ハイスクールD×D 俺と愉快な神話生物達と偶に神様 作:心太マグナム
社会人になって一年が経とうとしてるんですがこの一年、学生時代より早く感じました。未熟な私に後輩が出来るとか考えられないんだよなぁ……。
え……他の作品の更新……?シラネ
忙しいからね、仕方ないね。この作品は書いてて楽しいからちょくちょく更新しますけど。
最初に動いたのは木場だった。木場は持ち前のスピードを活かし、バイザーを撹乱させながら隙を見てバイザーを切っていく。
「おお、木場選手中々に素早い!バイザーに対して素早い動きで攻撃をさせずに斬り刻んでいきますねぇ。ですが地味ッ!見てて何も面白くない!チマチマせずにもっと派手にやって下さいよおォ!!」
「僕の持ち味全否定するのやめて!」
その様子を見てスズキは速いと褒めはするが直ぐに木場の持ち味であるスピードを全否定する。木場はバイザーの攻撃を避けながらスズキにツッコミを入れる。そしてツッコミに気を取られた木場にバイザーの下半身が襲い掛かる。
「変わります」
木場に向かって襲い掛かる下半身を小猫が正面から受け止める。小猫はそのままバイザーの下半身を掴み小柄の体格からは想像できない怪力でバイザーを投げ飛ばす。この派手な投げとばしにスズキはニッコリと満足気な表情を見せているが横で吐き出すものを吐き出し終えた定治がボソリと呟く。
「タッチしないで変わったからルール違反じゃね?」
「おおっと!小猫選手、定治にタッチをしてないのがバレてしまった!これは判定に響きますねぇ!」
「なんのルールと判定よ!」
「うるさいです」
騒ぐスズキにリアスがツッコミを入れ、小猫はバイザーを再び掴み、今度はスズキと定治に向かって投げ飛ばす。
「「
定治とスズキは目の前に飛んできたバイザーを見た瞬間に呪文を唱える。呪文を唱えると二人はフワッと煙の様に消え、少し離れた所にいつの間にか置かれていた箱の下に姿を現す。
「小猫選手、実況者に攻撃をしてきました。中々のヒールレスラーっぷりですねぇ」
「イッさんから呪文教わっておいてよかった……」
箱の下に現れたスズキは小猫を煽る様に話し、定治は冷や汗を拭う。
もう一度バイザーを投げ飛ばしてやろうかと考えていたその時バイザーが雄叫びを上げる。
「ahhhhhhhhh!!」
雄叫びと同時にバイザーの上半身が膨れ上がり先程までの美女の外見から悍ましいものへと変化していく。
「ギャアアァァァ!おっぱいがぁぁ!!」
「バイザーさん、もうそういうのいいから」
再び悲鳴を上げる一誠、だが定治はと言うと先程見た下半身で慣れてしまい冷静に手のひらでSTOPの意を示す。だが定治が止めてもバイザーの上半身の変化は止まることなく、とうとう上半身も悍ましいものへと変わる。
「あらあら、困りましたわねぇ」
「全然困ってる風に見えないんですがそれは」
悍ましいものへと変わり果てたバイザーを見ながらニコニコと笑う朱乃に定治が冷静にツッコむ。朱乃は定治のツッコミを無視して手を上に掲げるとバチッと音がし、バイザーに雷が落ちる。
「ギャアアァァァ!?」
「あらあら、痛そうですわね。まだまだこれからですのに」
「ギャアアァァァ!!」
「スズキさん?今のこれを見てどういう風に実況をしてくれるのかしら?ウフフフ!」
「ギャアアァァァ!」
悲鳴を上げるバイザーととても楽しそうに笑う朱乃という両極端な表情を見せる二人。朱乃はバイザーに雷を落としながらスズキの方へどんな事を言ってくれるのか期待の意味を込めてスズキの方を見る。
「いや……流石にコレは……」
「ドン引きですね……」
一方的にバイザーをいたぶりながら楽しそうに笑う朱乃を見てスズキと定治は「うわぁ…」と言いながら完全にドン引きしていた。朱乃は期待してたものとは違った表情をしていた二人に向かってうっかりバイザーに攻撃するための雷を落としてしまう。
「あらあら、手が滑ってしまいましたわ♫」
「水遁・水陣壁!」
「水の無いところでこれ程の水遁を……なんと卑劣な……」
「ネタに走ってる場合ではありませんよ定治!」
魔力がこちらに向かってくるのを直ぐに感知したスズキは奇妙な仕草をして魔力で水の壁を作り、朱乃が落とした雷を防ぐ。まさか雷を落とされるとは思わなかったスズキは定治の言葉に必死な顔でツッコむ。このまま第二撃が来るかと警戒していたスズキだったが朱乃の視線は既にバイザーの方へ向けられており再び雷をバイザーに落としていた。スズキはぬめりとした汗を拭いホッと一息つく。
「危なかった……少々フザケすぎましたかね……」
「また手が滑ってしまいましたわ♫」
「なんと卑劣な!」
冷や汗を拭っていたスズキだったが朱乃が再び手を滑らしてしまい雷がスズキたちの方へと向かっていくがまたしてもスズキは水の壁を作り雷を防ぐ。
「あ、あの少女ちょっと怖すぎやしませんかね……」
「もうはぐれ悪魔より姫島先輩の方がヤバくみえるよ俺……」
「このままだとまた雷落とされるかもしれませんし、ちょっと本気出すとしますか」
「最初からやって」
「ahhhhhhhhh!」
朱乃に対して恐怖を感じる二人。このままだとまた雷を落とされかねないと判断したスズキは臨戦対戦に入る。そのスズキに定治は最初からやってと呟く。
スズキがやる気になったその時、朱乃が雷を落としていない一瞬のスキをついてバイザーは雄叫びを上げてスズキに向かう。バイザーを見たスズキはバイザーを膜のある手で指差し、呪文を呟く。
「
「ガッ……」
スズキが呪文を呟くとバイザーは歩みを止め、目は虚ろになり身体がカタカタと震え出す。バイザーが動かなくなったのを確認するとスズキはふぅと一息つく。
「やれやれ、定治には効かないので効くかどうか微妙だったのですが成功して良かった。どうやら精神力は大したことないようですね。」
スズキが汗を拭い一息ついている時、カタカタと震えるバイザーを定治は呆れた様子で見つめていた。
「
「普通の生物はああなるんですよ定治。あれを食らっても鼻で笑って◯時だよ全員集合をバカ笑いしながら見てる貴方がおかしいんです。」
そう、大抵の生物がこの呪文を受ければ魂も凍るような恐怖を植え付けられ今まで行っていた事の集中力は途切れ、恐怖に怯えるしか無いのだ。定治に
バイザーが動かなくなるのを確認すると定治は
「ショゴス〜、ご飯の時間よー」
『わーい!』
バイザーの上に
『ん?どしたのショゴスくん。美味しくない?』
『ん〜……そういう訳じゃないんだけど……』
ショゴスは何か考えているような表情(定治から見て)でバイザーをモグモグと食べ、何か思いついた表情(定治から見て)をする。
『あ!やっとわかった!コレこの前定治の家で食べた馬刺しの味がする!』
『あの馬刺し失踪事件の犯人はお前かよぉぉぉ!!』
『あ、ちょ、火!火は止めて!燃えちゃう!ボク燃えちゃう!らめぇぇぇ!火には弱いのぉぉぉぉ!んほぉぉぉぉ!!』
「落ち着きなさい定治!ショゴスは純粋な子なんです!馬刺しくらい許してあげて下さい!」
「ゆ''る''ざ ん''!!」
「馬刺しくらいでマジギレしないで下さい!」
定治が自宅にて突然消えた馬刺しの犯人を見つけ出し、ショゴスにライターを近づけ、ショゴスを燃やさんと襲い掛かるところをスズキが必死に羽交締めして定治を止める。ちなみにライター一本ではショゴスには対して意味はない。だが定治の馬刺しの恨みによってショゴスにはライターの小さな火が業火のように見え、ショゴスは必死に定治から距離を取る。
「「「「…………」」」」
10〜20mはあるショゴスをライター一本で怯えさせる定治とそれを必死に止めるスズキ。この奇妙な光景を目の当たりにしオカルト研究部一同は先程の
少し時間が経ち、一同の視界に身体の一部が無くなっているバイザーが見える。
「バイザー……倒しません?」
「ええ、そうね……」
一誠の一言にリアスが頷き、バイザーを消滅の力が宿った魔力で文字どおり消し飛ばす。後にはバイザーが壊した小屋の残骸だけが残った。こうしてリアスの眷属一同と定治のはぐれ悪魔狩りは終了した。
魔術講座
消滅
呪文を唱えることで儀式?によって作られた箱の元へワープする事が可能な呪文。主に敵が使ってくる。
恐怖の注入
魂も凍るような恐怖を相手に植え付け、強制的に0/1D6のSANチェックを行わせる。探索者が覚えてもあまり意味のない呪文ベスト10に入るだろう呪文。作者の探索者は一度の戦闘でコレを三回やられ、作者と探索者両方とも発狂した嫌な過去を持つ。絶許。
テキトーな神話生物講座
ショゴス
テケリ・リという奇妙な鳴き声で大きさを自由に変えられるスライムのような生物。古のものによって作られた奴隷代わりの生物。元々知性は低かったのだが自分の現在に不満を抱き反乱を起こした。古のものたちに多大な被害を与えはしたが自身らは封印されてしまったという過去を持つ。物理的なダメージを受けないが火に弱い。あと洗脳系に弱い。洗脳しても偶に反逆されるけど。出てきたらガソリンぶち撒けて燃やせばええねん!……持っていたら、ですがね。
SANチェック1D6/1D20
本来深きものどもは魔力で水を操るなんて出来ないんですが、ハイスクールD×D要素という事で勘弁してください。