ハイスクールD×D 俺と愉快な神話生物達と偶に神様 作:心太マグナム
そんな作者が書く今回のお話。
展開が全然先に進めなくて僕は一周回って楽しくなってきました。
やはりおふざけは至高、はっきりわかんだね。
保健室の養護教諭に1時間粘ってナンパしていた定治の後ろ襟を掴んで引きずり、リアスはオカルト研究部の扉を開ける。
「ごめんなさい、遅れたわ」
オカルト研究部にはリアスを待っていたのだろう、オカルト研究部のメンバー全員がそこで各々色々な事をやっていた。リアスが部室へと入ると彼女が最近下僕にした兵藤一誠が彼女に挨拶をしてくる。
「あ、部長おはようございます!それで用がある奴って誰なんですか?って定治!?」
「あれ?一誠じゃん。おいすー」
後ろ襟を掴まれ引きずられてきた定治を見て一誠はええ!?と驚いている一方で定治はへらへらと笑いながら片手を上げて一誠に挨拶をする。
「ぶ、部長!何で定治の奴がこんな所にいるんですか!?」
「今からその話をしようとしてる所だから座ってちょうだいイッセー」
「は、はい」
リアスにそう言われ一誠はおずおずと席に着き、リアスもまた部室での定位置に座るとソファに座らせた定治の方へと視線を向ける。
定治が朱乃が入れたお茶をジッーと見つめているとリアスは咳払いをして定治に向かって口を開く。
「さて、定治くん。あなたを此処に呼んだ理由何だけど
「あれ?祐斗じゃん。お前ホントにオカルト部入ってたの?意外だわー」………」
「ハハ、そう思うよね。でも今はそんな事より部長の話を聞いてあげてよ定治くん。部長、凄い顔しちゃってるから」
リアスの話に被せるかのように先程同様へらへらと笑いながら定治が木場に話しかける。木場と定治は以前から交友関係がある、定治自身余り人見知りをしないタイプの人間だったので木場に気軽に話しかけ、廊下で会えば軽く会話をするくらいには仲がいい。木場は苦笑いしながら定治に返す。リアスはというといきなり話の腰を折られ何て言えば良いのかわからないといった顔をしていた。リアスがどう話を戻そうか考えている時、リアスの視線には定治の前に置かれた飲まれていない紅茶が目に入る。
「ソレ、飲まないのかしら?定治くん」
リアスがそう言うとやっと定治がリアスの方へと視線を向け、リアスに向かって口を開く。
「いや出されたお茶とかは一声貰ってから飲むようにってビジネスマナーの本に書いてあったか「どうぞ!!」あざーっす」
「ハハハ、定治くんは相変わらずマイペースというかフリーダムというか……」
「木場、残念だけどコイツはそんな言葉で治るレベルの奴じゃねえから。良い奴なのは確かだからそれだけ認識してればOKだから」
リアスが声を荒げながらどうぞ!!と言うと定治はヘラヘラ笑いながら出された紅茶にやっと口をつける。そんな様子を見て木場は苦笑いし、一誠はもう見慣れたように定治に向かって溜め息をつく。
「さて定治くん、貴方を呼んだ訳何だけど。貴方昨日堕天使を一人返り討ちにしたわね?」
「ええ!?」
リアスの言葉を聞いた時、一誠が驚きの余り声を出してしまう。一誠自身、堕天使に一度殺された身であり、堕天使の強さは実感していた。だがリアスの口からは定治が堕天使を返り討ちにしたと言っており、一誠は勿論、他の部員でさえ少し驚いてしまう。
リアスは今度こそ話の腰を折られないようにいきなり本題へと入ると定治は「あー」と気まずそうに溜め息をつく。
「昨日見てたんスか、リアス先輩」
「ええ、それを見たから貴方に用があったの」
「そっかー、見られちゃったかー。……今度焼きマシュマロ上げるんで火遊びの件については黙ってもらえません?」
「そっちじゃないわ!火遊びは確かにダメだけど!今私が聞きたいのは貴方が召喚したあの蜘蛛についてよ!」
「あ、そっち?」
再び話を逸らされそうになった リアスは話が逸れぬように話す。一方の定治はというと「何だそっちかー、あー良かった」と言ってヘラヘラ笑いながら手元に自身の神器であり、自身が'
「まあアレは俺がコレを使って呼び出した神話生物ですよ。あの時呼んだのはレンの蜘蛛のレッさんですね。あの後レッさんがご飯作り終わった後オセロやるくらいには仲がいいっスよ」
その話を聞いたリアスは巨大な蜘蛛と一緒に和気藹々とオセロをやる定治の姿が容易に想像できてしまい苦笑いを浮かべる。
「け、結構仲が良いのね……。それで貴方の神器はどう言った能力なのか説明して欲しいのだけれど」
「別に大した能力じゃないっスよ。ただこの本に書いてある生物達を呼び出す事が出来るってだけっス。例えば……ホラ」
定治はそう言うと適当にのページをめくり、コイツでいっかと適当に神話生物を召喚する。部室の床に黒い穴が出来ると其処には一見すると普通の人間が現れる。現れた人間はファーストフードの店員なのか制服に身を包んでフライドポテトを持っていた。店員はえ?ここどこ?と辺りをキョロキョロと見回し定治を見つけるとワナワナと身体を震わせてから定治に襲いかかる。
「テメェ定治ゥ!バイト中は呼び出すなって何時も言ってんだろうがぁ!!」
「うるせぇ!俺は悪くねぇ!俺は悪くねぇ!ポテトワンプリィィィズ!!」
「OKでゴフッ!?」
襲いかかる店員に定治はまずフライドポテトを奪うと店員の攻撃をかわして腹に向かって鋭い拳をぶつける。腹に定治の拳を食らった店員は崩れ落ち、定治は鼻で笑うと店員から奪ったフライドポテトを勝手に食べ始める。
「あー、コイツはグールの斉藤って奴で駅前のファーストフード店でバイトリーダーやってます」
「ど、どうも斉藤です……学生の皆さんには何時もお世話になってます……」
「普段コイツの見た目はもっと気持ち悪いし臭いんですけど魔術で姿を変えて、臭いも消してるんですよ。……やっぱポテトうめぇな。偶に無性に食いたくなるわ」
ポテトを咀嚼しながら定治がグールを紹介すると斉藤は涙目になりながらも精一杯の笑顔をリアス達に向ける。
このグール、定治の言う通り本来ならもっと醜悪な外見なのだが定治が魔術を教えて姿を変えているため、一見ただの店員である。もっとも、定治がこのグールに教えた魔術も、定治がとある神話生物に教えてもらったものなのだが。しかしその正体は犬に似た顔で鉤爪を持ち、身体にカビの生えている死肉を食らうグールなのだ。定治のワンパンで沈んでる姿からは想像出来ないだろうが。
しばらくして定治がポテトを食べ終わりごちそうさまでしたと言うと定治は斉藤を呼び出した穴に放り投げようとする。
「あー、美味かった。それじゃお疲れー」
「え!?何で呼び出した!?何で呼んだんだよ定治!」
「イヤお前が一番暇そうだったから……」
「バイト中だからメッチャ忙しいに決まってんだろボケェ!ふざけんなこの野郎ォ!空鬼とかメッチャ暇人なんだからアイツ呼んでやれよ!「ハイハイお疲れー」覚えてろよ定治ゥゥゥゥ!!アッーーーー!」
定治は斉藤を担いで穴に向かって放り投げると斉藤の悲鳴をこだまさせながら穴は塞がり、元の部室の床へと戻る。後には空になったポテトの容器だけが残り、定治はリアスたちの方へと視線をむける。
「俺の能力は大体こんな感じです。神話生物達を呼べるってだけの何の変哲のない能力っす。まぁ、呼び出した奴らの殆どが何処かクセのある奴らばっかりで困るんですけどね」
ヘラヘラと笑いながら言う定治に先程のコントのようなモノを見せられ固まるオカルト部部員一同。その中で一誠が先程の定治の発言にツッコミを入れる。
「クセのある奴らで困るってお前が言ってんじゃねぇ!」
類は友を呼ぶ、その言葉の意味をしっかりと認識したオカルト部部員一同であった。
阿見定治のステータス
STR(筋力) 16 武道で鍛えた細身の圧倒的パゥワー
CON(体力) 18 元気ハツラツ過ぎてヤバい
SIZ(体格) 17 デカイ(意味深)
INT(知性) 18 天才ですから(ドヤ顏)
POW(精神力) 120 神格「なんだこの精神力……たまげたなぁ」
DEX(敏捷性) 18 速すぎィ!!
APP(外見) 16 学校内指折りのイケメン
EDU(教育) 21 天才ですから(二度目)
SAN値 600 ハハッ、ワロス。人間の上限?そんなの知らんな。
幸運 99 神(意味深)に愛されたラッキーボーイ
アイデア 90 天才ですか(ry
知識 99 天才(ry
DB(ダメージボーナス) 1D6 強い(確信)
耐久力 17 強い(二度目)
特に制限とか考えずにやったらこうなった(白目)
テキトーな神話生物講座
食屍鬼(グール)
ゴムのような弾力ある皮膚を持つ亜人型の怪物。色々な都市の地下のトンネル網にいるらしい。偶に魔女と手を組んで人間に襲いかかる。人間が時間をかけてグールになってしまう事もあるそうな。なお斉藤はタイトル通り、あの後時給ダウンをマジで食らった模様。
SAN値チェック 0/1D6
あ、レンの蜘蛛さんのSAN値チェックは普通は1/1D10ですがレッさんは滅茶苦茶デカイので1/1D20です!
さぁダイスを振って、どうぞ