ハイスクールD×D 俺と愉快な神話生物達と偶に神様   作:心太マグナム

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ばかるてっと の にちじょう !

一誠「なぁ定治。アイラブユーって十回言ってみ」
定治「アイラブユー」×10
一誠「俺の事は?」
定治「アイラァブユゥゥゥゥ!!」ガシッ
一誠「Oh!アイラァブユゥゥゥゥトゥゥゥ!!」ガシッ
定治一誠「「yeaaaaah!!」」全力のハグ
元浜「おい!俺の事は!?」
松田「俺も俺も!」
定治一誠「「アイラァブユゥゥゥゥ!!」」ガシッ
元浜松田「「Oh!アイラァブユゥゥゥゥトゥゥゥ!!」」ガシッ
定治一誠元浜松田「「「「yeaaaaah!!」」」」全力のハグ
女子A「えー、じゃあウチのことはぁ?」
定治一誠元浜松田「「「「ア、アイラブユゥ?(困惑」」」」
女子A「ウチもアイラァブユゥー!」
定治一誠元浜松田「「「「yeaaaaah!!(ノリ100%」」」」
女子A「イェーイ!」
村山「ちょっとA!?何しようとしてんの!?」
女子A「えー?ノリでイケメン(定治)に抱きつけんじゃーん。ノらない手は無いっしょー」
村山「!?」

イケメン は それだけで 得。

男子高校生は偶にノリでこのような意味のわからない行動をします。あくまでノリです。決してホモではない、いいね?


そうです私がアーミテイジです
プールだぜヒャッハー!


 

 

 

コカビエルとの戦い、俺がダゴンさんにシバかれてから数日が経ちました。あんな闘いがあったにも関わらず、学園では何事も無く授業が始まり平和な日々が続いております。しかしある一点において、俺の学園生活の中で変わったものがあります。それはーーー

 

「定治くん!オカルト研究部に行こう!ほら早く!」

 

「お、おう」

 

祐斗がなんかこう、近い。

 

こら、手を繋がない。

 

そこの女子キマシタワーじゃねぇ!何も来てねぇから!

 

 

コカビエルとの戦いから数日たった夜の旧校舎。そこでオカルト研究部のメンバーが集まりとある事について会談を行っていた。会談には定治ももちろん参加しており、木場の隣で紅茶に口をつけながら一誠とアザゼルが接触した時の事を聞いていた。

 

「ーーーといった理由でアザゼルはコカビエルの企みを察知し、ついでに俺の神器への興味も兼ねてこの街に潜入していました。本来はあの時来た白龍皇がコカビエルの始末をつける予定だったそうです。そして今回の件によって堕天使天使悪魔のトップがこの地で会談を行う事が決定した。アザゼルはそう言ってました」

 

「へぇ、アザゼルがそんなこと言ってんのか。で、部長は知ってるんです?」

 

「ええ、先程連絡が来たわ。さっき一誠が言ってた通りこの前のコカビエルの件により、一度三勢力のトップ同士が集まり今後の関係について話し合う会談が行なわれるわ」

 

リアスはここで一旦話を区切り、視線を定治に写す。

 

「先日の戦いは各勢力でも色々と問題になっているわ。原因はわかってると思うけど貴方よ定治」

 

「ま、でしょうねぇ」

 

コカビエル戦がどうなったかは各勢力に知れ渡り、阿見定治という名は三勢力の間で一気に広まった。定治もそれを承知しているはずだが定治は気にしてる様子は無くいつも通りヘラヘラ笑っている。そんな定治を新しくリアスの眷属になったゼノヴィアがジッと見据える。

 

「コカビエル討伐はほぼお前一人の力でやったのだ。当然といえば当然だ」

 

「おうそうだな神がいなくなったのを教会に言ったら追い出されたからムシャクシャして悪魔になったゼノヴィア」

 

「それを言うな貴様ァ!」

 

「あっぶね!?」

 

定治の一言にゼノヴィアが思わず斬りかかる。しかし定治は若干焦りながらも見事に白刃取りを成功させる。だが剣を白刃取りをされてもゼノヴィアは一向に剣を離す様子は無くグイグイ剣を押し続け、定治もそれに対抗する。

 

「何キレてんだよバーカ!自分から言ってただろバーカ!」

 

「自分で言うのは良いが貴様に言われるのは気にくわん!」

 

「殺すぞテメェ!!」

 

「私が先に殺してやるとも!」

 

「「グギギギギッ!」」

 

押して押される二人を見てリアスは呆れたようにため息をつくと視線を一誠へと写す。

 

「しかし参ったわね。アザゼルがこの街に潜入していたなんて」

 

「……やっぱり狙いは俺の神器なんでしょうか。」

 

アザゼルの名を口にして再度ため息をつくリアスを見た後、一誠は神妙な面持ちで自身の神器を眺める。

 

「それと定治の神器も、でしょうね。でも大丈夫よ一誠は私が守るもの」

 

「部長〜デヘヘヘ」

 

神妙な面持ちの一誠を安心させるようにリアスは一誠を抱きしめる。

 

胸に顔を埋めるような形でリアスに抱きしめられた一誠はリアスの胸の柔らかさを味わうように顔を埋め、表情をニヤケたものにさせる。

 

「え、俺は!?」

 

微笑みを浮かべて一誠を抱きしめるリアスに定治が俺の事は誰も守ってくれないの!?とツッコみをいれながら未だゼノヴィアと押して押されてを繰り返していると木場がポンと定治の肩に手を置く。

 

「大丈夫、定治くんは僕が守るよ!」

 

「お、おう。ちょっと近いぞ祐斗」

 

「視線を移すとはいい度胸だな定治!」

 

「テメェは何時まで俺に斬りかかってんだゴラァ!!」

 

このゼノヴィアとの押して押されての競合い、これは約一時間後の朱乃の雷が落とされるまで続くのだった。

 

 

会談が行われた次の日、オカルト研究部は生徒会の依頼でプール掃除を行い、その褒美として学園のプールを今日一日中貸し切り状態にする事が許されていた。

 

「一番定治いっきまーす!ヒャッハー!」

 

「二番一誠いっきまーす!ヒャッハー!」

 

「三番ショゴスいっきまーす!ヒャッハー!!」

 

「飛び込みはやめなさい貴方達っー!」

 

プールには我先にと定治達が駆け込み、到着した順番にヒャッハーの掛け声と共に勢い良く飛び込んで行く。飛び込むバカ達を見たリアスは大声で止めさせようとするが既に定治達は大きな水飛沫をあげている。そしてリアスの後ろから木場がやや控えめな声を出してプールに駆け込んでいく。

 

「ぼ、僕も、四番祐斗いきまーす!ヒャ、ヒャッハー!」

 

「祐斗あなたも!?」

 

騎士の力で加速してその勢いでプールに飛び込んで行く木場にまさか木場もやると思わなかったリアスは驚いてしまう。

 

「あらあら、男の子ですわねぇ」

 

「な、なんて事……祐斗と一誠が定治に毒されてしまってるわ……」

 

「みなさーん!準備体操ちゃんとしないとダメですよー!」

 

飛び込んで行く定治達に笑う朱乃、一誠達が毒されたとため息をつくリアス。そしてアーシアが飛び込んだ定治達に向けて声を上げたと同時に定治と一誠が苦悶の表情で水面から顔を出す。

 

「「ギャアァァァァ!?足つったぁぁぁぁ!?」」

 

「定治ーーー!?一誠くーーーん!?」

 

バカ二人が足をつり悲鳴を上げるとそれに直ぐ気づいたショゴスが人間形態のまま腕だけを触手状に変えて直ぐ様二人をプール縁へと運ぶ。

 

「サンキューショゴスくん……」

 

「死ぬかと思ったぜ……」

 

プール縁に運ばれた二人はショゴスに礼を言ってつった足を伸ばして正常な状態へと戻していると、二人の元へリアスが軽く怒った様子で駆け寄ってくる。

 

「もう!準備体操もしないで飛び込むからこうなるのよ?わかった?なら私と一緒に準備体操を「「ヒャッハー!!」」話を聞きなさーい!」

 

リアスが定治達に準備体操の大切さを説こうとしたその時、足のつりが治った二人がリアスの説教を無視して再びプールに飛び込む。恐らく男子学生がプールで一番面倒くさがっているもの、それが準備体操。やらなきゃいけないのはわかってるんだけどそんな時間があったら一秒でも早くプールに飛び込みたい。もし足がつったとしてもそれはその時考えればいいじゃない。それが男子学生の心境。

 

「プハァッ!やっぱり飛び込みは楽しいな一誠!」

 

「おう!次はもういっちょ派手なので行くか!」

 

「やるやるー!」

 

「僕もやらせてもらうよ!」

 

足がつっても懲りないバカ二人とバカのノリについて行く木場とショゴス。一同満場一致の回答に気分を良くした定治はルールブックを呼び出しとある試みを行う事を口にする。

 

「いいねぇいいねぇ!みんなわかってるじゃん!ならアレやろうぜアレ!この前テレビでやってたアレ!ビヤーキさん呼んでさ!」

 

「ポテェイトォだな!よしやるか!……ん、何だコレ?」

 

「「!?」」

 

ポテェイトォをやる事にノリノリな態度を見せる一誠だがふと身体にに何かがぶつかったような感触を覚え、後ろを振り向きぶつかった物を手に取る。

 

一誠が手にしたソレは30センチほどの正方形の箱を布で覆い尽くし布の結び目に五芒星と目が描かれた札が貼ってあった。不思議そうにソレを手に取り眺めた一誠だがその近くでショゴスと定治が顔色を変える。

 

「アカァァァァン!?」

 

"バシーーンッ!!"

 

「ベブゥゥゥゥ!?」

 

「ワッショーーイ!!」

 

先ず最初に動いたのは定治。彼は一誠の頭を思わずぶっ叩き一誠の体をプール端に吹っ飛ばす。その次に動いたのはショゴス。ショゴスは定治に吹っ飛ばされた一誠が手離した箱を体を膨らませて覆い隠すように回収する。

 

一誠をプール端に叩きつけた定治はショゴスが箱を回収したのを確認した後、ショゴスと一緒にプールの角まで移動してコソコソと話を始める。

 

「ちょ、ショゴスくん何出しちゃってんの!?」

 

「さ、定治と一誠くんを助けた時に出しちゃったみたい……ごめんよぅ定治」

 

「あ……それ俺も悪いみたいなもんだ……。こっちこそごめんなショゴスくん。ショゴスくん、これそう簡単に出てくるとマズいからちょっと奥の方に入れさせて貰うわ」

 

「うんわかったよ定治。ア、アハハハ!そ、そこまで深く手を入れないでよ定治!くすぐったいよ!」

 

話を終えた定治はくすぐったそうにしているショゴスに肩まで身体を入れて箱を奥に隠してからプール端に吹っ飛ばされた一誠に両手を合わせて頭を下げる。

 

「いやー、マジですまん一誠!お前が拾ったコレ、多少の封印をしてはいるんだけど中身を見ちゃうとヤバイから思わず叩いちまった。マジすまんかった!」

 

「わ、わかった……けどアレには何が入ってんだ?結構慌ててたけど」

 

一誠は定治の謝罪に多少思う事はあるが一先ず許すとその次に先程の定治の焦り具合からあの箱には余程のモノが入ってるのではないかと思い、定治に箱の中身について訊ねると定治は少しの間バツが悪そうに口をどもらせたが暫くして決心がついたのか真面目な表情を見せる。

 

「あー、アレにはとある場所から回収した銅鏡が入ってる。わかると思うけどただの銅鏡じゃない。アレはガタノソアっていう神を直接見れるアーティファクトなんだよ。戦闘でも偶に使うんだけど扱いが難しくてな。普段は旧神の紋章で封印してショゴスくんに待たせてるってわけ」

 

「ガタノソア……?それはどんな神なんだい定治くん」

 

「わかりやすく言うと存在そのものがゴルゴンの目みたいな奴。見るものを石みたいにさせてしまう強力な呪いを持った神。この前呼んじまったクトゥルフさんの息子でもある」

 

「そ、そんな奴がいるのかい!?」

 

「おういるぞ。ガタノソアさん見た目とかは怖いけどガタノソアさん自身は結構気さくだし、呪いのオンオフは意図的にできるから連絡さえ入れておけば呪いをオフにして会ってくれるぜ。まぁうっかり呪いをオンにしちゃうこともあるから会う際はとある巻物が必要なんだけど。それと昔はその力でブイブイ言わせてたらしいけど今では丸くなってな、昔の事聞くと火山の奥に引きこもっちゃうくらいには面白い性格してるんだぜ?」

 

一通りガタノソアの説明を終えた定治は最後に"ま、旧支配者の神様達は一部の例外を除いて大抵面白いのしかいないんだけど"と付け加え近くに浮いているビート板を手に取る。

 

「さて、この話はメンドクサくなったからこれで終わり!あの人は基本火山から出ないから大丈夫、今後会う事は多分ないと思うぜ。ショゴスくーん、ダゴンさんから渦巻きの作り方教わったから流れるプールやろうぜー!」

 

「うんわかったー!」

 

「待ってよ定治くん!僕も混ぜてよ!」

 

「あ!待てよ定治!そんな面白そうなの俺も行くに決まってんだろー!」

 

定治は木場を安心させるようにウィンクして話を切り上げた後、ビート板に魔力を込めて放り投げる。魔力が込められたビーチ板が水中に着地するとそこを起点にした緩やかな速度の渦巻きが発生し定治とショゴスが渦巻きに向かって飛び込むと遅れて木場と一誠も二人につられて飛び込んでいった。

 

時間は暫く経ち渦巻きの流れるプールを堪能した男一同は流れるプールに飽きたので新たな試みに挑戦していた。

 

「ゴフッ!?ゴフッ!?」

 

「ゴホッゴホッ!」

 

「ゴホォ!?は、鼻に水が入った……」

 

今定治達が挑戦しているのはビート板に乗ってサーフィンをするという試み。幼い頃誰もがやったであろう試み、それを10代後半になって今更やってみようとしているのだ。

 

勿論発端は定治。

 

だがこのビート板でサーフィンをするという試み、やってみたらわかるが非常に難しい。乗るまでは出来るがその後のバランスを取ることに一同大苦戦。ビート板に乗ってはプールに飛び込むという行動を繰り返す定治と一誠と木場。ちなみにショゴスは数回やって飽きたのか水面にプカプカ浮きながらバカ3人の様子を見学している。

 

「3人ともそろそろ諦めなよ。その小さな板でサーフィンなんて出来るわけ無いでしょ。僕が3人とも乗せてあげるからそれで我慢しようよ」

 

「うるせぇ止めんなショゴスくん!後少しなんだよ!足で乗れる所まで行けたんだ!なら後はバランス取って波に乗るだけなんだよ!ビッグウェーブが俺を呼んでるんだよ!」

 

「バランス取るのがウルトラCな事にそろそろ気付きなよ!しかもプールに波なんてないよ!」

 

「安心しろ!ビッグウェーブなら俺が作る!」

 

「さっきからダゴンさんに教わった水を操る魔術何しょーもない事に使ってんのさ!流れるプールは楽しかったけど!」

 

「馬鹿野郎俺が教わった理由は最初からこう使うって決めてたからだよ!」

 

「またダゴンさんに筋肉バスターかけられたいの!?ていうかみんなも早くこんなバカな事やめなよ!どうせ出来っこないんだから!」

 

 

ショゴスと定治がやめるやめないの口論をしていると、定治と同じくビート板を手にした木場がフッと笑う。

 

「フ、ショゴスくんもう遅いんだ。何回もやっていく内に僕達はこのビート板に意地でも乗りたいと思い始めている……!今更引く事は出来ない!」

 

「バカなの!?」

 

「とりあえずショゴスくんはそこで見てろ!阿見定治、頑張ります!おっし!乗れ、たあぁぁぁぁ!?」

 

木場の発言にショゴスがツッコみを入れたすぐ後に定治が再びビート板に乗って当たり前の様にプールに落水。

 

そしてプールに落水して盛大に水柱を上げた定治の次に一誠が意気揚々とビート板を手にする。

 

「ハッ、まだまだだな定治!貸せ!今度こそ俺が乗ってやるぜ!「一誠〜、日焼け止めのオイル塗ってくれないかしらー?」は〜い♡喜んでやらせていただきま〜す♡」

 

「おい一誠ィ!?ビート板に乗ってサーフィンという男の子のロマンよりもおっぱいを取るのかよぉ!」

 

ビート板に乗るためビート板を手にした一誠だがリアスの甘い声を聞いた瞬間顔をニヤけさせながらビート板を放り投げる。その様子に定治が思わず罵声を浴びせるが一誠は顔に血管を浮かばせながら声を荒げる。

 

「当たり前だろうが定治ゥ!俺を誰だと思ってる!」

 

「おっぱい大好き一誠くん!そうだったなチクショウ!もう知らない!一誠なんて知らないんだから!もう一誠が波に乗りたいって言っても乗せてあげないんだから!この裏切り者ォォォォ!!」

 

声を荒げる一誠に対し定治は八つ当たり気味に水面を叩いた後ビート板を手にし、木場達の元で再びビート板に乗る試みを始める。

 

「よし!定治くん見てくれ!乗れ、なかったぁぁぁ!?」

 

「祐斗ーーー!?寄越せ!次こそ俺が乗ってみせ、る事が出来ませんでしたぁぁぁぁ!?」

 

「くっ!定治くん!」

 

「ああわかってる祐斗!」

 

「「ワンモアセットだぁぁぁぁ!!」」

 

「いい加減もう諦めなよ!!」

 

乗っては落ちてを繰り返す二人にショゴスがキレ気味にツッコミをいれるが木場と定治に諦める様子は全く無く、再度ビート板に乗ってその直後当たり前のようにプールに落水する。

 

この木場と定治の行いをリアスが一誠にオイルを塗ってもらいながらボンヤリと眺め、フフッと微笑む。

 

「定治と祐斗は元気ねぇ。あ、また落ちたわあの子達」

 

「(あ〜部長の肌やわらけぇ〜)」

 

"むにゅう"

 

「ーーハッ!?こ、この柔らかい感触はまさか!?」

 

一誠がリアスの肌を両手で堪能していると突如として背後にとても柔らかい感触を感じる。一誠が思わず振り返ってみるとそこにはニコニコと笑う朱乃の姿があった。

 

「あらあら、部長だけズルいですわ。ねぇ一誠くん、私にもオイル塗って下さらない?」

 

「ちょっと何やってるの朱乃!」

 

現在の朱乃の姿は水着の上を脱ぎ去っており、その大きな胸を一誠に直接当てていた。朱乃の予想外の行動に驚きと嫉妬による怒りを織り交ぜながら上半身を露わにして立ち上がるリアス。だが朱乃はというとリアスの表情を見ても依然表情を変えずにニコニコ笑う。

 

「ちょっと可愛いがってあげてるだけですわ。ねぇ部長、私に一誠くんをくださらない?」

 

「ダメよ!その子は私のよ!絶対にあげたりするものですか!」

 

「あらあら、部長ったら怖いですわ。……束縛の強い女性は嫌われますわよ?」

 

"ドゴンッ!!"

 

「……朱乃、少し調子に乗りすぎではないかしら?」

 

朱乃が最後に呟いた一言の直後、朱乃付近の飛び込み台がリアスの消滅の力により消し飛ぶ。リアスは青筋を浮かべ、消滅の力を手に宿しながら朱乃を睨むと朱乃もまた何時ものようにニコニコ笑いながら立ち上がる。

 

「あらあら、そちらがその気なら私も引きませんわよ?」

 

「フッ!!」

 

「ハァッ!!」

 

「ふぃー、乗り切れなかったか……。よし!次こそは乗ってやブベラッ!?」

 

「定治ーーーー!?」

 

「定治くーーーん!?」

 

消滅の魔力と雷。二人の力がぶつかったその時、丁度二人の間付近に落水して水面から顔を出した定治が衝撃の余波を食らってしまう。

 

水面から顔を出したと思ったら吹き飛ばされて再び水の中へ落ちていく定治の姿に木場とショゴスが悲鳴をあげる。だがしかし定治は直ぐにプールから飛び出し、顔に青筋を浮かべてルールブックを手に取る。

 

「ブハァッ!?誰がやりやがったゴラァ!?ぶっ潰してやーーー」

 

今すぐにでも自分を吹き飛ばした奴を潰す為、臨戦態勢に入って辺りを見回す定治。だがそこで定治が目にしたのは上半身を裸にして雷と消滅の力を撃ち合いながら口論をしているリアスと朱乃の姿。

 

「大体朱乃!貴方男が嫌いだったでしょ!」

 

「そう言う部長も男なんて興味ない、どれも同じに見えると言ってましたわ!大体リアスだけズルいわ!私だって一誠くんを可愛がりたいのに!」

 

「ーープッ」

 

臨戦態勢に入っている定治の姿など御構い無しに上半身を裸にして力をぶつけ合う二人、この光景を見て先程まで青筋を浮かべていた定治の表情が文字通り面白いモノを見たものへと変わってしまう。

 

「アッヒャッヒャッヒャッ!痴女大決戦だコレ!チョーウケる!アーッヒャッヒャッヒャッ!!」

 

争う二人を"痴女大決戦"と呼んで爆笑する定治。流石に"痴女大決戦"と呼ばれるのを無視できなかったのかリアスと朱乃は撃ち合いを止め、同じタイミングで爆笑している定治へと視線を向ける。

 

「定治、貴方何を」

 

「笑っているのですか?」

 

痴女などと呼ばれ、静かにキレた二人から出る怒りのオーラにオカルト研究部一同は思わず沈黙してしまうが定治は怒りのオーラを直接向けられていながらも関係無しに爆笑し続ける。

 

「だって面白いんですもん!一誠を可愛がりたいからって言う理由だけで上半身裸にしてバトってるんですよ!これが笑わずにいられますか!アッヒャッヒャッヒャッ!!」

 

二人を指差し爆笑する定治。そしてとうとう、リアスと朱乃の堪忍袋の尾が切れた。

 

「定治貴方」

 

「死にたいようですわね?」

 

「フ、こうなる事はわかっていたさ(イケボ」

 

定治が出したイケメンボイスと同時に二人の手からお仕置きの雷と魔弾が飛んでくる。襲いかかるお仕置きに定治は抵抗する素振りを見せずに両手を広げ、最後に大笑いする。

 

「アーヒャッヒャッヒャッ!さーてみなさんご一緒に!でも言いたくなっちゃったから仕方ないよねぇぇぇぇ!!ギャアァァァァ!?」

 

「定治ーーーー!?」

 

「定治くーーーん!?」

 

お仕置きをもろに受けて吹き飛ぶ定治の身体。そしてショゴスと木場の悲鳴と共に定治の身体はプールの近くに生えていた木に突き刺さるのだった。

 

オマケ

 

がたのそあ さん!

 

定治「なぁなぁガタノソアさん」

 

ガタノソア「ん?どうしたんだ定治?」

 

定治「ガタノソアさんってさ、ずっとマグマの中で生活してるけど暑くないの?」

 

ガタノソア「うーん、よく人間の女の子が「お風呂きもちぃー!もうずっと入ってられるー!」って言うだろう?」

 

定治「あー、言うかも」

 

ガタノソア「それだよ」

 

定治「ごめん意味わかんないんだけど!?」




ハイ原作4巻目突入しました。

今回は前書きで作者がパッと思いついたネタを適当に書いたのでしょうがいかがでしたか?多分また思いついたら書きます。面白かったならいいのですが……。

プール編ではネタとして皆さんも小さい頃やったであろうビート板に乗ろうする試みを10代後半の定治達にやらせてみました。

だって学園のプールでのネタって飛び込みとそれくらいしか思いつかなかったんだもん!

あ、それと今私の活動報告の方でちょっと参考にアンケートを取っています。あくまで"参考"にするだけなのですが、皆さんの意見が聞ければ幸いです。

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