよね。この後祐斗の奴にちょっと周りを見て考えて行動しろみたいなこと説教したんだけど説明しません。何故なら恥ずかしいから。まあこんな事の後に一誠からなんやかんやあって祐斗が今回の共闘を認めてくれたっていう説明を受けて今に至るってわけ。

 

そんな訳で現在、俺たちはイリナとゼノヴィアと別れ、歩いて公園付近まで来ているわけだけど、上から殺気が感じる。殺気に祐斗も感じたようで手元に魔剣を作り出して身構える。

 

「上っ!」

 

「ヒャッハー!!」

 

「シッ!」

 

「テメェはあの時の神父!」

 

"BOOST!!"

 

上から白髪神父の男が剣を振り上げて襲いかかるのを見て俺は拳で剣の腹を弾いて受け流し、お返しに顔面に向かって拳を振るうが神父は悪魔の祐斗と同じくらいの速さで俺の拳を躱して距離を取る。

 

そして俺に攻撃してきた神父をこの前会った神父と判断した一誠は直ぐさま赤龍帝の籠手を呼び出し、倍加の準備を始める。

 

「ハッハァ!!相変わらずやるじゃねぇの!でもこの天閃の聖剣、人呼んでエクスカリバーラピッドリィ!俺呼んでチョッ速の剣のスピードについてこれるのかなぁ!?」

 

おー、速い速い。だけど速いだけなんだよなぁ。クーガーの兄貴みたいに速さに命かけてるレベルのスピードならともかく、コイツのスピードは目で追えるしいくらでも反撃できるから自慢できる程じゃないと思うんだけど。

 

俺が辺りを高速で走る神父を目で追いながら拳を握りしめ、何時でも反撃できるようにしていると後ろから声が聞こえてくる。

 

「定治くん!アイツは僕が相手する!」

 

神父が持つ剣をエクスカリバーと聞き、木場が目の色を変えて神父に襲いかかっていく。まぁ、こうなるのは仕方ないか。

 

「りょーかい。援護に徹するぜ」

 

ため息をついてから俺は魔術を行使するために一呼吸して魔力を身体に漲らせる。

 

魔力を身体に漲らせながら祐斗と神父の方を見ると神父は向かっていく祐斗を余裕そうに眺めて口角を思い切り釣り上げる。

 

「ハァ?そんなチャチな剣でエクスカリバーちゃんを相手しようとか本気ですかァァ!?」

 

「くッ……」

 

口角を釣り上げた神父が聖剣の柄を掴む手に何かの力を込めると聖剣が光を放ち祐斗の持つ魔剣を軽々砕いてみせる。魔剣を容易く砕かれ驚く木場に神父は追撃に上から下に聖剣を一閃する。

 

チッ!援護が出来なかった!祐斗は……どうにか大丈夫みたいだな良かった。

 

「ハァ……ハァ……危なかった」

 

紙一重でどうにか躱して距離を取る祐斗の腕には切れた制服、そして手首から肩までの切り傷が出来ていた。傷は浅いが悪魔が大の苦手とする聖剣の一撃だ。見た目以上に深刻なのかもしれない。肩で息をする祐斗を見て神父は勝ち誇った笑みを浮かべながら聖剣の切っ先を俺たちに向ける。

 

「ハッハァ!!そんなチャチな剣でエクスカリバーちゃんの相手が務まると思ってんのぉ?てめぇら雑魚になんて始めから眼中にねぇんだよ!俺が狙ってんのはそこの人間、頭おかしい狂人くんだけだよぉ!!」

 

クソ、祐斗はもう全力で戦えそうに無いな。ここからは祐斗を守りながら闘わないといけなくなった。さて、どうするか……。

 

ん?ちょっと待て、今アイツなんて言ったっけ……?

 

俺はさっき神父が言った事を思い出し、ゆっくりと頭の中で繰り返す。

 

頭おかしい狂人、頭のおかしい狂人、狂人、狂った人……そして人間……ここにいる人間はあの神父を除いて俺一人。え、もしかして……?

 

「狂人ってもしかして俺の事ォ!?」

 

「お前以外いるわけねェだろォ!!」

 

俺は自身に指差し驚くと、神父は若干キレながら聖剣を構えながら俺に真っ直ぐ向かっていく。神父が真っ直ぐこちらへ向かっている現状だが俺の頭の中で狂人という言葉が頭の中で繰り返し、そして何かがキレた。

 

「だぁれがぁ……!」

 

神父は天閃の聖剣とやらでスピードが上がっているはずだが、真っ直ぐ向かっていく神父の姿が今の俺にはゆっくりに見えた。俺はゆっくりと動く神父の動きを読んでからスゥーッと息を吸い込んでタイミングを合わせる。

 

「狂人だゴラアアァァァァ!!」

 

神父が振り下ろす聖剣を最小限の動きで躱し、俺は思い切り力を込めて片足を振り上げ、神父の顔面に回し蹴りを決める。回し蹴りを決めた足からは神父の顔、そして頭蓋骨にヒビが入った音と感触を感じるがお構い無しに蹴り飛ばす!

 

チッ!威力が足りなかった!頭をザクロみたいにしてやろうと思ったけどダメージが足りなかったか、もしくはよほどの石頭を持ってやがったかクソッタレ!

 

蹴り飛ばされ、公園の遊具に叩きつけられた神父を俺は眉をヒクつかせながら歩み寄る。もう本当、おこです。大噴火レジェンドサイクロンなんちゃらほどじゃないけど、激おこスティックなんちゃらくらいはキレてるからなゴラァ!

 

「俺はなぁ!別に狂ってねぇ!狂人じゃねぇんだよ!ただ人より元気が有り余っててちょっと不真面目なだけだゴラァ!!」

 

頭おかしいまではまだ許す。ちょっとフザケすぎちゃうとこ自覚してるし。けどなぁ、俺別に正気失ってねぇから!狂ってねぇから!俺のこと狂人って言うんじゃねぇこのクソ野郎!!

 

俺が眉をヒクつかせながら言った言葉に一誠と祐斗は慣れた様子でやれやれと溜息をつく一方で、匙くんは俺の言葉を聞いてからいかにもこれからツッコみそうな表情を浮かべてからツッコミをいれる。

 

「お前結構なクソ野郎じゃねぇか!!」

 

「褒め言葉ありがとう匙くん!」

 

うん!言うと思った!クソ野郎はセーフ!もう褒め言葉として受け取ってるから!けど狂人呼ばわりは許さん!!

 

「さぁて、共闘の件もあるし、そのエクスカリバーは貰うとしようか。それと俺、お前の事キライだからボコボコにして骨の数本は折るけどいいよな?いいよね!!」

 

ナーク=ティトの障壁の創造(CREATE BARRIER OF NAACH-TITH)

 

眉をヒクつかせながら歩み寄ると、どこか聞いたことのある声と共に俺とクソ神父の間に障壁が貼られる。

 

「コイツは……」

 

「これは!?定治の魔術と同じ……!」

 

貼られたこの障壁に見覚えのありすぎる、一誠も同じように思っているようでその表情さとても驚いているように見えた。そして目の前に貼られたこの障壁を見た瞬間俺の頭の中は冷静になり、障壁の先を睨む。

 

「迎えに来てやったぞフリード。ただの人間如きに何やられておる」

 

「バルパー・ガリレイ!」

 

障壁の中から魔法陣が現れる。魔法陣から出てきたメガネをかけた老人を見て、ソイツが誰なのか直ぐにわかった祐斗は激情しながら老人の名前と共に激しく睨む。

 

祐斗が老人を見ている一方で、俺の目を引いたのはもう一人の白髪の男。間違いない、アイツはクソ邪神の貌の一つ、ナイ神父だ。

 

クソ邪神は神父の元まで歩み寄り、神父の容態を判断すると参ったように溜息をつく。

 

「やれやれ、天閃の聖剣だけでは定治の相手にはならなかったみたいだね。バルパーさん、フリードは死んではいないがアゴと頭にヒビが入っている。直ぐさま治療しなければ後遺症が残ってしまうだろう」

 

「……テメェ」

 

神父の元まで歩み寄るクソ邪神を思い切り睨むとクソ邪神は俺に気づいたようで笑顔を浮かべながら俺に軽く手を上げる。

 

「やぁ、定治。おいおい、そんな顔をして睨まないでおくれよ。怖くて震え上がってしまう」

 

「……何が目的だクソ邪神」

 

「ハハハ、私の事をよく知っているキミがそれを聞くのかい?私が求めるのは混沌、それだけさ」

 

俺の問いに対してクソ邪神は笑ってまともに取り合う気がない。全く、やっぱりこの前あれだけじゃ済ますんじゃなかった。

 

「まぁた何時ものか、何回潰せば止めんだよソレ。ッ!?ナーク=ティトの障壁の創造(CREATE BARRIER OF NAACH-TITH)!!」

 

クソ邪神に苛立ちながらルールブックを取り出した時、殺気を感じ取った俺は直ぐさま障壁を貼る。障壁を貼った直後、俺に向かって光の槍が放たれる。光の槍が障壁によって防がれたのを確認した後、俺は槍が投げられた方向を見る。そこには何枚もの翼を持った男の姿があった。

 

あの翼、デブゥエルさんと夕麻ちゃんについてた翼と同じだな……アイツ堕天使か?

 

俺に向かって光の槍を投げた男は空中に浮かびながら自らの攻撃を防いでみせた俺を見て興味深そうに笑みを浮かべる。

 

「ほう、貴様がナイの言っていた男か。中々、面白い人間がいるではないか」

 

男はそう言うと片手に持っていた何かをこちらに向かって無造作に放り投げる。

 

「こんな事なら私がこちらにいれば良かった。こちらはハズレだったぞ。なぁ、ナイ」

 

「イリナ!ゼノヴィア!」

 

一誠の声と同時に俺は男が無造作に投げたものが何なのかわかった。あれは傷ついたイリナとゼノヴィアだ。ゼノヴィアはまだ軽症だがイリナの方は重症だ。早く手当てしないとマズイなアレは……。

 

男はイリナとゼノヴィアをつまらなさそうに見た後、クソ邪神へと同意を求めるとクソ邪神は男の言うことに微笑みながら頷いて口を開く。

 

「ええ、仰しゃる通りですコカビエルさん。教会のエクスカリバー使いは中々の戦士と聞いていたので少し期待していたのですがねぇ」

 

頷くクソ邪神を見て俺が苛立ち紛れに舌打ちをすると、コカビエルは俺をククッと嘲笑った後、自身とバルパー、そして神父の下に魔法陣を展開する。

 

「ソイツらは返してやる。今の内に準備を整えておくことだ。3日後、駒王学園にて会おう定治とやら。期待してるぞ?精々私を楽しませてくれ」

 

俺を嘲笑いながらその姿を消す。後には障壁越しにクソ邪神だけが残るとクソ邪神は悪戯をする子供のような笑みを浮かべて俺に話しかける。

 

「さて、彼らも帰ったことだし、話でもしようじゃないか定治。そうだな、先ずは私の本来の目的の内容でも話すとでもしよう。実はね定治、私の本来の目的は「一誠、俺ちょっと用事できたからイリナとゼノヴィアの事をアーシアちゃんの所に送ってやってくれ」……?」

 

「え、お、おう。どうしたんだ定治?」

 

「ちょっとアイツをシメてくる。」

 

俺は子供のような笑みを浮かべながら話すクソ邪神の言葉を遮るように一誠に頼むと一誠は戸惑いながらも了承してくれる。

 

足に魔力を付与する(ENCHANT LEG)

 

「あ、ヤバい。定治のあのチート魔術の事忘れてた」

 

魔力を込められた足を見てクソ邪神は顔をヒクつかせながら顔から滝のような汗を垂れ流す。この魔術は俺が独自に編み出した魔術だ。コイツのヤバさ、テメェはよく知ってるよなぁ?クソ邪神?

 

「まったく……何時も何時も面倒ごと引き起こしやがってぇ……!!オラァ!!」

 

障壁と魔力が付与さらた俺の足がぶつかると、"バリィィィンッ!!"というガラスが砕けるような音と共に障壁が砕け散る。

 

魔力を込められた足の爪先を地面で叩いて調子を確かめながらクソ邪神との距離を詰める。俺の顔は自分でもわかるくらいの笑みを浮かべている。この感触はあの時のダゴンさんとハイドラさんたちを呼んだ時に浮かべてた笑みと同じだな。ダゴンさんとハイドラさんが恐いと言っていた笑みを見てクソ邪神はより一層汗を垂れ流している。うんうん、最近調子乗ってるから一度シメておかないとね?

 

「さ・ぁ・て?お・は・な・し、しようか?」

 

「(……どうしよう……定治のこの笑みメッチャ怖い)」

 

さぁ、どうお話してやろうか。取り敢えず何発か蹴り飛ばさねぇと気が収まる全くしないのは確かだ。俺の顔を見て汗を垂れ流すクソ邪神はウンとだけ呟くと手を上に上げて指を鳴らす。

 

「来るんだシャンタク鳥!」

 

『お呼びでしょうか主よ。おや、主のお気に入りの定治もいるのですね』

 

クソ邪神が指鳴らすと直ぐさまクソ邪神の眷属の一匹、シャンタク鳥が現れる。シャンタク鳥は俺を見て呑気にそう言うがクソ邪神の方はメチャクチャ焦っているようで大慌てでシャンタク鳥の背中に乗る。

 

『そんなことよりシャンタク鳥!今直ぐここを離れるんだ!今の定治は私でもヤバい気がする!とにかく早く!』

 

『夜鬼×10』

 

ハッハッハ、そう易々と逃げられると思うなよクソ邪神。ルールブックに魔力を込め、俺は大きなゲートを作り出しそこから夜鬼が10体現れる。夜鬼は俺の周りを取り囲むと元気一杯に手を上げる。

 

『オイッスー!!』×10

 

『オイィィィッスゥゥゥゥ!!ヤッさんたち!あそこのシャンタク鳥までお願いします!』

 

『あいよぉ!!』×10

 

元気よく話す夜鬼たちに俺は元気一杯に返してから夜鬼のヤッさんたちの一匹の背中に飛び乗り、ヤッさんたちにお願いするとヤッさんたちは了承してくれてシャンタク鳥に向かって飛行する。

 

『ギャ、ギャァァァァ!?や、夜鬼だぁぁぁぁ!!』

 

『容赦なくシャンタク鳥の天敵呼んだぁぁぁぁ!?は、早くするんだシャンタク鳥!』

 

シャンタク鳥は天敵の夜鬼を見て絶叫しながら急いで飛び立ち、俺たちから離れようとするので俺たちも負けじと逃さないように飛んで追い始める。絶対に逃さねぇからな!!

 

『待ァてやこんのクソ邪神がぁぁぁぁ!!いっつもいっつも面倒ごと引き起こしやがってぇぇぇぇ!!ついこの前も別の県でよくわからないアホの教団にクトーニアンの召喚方法教えたばっかりじゃねぇかぁぁぁ!!クトーニアンさん卵身籠っててメチャクチャ機嫌悪くて危うく街一個滅ぼすところだったんだぞ!教団ぶっ潰すのよりクトーニアンさんにどうにか帰ってもらうように説得する方がメチャクチャ大変だったんだぞテメェ!ていうかあの後何故か俺がシュド=メルさんに呼び出されて怒られたんだぞ!"新たな生命の誕生が起きようとしてるのに何勝手に呼び出してんだこのドアホォ!!"って何で俺が言われなきゃなんねぇんだよぉぉぉ!?俺悪く無ぇだろぉぉぉ!?』

 

「ま、待つんだ定治!その件はキミ好みの熟女紹介してチャラにしたはずだろう!?」

 

「ああ紹介して貰ったよ!だけどなぁ……!」

 

激怒しながら追いかける俺に向かってクソ邪神が必死に返答をする。ああそういえばあの後お前をシメた後にそんな事約束させたっけなぁ!だけどなぁ!!

 

「あれギリシャ神話の女神ヘラじゃねぇぇぇかぁぁぁ!!よく知らずにナンパしたからゼウスに死ぬほど追いかけられるハメになったじゃねぇかこのボケェ!!」

 

「美女だっただろう!?いい感じに熟れてて美人だっただろう!?何が不満だったんだい!?」

 

不満しかねぇんだよこの野郎ォ!!何発雷撃たれたと思ってんだボケェ!ホントに死にかけたわ!マジでテンパっててヤバかったんだぞアレ!

 

ていうか実はあれ女神ヘラが"浮気されるこっちの身も身をもって知れよゼウス"的なヤツで俺当て馬にされただけだったしなぁ!!

 

ていうかさぁ!女神ヘラって神話を見るにヤバい履歴しかねぇじゃん!いくら美しい熟女でもそういうのは俺ムリなんだよこのボケェ!

 

もう腹立つ!今までのツケ纏めてボコボコにしてやる!残機一くらい減らせやクソ邪神!そうと決まればぶっ殺す!!よく使う方の神話式魔術じゃダメだな!アイツは神話式魔術は俺より精通してるから今回は悪魔式魔術で殺す!!魔力を指先に込めて炎に変換!そして発射ァ!!

 

「いくら美人でも厄ネタ持ちの美女とか嫌に決まってんだろボケェ!死ねやオラァ!!」

 

「あっぶな!?」

 

チィッ!避けたか!だけどまだまだ撃てるぞ!炎、氷、雷!どんどんいくぞゴラァ!!

 

「さぁ死ね!今すぐ死ね!どうせ今回も碌な事じゃねぇんだろぉ!?とりあえず死んどけやオラァ!」

 

「おわっ!?ちょっと掠った!?ま、待つんだ定治!今回のはキミの為に動いてるん「嘘つくな死ね!」あっぶな!?」

 

チッ!中々直撃しねぇ!当てるまで、ていうかアイツ一回ぶっ飛ばすまで追い続けてやる!!

 

 

ギャーギャー喚きながら追われ追う二人を一誠と匙はポカンとした様子で眺めていた。もう定治とニャルラトホテップは点ほどにしか見えないはずなのだが一誠と匙はなんとも言えない表情でニャルラトホテップと定治がいる方向を眺める。

 

そして眺めていた二人の内、匙が定治とニャルラトホテップの姿が点すら見えなくなった後にボソリと呟く。

 

「……兵藤、さっきまであんなに空気だったのに……いきなりこうなって、俺何て言えばいいのかわかんねぇよ」

 

なんとも言えない表情で呟く匙に同じくなんとも言えない表情を浮かべた一誠がボソリと呟く。

 

「……今後定治と関わるんならこういうのしょっちゅう起きると思うぞ。とりあえず、イリナとゼノヴィアを部長たちの元まで運ぶぞ匙。ゼノヴィアは軽症だけどイリナの方は重症だから」

 

「……おう」

 

二人は何とも言えない表情でイリナとゼノヴィアを担ぎ、木場を連れてアーシアの元へと向かうのだった。




適当な魔術講座

足に魔力を付与する
定治独自のオリジナル魔術。効果は魔力を込めた分だけ相手を守る装甲、障壁などの守りを貫通、もしくは撃ち破る事のできる魔術。ぶっちゃけチートです。効く相手にはとことん効くが効かない相手には大して意味のない魔術でもある。

適当な神話生物講座

シャンタク鳥
宇宙空間を飛行可能とする生物で乗ってるとうっかり白痴の魔王の元へと運んでいってしまうようだ。洞窟に巣を作る為、翼は霜と硝石にまみれている。夜鬼を極端に恐れており、彼らに出会うと直ぐさま逃げてしまうらしい。

SANチェック 0/1D6

夜鬼
旧き神ノーデンスに仕える生物。それほど知性のある生物ではないがある種の言語を理解する事が可能とされている。夜鬼の特徴的な攻撃としてくすぐりというものがあり、あまり闘いを好む種族では無いようだ。しかし、ノーデンスのために侵入者を最も悲惨で恐ろしい場所へドンへと連れて行くこともあるらしい。

0/1D6

補足、フリードが定治の事を頭のおかしい狂人と呼ぶ理由

本作9話、空気を読みたくない時だってあるにて定治が故レイナーレの前で一誠のアレを出す

レイナーレ、顔を真っ赤にしながら治療の終わったフリードに話す

フリード「イカれてますやん……」

こんな感じです。これは定治が悪い。フリードくんはそんなに悪くないですねぇ……。ハイスクールD×Dきってのイカれ野郎フリードくんにこう言われる定治、これは間違いなく狂人ですね(確信

ん?こんな時間に誰だろう……?はーい?

定治「死ね!」

"ズドンッ!!"

ゴファ!?……ガクッ

O(:3 )~ ('、3_ヽ)_
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